今公演のF.C.先行予約の時に実生活でバタバタしてて申込むのをすっかり忘れてて
気付いた時に青くなりました。今回はF.C.貸切公演の日があって入場時に会員証の
チェックがあるので譲渡され難いのです。結局、某プレイガイドの先行で前楽の
24日が獲れて、一般で本日の楽日が獲れてましたが良席とは言えない感じで微妙な
気持ちでいました。その後、アフタートークショーの日程が発表になりF.C.で追加
受付があって23日が獲れたんだけど似たり寄ったりの列で更に微妙な気持ちになっ
ていました。

しかし22日のF.C.貸切公演の同じ列がディスカウントされて譲渡掲示板に出ていて
連絡を取ると譲渡して頂けることになって最低限の目標だったF.C.貸切公演と楽日
に行けることにテンションが上がりました。気付けば22日から4連チャンで博品館
参りして来ましたよ。全く良席には恵まれませんでしたが作品が素晴らしかった
ので心地良い疲労感で一杯です。

2ちゃんに「裸のシーンが多い」と書かれていてドキドキしながらの22日の初見
だったけど良席じゃない分、客観的に観れて、ただただ美しいと思いました。
たぶん舞台に近かったら変態気質が勝ってしまって妄想の連続で作品として観れ
なかったと思うので結果オーライだったのではじゃないでしょうか。

新作と過去の演目が絶妙なバランスで盛り込まれていて、4回観ましたけど全く
飽きることなく、むしろドンドン前のめりになっていきました。特に印象的だった
のが新吾センセイの♪When she’s goneでした。以前はやや歌唱力に難ありだった
新吾センセイのソロパートが実現するとは…非常に感慨深いものがありました。
でも思わず本家を観たくなって2006年のSHIBUYA-AXでのD☆D LiveのDVDを観返
してしまいましたけどね。MITSU&KYOHEIにSHUNさんに原さんの姿を懐かしく思い
つつ、振りがほぼ同じだったのに感激しました。好きな曲のひとつだったので久々
に新しい形で観ることが出来て嬉しかったです。

東山さんの歌唱のソロパートでは客席の中から登場してステージに繋がる階段に
座ったり、ステージ上で肩肘を付いて横になったり、ゲストの長澤風海くん(以下
かざみん)を後ろからハグしたりと萌えポイントが満載で狙って演出してるのが
バレバレなんだけど、それでも軽くドキっとしてしまいました。正直、ここには
書けない位の妄想をしてしまってスミマセ~ン…(苦笑)。トークショーの時に
東山さんが「初恋をテーマにしていて12歳位の設定」と言っていたけど最初は
「8歳位」と言っていて、完全に犯罪の域に達していたので軽く反省しておりまし
たけども。

本来なら東山さんが踊りそうなシーンを皓平くんが担っていたのも興味深くて妖艶
な雰囲気を醸し出しつつも、ちゃんと笑える場面ではおちゃらけられる振り幅が
スゴイな~と思いましたし、類&TAKAのVo.チームが思いのほか踊ってたのも成長
を感じて観ていて心地良かったな。小寺さんのタップも圧巻だったし、泰右くんの
コミカルな演技も秀逸でメンバーそれぞれの良さが表現されていて本当に楽しめ
ました。

そしてゲストのかざみんが非常にエッセンスとして効いてました。パンフを読んで
「太極拳をやってた」という記述に納得した特有の動きのキレは全体を締めてくれ
てましたわ。皓平くんとのアクロバティックな動きとかは面白かったなあ。結構
かざみんに傾倒しつつあるのでパンいちでのパフォーマンスの時はドキドキがハン
パなかったです。かざみんに高速ターンをしながらビンタされたいっす。(←って
バカ!)

22日のF.C.貸切公演では今年はプレゼントは当選しなかったけどレアな話を沢山
聴けて楽しかったし、23日のアフタートークショーの時には類くんの誕生日を祝え
たし、24日は普通の日の終演後の雰囲気を味わえたし、本日の楽日はキャストの
御挨拶を聴けて結果的にホントに楽しかった。今日の2幕の最後の曲が始まった時
に「あ~もう終わっちゃうんだ…」って久々に胸が締め付けられる思いがして、
チケ獲りで紆余曲があったのもあるけど作品的に凄く好みでした。これはDVDの
出来上がりが楽しみです!あとは再演があったら嬉しいかな。小寺さんがおっしゃ
るように休憩を挟んでもいいので是非お願いしたいものです。あ~いいもん観れて
良かった!!!

7月1日に観て、本日が2回目の『わが闇』の再演でございます。いちおう6年前の
初演のDVDの1幕だけを観て臨んだので1日は緊張感が途切れることなく最後まで
楽しめました。BGMや映像効果がほぼまんまだったので逆に役者さん達の演技が
際立って見えて6年の月日が経っていることが信じられない位でした。特に大倉
さん演じる‘大鍋’というチャラ男は6年経ってもチャラかったわあ。全然役が
老けてないのが凄いと思いました。

で、再演の2回目だったんですが初演の時の1回目も2回目も、再演の時の1回目も、
DVDで観た時もケラさんが狙った台詞で笑っちゃったんだよね~。緊張と緩和じゃ
ないけど、シリアスなシーンが続く中で一瞬のエッセンスで笑いを獲れる台詞は
ケラさんならではでたまらなかったです。やっぱり何度観ても面白いってことは
本が面白いんでしょうね。演出も絶妙で映像効果だったり文字情報だったり音響
効果だったりセットの転換だったりで気が緩む暇を与えないから長時間だった気
がしなかったし。因みに休憩15分ありだけど19時開演で終演は22時30分でした
けどね…(苦笑)。

お目当ての三宅さんですが‘三好’という役がピッタリで再演でも健気で可愛かっ
たです。初演の時は気付かなかった「東大卒」という肩書きに改めて驚いたんだけ
ど、尊敬する人に一生を捧げて最後に報われるというのは救われた感じがしました
ね。老いた役の時の白髪のヅラが初演の時より老けた感じになってたのが気になっ
たけど個人的にメガネ萌えなんで納得の範囲でございました。人柄なのか、やっぱ
り三宅さんを観てるだけで幸せな気持ちになれました。

ここ最近、三宅さんがナイロンの本公演に出ることがなかったので自然とナイロン
から足が遠のいてたけど犬山さんや峯村さんやみのすけの安定感に圧倒されました
わ。とても絡みが自然体に感じるので三宅さんにはナイロンの公演にもっと出て
欲しいと思いました。

客演の岡田義徳さんが1日の時に思いっきり噛んでて引いたんだけど今日はちゃん
と説明台詞を言えてホッとしたり、ジョビジョバの中では長谷川朝晴さん派だった
んで既に2児のお父さんになっていることを知って「立派になられて…」と感慨
深く思ったり、坂井真紀さんの若々しさに感激したりと初演の時のオリジナルキャ
ストでの再演の意義を感じました。そんなこんなでDVDの予約をして来たけど観る
気になる時はあるのか!?再々演を是非!!!

