Musical Show『“D”~永遠という名の神話~』@博品館劇場。
7日に初見を済ませておりますが予備知識がなかったので作品への
印象より主役の東山さんのステキさにメロって観終わった後に何も
具体的な感想が浮かばなかったのでございます。で、早くも本日が
楽日でして何とか冷静に作品を体感しようと心に決めて会場入り
しました。

今作はジェームス・ディーンをモチーフにした物語で主役のジェーム
ス・ディーンを東山さんが演じています。ほとんど出ずっぱりでダンスや歌唱
のシーンもあるけど台詞が膨大で髪もバッサリいっちゃってて新境地を
開拓してるな~って感じがビンビン伝わってくるのです。かなりのプレッ
シャーが掛かっているのは容易に想像出来てホントに頑張ってたと思います。

正直、ダンスシーンは安心して観てられるけど演技はダンスに比べたらやはり
クオリティが下がる感じが否めなかったし、歌唱シーンも歌詞はちゃんと理解
出来るけど発声的に共演の戸井勝海さんや良知真次くんに比べたらミュージカル的
ではなかった気がしたけど、主役としての華は充分にあったし伸びシロがあった方
が今後の楽しみが増えるわけだから今の東山さんの力を存分に魅せつけてもらえて
感謝、感謝って感じです。ホントに初めて観た時から考えれば一歩一歩確実に
スキルを身に付けてフィールドを広げていってくれているから観ててワクワクする
存在なので楽しいですよ。でもその分、どんどん遠い存在になってしまうのよね…
ちと寂しいぜぃ。

まあとにかく舞台上に長く東山さんが居てくれるので集中して作品に没頭出来まし
た。私自身、ジェームス・ディーンの作品を観たことがないんだけど自然と『理由
なき反抗』と『エデンの東』というタイトルが頭に浮かぶ位だからスゴイことだな
と思ってましたが、実際にジェームス・ディーンが出演している映画が『ジャイアン
ツ』を含む3本だけということを今作で知って改めて驚きました。もうちょっと
実績を残してたんだろうと思ってたから、どれだけこの3本の印象が強くて伝説に
なったんだか…と思うと無性にDVDが観たくなりました。実際の映画の場面とそれ
を撮影している時のジェームス・ディーンの気持ちに伝記的な要素という3つのシー
ンが程よく絡み合う構成になっていたので、映画の場面を知ってたらより楽しめた
気がしたから余計に観たくなったんですけどね。

とは言え、後の祭りなので今日申し込んだ今作のDVDが届いた頃に改めてジェーム
ス・ディーン作品をGETして復習したいと思います。

無事に本編終了。ステンディングオベーションのカーテンコールで重責から開放
されて若干緊張感がなくなった東山さんが支離滅裂な挨拶をされてたのが逆に微笑
ましかったです。こういうスキの甘さが好きだな~。感極まるってことはなかった
ので明るく爽快な感じで終演を迎えました。これを機に主役も出来るってことを
アピール出来たと思うので、また主役をやらせてもらえる作品に出会えることを
願うばかりです。




NYLON100℃32ndSESSION『シャープさんフラットさん』(ブラックチーム)@本多劇場。
今日はナイロンの『シャープさんフラットさん』のブラックチームを観に
下北に行った。今日は麻里嬢と観るのでチケットを持っている私が
前回のように遅刻をするわけにはいかないので早めに家を出て順調
に到着。麻里嬢も用事が早く片付いたとかで開場して程なくして
落ち合い会場入りし、物販を覗いたりして余裕で開演を待ちました。

いざ開演。前回、客席後方で立って観てたシーンが開演してすぐ
だったのでホントにタッチの差で開演に間に合わなかったことを知り
若干悔やんだりしましたが、同じ作品なのにキャストが違うとこんなにも印象が
違うもんかと思い知らされて、完全にストーリーに引き込まれていきました。
たぶん観る順番っていうのが大きく左右されるな~と思ったんだけど、ある程度
ホワイトチームでのキャストで内容を理解してるからブラックチームを観ることは
比較から始まってしまうのね。ホワイトより良いか悪いかってことだから最初に
観た方が優位に働くと思うんだ。それでもブラックの方が良いって思わせる役者
は優秀なのか、それともキャスティングが間違ってるのか結論を安易に出せない
マジックが今作の最大な趣向なのかも知れないなと思いました。

