劇団SET 斬新活喜歌劇『恋の骨折り損』@紀伊國屋サザンシアター。
2月を振り返るシリーズのラストとなるのは26日と28日に新宿
の紀伊國屋サザンシアターで劇団スーパー・エキセントリック
・シアターさんの『恋の骨折り損』を観に行った事です。
東山義久さんが客演されるとので何も予備知識もないまま観に
行ったわけですが、D☆Dのバレンタインショーの楽日である
14日から10日後に初日を迎える舞台とあって出番はそんなに
多くないのでは?と思ってた自分を後悔しました。
他にも客演の方はいらっしゃるんだけど、ほぼ主役じゃない!?

台詞も膨大だし、歌劇なので歌唱シーンもあって、大勢で踊るシーンもソロで
踊るシーンもたっぷりあって、更にタップも!
HIDEBOHさんの振付だからステッキを使ったストンプみたいな要素も入ってて
複雑な構成で盛り沢山でした。
バレンタインショーと並行してて稽古の時間も充分に取れなかったと想像出来る
中で立派に主役を務めていた東山さんはゴイスです。どんだけの集中力なんで
しょうね。

笑えるシーンも多くて楽しめたけど、恋愛モノなので東山さんが女優さんと絡ん
でるシーンはやっぱり素直には観れなかったかな…元ヅカの女優さん達と絡むの
とは違って生々しさが出ちゃってる感じがしたかも。
まあSETの公演にD☆Dの利さんなんかが客演したご縁での客寄せパンダ的な出演
としては強行軍ではあったけど成功だったのではないでしょうか!?

少しお休みが取れるとの事だったんで心と身体をメンテナンスして頂いて、また
新しい世界を魅せて欲しいです。

それにしても『ALTAR BOYZ』で共演してた大山真志さんが巨大化しててビック
リしました。元々太りやすい体質って当時言ってたけど、事務所的に何も言わな
いのかな?
初見の時に後ろの席のお客さんが大山さんが出てくる度に「真志デカっ!」て言っ
てて若干集中を欠いたんですけどね。東山さんもアドリブでイジって笑いを取っ
てたし、期待の若手みたいなんでカッコいい役者でいくか笑いの取れる役者で
いくのか岐路に立ってるんでしょうかね…次に大山さんに出逢える日が楽しみ
だったりして。


2月を振り返るシリーズで9日と11日と14日はD☆Dのバレンタインショーを観に
博品館劇場に行きました。
9日はF.C.貸切公演で当選したんだけど楽日である14日が落選で、各種先行でも
一般でも獲れなくて諦めてアフタートークショーがある11日を購入しました。
しかしながらバレンタインショーなのに14日の公演が観られないのは納得いか
なくて何となくチケ譲渡サイトをチェックしていたら楽日のチケを譲渡してくれ
る方が居て、コンタクトを取って譲渡して頂くことが出来ました。

それでもほとんど同じような列からの観劇だったのでテンションは上がらなった
はずなのに、観終わった時には納得だったのが不思議ね。
1幕は個々のメンバーがそれぞれのコンセプトでダンスで表現してたり、合間に
TAKAくんや類くんが歌唱で世界観を広げたりと完全に引き込まれていました。

休憩を挟んでの2幕はバンドが入ってのライブ形式で単純に楽しくて、お決まり
のお笑いコーナーもグダグダな戦隊ヒーロー設定が逆に面白くて不覚にも爆笑
してしまいました。新吾センセイが自由過ぎました!
博品館劇場はD☆Dにとっての聖地だから自然とハードルが下がっちゃうのかも
知れませんね…銀河劇場ではない光景ですもの。

ホントに盛り沢山で楽しい公演でございました。来年のバレンタインショーは
ハズレないといいんだけどね。




ナイロン100℃ 43rd SESSION『消失』@本多劇場。
本日が誕生日の私は毎年出来る限り自分の好きなアイテムの
公演を入れるということをしてきたんだけど、昨年は何も
なくて自宅で過ごしたら母親と軽いいざこざがあってテン
ション下がりまくりの1日でした。

今年はナイロン100℃の公演があったので即決で申し込んで
3列目のセンターという良席で三宅弘城さんというご褒美を
頂いて参りました。『消失』は初演が11年前の紀伊國屋
ホールで、今回が再演です。もちろん初演を観てますので
ホントはクリスマスの日のお話だから25日も観たかったんだけど昨今の私を取り
巻くエンタメ状況を考えたら内容が分かっている作品を2回観る余裕はなかった
ので本日のみの参戦となりました。

初演と同じキャストということで開演して程なくして記憶が蘇ってきて、お話の
中の実年齢が若干上がっている台詞に気付いたり、三宅さんが金髪のもぐりの
医者役で初めて金髪姿を観て萌え~と思ったことなどが思い出されて楽しくなっ
ていきました。まあストーリーとしては良い人しか出てこないのにオチとして
破滅に向かっていくギャップが恐ろしい作品ではあるのですが。

三宅さんの役が‘ドーネン’という名前で、劇中で‘デーモン’と呼び間違えられる
シーンはツボですね。ただいま絶賛悪魔活動中なので敏感なもんで。

休憩時間にパンフを買いに行くと初演の時のパンフも限定発売されていて、持っ
てるから今回のパンフだけ買って2部に突入。

2部は破滅に向かうだけだから分かっていても胸がキュンと締め付けられたけど
観終わった後は爽快感があったので、やっぱり良い作品だと思いました。

帰宅して11年前のパンフを見返したら11年前の12月8日のチケットが挟まってて
苦笑しました。11年経っても何も変わらない誕生日にビックリです。とりあえず
来年の誕生日に何か変わっていたいと実感しましたけどね。

『DANCE SYMPHONY』~最終楽章~THE DANCERS@東京芸術劇場プレイハウス。
今回で4シリーズ目にして最終回となる『DANCE SYMPHONY』
を観に昨日と今日と池袋に行って来ました。
『DANCE SYMPHONY』は様々なジャンルの男性ダンサー達が
ダンスだけでひとつのストーリーを表現していくシリーズで、
毎回大感動する作品なのです。今回は唯一の女性・水夏希さん
が出演されて今までとは一味違って奥行きが広がってました。

新吾センセイの演出なのでキーポイントで登場してくるんだけど、結構出番が
多くてオイシイ感じでした。
東山さんはコンスタントに出て来るので個人的には楽しかったけど、御本人的
には相当大変な御様子でした。いきなり半裸姿でメインの曲を踊って下さったの
ですが、それはそれは美しくて脱帽でした。エロ目線で妄想しまくりましたよ。
その他にも胸元がガッツリ開いた赤のシャツで全員と踊るシーンとかセクシーな
シーンもあってウットリの連続でした。やっぱり踊っている東山さんは一番素敵
でございますな。

