困っちゃう!
2001年5月28日今日はテロップを入れる前の白完編集。業界人じゃ
ない方に説明しておくと、テレビ番組は放送時間が
決まっているわけで、その時間内ピッタリに長さを
整えて、更にどこにCMを入れるかとか時間配分が
結構重要なんです。まあ簡単に言えば、膨大な長さ
の収録テープからオイシイところだけをチョイスし
なおかつ面白い内容のものに組み立て、更に時間内
に収めるという自分の感性だけに頼るのみという
頭脳労働です。染之助・染太郎のお兄さん的役割と
でも言いましょうか。で、一日に30分番組を2本
編集しているので、当然本日も朝までコース確定で
過酷な肉体労働でもあるんですね〜。これは弟さん
的立場ですか。この白完編集で面白い番組になるか
どうかの7割は決まると言っては過言ではないので
傘の上でマスをコロコロ回しながら、MCまでやる程、かなり気を遣います。
朝一番でお気に入りのミキサーさんに逢えたので、
テンションはいい感じ。今日の作業を共にする編集
マンのことを先々週のテロップ入れの作業後に飲み
に行って記憶を失くした時に「SEX強そう」と下ネタ
の餌食にしてた人なので、その話が耳に入ってたら
イヤだな〜と思っていた。でも彼は無口な人なので
8ヶ月間隔週で二人きりで朝までコースを何度も
迎えているのに、たぶんプライベートな会話をした
ことは20回以下だと思う。いつも作業の指示か
確認の話以外してない。一緒に食事を摂ってても
「いただきます」「ごちそうさま」以外会話しない
時が多い。はっきり言って、あんまり興味がない。
いちおう気を遣って、打ち解けようとした時もあっ
たけど、私の場を和ます軽いギャグにも反応しない
人なので、放っておくことにした。だから逆に作業
に集中出来ていいんですわ。そんな人を下ネタの
肴にするなんて、私の精神分裂症状は如何なもの?
作業途中で、編集マンから収録テープの音声がおか
しいと指摘され、気を付けて聞いてみると、司会に
着けたピンマイクの音が途切れ途切れになっている
のだ。即、ADさんに電話して技術会社に確認を
促すと、昨日の収録のカメラマンと音声さんが編集
スタジオにすっ飛んで来て、テープの確認をしたい
という。プレビューすると、険しい顔になる両人。
至急、原因を追求し連絡をくれるということで、
オンエアに影響はないかと聞くので「たぶんMAの
ミキサーさんの手は煩わせるでしょう」と答えた。
ガンマイクの音が幸いにも生きていたので、何とか
なるでしょう、というか私のお気に入りのミキサー
さんの腕なら何とかしてくれそうな気はしてる。
この技術会社のデスクの女性が、かなりのやり手と
いうか、金に厳しいというか、対応がキツイという
評判のある人で、局のPが決めた会社で、私が契約
している東京の大本の会社が収録費を払ってる関係
で聞いても、かなりの強気な人らしい。私は実際
逢った事も話した事もないのに、いきなり携帯に
電話が掛かってきて今回の不始末の事を平謝りして
いる。逢って事情を説明したいので、明日はどうか
という話で「局のPを通さず話は出来ないと思うの
で、Pが出社する水曜日にしましょう!ただ私は
編集なので、行けないかも知れませんが…」と事を
大きくする方向にしてみた。やっぱり強気な会社
でも不始末を犯したら一発で立場逆転だもんね。
デスクの女性の腕の見せ所でしょう…ふっふっふっ
編集中に東京の大本の制作会社のAPさんからも
電話が来た。先週行ったギャラ交渉の件で、先方は
「どうしても福岡在住でいて欲しい」との強い要望
でギャラは言い値になる勢い。ただ私もオトナだし
それにガッツクのもどうかと思ったので「最低でも
7〜10万、今のギャラに上乗せしてくれなければ
考えます。あとは、そちらの予算次第でお任せしま
すけど、気持ち良く仕事させて下さいね」と念押し
しておいた。完全に強請りだ。さて、どう出るか?