でも今後、地方公演もあるようですので一見の価値はあります。考えさせられる
内容ではあるけど笑顔で終われる作品なので機会があれば是非是非!!!!
愛しのキ○ガイ役者・清水宏さんが出演する時速246億の『No.721』を観に赤坂に
行って来た。今作は出演者が初演と全員同じでの再演で、初演を観ている私として
は再び観れることが楽しみだった。時速246億はあさりどの川本成くんが主催して
いる劇団で初演の時は成くんと清水さんと以前仕事したことがあるRUN&GUNの宮下
雄也くんしか知らなかったんだけど、その後『押忍!!ふんどし部!』で清水さんと
海老澤健次くん(以下エビちゃん)が再び共演することになって改めてエビちゃん
を認識してからの今作だったから新しい発見がありそうな予感がしていたのでし
た。

会場に入ると舞台に大量のモニターが飾られていて段々と記憶が蘇ってきてワク
ワク感一杯の中で開演となりました。初演の時は会場の雰囲気に慣れるだけで精一
杯だったみたいで台詞や設定の中に結構時事ネタが盛り込まれていたことに改めて
気付いたりして「深いなあ…」と感心しきりでした。

それぞれの役者さん達にも興味が持てたので、皆さんが非常に丁寧に役を演じて
いることにも気付いてかなり好感が持てました。特にエビちゃんは『おすふん』の
時とは全く違う両性具有者の役で繊細な演技に引き込まれてしまいました。たぶん
本人的には演じ易い役なんじゃないかと思いましたけど。

清水さんの役も良い役で人喰い族という過去を知識を得たことで知り、それを命懸
けで払拭する哀しくて切ない姿を時には可愛く、時には面白く演じていて道化の
空気感に胸が締め付けられました。どうしても清水さんが演じる役の裏側に狂気を
感じながら観てしまうので、役によっては相乗効果というか過剰に反応してしまう
気質になってるみたいです。

沢山の新しい発見があったところで本編が終了。アフタートークショーが開催され
てたことは知ってたんだけど買い増しするまでには至らず、今日会場に来てみたら
‘アフターフォークショー’を開催し清水さんが出演されると貼り紙があってテン
ション上がりました!アコギの演奏に合わせて成くんが♪セキス~イハイム~の歌を
歌ったり、雄也くんが頭からびしょ濡れ姿で尾崎を熱唱したりして爆笑の連続でし
た。清水さんは即興ブルースでド肝を抜かれましたが、笑いも獲りつつ最終的には
しっかりと場を締めていたのに脱帽でございました。

終演後、足早に会場を後にしようとするとロビーに清水さんが居て思わず「あっ」
と声を発してしまったんだけど何もなかったように物販コーナーで今作のDVDの
予約とパンフを購入してから出口に向うと清水さんが9月にあるソロライブの宣伝
チラシを配布していて、若いお嬢さんに丁寧にライブの告知をしていた後に私に
清水さんが「ハイ…」と素っ気なくチラシを手渡したのに軽くガッカリ。完全に顔
バレしてるじゃ~ん!でもこれからも絶対に絡まないけどね…ってどんな人見知り
なんだか。

愛車をぶっ飛ばして帰宅。よくよく清水さんのソロライブのチラシをチェックする
と9月20~22日の3Daysに愕然とする。9月21日はチェのデビュー30周年の日だか
ら無理…アニライブに尚が出るのを尚仲間さんの美恵ちゃんが当ててくれたの。
20日は閣下が横浜でイベントに出るし22日はD☆Dが赤坂BLITZでLIVE。22日は
物理的にWヘッダーが出来そうだけど清水さんのライブ内容が新作ではないので
無理する必要性を感じないの。くぅ~上手くいかないもんだんね。
DIAMOND☆DOGSの小寺さんと皓平くんのユニット・‘Bad Cocktails’の第1回
公演を観に行きました。シアターウエストは初めて入ったけどキレイでキャパ的
にも使い勝手の良さそうな感じがしたけど通路というか階段の昇り降りの足音を
もう少し軽減してくれるような工夫があったら更に良かったかも!?

BGMや効果音を生演奏のピアノで表現しながらの2人芝居でオシャレな雰囲気だった
けど内容がBL系なのに若干戸惑ってしまいました。個人的にこの2人に全くBLの
空気を感じないので作・演出の荻田浩一さんの発想にド肝を抜かれました。

でも不思議なことに最初の方こそ違和感があったけど段々とそういう感じに観えて
きて、2人が触れ合っただけで「エロっ!」と思ってドキドキしてました。終始苦悩
しっぱなしの小寺さんに、傷ついて屈折して悪い感情を持ってしまった裏の顔を
隠してピュアに振舞う皓平くんの対比が分かり易くて集中して観れちゃいました
ね。皓平くんの歌唱シーンが色んな意味で緊張感を生み出していて全く睡魔に襲わ
れる暇がありませんでしたし。でも最後に2人のダンスシーンがあって何かホッと
しました。今回のようながっつりとしたストレートプレイよりダンスしてる方が
見慣れてるからだと思いますけども。

終演後、アフタートークショーがあって本日のゲストは東山義久さんでございま
す。待ってました!さすがはD☆Dのジャイアン、登場してすぐに会場全体の空気を
鷲づかみにされておられました。

D☆Dは東山さんと類くんとTAKAくんが‘VELVET CRAZY NIGHT’、新吾センセイ
と泰右くんが‘MILLION DOLLAR ROUGE’というユニットを組んでいて、トルコ
ツアーの時に「2人も何かやりなよ!」という話から新吾センセイが‘Bad Cockta
ils’と命名したとの説明がありました。ベルクレは歌でミダラはダンスが中心
だから残った芝居を追求するユニットになったそうです。メンバーそれぞれにスキ
ルがないと出来ない展開だからレベルアップにも繋がるし面白い試みだと思いまし
た。

皓平くんの歌唱シーンを面白がる東山さんに対して「自分のビートを刻んで
いる!」と主張してた皓平くんがめっちゃ可愛かったです。小寺さんも初日を終え
て「自分の不甲斐なさを痛感した」みたいなことを言っていて早くも反省してる
ところが小寺さんらしくて微笑ましかったです。

ストーリーが重かった分、トークショーに救われたというか爆笑しまくりで終了と
なりました。明日のゲストは昼公演に新吾センセイ&泰右くん、夜公演に類くん&TA
KAくん、楽日にはD☆Dという全員野球で新ユニットをバックアップしていくみたい
なので盛り上がることを期待しつつ池袋を後にしました。やっぱり新しいモノに
触れるのは緊張するけど新鮮な気持ちになるということは大切だなと思いました
とさ。


『合唱ブラボー!~ブラボー大作戦~』@CBGKシブゲキ!!。
『押忍!!ふんどし部!』を観て気になっていた川原一馬くんが出演
するということでチケットを購入してしまった『合唱ブラボー!』。
昨年初演で今回が続編だということ位しか予備知識がないまま初見
の席が最前のどセンターで、出演者も一馬くん以外全く知らない
方々だったので緊張でドキドキが止まらないまま気付いたら終演と
いう感じでした。ストーリーがどうこうよりも『おすふん』の時と
全く違った役の一馬くんに釘付けで「良いモノを観たわあ…」と
満足感だけは残ったので楽日である本日の2回目が個人的に非常に
楽しみでした。