東山さん以外にもD☆D公演のゲスト出演や『DANCE SYMPHONY』で知った
ダンサーさん、例えば‘かざみん’こと長澤風海くんや個人的に道端アンジェリカ
さん似だな~と思っている田極翼さん、これから事務所にプッシュされるんだろ
うなと感じる三浦宏規くん、実は宝ジェンヌの奥様がいらっしゃる千田真司さん
に固定ファンがいらっしゃるであろう桜木涼介さんと森川次朗さん、性格の良さ
が立ち居振る舞いに出ちゃってる東文昭さん等、思わず目を奪われてしまうダン
サーさんばかりなので退屈する暇が全くなくて集中して観ることが出来ました。
ステージの上で色々な人が色々な動きをしているので2回観ましたが全てを把握
出来ている感じはしなかったからDVDになるのが楽しみです。

本来なら楽日まで観たかったんだけど、そうもいかないので昨日の終演後のアフ
タートークショーの裏話に爆笑し、本日の公演を裏話を踏まえて観ることが出来
て良かったとしたいと思います。11月1日の東京公演千秋楽を経て、2日の大阪
公演まで怪我なく無事に終演を迎えられることを祈っております。

帰りの愛車の中で岡村ちゃんの曲の予習を始めました。次のアイテムが待ってる
ので頑張りますわ。
SUPER“D-☆”CRUISING SHOW 2015 SPECIAL  DIAMOND☆DOGS DANCE OPERA『マスカレード~Final』@銀河劇場。
昨日と今日とD☆Dの『マスカレード』の再々演を銀河劇場で観て
来ました。いつもなら楽日も観るんだけど土曜日から広島に行く
ので今回は平日2日だけの参戦だったから個人的に盛り上がりに
欠けてたけど、後になって参戦する2日共にアフタートークショー
が開催されることが発表になって俄然やる気になっていました。

再々演と言ってもゲストダンサーが入ったり、元ヅカの水夏希
さんが出演されたりしてたので話の筋は同じでも追加された場面や展開があって
新作を観てる気分になりました。

東山さんはポーシャという女性を演じてるんだけど、今回は水さんも現在の
ポーシャという立ち位置の同じ役を演じていて、どことなく顔立ちが似てるから
か2人のポーシャという演出が効いてて面白かったです。ダンスも迫力があって
男性ダンサーに引けを取らない水さんの感じがゴイスでした。

毎回、東山さん演じるポーシャが男達の誘いを断った後に上半身裸で踊るシーン
が大好物で、今回もそのシーンがあって「キターっ!」と心の中で叫んでいました
ね。ポーシャは女性なのに裸になっちゃうし、踊っちゃうってどういうこと!?
なんて奔放なのかしら…と思ったらゾクゾクするし、東山さんの目線がドS感で
一杯でホントに良かったです。

他のメンバーも妖艶な感じを自然と表現出来るようになって成長を感じたし、
ゲストダンサーとの絡みも楽しかったな。個人的にお気にの‘かざみん’こと長澤
風海くんも相変わらずのキレッキレの動きで魅せてくれました。やっぱり、かざ
みんの高速回転ワザがツボですわ。

後半は歌やダンスのショータイムという2部構成なんだけど、単純にライブを
観てる感じで楽しかったです。昨日は新吾センセイがOPで羽を2本持っていて、
出演者全員が羽を1本を持っていたのに小寺さんが手ぶらだったのに違和感を
抱いてたんだけど、今日は小寺さんが羽を手にしていて昨日が新吾センセイが
間違って小寺さんの羽も持って行っちゃってたことが判明してニヤニヤしてまし
た。だから複数回観ないといけないのよね~。

とは言え、今日が最後の観劇になるのでDVDの予約も済ませて会場を後にしまし
た。アフタートークショーも2日間でレアな話が聞けて得した気分になれたので
楽日まで参戦出来ない現状に納得しつつ、明日からの遠征に向けて旅支度をしよ
うと思います。東京楽日&大阪まで怪我なく無事に公演が終了することを願う
ばかりです。


『CLUB SEVEN 10th stage!』@シアタークリエ。
久々に東山義久さんが出演される『CLUB SEVEN』の東京楽日
を観にシアタークリエに行って来ました。とても楽しみにして
いた公演だったのに初見の予定だった9日の夜に部屋のカレン
ダーにふと目をやると『CLUB SEVEN』の文字が…そうです、
行くのを忘れてたのです。やっちまった~!

アフタートークショーが15日の昼公演の後にあって買い直そう
と思ったんだけど、どうしても外せない仕事があって断念するしかなくて、後は
本日の楽日のチケットしか持ってないから1回しか観れないのは忍びないので
13日のチケットをディスカウントしていた方に連絡を取って譲って頂いたので
何とか2回観ることが出来るようになりました。

13日の初見の時は1幕のコントのオチがあまりにもユルユルで「こんなにクオリ
ティが低かったっけ!?」と軽く引いてしまったり、2幕のショートミュージカルの
世界観があまりにもファンタジー過ぎて「なんて演出の玉野さんはロマンティッ
クな人なんだろう!?」と薄汚いハートの私としては受入れ難いモノがあったけど
ダンスと歌唱部分がそれをカバーしてくれていました。

で、本日の東京楽日は最初からお祭り気分というかアドリブ満載で単純に面白
かったです。気になっていたアラも気にならなかったです。とにかく東山さんが
出ずっぱりなので麗しかったり、艶っぽかったり、面白かったり、可愛かったり
と色々な表情を見せてくれるので飽きずにドンドン引き込まれていきました。
ホントに懐の深さを感じましたよ。

46分間ノンストップの50音順ヒットメドレーは圧巻でした。それなのに出演して
ない吉野圭吾さんのVTRが脳裏に残ってるっていうのが不思議ね…インパクト
あり過ぎっ!

アンコール後にキャストの御挨拶がありました。この後、福岡と大阪と名古屋
公演に向かわれる意気込みを語る皆さんが東京公演で手応えを感じている自信が
伝わってきて誇らしく思えました。地方公演も楽しんで来て欲しいです。

大満足で会場を後にし、強い雨風に遭いながら一昨日から車検に出していた愛車
を受け取りにディーラーさんに立ち寄ると大きな修理や部品交換もなく無事に
車検が通ったとのこと。ホッ…。

いい気分で帰宅。『CLUB SEVEN』は新しいシリーズがスタートするらしいけど
東山さんが出るなら絶対に観たい作品なので是非呼んで欲しいと思いました…
って観に行くの忘れちゃうウッカリさんでゴメンナサイ。

時速246億「春の桜まつり2015」~『時速寄席』@新宿村LIVE。
あさりどの川本成さんが主宰するユニット・時速246億が
4月9日~12日まで新宿村LIVEで様々な豪華キャストを
迎えて 即興や演芸、歌にトーク、大喜利やその日だけの
スペシャル企画を行うフェスをやっていて、本日の昼公演
の『時速寄席』というのに愛しのキ○ガイ役者・清水宏さん
が出演されるので行って来ました。