結局、明朝6時に作業終了。徹夜はお肌にひびくわ
困っちゃう!さぁ、寝よう…泥のようにね。
ない方に説明しておくと、テレビ番組は放送時間が
決まっているわけで、その時間内ピッタリに長さを
整えて、更にどこにCMを入れるかとか時間配分が
結構重要なんです。まあ簡単に言えば、膨大な長さ
の収録テープからオイシイところだけをチョイスし
なおかつ面白い内容のものに組み立て、更に時間内
に収めるという自分の感性だけに頼るのみという
頭脳労働です。染之助・染太郎のお兄さん的役割と
でも言いましょうか。で、一日に30分番組を2本
編集しているので、当然本日も朝までコース確定で
過酷な肉体労働でもあるんですね〜。これは弟さん
的立場ですか。この白完編集で面白い番組になるか
どうかの7割は決まると言っては過言ではないので
傘の上でマスをコロコロ回しながら、MCまでやる程、かなり気を遣います。
朝一番でお気に入りのミキサーさんに逢えたので、
テンションはいい感じ。今日の作業を共にする編集
マンのことを先々週のテロップ入れの作業後に飲み
に行って記憶を失くした時に「SEX強そう」と下ネタ
の餌食にしてた人なので、その話が耳に入ってたら
イヤだな〜と思っていた。でも彼は無口な人なので
8ヶ月間隔週で二人きりで朝までコースを何度も
迎えているのに、たぶんプライベートな会話をした
ことは20回以下だと思う。いつも作業の指示か
確認の話以外してない。一緒に食事を摂ってても
「いただきます」「ごちそうさま」以外会話しない
時が多い。はっきり言って、あんまり興味がない。
いちおう気を遣って、打ち解けようとした時もあっ
たけど、私の場を和ます軽いギャグにも反応しない
人なので、放っておくことにした。だから逆に作業
に集中出来ていいんですわ。そんな人を下ネタの
肴にするなんて、私の精神分裂症状は如何なもの?
作業途中で、編集マンから収録テープの音声がおか
しいと指摘され、気を付けて聞いてみると、司会に
着けたピンマイクの音が途切れ途切れになっている
のだ。即、ADさんに電話して技術会社に確認を
促すと、昨日の収録のカメラマンと音声さんが編集
スタジオにすっ飛んで来て、テープの確認をしたい
という。プレビューすると、険しい顔になる両人。
至急、原因を追求し連絡をくれるということで、
オンエアに影響はないかと聞くので「たぶんMAの
ミキサーさんの手は煩わせるでしょう」と答えた。
ガンマイクの音が幸いにも生きていたので、何とか
なるでしょう、というか私のお気に入りのミキサー
さんの腕なら何とかしてくれそうな気はしてる。
この技術会社のデスクの女性が、かなりのやり手と
いうか、金に厳しいというか、対応がキツイという
評判のある人で、局のPが決めた会社で、私が契約
している東京の大本の会社が収録費を払ってる関係
で聞いても、かなりの強気な人らしい。私は実際
逢った事も話した事もないのに、いきなり携帯に
電話が掛かってきて今回の不始末の事を平謝りして
いる。逢って事情を説明したいので、明日はどうか
という話で「局のPを通さず話は出来ないと思うの
で、Pが出社する水曜日にしましょう!ただ私は
編集なので、行けないかも知れませんが…」と事を
大きくする方向にしてみた。やっぱり強気な会社
でも不始末を犯したら一発で立場逆転だもんね。
デスクの女性の腕の見せ所でしょう…ふっふっふっ
編集中に東京の大本の制作会社のAPさんからも
電話が来た。先週行ったギャラ交渉の件で、先方は
「どうしても福岡在住でいて欲しい」との強い要望
でギャラは言い値になる勢い。ただ私もオトナだし
それにガッツクのもどうかと思ったので「最低でも
7〜10万、今のギャラに上乗せしてくれなければ
考えます。あとは、そちらの予算次第でお任せしま
すけど、気持ち良く仕事させて下さいね」と念押し
しておいた。完全に強請りだ。さて、どう出るか?
結局、明朝6時に作業終了。徹夜はお肌にひびくわ
困っちゃう!さぁ、寝よう…泥のようにね。
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