主役は大倉くんだったんだけど、三宅さんに比べたらやっぱり‘陽’の部分が
強くて違った印象を受けました。大倉くんの彼女の役が小池栄子さんで背の高さが
丁度良くて舞台映えしてましたね。若干セットが小さく見えたのは気のせい!?
まあ三宅さんと新谷さん、大倉くんと小池さんという組み合わせはなかなか効果的
だったと思いました。

まちゃぴこがやってた役をマギーがやってて、共に器用な役者さんだということは
わかってるんだけどルックス的にまちゃぴこに1票って感じでしょうか。清水さん
がやってた役はみのすけがやってて、ここは甲乙付けがたい出来でした。松永さん
がやってた役を峯村さんがやってたのも甲乙付けがたい出来でした。廣川さんが
やってた役を住田隆さんがやってたんだけど、個人的に廣川さんが苦手なので住田
さんの方が無条件で良かったです。

清水さんの息子役の‘小骨’がブラックでは女の子になってたり、最初の回想
シーンのネタが変ってたり、ラストのオチが全く違ってたりと遊びゴコロを感じ
させる内容だったのでやっぱりホワイトとブラックと両方観てこそ成立する作品
なんだな~と思いました。ケラさんはゴイスです。

あともう1回ホワイトチームを観るのですが今日ブラックを観た限り、やっぱり
三宅さんと清水さんが出ていることを度外視してもホワイトの方が個人的には好き
かな・・・と思ったので余計に楽しみです。

終演後、麻里嬢を御自宅に送り届ける車中で兄上が倒れて入院している話や弟さん
が救急車で運ばれたりして検査入院することやダンナさんがケガをして何針も縫っ
た話とかトラブル続きだった近況を聞き、思わず「御祓いした方がいいんじゃない
の!?」と呟いてしまいました。個人的には何も手助け出来ないけど息抜き出来る場
を提供してあげることしか出来ないから頑張ってチケ獲りしてあげようと思いまし
た。

御自宅に着いて、中学教師をしているダンナさんが教え子に頼んでもらってきたと
いう阿部サダヲさんのサイン入りスリッパを見せてもらいました。なんでも阿部
さんのお宅にご飯を食べに行く位に親しい間柄らしく授業の中でたまたまファン
だということを話したら「サインを貰ってきてあげますよ」と言われて半信半疑で
頼んだらしいんだけど、見せてもらったのはまさしく阿部さんの字だったので
「ホンモノです…」と太鼓判を押すと喜んでました。小園さんのサインもしてあっ
たのが笑えたけど。良い教え子をお持ちで羨ましいですな。

ということで首都高をぶっ飛ばして無事帰宅。次は直江嬢と麻里嬢と久々の3ショ
ットでの観劇なので楽しみです。何事もなく麻里嬢が来られることを祈るばかり
ですが。

~avex JUKEBOX MUSICAL「ココロノカケラ」~@青山劇場・2回目。
昨日に引き続き、今日も開演ギリギリで会場に到着。復職を果たして
から退職してた間のツケが全部降り掛かってきて結構ボロボロなん
です。若干開演がおしたようで客席に無事に滑り込み、程なくして
開演しました。今日は間に合って良かったわ…。

初見の時に感じた全体の違和感は払拭出来なかったけど、キャスト
の成長具合というか作品とキャストが馴染んできたのを感じました。
表情にも余裕が感じられたし、まあまあ頑張っていたのではないでしょうか。

Wキャストの役は前回は相葉弘樹さんだったんだけど、今日はAAAの西島隆弘さんで
どっちがしっくりくるかな~と思いながら観てたんだけど、同じ役なのにそれぞれ
の個性が出てて面白かった。冷淡さは相葉さんの方がよく表現されてて、後半の
心が開放されていく様は西島さんの方が分かりやすかったかな。まあ単純に若い
イケメンの男の子を観てるだけで心が和むのは完全にオバちゃんですね。トホホ…