新宿村LIVEは初めて訪れるハコで全く土地勘がなかった
のですが、何となくの記憶で無事に辿り着けました。思いの外、早く到着して
しまったので愛車を近くの駐車場に停めて近くのビルの中のトイレを借りたり、
コンビニでお茶と甘いモノを購入してイートインコーナーで食べたりして時間を
潰して会場入りしました。

地下までの階段が若干鬱陶しかったけど、キレイで広さ的にも手頃な感じで良い
空間でした。清水さんが時速246億の作品に客演された時に感じた根強い‘時速
246億ファン’の雰囲気が充満していて何となく気持ちが萎えましたが、それだけ
成さんが頑張ってるんだよな~と思ったら納得出来ました。まあフェスをやる位
だから十分頑張ってるんだけどね。

いざ開演。成さんの登場と同時にフライングして清水さんが登場して注意される
というハプニングもありつつ、成さんの御挨拶に続いてキャストが呼び込まれて
再び清水さんが登場されました。既にやる気満々なのが伝わってきましたが軽く
スベってたのに苦笑しました。他のキャストさん曰く、楽屋に居る時から絶好調
だったそうで面倒臭い感じに仕上がらなければいいなあと思っていました。

寄席ということで演者さんが次々と舞台を務められるのですが、一発目が清水
さんでドキドキでした。いつものオレンジのジャージ姿で客イジリを始めて、
清水さんがオバマ大統領だとしたら熱狂して客が迎えるはずだということで
後方通路から登場する清水さんに対してスタンディングオベーションをすると
いうシフトを敷いて一笑いを獲って、更にお客さんの男性と女性をオバマと夫人
で清水さんがSPという設定で客全員を総立ちにさせるという戦略には撃沈しま
した。客席にドカドカ入ってくるんだけど至近距離で久々に清水さんを観れた
のはドキっとしたかも!?

成さんと大堀こういちさんのコント55号の戯曲の再現は楽しかったな。記憶に
あったコントだったから、欽ちゃんより二郎さんがキビキビ動いていたので成立
してたのがコント55号なんだなって実感しました。

小林ゆうさんのエキセントリックな落語も面白かったし、師岡立身さんの丁寧な
設定のコントも面白かったし、小林顕作さんの音楽ネタも笑ったわ。とても濃ゆ
い体験でした。

最後の大喜利がハチャメチャだったのに苦笑したけど、チケットが最後まで完売
しない上に空席が沢山あったけど、このカオスを観れなかったのは残念だと思っ
たな。ホントにチケを獲っておいて良かったです。

楽日まで楽しい舞台になるといいですな。
パルコ・プロデュース[歌謡ファンク喜劇]『いやおうなしに』@パルコ劇場。
2日が初見で本日が2度目の『いやおうなしに』でございます。
2日は最前列だったのでテンションが上がっていたのですが、
開演してから徐々に嬉々とした気持ちが削がれていくのが
分かりました。

面影ラッキーホール(O.L.H.)さんの曲の世界観からストー
リーが構成されていたのですが、正直O.L.H.さんの名前は
知ってたけど曲は聴いたことがなかったので、描かれている内容のグロさに改め
てビックリしちゃって軽く引いちゃったんですね。

「好きな男の名前腕にコンパスの針でかいた」とか「パチンコやってる間に産ま
れて間もない娘を車の中で死なせた」とか「ひとり暮らしのホステスが初めて
新聞をとった」とか「あんなに反対してたお義父さんにビールをつがれて」とか
生々しい歌詞の連続。でも曲がめちゃくちゃカッコいいんだよなあ。1幕こそ
引いてしまい「この作品は無理かも…!?」と思ってたけど、エンディングに進む
につれてドンドン面白くなってきて完全に引き込まれていきました。

やっぱり古田新太さんはいいね!歌ったり踊ったりしてる姿に華がある。
キョンキョンもやさぐれ具合と歌唱が素晴らしかった。
高畑充希ちゃんも今まで言ったことがないであろう台詞に体当たりで頑張ってた
し、可愛かった。
久々に生で観た田口トモロヲさんはオトナの色香が増してカッコ良かったです。
高田聖子さんは抜群の安定感でしたね。

高田さんのヒモの役が三宅弘城さんで、元ボクサーでDVしちゃうダメ男なんだけ
ど実は裏で大きな哀しみを抱えているという人物で、暴力的なところと哀愁を
漂わせるところをバランス良く演じていて実に良かったです。ただ三宅さんって
あんまり色恋沙汰に関する役のイメージがないんだけど、今回は高田さんとキス
シーンやHシーンがあって初見の時は心の中で「マジか…マジか…」とワナワナ
してたけど今日は冷静に観られたかな。やっぱり河原雅彦氏はドSな演出家だと
思いました。高田さんと三宅さんは仲良しだからね、敢えてキスシーンとかやら
せちゃうんだ。

休憩時間にはO.L.H.の曲が会場に流れていて、歌詞の内容はドイヒーだけど曲が
カッコ良くてVo.の声が耳障りが良くてホントに楽しめました。もっと早く知っ
ていたらハマってたかも知れませんね。
スタッフ側にも出演者側にもO.L.H.が大好きな人達が居て、この作品の上演に
繋がったという主旨のことがパンフに書いてあって、同じ気持ちで観れたらさぞ
かし楽しかっただろうなと思いました。
聖飢魔Ⅱの楽曲の世界観でひとつの演劇作品が出来たら絶対楽しいと思うしね。
そんな日が来たらいいなあ。

カーテンコールで三宅さんのピースサインも観れて終演となりました。是非DVD
化して欲しいですね。いや~面白かったっす。気付けば♪必ず~同じところで~
と鼻歌を歌ってたりする自分が居ます。しばらくはO.L.H.漬けかもね!?
10日が初見で12・13日、そして本日の楽日と4回観劇して参りました。
毎回VALENTINE SHOWはあるテーマに基づいて展開されるんだけど、今回は
数字がテーマということであまりに抽象的過ぎて初見の時は内容を深く理解する
ことが出来ませんでした。10日は終演後にアフタートークショーがあって、それ
ぞれの数字に込められたメッセ-ジを説明してくれて「なるほど…」と感心して
モヤモヤ感が払拭されたのが有難かったですけどね。

それを踏まえての12日だったし有難いことに最前列だったので、見落としに気付
いたり単純にキャストが近いからテンション上がりまくりでした。晧平くんの
パートで流れるピアノの曲をTAKAくんが弾いていると話を聞いて、改めて曲に
注目しながら観てみると実にダンスと音楽がマッチしていて、物凄く世界観が
広がった気がしました。やっぱりバックボーンって大事ね。
12日はF.C.貸切公演だったので終演後にトークやプレゼント大会に歌の披露も
あって、お得でございました。