今日の席は客席中央付近だったので全体が観られたし、パンフを読み込んだりして
学習してきたので他のキャストにも興味を持てたから自然と作品の世界に浸ること
が出来ました。続編ということは元々の初演の評判が良かったからだから設定自体
が面白いんだと思う。高校の合唱部のお話でオール男性キャストで個々のキャラ
クターが無理なく盛り込まれていて感情移入が出来やすいのかも。初見の時も本日
も隣りの席の若いお嬢さんが泣いていらっしゃってたし。‘THE 青春!’って感じ
の内容なので若干気恥ずかしいんだけど、演じてる若手の役者さん達がキラッキラ
してるので汚れた心を洗い流してくれてるような気持ちなってました。

初見の時に見落としてた布石に気付いたりアドリブなどに感心したりしている内に
今回も大満足で終演となりました。終演後のカーテンコールで初演からのキャスト
の皆さんが軒並み泣いていたのに更に心が洗われました…ピュアな涙ってステキ
ね。更に今回初参加ながら座長だったことを説明してくれた一馬くんが「大変だっ
たんで…」と言葉を詰まらせながらキレイなおめめからポロポロっと涙をこぼして
いて「超カワイイんですけど~!!!」と心の中で絶叫していました。いつまでも
熱い感じとか一生懸命なところとか持ち続けて欲しいと思いました。

続編なので初演に出演していても今回出ていない役者さんも居るようですし、キャ
ストの組み合わせで色んなエピソードを作れそうなので今後も『合唱ブラボー!』
をチェックしていきたいと思います。やっぱり合唱シーンは圧巻なのでお決まりの
場面として使えるのは強みだと思いますし。早くDVDが届くといいな~。

因みに昨日再編集された『ロンハー』をTVで観てたら、パンサーの尾形のドッキリ
ミュージカルをやっていて「あれ、どっかで見たぞ…」と思った仕掛人の役者さん
が『合唱ブラボー!』のアニー役だった人だと判明して笑った。ちゃんとモノホン
の役者さんを仕込んでるんだね…ゴイスだわ!『リフドリ』、生でちょっと観たい
かも!?
M&O playsプロデュース『八犬伝』@Bunkamuraシアターコクーン・2回目。
先週の初見からHPなどでインタビュー記事を読んだり、キャストの
相関図を改めて見直してプロフィールをチェックしたりして復習に
余念がありませんでした。あまり予備知識を入れないで初見に挑み
たいタイプなので、後から復習してみると「これ先に知っとけば
より理解出来たのに…」と若干落胆することもありますが、これ
だから最初から2回観る予定にしてて良かったなと思うわけです。
バッチリ復習してた分、今日の日を楽しみにしてたのでウキウキ
気分で会場入り致しました。

本日も良席なので阿部さんの迫力を至近距離で感じられて幸せでした。ホントに
台詞の言い回しのテンポが絶妙で気付けば『八犬伝』の世界に引き込まれている
という自然な流れは台本の青木豪さんの妙なんでしょうね。効果的に流れる和太鼓
の生演奏も興味深くて、途中で阿部さんが飛び入りして和太鼓を演奏する姿には
ド肝を抜かれましたが、めっちゃカッコいいので惚れ惚れしてしまいました。
和太鼓を叩く男子の背中ってエエなあ…ウットリ。

パンフに映像と舞台での殺陣の違いが書かれていて「舞台ではなるべく相手の剣
から離れて当ってるように見せる」ということで注意して観てたんだけど、確かに
刃と刃が直接当るのを避けてる感じは理解出来たけど結構鈍い音で直接当ってる
シーンもあってドキっとしてしまいました。やっぱり当ってない時の方が相手との
距離感がしっくりいってる気がしたなあ。紙一重なんでしょうけど殺陣の奥深さの
一端を感じました。

首を斬られて血しぶきがピュ~ッと飛び散ったり、とどめを刺されて口から血を
流したりと血の赤というのが非常に印象に残る演出が重ねられていて最初の方は
恐怖心みたいな気持ちで一杯だったけど段々と続くと萎えていって「もういいよ…
」と食傷気味になったかな。もう少し効果的に使っても良かったかも。まあ、まち
ゃぴこのこだわりだったのならゴメンナサイよ。でも全体的に丁寧に布石を打って
くれてるのでホントに分かり易い内容になっていて演出家としては素晴らしいと
思いました。

ラストの阿部さんと田辺誠一さんとの殺陣のシーンは圧巻で、イメージ的に田辺
さんにキビキビ動く感じがなかったから「こんなに動ける人なんだ…」と感心して
しまいました。特に長刀を操ってるから相当大変そうだと思うんだけど動きが大き
くて迫力がありました。阿部さんの俊敏さに負けてなかったものね。余計に阿部
さんの立ち向かう健気さが伝わってきて切なくてキュンキュンしてる間にクライ
マックスを迎えてる感じがたまらんかったですな。

初見の時よりもディープに『八犬伝』の世界に浸れて爽快でございました。物販で
ポスターまで購入して会場を後にしました。是非DVD化して頂きたいものです。
この後は大阪と名古屋公演と流れるわけですが十分に『八犬伝』の世界感は伝わる
と思うので多くの人達に観てもらいたい作品だと思いました。阿部さんの‘信乃’
役のカッコよさ&可愛さは必見です!


あまり予備知識を入れない状態で初見に臨みました。阿部サダヲさん主演の『八犬
伝』でございます。『ネプリーグ』に‘八犬伝チーム’として出演した時に「大人
計画の近藤さんが出るんだな~」とか「D-BOYSの瀬戸くんも出るんだな~」とか
「二階堂ふみちゃんって注目株の女優さんなんだな~」とか「中村倫也さんって
若手役者さんが居るんだな~」って思った位です。

頑張って良席をGETしたので座席に着くとステージが近くでワクワクしました。
詳細は避けますが阿部さんがめちゃくちゃイイです!殺陣も迫力があったし、笑い
も確実に獲ってたし、揺れ動く心の様を丁寧に演じてました。やっぱり舞台上での
阿部さんが一番イキイキしてるかも知れません。

まちゃぴこの演出も実に面白くて、映像とのミクスチャーが話を分かり易くしたり
笑いを獲ったりと重要な役割を担っていました。小道具的なモノにもお金が掛かっ
てる感じがして良かったです。ただ良席が故に仕掛けが丸見えだったのに興醒め
し掛けましたが、それを十分に補えるだけの壮大なストーリーでした。

瀬戸くんの顔のキレイさに驚愕したり、ふみちゃんの可愛さに脱帽したり、2時間
サスペンスで気になっていた増沢望さんを生で観れて感動したり、「観た事ある
けどこの人誰だっけ!?」と思ったのが新感線の客演でお馴染みのJACの前田さん
だったのが判明したりと感心しきりで終演を迎えました。ホントに爽快感一杯で
観終わることが出来る作品でした。

来週また観れるのが楽しみでワクワクしております。殺陣も激しいし、1日2回公演
の日もあるので怪我のないように上演していって欲しいものです。
愛しのキ○ガイ役者・清水宏さんが客演するKAKUTAの公演を観に三茶へ。B列だっ
たので2列目だとばかり思っていたらB列が最前で急にドキドキしながら着席しま
した。初めて観る劇団だし、初めて来たハコだし、急に最前だったし緊張感がハン
パなかったです。