鈴木亜美さんも口パクながら頑張ってた。YU-KIちゃんの代役の女優さんも頑張っ
てたけど、やっぱり演技に幅を感じられなくて途中から飽きた。彼女には荷が重過
ぎますな。どうしてここまで彼女を受け入れられないかと言うと、閣下との絡みに
あるのです。閣下を後ろから抱き締めたり手を握ったりするの~!あなたクラスの
人に閣下に触れて欲しくないんですけど~!!YU-KIちゃんなら許すけど、あなた
は嫌だわ…完全にジェラシーです。オバちゃんなのに心が狭くてスミマセン…。

今日は信者仲魔のちゅんたろーさんも観に来ていて休憩時間にお逢いして今作に
ついて話してみたんだけど「帝劇で観ている芝居や新感線の殺陣と比べたら酷。
全く違ったものだと思って観ないと…」という結論に至りました。確かにハイレベ
ルなものを期待出来るキャストではなかったです。ミュージカルを得意とする役者
も出てないし殺陣を得意とする役者も出てなかったよ。企画ありきでなんとなく
寄せ集めました的なキャスティングでしたね、冷静に見てみれば。そう思って観た
らそれなりに楽しむことが出来ました。ここまでハードルを下げてやっと観れる
作品なんだからチケ代をもっと安くしないと合わないんですけど~。AAAのファン
なんて若い娘が多いからリピートするのも大変だと思われますが。

初見の時よりなんとか良い感じで終演を迎えました。カーテンコールも初見の時
より1回多かったんで閣下のお姿も1回多く観れて良かったです。終演後にプレミア
ムトークショーがありました。鈴木さんと西島さんと渋谷亜希さんが登場されたん
だけど、途中で篠田さんとオガと馬場徹さんが呼び込まれて小さな期待だった閣下
は登場せず軽く落胆しました。やっぱり老体にムチは打たないか…。脈絡のない
若手の話をそれなりに堪能しつつトークショーも終了。

終演後、ちゅんたろーさんとCRJでの再会を約束して別れ、帰路に着きました。
あと公演も残すところ5回とのこと。更なる成長を目指して頑張ってもらいたい
ものです。閣下のブログに「使用楽曲の関係で今作はDVD化されない」って書いて
あったけどavexの記念ミュージカルなんだからavexの曲しか使用してないから
使用許可なんて問題ないはずでは!?ぶっちゃけクオリティの問題でNGなのでは!?と
思ってしまうけど、とにもかくにも楽日まで頑張って下さいませね。
NYLON100℃32ndSESSION『シャープさんフラットさん』(ホワイトチーム)@本多劇場・1回目。
今年はチェの25周年に筋少の20周年、そしてナイロン100℃の
15周年と何かとアニバーサリー的なことが続きますな。今日は
下北に記念公演を観に行きました。同じ演目をキャストを替えて
ホワイトチームとブラックチームと2チームに分けて演じるという
二本立て興行で、本日はホワイトチームを観ます。ホワイトチーム
の主役は愛しの(他人のダンナ)三宅弘城さんでございます。客演
で愛しの(キ○ガイ)清水宏さんも出演されるので特にホワイトチーム
は楽しみにしておりました。

それが不覚にも3分遅刻してしまい本多劇場に入った時には既に開演してました。
座席に案内出来るタイミングまでしばし後方で待機しながら立ち見をすることに
なり、兄のサンプラライブを思い出して若干テンションが下がりました。でも
すぐにテンションが復活したのは三宅さんの役が個人的には「待ってました!」
って感じの役だったからです。いつもはボケ役っていうか笑いを誘う感じの役が
多いんだけど、三宅さんにハマったきっかけは笑いは一切なしのシリアスな役を
演じてた時だったから機会があればまた狂気に満ちた役を観たいと思っていた
のでニーズに合ってましたね。苦悩の表情とか不機嫌な表情とか怒りの表情とかで
とても冷たい目をするのにゾクゾクしました。めっちゃカッコいい~!私はこれを
待っていたのだよ。面と向かって三宅さんに怒鳴られたいわ…。