13日は「アフタートークショーがあるかも!?」と思って購入してたんだけど完全
に空振りで何もなかったけど、回を重ねることで内容を深く理解出来てきて観て
良かったと思いました。東山さんが出ていないシーンで、新吾センセイ&泰右
くんのホラーチックなパートとか小寺さんのコミカルなタップとか楽しいと思え
る場面が沢山あったのでホントに楽しかったです。もちろん東山さんのパートは
それ以上なんですけどね。

類くんとのギャンブルをテーマのパートで東山さんの歌唱シーンがあって、その
合間にキレキレのダンスを見せてくれる盛り沢山的な感じも溜まりませんでした
よね。コインを投げて手の甲に乗せるシーンがあって、初見の時に照明が目に
入ってコインを落としてしまって笑いを誘っていて、それからは投げる前に笑う
こと前提にボソっという一言が秀逸でした。やっぱり関西人だから笑いには貪欲
なんだろうな。

で、本日の楽日でございます。やっと何の不安もなく観られるようになったのに
今日が最後かと思うと寂しいものです。まあDVDの申込みをしたから到着したら
復習すればいいっか。
流石の楽日なんでアドリブ満載で超面白かったです。お約束のタライ芸も爆笑で
ございました。終演後の御挨拶でメンバーの達成感を共有出来たのは嬉しかった
かな。TAKAくんが音楽監督を務めているんだけど手応えを感じてるのが伝わっ
てきて微笑ましく思いました。やっぱりD☆Dに加入すべき人材だったってことを
本人が自覚してくれたのが凄く嬉しいなあ。

なんだかんだ作品を重ねていくうちにD☆Dの形が出来ていくのを観られるのが
楽しいです。個々の活動も増えてきているから、D☆Dとして活動する時に持ち
帰ってくるモノが多ければ多いほど更にパワーアップしてくれると思うので、
今後も見逃せないって思いましたとさ。ここ数日のステキな時間を有難う~!
シアターコクーン・オンレパートリー2014+大人計画『キレイ-神様と待ち合わせした女-』@シアターコクーン。
今日は渋谷に『キレイ』の再々演を観に行きました。
チケ獲りの時から何故かチグハグしていて、今日のチケを獲ろうとして
たのに先行予約で誤って25日と入力して2列目のチケが来てD☆Dの
ディナーショーがあるから絶対に行けないから売りに出して、抑えで
10日のチケを獲ったんだけど当日家中の何処を探してもチケが見付ら
なくて行くのを諦めたのでした。数日後に普段使ってないバッグの
中からチケが見付って愕然としたものでした。どうやら当日その
バッグを持って行こうと思って、前日の酔っ払ってた時にわざわざ別にしてた
のをすっかり忘れてたんですね…あ~バカバカ。

で、劇場予約で獲った本日のチケでやっと観に行けたのですが渋滞にハマって
開演から約5分後に座席に着くという失態。通路側の席だったのが幸いしたけど
今演目は全体的にツキがない感じで一杯でしたね。

初演からずっと観ているのでストーリー的には頭の5分を欠けても内容はすぐに
入ってきて楽しめました。片桐はいりさんが演じてた役を皆川猿時さんが演じて
たりしてたから性別を超えたところでもう面白かったしね。阿部サダヲさんが
今まで演じていたハリコナ役は小池徹平くんで、阿部さんは古田新太さんや橋本
じゅんさんが演じていたダイズ丸役だったんだけど、主役のケガレ役が多部未華
子ちゃんだから阿部さんだと厳しい感じがしたので徹平くんで正解でした。純朴
なおバカさんの可愛さを良く表現してましたね。

阿部さんしか観てなかったからダイズ丸が前半部分でアンサンブル的な感じで
出演していることに気付かなかったことは目からウロコでした。アンサンブルの
中に確実に阿部さんの存在感に気付いてガン見してましたからね。古田さんと
じゅんに気付けずに申し訳ないっす。

クドカンが演じた役を田辺誠一さんで、篠井英介さん・岡本健一さんが演じた役
を尾美としのりさんだったんだけど尾美さんと田辺さんは逆だったら良かったな
と思いました。徹平くんの大人Ver.って田辺さんな感じがしないかな。

後半に従って全くストーリーを忘れていた場面があったりしたけど、オチは納得
出来たので観れて良かったです。改めて過去DVDを購入しようかなと思ったり
してます。

カーテンコールでの演者さんの対応も優しくて良かったです。再々演を出来る
作品というのは何度観ても楽しめる作品だってことだから、何だかんだあっても
楽しいのが何よりだなと実感しました。果たして再々々演はあるのでしょうか⁉
その時は万全な状態でチケ獲りから臨みたいと思います。
『ALTAR BOYZ CHRISTMAS SPECIAL』@AiiA Theater Tokyo。
『ALATR BOYZ』のLEGENDチーム&REDチームの合同公演に
行って来ました。全4公演中3公演参戦、3日連チャンで渋谷参り
でございました。ホントは19日の初日と本日の大千秋楽だけ
行く予定だったんだけど、昨日の公演の後にキャストと客席の
写真撮影会があることになって19日のチケットを20日のチケット
とどなたかと交換してもらうつもりでした。しかし19日は最前
のチケットがF.C.から届いて全く手放す気にならず、結局20日
を買い増ししてしまったのでした。

合同公演というので、どういう感じになるのか予想出来なかったんだけど、蓋を
開けてみればLEGENDチームがほぼ流れを作って、合間合間にREDチームが登場
して一緒に歌い踊ったり、個々のキャストの見せ場の時に両チームのキャストが
一緒に演じたりして『ALTAR~』を観たことがない人には全く理解出来ないで
あろうと思われ、客席にはALTAR GIRLZしか居ないという前提で構成されて
いました。実際にこれが『ALTAR~』初見という客はほぼ居ないと思われました
けどね。

初日の時は最前という緊張感もあって、舞台上に人が多いことに中々慣れなくて
流れを把握し辛かったんで結果的に3回観て良かったです。ただ東山さんと一馬
くんが一緒の舞台に立っているのは個人的にはとても楽しいことなんだけど、
やっぱり気付けば東山さんの方を目で追ってる自分が居ました。観て来た時間が
長い分、どうしても目を奪われてしまいますよね。だからREDチームしか出て
ない場面では一馬くんをガン見してました。REDチームだけのシーンがもう少し
多いと有難かったかも!?日を追う毎に客席内を広く練り歩いてタッチしたり触れ
合ってた姿に成長を感じましたし。残念ながら初日の時はセンターブロックしか
最前の客とタッチしてくれなかったから、昨日と今日と羨ましく思っていた私
でした。

両チームで踊るシーンでは同じ曲でも振付が違うから比較対象が出来て面白かっ
たな。REDチームはハツラツとした感じで、LEGENDチームは優雅さと技巧的な
感じがした。LEGENDチームはダンスに関しては経験豊富な人達ばかりだから、
逆にダンスと歌と演技のスキルを要求される『ALTAR~』で鍛えられたような
ものなんでしょうね。激しく歌って踊った後に流れるように台詞を言う感じとか
ホントにゴイスと思いますよ、年齢的に厳しいはずなのに。