多重人格者のお話で別人格を清水さんと成清正紀さんが演じ分けしていて、主演の
吉見一豊さんが別人格を演じることもあって入れ替わり立ち代わりで場面場面が
変わっていくので演出を理解するまでは若干混乱したけど「なるほど…」と思い
出したら実に緻密に計算されいて面白かったです。セットも個人病院と母屋である
2階建て住居のセットだったんだけど、狭いステージを効果的に使って飽きる暇が
ないように場面転換をしてたのも興味深かったです。

清水さんは更に髪が伸びていて‘ハリオ’という暴れん坊の役はピッタリだったし
狂気に満ちた眼力にゾクゾクしました。‘銀子’役の桑原裕子さんとイチャイチャ
するシーンにはちょっとジェラったけど、作・演出もしている桑原さんは清水さん
の良さを十分に引き出しておられたので良しとしましょうか…暴れまくった後に
急に甘えてくるギャップがたまらんかったですから。

笑いも随所に織り込まれていて緊張と緩和のバランスが凄く良くて気付けばお話に
引き込まれていました。オチというか落としどころは何となく途中から想像出来て
「やっぱりね…」と驚きはなかったですが、出演者で知っているのは清水さんだけ
という中で十分に楽しめたので観れて良かったです。

ソロライブでは演劇を卑下したことを言いがちだけど「演劇を大好きなんだろうな
~」と随所に感じられたので機会があれば小さいハコの芝居にもどんどん出て欲し
いと思いました。


Super"D-☆"Valentine Show 2013『MOON LIGHT』@博品館劇場。
13日がF.C.貸切公演でF.C.先行予約で当選したのも束の間、楽日
がハズレて一般発売でもGET出来なくて‘Valentine Show’と
銘打たれているわけだから仕方なく14日のチケを購入して様子見
をしていたところ12日にアフタートークショーが開催されること
が発表になって即買い増し。ということでD☆D3連チャンになって
しまい、その前の2日間の観劇予定と合わせて観劇5連チャンになっ
てしまったわけです。いや~心地良い疲労感でございます。

12日の初見は東山さんの安定感に気が引き締まって「若い子にうつつを抜かしてて
スミマセンでした!」と心の中で恐縮してました。吸い込まれるようなキレイな
おめめより妖艶でエロエロな東山さんの目線に「コレコレ~!!」と思っちゃいまし
た。

たくさんの風船があしらわれたラブリーな背景で月をテーマにして街や色を表現
していくんだけど音楽監督のTAKAくんが創る曲がなかなか多岐に渡っていて面白
かったんでダンスも興味深く観れました。

休憩を挟んでの二部はバンドを入れたライブ形式で単純に楽しかったです。パンフ
に曲順が書かれていると新鮮味はなくなるけど心の準備が出来て結果オーライだっ
たかも!?ダンスバトルでまさかの‘美中年戦隊ルナレンジャー’が登場した時は
軽く失笑しましたが、メンバーのフリーダムな感じに気付けば大爆笑しておりまし
た。台詞なしの動きだけであれだけ笑えるなんてゴイスです…。

アフタートークショーの時にそれぞれの名前と設定を説明してくれて、全然理解
出来てなかったから有難かったです。小寺さんが‘メタボレッド’だから武器が
フラフープとか泰右くんが‘マリッジブルー’だからお腹を抱えて弱々しく登場
するとか皓平くんが‘イエローキャブ’で実は女子だったとか新吾センセイが
‘夜はピンク’なのに実は男子だったとか東山さんが‘チャーミーグリーン’なの
で登場シーンでキレイな手を表現してるとか気付かなかったわ~。敵役のTAKAくん
と類くんも細かな演技をしてるということで翌日の公演が楽しみになりました。

13日のF.C.貸切公演は入場時に会員証を確認するからか劇場階までのエレベーター
待ちで外に並ばされて軽くイラっとしましたが、良席なのですぐにゴキゲンになり
ました。初見で気付かなかったところも分かったし、ルナレンジャーのこだわりも
納得で非常に楽しめました。終演後のSPトークショーではプレゼントコーナーが
あったり心理チェックコーナーがあったりと盛り沢山でした。

そして本日の公演では全体像を把握出来る席だったので復習という感じで作品を
深く感じることが出来ました。やっぱりタライに当る係は皓平くんでフィックス
なのかな!?更にSPカーテンコールということで1曲多く披露してくれました。
非常に楽しゅうございました。DVD撮影のカメラが入っていましたが既に予約して
あるので楽しみにしております。

あと4公演…追加したい気持ちは満々ですが満足したから我慢する。
楽日まで怪我のないことを祈って自分的の楽日を祝って深酒してやるぜぃ!
今日は『おすふん』の楽日でございます。
主演の白州迅くんの声が若干かすれていたのに「頑張ったんだね…」としみじみ
してしまいました。楽日ならではのアドリブにも対応していてWOWOWの番組に出演
した時に清水さんが「見た目より肝がすわってる」みたいなことを言ってたのが
頷けました。

清水さんのふんどし姿はテッパンで今日も面白かったです。今日はスカジャンを
渡されるような座席位置じゃなかったのでダンスシーンをガッツリ観ることが出来
て良かったです。今日渡した客がすんなりスカジャンを返してくれなかったのに
軽くイラッとした表情を見せた清水さんに気付いてしまった私でございました。
ストーリー的に客イジリ出来る場面じゃないからテンポが狂うのを嫌ったのかも!?
汗ダクのスカジャンを放さなかったのはもちろん若い娘さんではなかったけどね。

通路に近い席だったので客席内で演じる一馬くんを至近距離で観れてドキドキしま
した。声を張るシーンが多いんだけど一馬くんはノドが強いんでしょうね、全く
かすれることなく最後まで台詞が良く聴き取れました。しばらく機会はないと思っ
たので、ふんどし姿の全身を舐め回すように観ながら脳裏に焼き付けておりました
よ。若いっていいね!

客席の後方からふんどしに見立てた大きい布を客が頭上からステージに移動させる
というシーンが見せ場なんだけど、初見の時はちょうど布が通らない席だったので
今日は布を移動させることが出来て楽しかったです。『おすふん』って客席参加型
の演目なので役者さん達とも近いからハマっちゃうんですよね。さすがに初めて
観た時には「何やらされるんだろう?」と不安で一杯だったけど、経験しちゃうと
また参加したくなっちゃうのです。だから再々演までになったんだと思うけどね。

無事に6日間8公演が終了し楽日の御挨拶となりました。金井成大くんが必死に涙を
堪えている表情に気付いて「君も頑張ったのね…」と思いながら、ふと一馬くんを
観たら涙がポロポロと落ちていて「なんてピュアな子なの~!」とキュンときまし
た。初演から出ているのに再々演の楽日で泣けるってどんだけ頑張り屋さんなん
だか。迅くんが泣いてたのは理解出来たけど、一馬くんを始め他のキャストも涙
ぐんでいて再々演でもそれぞれプレッシャーを感じていたことが分かりました。

清水さんの最後の御挨拶の中で若手のキャストがウルウルしていることを茶化し
ながら「今後の活動に注目してやって欲しい」というような言ってたのに感銘を
受けました。清水さん自身がまだまだ攻めている中で河原まちゃぴこ氏の提案で
再々演の演出を受けるというのは相当なプレッシャーだったと思うのに若造の役者
を立てていたのは素晴らしいことです。ホントに清水さんと共に『おすふん』に
絡めたことが良かったですわ。