三宅さんの役をブラックチームでは大倉くんが演じるんだけど、たぶん全く違った
演じ方をするんだろうな~という想像が出来て、この二本立て興行がかなり面白い
趣向なんだということを改めて実感しました。恋人・親子・夫婦・仲間といった
組み合わせで見せる場面があって、それぞれのキャストの違いで醸し出す雰囲気が
変ってくると思うので場面の印象も違ってくると思うんだよね。かなり高度な手法
なのでは!?と感じました。ケラさんってやっぱりゴイスです。

清水さんは安定感のある演技というか着実にインパクトは残すけど決してストーリ
ーは乱さないという客演気質が全開でイイ仕事してました。清水さんの息子役が
元ジョビジョバの六角さんだったのに最初は違和感があったけど最後は親子に見え
たしね…小芝居してる時の細かい仕草がソロライブで観てる動きだったりして地味
にクスクス笑いしてましたけど。

あとは河原雅彦さん(ともさかりえのダンナ)ことまちゃぴこがカッコ良かった。
衣装がどれもステキだったし、役も嫌味な感じが丸出しで良かったわ。まちゃぴこ
は顔に☆印を付けてアナーキーな感じを表現してるのが本来の姿だと思うから近い
姿に感動致しました。カムバ~ック、まちゃぴこ!まあ押さえ的なことでお父さん
役をやってたところで戻ってこないとは思ってるけどさ。

休憩なしの2時間30分強でしたが、ケラさんの作品にしては途中で見失うことなく
ストーリーについていけました。あとは比較という形で更にディープな趣向を楽し
んでいこうと思います。






~avex JUKEBOX MUSICAL「ココロノカケラ」~@青山劇場・1回目。
チケットが既に発売になってから閣下が出演すると発表になって
慌ててチケ獲りしたら良席がかなり残ってて逆に不安感で一杯に
なった今作。更に初日を前に主役扱いのTRFのYU-KIさんが
怪我で突然の降板にも係わらず代役を立てないという話を聞いて
「大丈夫なのか!?」と思いつつ青山劇場に行ってみました。

空席はポツポツとありつつも心配していた程の閑散とした感じは
なくて少しホッとしました。いざ開演。最初の方こそ舞台装置や大掛かりな
演出で目を引いたけど途中からアラが見えてきて興醒めでした。YU-KI
さんと鈴木亜美さんとの対比で見せたかったんだろうけど、YU-KIさん
の役を演じてる女優さんはそれなりに見えるけどネームバリューという点で
鈴木亜美さんと段違いなので対等に見えないのね。もっとシンボリックに
見えないといけない役なので急場しのぎって感じは否めなかった。無理して
でも代役を立てれば良かったのに、鈴木蘭々とかさ…って何でもかんでも
代役を務めるわけじゃないか(苦笑)

YU-KIさんが歌うはずだったであろうパートを鈴木亜美さんが歌ってるのが
バレバレで、とにかく鈴木亜美さんの歌唱シーンが多くて途中で飽きた。それも
大半が口パクってどうなの!?確かに頑張ってはいたけど台詞は噛むし申し訳ない
けど失笑の連続でした。青山劇場じゃなく円形劇場から始めた方が良かったんじゃ
ないかなあ、マジで。全体的に若いキャストが多いようなので雰囲気的に青山劇場
に達してない感じがしました。

その中でも「あれ?見たことあるな…」と思ったキャストが居て、一人は『メモリ
ーズ』に出ていた篠田光亮さんでもう一人は『あいのり』に出ていたオガでした。
篠田さんに関しては器用な感じがよく出てて頑張ってるな~と思ったし、オガは
体格に恵まれて舞台栄えしてて素晴らしいな~と思いました。

閣下の役はキーマンというか、こういう使い方しか出来ないよなという納得の役で
冷淡でステキでした。ちょいちょい無理矢理avexのヒット曲を盛り込んでいる中で
唯一オリジナルソングしか歌唱していないのもポイント高かったです。閣下は何故
この作品に出ることになったのか疑問符は消えませんでしたが、最低限のプライド
だけは保てていたのが救いでしたかね。殺陣のシーンがユルユルだったのは笑いま
したけど…動きにキレがないのは何故ですか?