そんなLEGENDチームへ本日の大千秋楽では遊びが沢山盛り込まれていて爆笑の
連続でした。天井から携帯電話が吊り下がってくる演出で、東山さんのだけ手が
届かない位置で止まって困惑するのに爆笑。すかさずフアン役の植木豪さんが
自分の携帯を東山さんに渡すと程なくして客席から私物のガラケーが差し出され
豪さんが受け取り歌唱を続行して爆笑。そのガラケーの待ち受け画像に興味を
持ってガン見する豪さんに爆笑。演出の中でチョコパイを客席に投げる時に豪
さんがガラケーを貸してくれた客に渡してたのにも爆笑。

更に懺悔コーナーでREDチームのアブラハム役の山下翔央くんが同じアブラハム
役の良知くんの歌唱力の凄過ぎることや東山さんの楽屋での口笛がうるさいとか
ぶっちゃけたのにも爆笑しました。やっぱり出番を考えたら不満が噴出するのも
仕方ないよね。

とにもかくにも大盛り上がりの中、本編が終了。アンコールになりメドレーも
アドリブ三昧で大笑いして終演となりました。最後の御挨拶で2年後の公演を
匂わせていたのに期待しつつ会場を後にしました。

折角、東山さんと一馬くんの接点が出来たので今後一緒に活動出来ることを願っ
て応援していきたいと思っています。


『ALTAR BOYZ~新生RED&LEGEND』@新宿FACE。
『ALTAR BOYZ~新生RED&LEGEND』@新宿FACE。
初演の時から観ている『ALTAR BOYZ』ですが、東山義久さん
が出演しているREDチームの他、再々演の時にキャスト違いの
ORANGEチームとGREENチームが出来たけど他のチームを観る
ならREDチームをより多く観たいと思ってREDチーム以外観た
ことがありませんでした。

で、今回『ALTAR BOYZ』の公演が発表になった時、新生RED
チームとして最近お気に入りの川原一馬くんが出演することに
なって俄然観に行く気満々だったんだけど、後日LEGENDチーム
として東山さんが出演することになって、やっぱり東山さんが
観たくなって新生REDチームは11月25日と千秋楽の11月30日のみ
観て来ました。

他のキャストでの『ALTAR~』を観たことがなかったので新鮮
でしたね。一生懸命さが伝わってきて「若いっていいな…」と
しみじみ思ってしまいました。一馬くんもホントに頑張っていて超カッコ良かっ
たです。一馬くん演じるルークという役は初演の時に田中ロウマさんが演じて
いてイメージがロウマさんで出来てたので再演の時の小林遼介さんに若干違和感
を持ったけど、何回も観ている内に小林さんでしっくりきたんだけど、一馬くん
のルークはロウマさんっぽくて納得だったな。筋肉バカっぽい感じがナイスで
ございました。

そしてLEGENDチームは11月26日と12月2日と本日の8日千秋楽を観ました。LE
GENDチームはルーク役がWキャストで小林さんとD☆Dの新吾センセイなんだけ
ど初見の時は新吾センセイの日で初めて新吾センセイのルークを観たので、これ
また新鮮でした。そして突然舞台上から一馬くんの名前が呼ばれてLEGENDの
舞台に一馬くんがサプライズで立ったのにビックリしました。新生REDチームが
観劇してたみたいで全然気付かなかったから、東山さんを観に来て一馬くんも
観れたことに大感激しましたよ。

2日もルーク役は新吾センセイでして、本日の楽日に小林ルークをやっと観る
ことが出来ました。やっぱり一度しっくりきてる分、安定感があって楽しめまし
た。

新生REDはきっちり段取りを踏んでたけどLEGENDは基本が出来てる分、いかに
アドリブで遊ぶかってことに軸足が向いてて何度も観てる者としては実に楽しい
んだけど、ただの悪ふざけに感じる人も居るかも知れないな~と思ったりもしま
した。『ALTAR~』はLIVE感が重要だからハプニング要素があった方が楽しめる
んでLEGENDはアリっちゃアリなんですけどね。

定番のALTARメドレーで大盛り上がりになり、カーテンコールで新吾センセイも
登場して全員で御挨拶&OP曲を披露して下さってお得感満載でした。個人的に
本日が誕生日なんで素晴らしいプレゼントになりましたよ。『ALTAR~』は何回
も観ているけど全く飽きることがない不思議な演目なので、東山さんが御挨拶の
中で「もう演じることはないかも知れない…」みたいなことを言ってたけど、
ずっとLEGENDとして演じて欲しいし、新生REDチームで一馬くんが成長して
いく姿を観ていきたいと思うので上演を続けて頂きたいかな。

今度はLEGENDとREDの合同公演が待っております。『ALTAR~』三昧の終止符
はどうなるんでしょうね!?実に楽しみです!
DIAMOND☆DOGS SHOW ACT『ファウスト・オデッセイア』博品館劇場。
10月30日のF.C.貸切公演が初見で、本日の千秋楽が2回目の
『ファウスト・オデッセイア』でございます。アフター
トークショーの日があったりして買い増ししようと思ったり
もしたけど、初見の時に内容が難解で個人的にあまり好きな
感じではなかったので結局2回になりました。

D☆D公演ではお馴染みの長澤風海さんと田極翼さんに元宝塚
の彩輝なおさんとバレエダンサーの若生加世子さんが客演で
出演されて『ファウスト』の世界観を歌やダンスや台詞で表現していくんだけど
『ファウスト』のあらすじを事前に調べてみても難解で全体を掴めないまま、
更に演出が加わった内容を観ても理解出来るわけがないのです。演じるD☆Dメン
バーでさえ手探りでお稽古をしてたみたいなので、よく頑張ってたと思います。

上手から下手に上がるスロープみたいなセットが組まれていて、そこで踊ったり
するのは迫力があったし、衣装もステキだったし、照明もキレイだったし、見所
は満載でしたけどね。かざみんのキレッキレのターンも凄かったし、田極くんの
安定感溢れるリフトは素晴らしかったです。

東山さんは最初の方こそ出て来ないんだけど、出て来てからはほとんど出ずっ
ぱりで「大変なんだろうな…」と心中を察しました。でもホントにひとつひとつ
の動きが美しくて見惚れちゃいましたよ。特に舘形比呂一さんが振付したシーン
はダンサーの筋肉の美しさを堪能出来る内容になっていて思わずウットリして
しまいました。個人的に内容は理解出来なかったけど、舘形さん振付の曲を舞う
東山さんを観れただけで納得しちゃいました。また観たいからDVDの予約もした
しね。