1回目の時は終演後のハイタッチ会に参加して帰路に着いたけど今日は名残惜しく
てハイタッチ後の他の客の握手会まで観倒してからDVDの予約をして会場を後に
しました。

ドラマ版を経て続編まで『おすふん』からしばらく離れられそうもないかもね!
昨年に続いて関根さんと柳原のトークショーに行ってきました。日経ホールは初め
て訪れるハコなので若干緊張しましたが椅子も広めだしテーブルが付いてたりして
好印象を受けました。いざ開演。

内容を書いてはいけないらしいので詳細は避けますが、まあ舞台だからこそ出来る
トーク内容でした。芸能人である限り、やはり不特定多数が見聞きするTVやラジオ
では嫌われないような発言しか出来ないと思うけど、わざわざお金を払って劇場に
足を運んでくれる客っていうのはお二人を好きな客なわけでホームみたいなもの
だから、どんなに毒を吐いたり妄想話を繰り広げたとしても嫌いになることはなく
て、むしろウェルカムだから演者と客が作り上げた良い空間だったと思います。

関根さんの妄想話とかマニアック話はカンコンキンで馴染みがあるけど柳原の毒も
また良いのですよ~。本当にイケてる女子には敬意を払いつつ、イケていると勘違
いしている女子の捕獲率が高いっ!その千里眼にすごく共感出来るし、嫌味のない
語り口に好感が持てました。

終始爆笑の連続でしたが、あまりの暴走っぷりに何度か「シ~ン…」となったり
失笑気味のザワザワ感が漂う場面もありました。これぞライブなんでしょうね。
プレゼントコーナーなどを挟んで2時間超えのボリュームでしたが、昼公演もこな
しているお二人から「喫茶店で茶飲み話をしている感覚だから全然疲れてない」と
いうようなことを話されていました。あれだけ好き放題に毒を吐けたら楽しいでし
ょうよ。是非3回目もお願いしたいものです。

改めて園山真希絵さんと照英さんはチェックしないとなあ。
今回が再々演となる『押忍!!ふんどし部!』ですが再演の時に愛しのキ○ガイ役者・
清水宏さんが出演したのをきっかけにハマってしまってイベントに参加したり、
Ustream配信や番宣番組を観たりしておりました。特に再々演は清水さんが演出を
手掛けるので非常に楽しみにしながら劇場入りしました。

基本的には再演の時と流れは変わりませんでしたが、キャストが変わっている部分
があるのでキャラ説明が違っていたり、新たなシーンが加わっていたり、細かな
ボケ(それも古めな…清水さんのこだわりなのか!?)が盛り込まれていたりして
新鮮な気持ちで笑えました。

番組出演時の清水さんの髪が結構長めだったので本番では「切ってくるかな!?」と
思ってたけど長いままだし不精ヒゲも生やしたままでワイルド系でステキだった
けど相変わらずの中年体型のふんどし一丁姿は単純に面白かったです。途中のダン
スの時に上半身に着ていたスカジャンを脱いで渡された時は頭が真っ白になって
全くダンスシーンに集中出来ませんでした。汗ダクの素肌に着てたスカジャンなの
で湿った感じの重みがあって「マジかよ…」と軽く引いてたんだけど、段々と落ち
着いてくるとコロンかなんかの良い香りがほのかにしてきて過呼吸気味に吸い込ん
でいる私が居ました。加齢臭にはちゃんと気を遣っていらっしゃるのね。たまたま
清水さんファンの私だったから喜びを見出させたけど若い娘さん達はやっぱりスカ
ジャンを渡されたら引くかもなあ…客を選んで渡して頂きたいものですが。

あとは再演の時にドキっとしたけど様子見にしてて、昨年末のイベントで再会して
「やっぱりカワイイっ!」と再認識した川原一馬くんに心奪われましたわ。一馬
くん演じる及川という役は一見インテリなのに熱血でカワイイおバカさんなので
ホントに愛おしく思えるのよね~。それにダンスも上手だし、今回はタップの指導
もしてるということでタップのシーンは圧巻でしたからね。筋肉質の太ももはたま
らんかったわ~。再演の時は気になってる程度だったから、それ程ガン見はして
なかったけど今回はガン見したので足の付け根辺りにホクロがあったりビキニライ
ン付近のムダ毛処理をしてる感じを発見したりしてニヤニヤしておりました。ご馳
走様で~す!

大満足で終演。終演後は初演・再演で主役を務めた木戸邑弥くんがメインインタ
ビュアーとなって一馬くん・海老澤健次くん・加藤諒くん・坂口涼太郎くんという
初演から同じ役を務めるキャストをゲストに迎えてアフタートークショーが開催
されました。興味深い話が沢山聴けて楽しかったです。その中で今作の続編が上演
されることが発表になって木戸くんも出演されるそうです。清水さんが絡むなら
絶対観に行くけどね!…って絶対に一馬くんは出演するだろうから清水さんが出て
なくても観に行っちゃうかもなあ。アイテム増えちゃうと危険、危険。

それでもアフタートークショー後のハイタッチ会にしっかり参加して一馬くんの
キレイな眼に吸い込まれそうになりながらも会場を後にしました。物販の‘おす
ふんタオル’を5枚購入すると握手会に参加出来るという悪どい商売をしてました
が、そこまでハマってないので1枚購入してハイタッチ会で十分でございます。

次に観るのは楽日なのでステップアップした若い役者さん達の姿を期待して劇場に
足を運ぼうと思います。DVDも予約しちゃうぜぃ~!


明日の土曜日出勤を覚悟して本日の業務を早めに切り上げたので余裕な感じでコク
ーン入り出来ました。初見の時は2階席だったけど本日は1階の良席で自然とテン
ションが上がっていました。やっぱり役者を近くで観られるのは良いね~!その分
文字情報を映すプロジェクターが観難かったんだけど初見の時に大体理解出来てた
んでフォロー程度にチラ見しておりました。コロスがラップでストーリーを説明
するんだけど、その歌詞がプロジェクターに映されていて初見の時は歌詞を追う
のに必死で舞台を観てる暇がない位だったからね~。

だからなのか序盤のシーンのコロスの中に三宅さんが居たことに気付いてビック
リ!ヒゲと眼鏡姿じゃ2階席からは分からなかったよ。ラップのリズムの取り方や
地味に小太鼓を叩いている雰囲気は完全に三宅テイストだったのにね。

初見の時は恐怖心で一杯だったけど流れが分かっているから直視したくないシーン
ではメインじゃないキャストを観たりして気を逸らしていました。蜷川さん的には
灰皿を投げられそうな客でスミマセ~ン。でも嫌いなシーンを排除した為に三宅
さんが出ているシーンが自分の中に深く入ってきて最後の死んでしまうところで
涙腺ゆるゆるになりましたが泣くと顔が崩壊するのでギリギリで我慢しました。
伊藤蘭さん演じる‘メメ’と三宅さん演じる‘パキオテ’の呼び掛け合戦の独特の
間合いが面白くて、思わず「トオル氏に演らせてあげたい役だな~」と思っちゃい
ました。こんなところでも好きなアイテムが繋がったりするものなのね!?