殺陣のシーンが多いので全体的に安っぽい新感線のパクリを見せられている感じが
しました。閣下が頑張っているだけにあともう1回観に行きますけど、どうにか
こうにか回を重ねる毎に改善されていくことを希望します。若いキャストが多い
から化ければ大きいと思うのでね。カーテンコールもあっさりと1回で終了した
ので次に観る時には大盛り上がりになることを期待しつつ、楽日までこれ以上の
ハプニングがなく終わることを祈るばかりです。

『清水宏一時間』@大袋・北部市民会館劇場。
今日は『清水宏一時間』と銘打った清水さんの独演会を観る為
に越谷に行った。全く場所についての土地勘がなかったので
カーナビに行き先を入力して案内されるがまま車を走らせて
みた。気付けば東武伊勢崎線の大袋駅を通り、程なくして北部
市民会館の駐車場に着いた。住宅街の中にポツンと神殿みたい
な立派な建物が立っていました。中に入ってみると小さな黒板
に手書きの案内を発見して軽く失笑。をいをい大丈夫か!?

劇場のある3階に移動して受付を済ますとチケットを渡されない
ので「自由席ですか?」と尋ねると「はい」との返事に若干アワ
って会場内に入るとかなりの空席にちょっと引いた。最前とかも
空いてるんですけど〜!ここで一気に冷静になった私はキャパの
具合から敢えて最前は避けて客いじりをされないエリアに陣取っ
てみた。清水さんとは長い付き合いなので大体の傾向と対策は
心得ているつもりなのでナイスポジションだと思ったのでね。

いざ開演。ピンスポもなくベタ明かりの中で清水さんが登場。
客席に点在する客の感じがツボだったようで、満面の笑顔でいき
なり客いじりを始めました。この劇場は3ヶ月に1回位しか使用
されてないそうで清水さんのチャレンジャーぶりに感服致しまし
たね。この場所まで来るコアなファンも意識しつつ、この地域の
ファンを掘り起こすというかなりアウェイな感じなんで、よく
この状況を引き受けたなと思いましたよ。

定番の手拍子からエア炊飯器を投げて返してもらうとか、たぶん
思い付きで始めた傘を聖火に見立てて客席全員でリレーするとか
かなり綱渡り状態で進んでいました。このギリギリな感じがまた
ツボなんですけどね。脱落しそうな客を絶妙な力技のツッコミで
引き戻す感じがたまらんのです。ちゃんと計算してたら脱落する
客は出ないと思うんだけど、敢えて脱落させるように仕向けて
そこから引き上げるネタっていうのは天才なのか偶然の積み重ね
なのか紙一重だと思うんですけども、清水さんのネタってそんな
感じが多い感じがします。

とは言え1時間という公演時間ですので定番の映画の予告編ネタを
多用してました。バイオレンスアクションのドラえもんとか名古
屋版007とか何度か観たネタだったんで新鮮さはなかったけど安定
感のある笑いは獲れてたんで良かったと思います。

途中でネタをど忘れした清水さんが右脳の辺りをツンツンと何度
か突いて思い出してネタを続けていたんだけど、そのツンツンと
している姿がめっちゃ可愛くてドキドキしました。先週に引き続
き清水さんの可愛さにメロってるんですけど〜!42歳のオッサン
なんですけど〜!!越谷まで来て良かったよ。

なんだか不思議な雰囲気だったけど頑張ってる清水さんの姿を
観れて良かったです。次は満席の本多劇場で逢いましょう。暑い
日々が続きますがナイロンの稽古頑張ってね〜!
『女教師は二度抱かれた』@シアターコクーン・2回目。
ホントだったら今日は久留米に行ってたはずなんだけどな…。
昨日副業の方でトラブって今日出勤しないといけなくなった
ので断念しといて良かったんですけどね。結果オーライって
ことで納得しときましょ。というわけで仕事終わりで渋谷に
向かいました。何やら渋谷にサルが出没したとかで楽しみに
行ってみたけど遭遇することもなくコクーンに到着。