自分の知識の無さを反省する公演ではあったけど、それなりに楽しめた作品でし
た。やっぱり脚本・演出の荻田浩一先生の妙技なんでしょうね…ゴイスです。
無事に千秋楽を迎えられて良かった、良かった。DVDを楽しみにしています。
上妻宏光 デーモン閣下 山井綱雄 能舞音楽劇『義経記』@秋川キララホール。
閣下のF.C.でチケット発売があるとかないとかで曖昧なまま一般
発売されていて気付いてチケ獲りしようと動いたら後方の席しか
残ってなくて、時期的に閣下への忠誠心が下がっていたので参戦
を諦めていた本日の秋川での『義経記』でした。

しかし先月の閣下Tourで忠誠心が戻ったので何気にチケ獲りして
みたら上手の2列目が出ていて迷わず購入してました。なので三宅
さん→尚→閣下という幸せな3Daysが出来上がりました。軽い疲労感の中、愛車
で秋川に向かうと予想外に近いのにビックリしました。秋川渓谷?山の中?東京の
奥地?みたいな感覚だったので高速道路を使ったらウチから1時間強だったから
目からウロコでしたよね。

早めに着いてしまったので会場の駐車場に愛車を停めて近くの店や周辺を散策
してみました。京都展みたいなのをやってて一瞬購買欲をそそられたけど「何か
違う…」と思って冷静になれて良かったです。

適当に時間潰しをし会場入りすると私の席から上手の席は空席でビックリしまし
た…HP上では完売になってたんですけどね。

で、個人的には3回目の『義経記』でございます。上妻さんの朗読の精度が
上がっていたり、山井さんのアドリブの面白さにハマったりと発見がありまし
た。やっぱり秋川まで行った価値があった気がしましたね。

落としどころは結局一緒なのでハプニング感はなかったけど、照明やセットが
良かったです。そんなシンプルな感じでしたとさ。
ナイロン100℃ 42nd SESSION『社長吸血記』@本多劇場。
2日が初見で本日が2回目のナイロン100℃の『社長吸血記』で
ございます。2日は最前列ど真ん中の席だったので役者が近くて
緊張感がハンパなくて、ストーリーも複雑だったから2時間半が
あっという間に感じられました。本日は2列目なので若干引きで
観られて集中出来ました。

とある会社の屋上で全て展開される話で、現役の社員同士での
ストーリーと並行して、かつての社員が集められてのストーリーが絡んでいくん
だけど、それは仮死状態の社長の頭の中で繰り広げられているものという複雑な
構成なのです。現役の社員の時は三宅弘城さんが室長的な偉い立場で一見穏やか
そうなのに実は暴力的で殴る蹴るを繰り返す狂気の姿にドキドキしつつ、かつて
の社員の時はおかっぱ頭にメガネ姿が超萌え萌えでニヤニヤが止まりません
でした。やっぱりケラさんは三宅さんの引き出し方をよく分かっていらっしゃる!
私が三宅さんに惹かれたのは良い人そうなのに狂気が見えるところだったから、
どストライクな役でしたね。

三宅さんだけじゃなく、犬山さんと峯村さんと村岡さんとみのすけさんと大倉
さんの微妙にすれ違うナンセンス台詞の応酬はホントに面白かったです。思わず
「これこれ~!」とツボりました。やっぱりしっくりくるわあ、間の取り方とか
絶妙でした。2回目だから何気にボケる台詞がくることが分かって先笑いする
気持ち悪い客でスミマセン…。

笑える序奏から段々とホラーに向かう感じも巧妙で、三宅さんが自殺したとされ
る社員の奥さんの目を刺して血しぶきを受けた後に会社の屋上から飛び下りて、
実は道路に居た人がクッションになって生き延びたというのもゾッとしたし、
現役の会社員役の鈴木杏さんが針治療で社長を仮死状態にして会社の向かいの
マンションの住民の山内圭哉さんに助けてもらうというのも予想外でしたね。
大倉さんは杏さんのお兄さん役で、結果的に山内さんを刺殺するけど現場に
同じ会社に勤めるかもめんたるの岩崎さんのハンカチを残して岩崎さんが逮捕
されて刑事役のみのすけさんが裏で動いたので大倉さんは罰を受けずに済むとか
最後の方はブラック満載で割と大好物な方向だったからワクワクしました。

ホントに客演の杏さんも山内さんもかもめんたるのお二人も素晴らしくて、キス
シーンとか胸を揉むシーンとかケラさんの要求を受け入れて自然と演じていらっ
しゃいました。スローモーションの動きとかも危機迫るものがあって、杏さんと
山内さんは本業だから勿論だけど、かもめんたるのお二人の器用さが目立ってた
なと思いました。やっぱりコントってある意味演技に通じるものがあるのかも!?

セットのさびれた感じとか映像とか視覚的にも面白かったし、不思議な動きの
ダンスシーンも楽しめて盛り沢山でした。まあ初見の時は三宅さんしか観て
なかったので、2回目にして色んな動きの連動とかに気付けて良かったです。

大満足で終演。
これから地方公演に出るわけだけど、かなり好き嫌いが分かれる作品だと思い
ます。私は大好きだったので多くの人に受け入れられるといいなと思いながら
DVDを楽しみに待っています。

帰宅後、ナイロンのツイッターをチェックしたら今日オアシズの大久保さんが
会場にいらしたらしい。全然気付かなかったよ…。他の日だったけど愛しのキ○
ガイ役者の清水宏さんも最近お気に入りの川原一馬くんも今作を観たらしい。
あ~語り合いたい…そんな作品です。(←どんな作品⁉)

『清水宏のジャパニーズ・ドンキホーテ!!~イギリス・コメディ・チャレンジ報告ライブ!~』@CBGKシブゲキ!!。
愛しのキ○ガイ役者・清水宏さんの単独公演に行って来ました。
会場は昨日に引き続き渋谷のシブゲキ!!でございます。全く
内容が違う作品を2日連続同じ会場で観るという偶然に軽く
苦笑しましたけども。

有難いことに良席でございましてキャビンアテンダント姿
の清水さんが客席に登場されて、あまりの至近距離に直視
出来ませんでした。始めっからフルテンションなので一杯
引っ掛けてる位なら合わせられるんだけど何せ素面なもので
若干戸惑うんだよ。とは言え、飲んでたら恐ろしいことになってそうなので素面
でいいんですけどね。

毎年参加しているイギリス・エジンバラでのコメディフェスティバルで起こった
出来事を面白可笑しくリポートしてくれる内容で今年で4年目になるんだけど、
ハードルを上げ続けていることに感心してしまうんだな。今年は2種類のコメ
ディを演じるというのはツイッターで知ってて「また無謀なことしてるのか…」
と思ってたけど、案の定大変なことになってたのに軽く引きました。学習能力
ないのかよ!?