まあ舞台に近くなった分、銃声の音がより大きく聴こえて銃声の度に‘ビクッ!’
となって別の恐怖心に苛まれましたが、初見の時よりは全く違う良い緊張感を
味わうことが出来ました。蜷川Ver.のW主演はV6の森田剛くんと勝村政信さんだっ
たんだけど両者共、達者でしたわ。初見の時は何も情報を入れないで観たので最初
は勝村さんだと気付かない位の悪役っぷりは重厚で良かったし、剛くんのお婆ちゃ
ん想いの健気さと健気さ故に破滅していく感じを丁寧に演じていてグッとくるもの
がありました。共に以前から蜷川作品に起用されているだけあるんですね。

あと舞台での中嶋朋子さんの演技を初めて観たんだけど声量とか台詞まわしとかが
大竹しのぶさんを彷彿とさせていて面白いな~と思いました。しばらくは正統派で
頑張って頂いて、いずれは松尾スズキさんとコメディチックな作品で絡んでもらえ
たら楽しいかもね。

休憩時間にパンフを購入して熟読してみたら興味深い記述が多々あり、KERAver.
のDVDの購入を決意しました。やっぱり両方の演出を観るべき作品になってるん
だわ、最初から。4時間超えの終演後にホントに面白かったと思えたのはゴイス
だから非常に良い作品だと感じました。結果的に観れて良かったっす!

新感線の平日18時開演もキツイけどコクーンで18時30分開演もなかなか厳しいもの
でして、仕事先から渋谷に直行して駐車場に停めた愛車の中で着替えてギリギリで
コクーン入りしました。終演予定時刻が22時50分と書かれた張り紙を見て完全に
ビビって緊張感一杯のまま開演となりました。

今作はKERAさんの作品なんだけど昨年12月にKERAさんの演出で上演されていて、
今年から蜷川さんが演出する違ったキャストでの上演という面白い試みなので本来
ならKERAさんVer.を観ておくべきだったんだけどKERAさんVer.のキャストに惹か
れる人が居なかったので断念。その分、蜷川さんVer.に出演する三宅さんを2回
観るという企画の主旨を全く無視した観劇の仕方になってしまいました。

多少の笑えるシーンはあるものの、ほとんどがブラックでダーティな世界観なので
身体が硬直する程の緊張が続いて1幕後の休憩時間になった時にはヘトヘトになっ
ていました。出演者も多いし場面も多いからストーリーに付いていくのに必死でし
たよね。ステージの両脇に設置されたモニターに表示される文字情報も満載なので
情報処理能力をMAXにフル回転させてましたから。

休憩時間になって隣りの席の二人組がKERAさんVer.を観てたらしく「ストーリー
が分かってるから蜷川さんの演出が自然と理解出来るね~!」と言い合ってたのに
軽く敗北感を抱きながら体力の回復に努めておりました。

白痴の役の三宅さんはホントによく観る役だし、カワイイ感じがたまらないので
十分に堪能出来ました。KERAさんVer.では大倉さんが演じた役らしいですが純真
さは三宅さんの方が上だと思うので白痴役に関しては三宅さんに軍配かなと思いま
したけど。橋本さとしぃ~と対になってる役柄も個人的には嬉しかったかも!?

ストーリーのオチとしては「そうでしょうね…」と納得な感じだったけど、そこ
からのどんでん返しを期待してた私としては拍子抜けというか、上手くまとめたな
って印象でした。力技を炸裂してた感も否めないですしね。カーテンコールとなり
伊藤蘭さんや原田美枝子さんや中嶋朋子さん、古谷一行さんや勝村政信さんなどの
大御所が登場して全体を締めてくれてたことを実感できましたし、久々にこういう
重い作品を観るのは刺激的で良かったと思いました。

もう1回観る機会があるのでストーリーを理解した上で演出の細部に気付けたら
良いなと思いながら首都高をぶっ飛ばして帰宅しました。いや~疲れた。まあ心地
良い疲労感だけどね。

2013年のエンタメ初めは新感線でございます。平日の6時開演なんで仕事を休む気
でいたけど外せない業務があって結局軽く仕事を済ませて渋谷に到着したのが5時
過ぎで、そこから初めて行くヒカリエへの行き方に苦労した為に一緒に観劇する
直江嬢の元同僚のお姉さんが待つ店に到着したのが5時20分近くなっていてアワ
アワしながら赤ワインを1杯と軽いツマミを頂きました。全然飲酒した気がしない
んですけど~!

何せ初めてのハコなので勝手が分からず、延々とエスカレーターに乗った印象しか
残らないまま座席に着いておりました。キレイだしゴージャスなんだけど色々と
面倒な感じがしたのが惜しいけど。いざ開演。

古田さんを始め、高田さんや粟根さんやじゅんやウコリンにお目当ての河野さん
などのベテラン劇団員はほぼ定番のキャラクターで安心して観れましたし、相変わ
らずお金が掛かってる演出の連続にワクワクしました。この安定感があるから客演
にどんなメジャー所が来ても結局納得しちゃうんだと思うなあ。

今回の三浦春馬くんはダンスも歌もお笑い要素もそつなくこなしてた気がしました
ね。あんまり春馬くんにしゃきしゃき動くイメージがなかったからキレッキレな
感じにビックリしました。蒼井優ちゃんは若干台詞や歌詞が聞き取れない場面が
あったけど頑張って表情を大きくしてた努力には好感が持てました。それから高橋
由美子さんは意外に安定感がありましたね。

あとミュージカル界から村井國夫さんと浦井健治くんという本格的なキャストを
呼んで来てたけど村井さんには重厚感を、浦井くんには飛び道具的な役割をさせて
たのも面白かったかな。名の通った本業の人を呼んでおいてスカす感じがたまら
なかったです。それにしても浦井くんのはっちゃけ具合が衝撃で、『シンスト』の
王子様キャラの印象のままだったから頑張ってるな~と思いました。

冠徹弥の扱いが良いのに何故かイラっとする感情を抱きつつも、結果的に結末に
納得して終演を迎えました。続編なんで都合の良い部分をリンクさせてる感じが
面白かったしね。っていうか古田さんがめっちゃカッコ良過ぎです!髪型をイジる
のはお約束だったのね。

いろいろな感情を揺さ振られつつ、楽しかったので観れて良かったです。
今年も良いステージを沢山観れたらいいですね。河野さんの更なる活躍を望む!




今年1月に再演があった『押忍!!ふんどし部!』という作品が来年再々演とドラマ化
されることになり昨日と今日とイベントが開催されました。昨日はドラマの話が
中心で本日は舞台の話が中心だということで愛しのキ○ガイ役者・清水宏さんが
演出して出演する舞台なので本日のイベントにも出るだろうという勝手な憶測から
チケットを購入していたらホントに出ることになって結果オーライだったのです。

受付を済ませ座席券を受取るとまさかの最前でちょっと引きました。出演者が若手
の役者さんばかりなので当然ファンの皆さんもお若い方が多いので再演の時に若干
気まずさを感じていたからなあ…清水さん目当てで来てる客は何人いるのかしら!?
っていう位に客席がキラッキラしてたんでドロッドロの私が最前に座るのはかなり
申し訳ない気がしました。

いざ開演。赤チェックのネルシャツっぽいのに黒のパンツと黒のハットを合わせて
オレンジ系の切り替えが入ったアディダスのスニーカー姿の清水さんが登場。若さ
をアピールしててカッコ良くてイイ感じでございました。清水さんの進行のもと
イベントは進んでいきましたが、ドラマのダイジェスト映像の披露があって清水
さんが出演してたのにビックリ!舞台版で清水さんが演じてる役はドラマでは古田
新太さんが演じるので清水さんの出番はないと思い込んでたから嬉しい誤算でござ
いました。これはO.A.チェックせねば!