カメラが入っていたので注意深く見てみるとWOWOWの撮影だって
ことがわかってテンション上がりました。DVDにならないかな〜と
思う位に今作は良い出来なので映像として残せることが嬉しかっ
たのです。いざ開演。

2回目なので台詞とか歌唱シーンでの歌詞とかに気が付かなかった
布石を発見してより理解出来て爽快感で一杯でした。1回目の時に
良々がふんどし姿でお堀に飛び込むシーンでふんどしが取れて
グダグダな感じになって阿部さんが苦笑しながらフォローしてて
どんなシーンなんだろ?と思ってたけど、実はハプニングだった
みたいで今日は普通にふんどし姿で飛び込んでたから何事もない
シーンだったようです。

あと1回目の時はさらっと観てしまった浅野和之さんの演技に今日
は脱帽でございました。誤射された鹿のモノマネは秀逸で涙を
流して爆笑してました。浅野さんに対して笑いの土台が出来て
しまったのでその後のインド人のポーズにも爆死しました。

阿部さんは今日も絶好調で♪コモエスタ2丁目のタメが非常に良か
ったです。浅野さんの鹿にププッと吹いてた姿もめっちゃ可愛か
った。松尾さんも相変わらずオイシイところを鷲掴みで良い出方
をされてました。ホントに面白かったです。

笑い満載の内容だったけど結末がとても切ない純愛の話だった
ことが理解出来て深いな〜と思いました。純愛の捉え方も様々
だってことが勉強になりました。大竹しのぶさんが演じてた元
女教師の女優に年齢が近いから、染五郎さん演じる新進気鋭の
演出家がのし上がろうと必死で自分のことを忘れていた喪失感
やそれでも昔の約束を信じて想い続ける一途さがリアルに感じ
取れてホントに切なかった。実体験には全くない話なのも切な
かった…(自爆)松尾さんはゴイスですな。

笑い疲れて脱力して会場を後にしました。次に阿部さんにお目に
掛かれるのはいつだろう?具体的な予定がないのが寂しいところ
ですが、阿部さんらしい役でまた再会したいものです。あ〜面白
かった。
カンコンキンシアター22『クドい!』@シアターアプル。
今日は毎年の恒例行事となりつつある‘カンコンキンシアター
22『クドい!』最初に二足歩行をしたのは誰だ!!’を観に新宿
に行った。劇場前で直江嬢と待合せしていたので待っていると
関係者受付に北陽が来たりTV局の人が来たりして何気に様子を
見ていたらスタッフの人が「長いです…」と恐縮していたのに
笑えた。公演時間のことだなとすぐに察知出来ましたよ。特に
シアターアプルでの公演は今年が最後だから存分に演ってくれる
だろうという期待に変わって楽しみな気持ちで一杯で直江嬢と
合流して会場入りしました。

特にかぶりつきで観たいキャストが居ない公演なのですが有難い
ことに今年は最前列の席でした。イッチーさんのツバが飛んで
こないことだけを祈りつつ開演。OPの新宿歌謡祭からくだらなく
て笑った〜。天野っちの本田医師は次課長の河本さんと同格で
面白かったです。

ウドちゃんの女子高の先生シリーズとか関根さんとラッキィさん
のしげるとゆうじシリーズとか飯尾さん大活躍のホストの花道
シリーズとか定番のネタは相変わらずで、どこからが台詞でどこ
までがアドリブなのかわからない危うさの中で爆笑させて頂きま
した。特にラッキィさんはいつにも増して下ネタ満載であっぱれ
でした。靴下でチ○ポを真面目に作ってたんですけど〜。

今回は関根さんのモノマネが次々と観れたのは楽しかったです。
麻里ちゃんとのWサニー千葉さんは生で観れて良かった。麻里ちゃ
んの出番が若干少なかった気がしたけどインパクトのある場面が
多かったので印象には残りました。初めて観た時はお尻とか太股
が他の女優陣と比べてちょっと肥えてたんだけど、今年はちゃん
と芸能人体型になってたから素晴らしいなと思いました。