でもゴイスなのが荒くれ者のエジンバラの人を巻き込んで結果を残してしまう
ことなのです。独立運動の選挙をニュースで取り上げてたけどエジンバラの人の
気質を清水さんに教えてもらってたから共感が持てて内容を自分の中で消化出来
てたしね。素面の時はおとなしいのに酒が入ると狂ったようになる人達の中で
東洋人がたどたどしい英語でコメディを演じ切ること自体がゴイスなわけで、
1か月間で当然客が入らない時期があって凹むんだけど負のエネルギーがハンパ
ない方なので、そのエネルギーをプラスに変えて集客に繋げていくのです。

あと人との出会いの引きが強いのも感心してしまいます。サブウェイの店員との
攻防とかも笑ったわ。最後は仲良くなってしまうところが人柄を表してる感じ
がしたし、超人見知りの私としては「神」としか思えませんでした。

独り喋りで熱演した後で実際の映像を見せて笑いを誘うという手法で今回も
大笑いしましたが、若干自撮りの映像で酔いそうになりました。良い機材とか
使える予算があるともっと面白くなると思うんだけどね。

御本人曰く「52歳までには世界で売れる」という意気込みで今後頑張るそうで
ちょっと感動してしまいました。モチベーションが人と違うんだよね。
長く観てきたから売れるチャンスがなかったことはないんだけどモノに
出来なかった今があって、更に上を目指せる48歳って他に居ないと思う。
この人なら52歳の時に世界で勝負してるビジョンを実感しましたね。
でもバツ3だとは思わなかったけど…初婚の奥さんのエピソードトークが
大好きだったから、いつの間にバツがふたつ付いてたのはクリビツでした
けども。

大感動で終演。会場を後にする時に出口でお見送りしてくれる清水さんに
完全に顔バレしているだろうと思われる御挨拶をされて複雑な気持ちに
なりながら愛車をぶっ飛ばして帰宅。次に逢えるのは入江雅人さんとの
二人芝居なので違うフィールドでの清水さんを楽しみにしています。

Office ENDLESS produce vol.14『RUSTRAIN FISH』@CBGKシブゲキ!!
最近お気に入りの川原一馬くんが出演する『RUSTRAIN FISH』
を観に渋谷に行きました。座席で信者仲魔のちゅんさんと落ち
合い御挨拶。ちゅんさんがお好きな萩野崇さんも出演される
のでお誘いして御一緒することになりました。本日が楽日で
ございます。

22日に一人で観たんだけど幻想的な雰囲気の中でミステリーが
展開されて結末は真珠湾攻撃の話とリンクするという目まぐる
しい感じに呆気に取られて終演を迎えていたので、もう1回観る事にしてホント
に良かったと思っていました。

とある屋敷に招待されたえん罪犯達の中から主が提案するルールを守りながら
実は犯罪者だった人を探させるというゲームで、勝者には屋敷で飼育されている
世界に1匹しか居ない魚の名前を教えてもらえるということで、魚の名前を知れ
たら過去に戻って振り返ることが出来るそうで、何かしら振り返りたい人達が
集まってきているという設定です。

セットには水槽に見立てた大きな丸いガラスっぽいのが置かれていて、アン
ティークなソファや丸テーブルやイスが並べてあって、要所要所で薄暗く暗転
した中を役者さん達がセットを移動させて、ひとつの部屋なんだけど視点を変化
させるという手法を取っていて面白いな~と思いました。ただ初見の時は最前の
端だったのでソファの背もたれに役者がカブって全く見えないという弊害もあっ
て、もう少し工夫があっても良かったかなと思いましたけどね。

実は一馬くんと一馬くんの彼女役の戸田れいさんが仕組んだ真珠湾攻撃の首謀者
である戸田さんのお父さんの暗殺計画をしている人を炙り出す為の芝居だったと
いう事が判明するんだけど、お父さんは暗殺されてしまって、それでも萩野さん
演じる山本が指令を下して真珠湾攻撃は実行されてしまうわけなんだけど、時折
場面が戻って時空を振り返っているという構成になっているので、結構見落とし
てた場面に気付いて感心したりしてました。

西田大輔さんが作・演出で出演もされていて初めて作品を観させて頂いたんだ
けど、ホントにロマンティックな方なんだろうなという印象でした。たぶん内面
はめっちゃ男前ですよ、きっと。アドリブの部分とか遊びも盛り込まれていて、
そこにきっちりツッコミを入れる感じもシャープでシャレオツでしたしね。普段
好んで観る内容ではなかったので、観る機会を作ってくれた一馬くんに感謝です
わ。

ジョンソン&ジャクソンの時も頑張ってたけど、全く毛色の違うジャンルの舞台
でも一馬くんは頑張っていて感動の連続でした。書生さんという設定だから着物
に袴姿が凛々しくてビジュアル的にも大満足でした。勢い余って物販の生写真を
購入してしまったよ。あ~カワイイ。

楽日なので本編終了時にキャストの御挨拶があったんだけど萩野さんが見た目が
誰よりもダンディーなのに天然だったのに苦笑したり、一馬くんがしっかりと
喋っているのに「良く頑張ったわ…」と母親目線で微笑ましく思ったりと色々な
感情になりました。

終演後、大満足で打上げに出掛けました。生ビールから白ワインに流れて新鮮な
刺し盛りに舌鼓を打ちました。ステキな芝居を観て、旨いアテに旨い酒があれば
幸せを感じられますな。いい1日だったわ。

打上げ後、駅でちゅんさんとお別れ。明日は柏でCANTAツアーの初日に参戦
されるとのこと。楽しんで頂きたいものです。因みに私は清水宏さんの単独に
行って来やす!アイテムが多い同士、明日も頑張りましょう!!
毎年恒例の関根勤さんが座長の『カンコンキン』を観に行きました。劇場前で
直江譲と落ち合い座席に進むと最前リベンジでございます。あざ~すっ!
特にかぶりつきで観たい演者さんが居るわけではないんだけど、ここ数年続いて
いた最前列での観劇が昨年は途絶えてしまって、若干悔しさがあったからリベン
ジ出来て嬉しかったのでした。いざ開演。

タイトル通り、天野っちの結婚話のイジリが多かったけど、何故かホモネタも
盛り沢山で嫌いじゃなかったです。後で見たらパンフも男子メンバーのふんどし
姿の写真が掲載されていたりして、創立25周年という節目を迎えても攻めの姿勢
を貫くところがステキだなと思いました。

相変わらずの下ネタ満載の内容なのですが、最前列のど真ん中に小学生の女の子
が座っていて当然の如く客イジリをしながら何となくやり難そうにしていた演者
さん達に「ホントは人格者の集まりなんだな…」と微笑ましく感じました。
根っからのド変態の下ネタは気持ち悪くて笑えないけど、敢えて下ネタを演じて
いるから「ヒデ~っ!」と心の中でツッコミ入れながら爆笑してしまうわけで、
暗黙の了解みたいな空気感が心地よいのです。