それから清水さんを含めたキャスト8人で番号の書かれた紙を引いて、1番が一番
偉くて8番が一番下っ端でお互いの番号が分からないまま主役の白州迅くんの家で
X’masパーティをやるという体で即興芝居をするというコーナーになりました。
お互いに探り探りでストーリーを進めようとしないメンバーに清水さんが助け舟を
出すような感じでけし掛けたり状況を説明したりといつも以上に汗だくで頑張って
おられました。

清水さんのフォローが利いたのかメンバーも段々と主旨を理解して演じ始めていき
実にシュールなストーリー展開が繰り広げられて大爆笑してました。明らかに8番
のベタな演技をする川原一馬くんにはメロったけどね。再演の時に清水さんが出て
ない場面で私の視線を独り占めしてたのが一馬くんで、アイテムを増やしたくない
ので深入りしない方向でいたのですが今日観てもやっぱり可愛かった。下っ端キャ
ラが最高でしたわ。

たぶん偉い方の番号じゃないのに態度が横柄で他のキャストが戸惑っていて、
空気を敢えて読まないハーフ特有の冨森ジャスティンくんの暴走してる感じも笑っ
たな。かなり場を荒らされた感がありました。君沢ユウキさんの品の良さが1番の
偉さと相まって分かり易かっただけに最終的にプレゼントが当る順位予想が複雑に
なってしまいました。

即興芝居が終了し結果発表になりました。順位発表と共にそれぞれの演技プランが
述べられたのですが、納得出来るものもあれば何で?と思うものもありで若手らし
くて微笑ましかったです。キャストの皆さんのキャラがより理解出来て良い企画
だと思いました。まあ予想はハズレたけどね。

公演案内などがあって最後に清水さん以外のキャストとの握手会となりました。
基本的にチキンなのでホントに好きな人との握手会はド緊張してしまうのですが、
ある意味全く緊張感なしでステージに上がって饒舌に話し掛けながらメンバーと
握手して頂いておりました。一馬くんには滞りがちなブログにツッコミを入れる
意味で「ブログ見てま~す!」と言うと「頑張って更新します…」と一瞬表情が
曇ったのが可愛かったっす。

なんだかんだ言って参加して良かったと思いながら帰宅。早速、一馬くんのツイッ
ターをフォローしてました。一馬くんにも期待しますが清水さんがどんな演出を
してくるのか、来年の再々演が実に楽しみになってきましたよ。


愛しのキ○ガイ役者・清水宏さんの公演を観に渋谷に行きました。
イギリス・エジンバラのコメディフェスティバルに1ヶ月間挑戦してきた報告ライ
ブを9月に下北で行っているんだけど、今回のタイトルにある‘清水宏イギリス・
エジンバラ公演凱旋ライブ’の一文を見る限り、同じような内容なのかな~と思い
ながら会場入り致しました。

名古屋のおばちゃん姿で清水さんが登場。お決まりの客イジリが一通りあったとこ
ろでオレンジジャージ姿に衣装チェンジしてトークが始まりました。やはり予想
通りのエジンバラでのエピソードトークでしたが、内容だったり登場人物だったり
展開だったりは1度聞いている話なのに清水さんの熱演っぷりに圧倒されて大爆笑
しておりました。

やっぱり話し方の緩急や構成がしっかりしてるから同じ話を何回聞いても面白いと
思えるんだと感じました。初めてエジンバラに行った時の報告ライブがDVDになっ
てるんだけど、それを何回見ても笑えるんで実際に起こってる事柄自体が面白い上
に、選りすぐって構成してるのが絶妙なんだろうなと思いました。ツバや汗が飛び
散ってる熱演っぷりもついつい引き込まれてしまいますしね。

ウエーブが掛かった伸びた髪が汗でしっとりした感じがセリエAあたりのイカした
サッカー選手みたいに見えてきて思わず「カッコいい…」とつぶやいていました。
まさに清水マジックでしたね。ある一線を超えるとめっちゃカッコいい清水さんが
出てくる時があるのですが今日はラッキーで良かったですわ。

最後のお芝居の部分が9月の時と若干変わっていたので結果的に新鮮な気持ちで
終演を迎えることが出来ました。最後の御挨拶の中で来年の2月に『押忍!!ふん
どし部!』の出演・演出する話になり、今度の22日のイベントにも出演すると発表
してくれました。何となく「出るんじゃないかな!?」という予感があってチケット
の申込みをしてるんだけどゲストの発表があった時に清水さんの名前がなかった
から軽く落胆したので改めて読みが当って良かったっす!来週もお姿を拝見出来る
ので楽しみでございます。

清水さんが選挙に行くように促してたけど、元々終演後に投票に行くつもりだった
から出口でDVDを手売りしている清水さんに絡まずに早々に会場を後にして首都高
をぶっ飛ばして自宅前で母をピックアップして投票所に行って来ました。政治に
文句を言える権利を行使しましたよ。

で、帰宅して『THE MANZAI』を見てハマカーンの優勝に浜谷好きな私としては
納得だったけどブレイクするビジョンが全く想像出来なかったのに苦笑しました。
オジンオズボーンの方がオードリーがブレイクした時みたいな空気を感じたのは私
だけかしら!?まあ神田うのの仕事が一時増える気はするけどね。


森山直太朗劇場公演『とある物語』@東京グローブ座。
東京公演の初日である5日に観て、本日の追加公演で2回目となる
『とある物語』でございます。初日は3階席の最後尾という席で
前傾姿勢になってもステージの1/3が全く観えないという状況で
「劇場の設計者出て来~い!」と苛立ちの気持ちで一杯でした。
でも愛しのキ○ガイ役者・清水宏目当てのファンには相当衝撃的
な内容でドキドキが止まらなかったから納得はして劇場を後に
したんですけどね。だから予約していた本日のチケットを昨日
発券してみたら1階席の一桁列だったのにビックリしつつも期待
感一杯で会場入りしました。

まずセットの全体像が観れて納得しましたし、生演奏のミュージシャンの皆さんの
存在を実感出来て良かったです。開演してからも役者の姿が観えないから聴こえて
くる台詞だけで動きを想像してた場面をちゃんと観ることが出来てストーリーに
集中出来ましたし、今日来れてホント良かったわ。改めて1階席の最前と3階席の
最後尾の席を同じ金額で売るのはどうかと思ったけど。

内容としては森山直太朗さんが主演のお芝居で場面場面のキーになるところで歌唱
シーンが入ってくるんだけど、ソロで歌うシーンはゾクッとくる位めっちゃ上手い
し耳障りが非常に良いのです。そんな直太朗さんと清水さんがハモったりラップを
歌ったりダンスをしたりするんですよ!衝撃的だったなあ…こんなにもアンダー
グラウンドの人がサラブレッドと同じ舞台に立っているなんてね。でも全く臆する
ことなく清水さんは清水さんのままで演じていて感心してしまいました。ブログ
にも年下の直太朗さんをリスペクトしてる記述が多くて大人の気遣いをしながら
自分の役割を理解してる感じがたまらないっすわ。またひとつ清水さんのゴイスな
ところを見付けてしまった気がしました。