あと裏関根も健在で来年、藤原紀香さんが日生劇場でのミュージ
カルの主役に抜擢されたことにしつこく毒を吐いてたのが面白か
ったな。小堺さんとか木の実ナナさんとかコツコツとショービジ
ネスの研鑽を積んできた人達を差し置いて紀香が主役っていう
のはツッコミ入れたくなるよね〜。まあカンコンキンを日生劇場
で演りたいっていうオチにしてたけどカンコンキンの内容は絶対
に日生では出来ないと思いますけど。

漁火兄弟が三善英史さんの♪雨を熱唱してましたからね。チョイ
スはナイスでしたが今更ゲイだと明かした三善英史さんネタは
日生向きじゃないでしょう。でも林宏美さんのあて振り師には
撃沈しました。ホントにカンコンキンの女優陣はステキな人が
多いです。今井久美子さんを筆頭に西田たか子さんに中村英香
さん、富田真央さんはスタイルが良くてキレイなのに真面目に
下ネタに取り組んでる姿に感服します。何故、他の大きな公演に
彼女達が起用されないんだろうか!?

そんな中、新しく若い女優さんが2人参加されていました。この期
に及んでまだ若い娘を入れるかね…アニメ声の娘とエネルギーの
森くんとのコントは笑えたけど今後の展開が難しそうですけど。
まあ今後どうなっていくのか期待していきましょう。

19時開演で1幕終わりの休憩が入ったのが21時。最後のプライベー
ト裁判が始まったのは23時を過ぎていました。関根さん曰く「お
見送りショーみたいなものですから遠慮なく帰って頂いて構いま
せん…」という言葉に従って堂々と客席を後にする客が続出。
それでもカーテンコールは続き23時25分にようやく終演。もう
お腹一杯です…笑い疲れしました。来年は何処で演るのかわかり
ませんが是非ともまた笑い疲れさせて頂きたいものです。って
この内容と長さを何処で演らせてもらえるのだろうか?ちょっと
心配っす。

ということで直江嬢を御自宅に送り届け、首都高をぶっ飛ばして
帰宅。あ〜今年も面白かった。シアターアプルに行くのはたぶん
最後だと思うので感慨深いものがあるけど、また劇場になると
いいなと思いつつ今年のカンコンキンを堪能しましたとさ。
『清水宏のシンバル野郎!!〜シンバル漫談の逆襲〜』@なかのZERO小ホール。
今日は麻里嬢と『清水宏のシンバル野郎!!〜シンバル漫談の
逆襲〜』を観に行った。なかのZERO小ホールは初めて来たけど
作りや椅子とかが紀伊国屋ホールみたいでレトロな感じがして
中々味のあるハコでございました。

端っここそ空席があったけど後方までかなりの客が入っていて、
それもヤング層が結構多かったのにビックリ。ギャルっぽい女の
子も居たりして若手のコントライブに出てたりするから、その
影響なのかしら…まあヤング層のファンが沢山付けば安泰っちゃ
あ安泰ですけどね。いざ開演。

今回はシンバル漫談を中心にした内容だということで大きな期待と若干の不安があったんだけど、良い言葉で言えば「ナイスアイ
ディア!」、悪い言葉で言えば「姑息〜!」って感じでした。
今までのネタの小道具にシンバル使ってるだけなんですけど〜。
でも逆に予定調和的なシンバルの使い方が面白くて大爆笑でした
けどね。

ツカミのネタで名古屋弁のオバちゃんで登場して客いじりをして
いくというのがあって、そのオバちゃんがシンバルを手にして
漫談し始めたところで先が読めました。イラン人の落語家・ハッ
サンに扇子とか手ぬぐいをシンバルに替えて落語をさせてたのは
予想が付いてたけどくだらなくて笑っちゃいました。そんなに
強引にシンバルを使わなくても…。映画の予告編では普通にネタ
をやって全くシンバルを使わなくて「使わんのかいっ!」という
スカした感じにまた爆笑でメリハリの巧みさに完全にハマって
しまいました。