コントの内容は変わりつつも毎年出てくるキャラクターに安心感があるので登場
しただけで思わず笑っちゃうって感じかな。エネルギーの平子くんのダンスも
森くんの「森ですっ!」もテッパンですね。森くんはさとう珠緒ネタが乗っかる
のも面白いです。ウド先生も女性陣を巻き込んでのアドリブ芝居みたいなスリリ
ングな展開が楽しいし、ずんの飯尾さん夫妻のコントは貴重です。関根さんの
評論家の暴走ネタとラッキィさんとの「しげるとゆうじ」は毎年爆笑しちゃう
し、終演後には疲労感で一杯なのが病みつきになってしまうわけです。

今年もお腹一杯で終演となりました。ラッキィさんに客イジリされた時に巧く
返せなかったことが心残りではありますが、来年も最前だったらちゃんと返そう
と心に誓いながら平日なのでキャスト全員のお見送りを受けながら会場を後に
しました。

ルックス的には平子くんを観て目の保養になったわけですが、イワイガワの井川
さんの闇の部分が気になってきたのでこれからも楽しみです。来年もチケ獲り
頑張るもんね!!あ~楽しかった。
2度目のジョンソン&ジャクソン『窓に映るエレジー』を渋谷で観て来ました。
池田成志さん(以下、なるし~)好きのちゅんさんと劇場前で落ち合い、座席に
進むと最前列なのに思わず苦笑…昼公演とは言え、客の入りが悪いのにも苦笑。

でも初見の時より演者が近いので、やっぱりテンションが上がりました。微妙な
表情の変化だったり、細かな演出とかに気付いて内容に深く入り込めた気がしま
したね。

その中でお目当ての川原一馬くんが相変わらず頑張ってました。アドリブに素直
に反応して笑いを堪えている感じがたまらんかったですな。可愛過ぎるわあ…。
色んな役を兼任しているんだけど、メインはなるし~に殺されてしまう露出狂の
変態役で、正直『押忍!ふんどし部!!』以来の生尻を拝めるとは思ってなかった
から嬉しかったけど若干複雑な気分になりました。一馬くんには正統派でいって
欲しい気持ちもありつつ個人的にはクセのある役者さんが大好物なので、そっち
系でもいいのかな!?と思ったりしましたわ。

ストーリーを把握出来てるから変な緊張感から解放されてホントに心の底から
楽しめました。合間合間に演者さん達が楽器の演奏をしたり、歌唱をしたりと
シャレオツな雰囲気も好きな感じでした。楽器が出来る男子に惹かれがちな私と
しては一馬くんのピアノを弾く姿には萌えましたよ…下半身がブリーフ姿でも。

大満足で終演。是非DVD化になって欲しいと思いながら会場を後にしました。
明日の千秋楽まで無事に完走して頂きたいものです。

で、アキバに移動して‘肉の万世’のビアガーデンに行きました。昨年よりも簡素
になっていてツッコミを入れたくなることが満載だったけど、出来立てホカホカ
のカツサンドを頂くことが出来たり、自動ビール注ぎ機に感激したりして、ステ
キな芝居の感想をつまみに楽しい時間を過ごすことが出来ました。

良い芝居に旨い酒とアテがあったら幸せを感じられるわあ…単純な思考で良かっ
た、良かった。

バカリズムライブ『なにかとなにか』@草月ホール。
バカリズムさんこと升野さんは入江雅人さんのソロライブの
ゲストで清水宏さんが出た時に御一緒に出られていて、その
時からちょっと気になっていました。TVでちょいちょい観る
ブラック具合が超ツボだったので一度ネタライブを観てみた
いと思っていて、頑張ってチケ獲りして本日の千秋楽に参戦
して来ました。

会場に入ってお花の多さに圧倒されました。層々たる有名人
に有名番組のスタッフ一同ばかりじゃないですか!?升野さん、流石です!
客層は老若男女入り交ざって、男女比も半々位かな…見るからにお笑い好きな
雰囲気の女子だったり、ラジオのリスナーらしき独特な感じの男子だったりも
居るんだけど、可愛らしい娘さんやモデルさんみたいな綺麗な女性やシュッと
した社会人に学生さんみたいな男性も居たりして「升野さんのファン層広っ!」と
思いましたね。

タイトルの『なにかとなにか』というのは全てのコントのタイトルが「○○と
○○」という形式で表されていて、シャレとるな~と感心しちゃいました。その
コントとコントの合間に流される映像もシュールな笑いに満たされていて休む間
もない畳み掛けに終演後はヘトヘトになりました。昔ばなしを題材にしたコント
の時にナレーションが升野さんなので思わず「シルシルミシルみた~い」と妙に
テンションが上がったのは何でしょね?もともとフリップネタも好きだったし、
CX『OV監督』で作るショートフィルムが好きだったので升野さんのセンスが私
のツボなんだと思うな~。

メインの一人コントも設定が多岐に渡っていてホントに楽しかったんだけど、
基本的に演者が一人だから登場人物が複数になったとしても演じる人は升野さん
だけだから膨大な台詞になっているわけです。噛むこともなくスラスラと複数
人物を違和感なく登場させる感じがゴイスでしたね。カーテンコールの時に
御本人もおっしゃってたけど相当大変だったのは想像出来ましたよ。

全体的に言えたのはコントの全てにちょっとだけ意地悪が入ってるのが堪らな
かったです。一休さんを追い詰める足利義光だったり、カフェで「女子力上げ
た~い」「中身はオトコなんで…」「ダメ男に引っ掛かる」「パンケーキ美味し
い~」「フェス行きたい」と唐突に言い出す女子同士だったり、金メダルを期待
されながら銅メダルを獲得した卓球選手が銀メダルを獲得した後輩の日本人選手
に対するお願い事だったり、着眼点と想像以上の展開にワクワクしたな~。逆に
宇宙人が地球に侵略するというコントで宇宙人の出身地が明らかに福岡県の地名
や出身者名を一文字変えてるなと分かるネタではワザと武田鉄矢さんだけ普通に
発音してたりして、変化球の後の直球で笑わされちゃったりもして隙がない感じ
も良かったです。

カーテンコールも含めて約2時間弱を一人で4日間で6公演を無事こなした升野
さんはやりきった感一杯の御挨拶をして下さいました。昨年までは1年に3公演
打っていたそうですが、そこまでは出来ないにしても単独ライブは続けていくと
おっしゃっていたので次があれば是非参戦したいなと思いました。

ネタ番組が減った中でブレイクするきっかけはコンテスト系になってきて、コン
テスト系で優勝しても地位を確立出来るのはその後に出るバラエティー番組で
フリートークで笑いを獲れるかで判断されちゃうのが気の毒だよね。でもその中
で結果を出して活動の幅を広げていながらライブを続けるという勇気と気概は
買わないとね。

そんな流れで有吉さんもネタライブやらないかな~。ピン芸人の自覚を持つ機会
がなかっただろうから無理か!?

数時間後に『有吉反省会』で有吉さんと升野さんの2ショットを観て不思議な
感じになったけども、ゆる~い打上げをしている升野さんのツイートにニヤニヤ
しながら今日は寝ます…笑い疲れ寝だわね。あざ~す!!

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