もちろん直太朗さんも予想以上に演技が自然だったし、歌もダンスも見事にこなし
ていて素晴らしかったです。若干笑いが獲れるシーンの台詞回しのフリが弱いので
客が笑って良いシーンなのか戸惑ってたのが残念でしたけど。直太朗さんは笑いが
分かってる人そうだから笑える場面がもっと作れた気がしました。全体的にはファ
ンタジーが溢れていて直太朗さんのイメージっぽくて良かったんじゃないでしょう
か。

更に飄々とした感じの鶴田真由さんと斉木しげるさんの独特な雰囲気も面白かった
し名前と実物のイメージがかけ離れ過ぎの点子さんの透明感も興味深かったです。
点子さんの手首に清水さんが布を巻いてあげるシーンにちょっとだけジェラった
けどね~。

オチがふわっとした感じなのも御愛嬌な範囲で出演者の仲が良さそうなのが自然と
伝わってくるカーテンコールを経て東京公演が終了しました。この後は横浜→大阪→
名古屋→福岡と周るようなので楽しい遠征になることを祈りつつ会場を後にしまし
た。清水さんにも各地で大いに暴れてきて欲しいものです。

余談ですがグローブ座に来るのはカンコンキンで年に1回だと思ってたのに今年は
3回も来ちゃったよ。お陰で道を覚えたので来年からはすんなり来れることでしょ
う。


阿部サダヲさんが登壇される8日の『夢売るふたり』の初日舞台挨拶のチケットを
発券しに新宿に向う。当日発券でも大丈夫なんだけど、10時に新宿というのは私に
とって拷問みたいなものなので少しでも時間的余裕を持ちたいと事前発券をしに
行ったのです。初めて訪れる映画館だったので若干戸惑いましたが無事に発券して
一路下北に向いました。行き方がイマイチよく分からなかったのでナビに導かれる
まま愛車を走らせると初めて通る道が続いてドキドキでしたが予想外の方向から
会場付近に到着したのでホッと一安心。本日は愛しのキ○ガイ役者・清水宏さんの
単独ライブを観るのです。

愛車を行きつけの駐車場に預けて会場に移動して受付を済ませて周辺をフラフラ
しながら時間を潰してました。開場時間になり整理番号順で入場して好みの席を
キープして開演を待ちました。何気に入場して来る客を眺めていたら清水さんが
今度舞台で御一緒する森山直太朗さんや鶴田真由さん、盟友の入江雅人さんらが
いらして80席強の会場に集うクラスの有名人じゃないから妙に感心してしまいまし
た。本日の公演もチケット完売で当日券も出ない状況だったから何か始まる前から
ワクワク感で一杯でした。

OPは‘名古屋のオバちゃん’で登場して一気に客席を鷲掴みにしてました。ツカミ
ネタとしてはテッパンですな。その後はイギリス・エジンバラでのコメディフェス
ティバルに8月一杯参加してきたエピソードトークを繰り広げては、その後に実際
の映像を流して笑いを増幅してから更にエピソードトークが続くという感じで定番
の流れなんだけどエピソードのひとつひとつが新鮮なので今回も大爆笑でした。

8月28日に帰国して9月3~9日まで単独ライブを演ること自体が無謀なのに実に良く
内容がまとまっていて、笑わされているのに結局ジ~ンと感動しちゃうような仕上
がりになっててマジで泣きそうになっちゃいました。中年のオッサンが数々の困難
に出遭うわけですが等身大で受け止めるというか無理に若作りをするようなあがき
は一切なしで今まで培ってきた経験とスキルだけで闘ってきた生き様が描かれて
いて爽快だったのです。やっぱり歳をとると目の前の壁を自力で登るより迂回路を
探した方が手っ取り早い時があるってことを経験してるからズルしたくなるのに
清水さんが常にチャレンジャーであり続けていることに感動しましたね。

最後にエジンバラで演ったネタのダイジェスト版を披露してくれたのですが、当然
全編英語ながら頭の悪い私でも本編でのネタ振りが利いて内容が理解出来たので
ホントに構成が完璧だと思いました。いや~面白かったです。

終演後、会場の外で清水さんが待ち構えておられましたが何とか気付かれずに脱出
出来ました。そのまま愛車で首都高をぶっ飛ばして帰宅。何か色々考えることが
あった1日だったなあ。そう言えば下北で楽しみだった‘肉巻きおにぎり’の店が
なくなってたのは何故だ!?次に下北に行く機会に判明出来ればいいけどね…。






15日に直江嬢と観て、麻里嬢と観る本日が2回目の『ふくすけ』でございます。
初演と再演を観てるのに15日の時は終演後に「こんなラストだったっけ!?」と全く
記憶がなくて愕然としました。帰宅後、パンフを読んでいたら初演の時は阿部サダ
ヲさんが大人計画の入団前だったということを知って頭の中は疑問符だらけになり
ました。大人計画を観始めたのが阿部さんきっかけだったから初演を観た記憶が
何故あるのか分からなかったのです。

でもパンフを読み進めていると初演の時の主役の役者さんが小劇団を観るきっかけ
になった‘パラノイア百貨店’という劇団の役者さんで、客席に血のりが飛び散る
演出が売りの劇団なので客席が後方から埋まるというのが特徴で、確かにスズナリ
の後方の席に座ったはずなのに血の付いた発泡スチロールのかけらが飛んできた
記憶があるからパラノイア繋がりで『ふくすけ』の初演を観ていたことが判明した
のです。そこで既に松尾スズキさんに出会ってたんですね~。仕事で阿部さんに
逢った時に一目惚れして大人計画を観に行くようになって松尾さんの作品に触れる
ようになったのは必然だったのかも知れません。因みにパラノイアから発生した
ユニットに出演していた三宅弘城さんにハマった経緯も考えるとパラノイアって
私にとっては出逢うべくして出逢った劇団だったんでしょうね。

で、世田谷パブリックシアターでの再演で阿部さんが‘ふくすけ’役だったことを
確認して記憶がどんどん蘇っていきました。ラストシーンも鮮明に思い出されて
気持ちに余裕を持った感じで本日の2回目ですよ。気付かなかった台詞やシチュ
エーションが分かってパズルのピースがひとつひとつ収まるようにストーリーが
理解出来て爽快感で一杯でしたね。実によく出来とるな~!松尾さんは天才だわ!!
障害者とか躁鬱病とかイジメとか扱い難い題材に何十年も前に真正面から取り組ん
でて、それが今の時代に再々演出来てるのはゴイスだと思う…人の変わらない本質
を浮き彫りにしてたわけだからね。

古田新太さんや大竹しのぶさん、多部未華子ちゃんといったメジャーどころに絡む
大人計画の面々の安定感を心地良く観ながら「長い付き合いになったもんだわ…」
と感慨深くなりました。終演後、麻里嬢を御自宅まで愛車で送り届ける中で近況
などを話しました。年齢的な関係なんでしょうか、親に関する懸念材料が多いもん
ですな。

またの再会を約束して首都高をぶっ飛ばして帰宅。どんな作品でも生の阿部さんは
最高です。DVD化を是非して欲しいものですわ。

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