恒例の冒険ルポトークはシアトルのコメディハウスでネタをやっ
てきたというもので、日本から国際電話で出演交渉をするところ
から実際に出演までのドタバタ劇を面白可笑しくトークしてくれ
ました。以前、ニューヨークのコメディハウスに出た時の話と
ほとんど展開が一緒だったのに苦笑したり、単身アメリカに乗り
込んだって言う触れ込みにしては最後にちゃんとその時の映像が
流されるのに「スタッフが同行してるやん!」と思わずツッコミ
入れたりしてそれなりに楽しめました。

何より清水さんがちょっと痩せててカッコ良かったのにドキッと
したんだよな〜。言ってることはただのキ○ガイなんだけど大汗
掻いてギラギラした目つきを観てると自然とウットリしている
自分が居ました。42歳でこんなにファンキーだなんてステキです
わ。

アンコールではナイロン100℃の次公演に出ることと来年また野音
で単独ライブを演ることを宣伝していました。野音公演は嬉しい
なあ。今度は開場時間にちゃんと行こうっと。ナイロンも清水
さんが出るホワイトチームの主役は三宅さんだから2回行くつもり
なんで楽しみ、楽しみ。どっちを観たらいいか迷っちゃうかも〜
!?そんなこんなで楽しみ満載の今後に期待しつつ会場を後にしま
した。

麻里嬢を御自宅まで送る車内で近況を話したり愚痴を聞いてもら
ったりしました。こういう時間もまた良いものです。来月のナイ
ロンでの再会を約束して解散。久々の深夜のドライブに軽くテン
ションが上がりつつ帰宅。心地良い疲労感でございます。あ〜
楽しかった。来週末にも清水さんを観れるので楽しみにして日々
を過ごしたいと思います。
銀河劇場とシアターコクーンのWヘッダー。
今日は『夏の夜のロミオとジュリエット』の楽日を観に天王洲
に行った。若干の空席がありつつも平日の昼公演にしては上々
の客の入りで一安心。いざ開演。

楽日ということでアドリブ満載だし、タップの途中で軽く東山
さんが滑ったり、パク・トンハさんが扉にぶつかったりとプチ
ハプニングもあって盛り上がりました。東山さんが新吾センセイ
をだっこしてハケていったのは可愛かったな〜。蘭香レアさんに
蹴られて「ドSか!?」ってツッコミ入れたら「嫌いじゃないくせ
に」と返されてププッてなってた東山さんも可愛かったな〜。
とにかくカワイイ&カッコいい東山さんをお腹一杯堪能出来まし
た。

作品自体は正直、単純で気恥ずかしい感じがするテーマなんだけ
ど再演でパク・トンハさんと風花舞さんに変わったことでより
リアリティが出て深い部分が理解出来た気がしたし、玉野和紀
さんと平澤智さんが初演以上にリラックスして笑いの部分を増幅
してくれていたのが良かったのかなと思いました。

スタンディングオベーションでカーテンコールを向え、大盛り
上がりのまま終演。暑い中、ホントにお疲れ様でした。次にディ
ナーショーが控えてますが打上げで発散して鋭気を養って下さい
ませ。

そんな想いに浸りつつ天王洲を後にし渋谷に向った。この後、
シアターコクーンで『女教師は二度抱かれた』を観るのです。
1日でこの振り幅の広い芝居を観るのは如何なもんなんでしょう
ね。

爽やかな純愛から一変、まあ色んなチューが見れました。かなり
心が洗われていたんですけど、すぐに元に戻りましたね。だって
松尾さんの描く世界の方がど真ん中なんですもの〜。細かく細か
くツボに入る台詞が散りばめられていて完全に集中して観ながら
クスクス笑いが止まりませんでした。

阿部さんが歌舞伎役者の役で染五郎さんが新進気鋭の小劇団の
演出家役なので出てくる歌舞伎の台詞とか小劇団の実情とかが何
となく理解出来るからホントに面白かった。オチも松尾さんの
作品にしては明確なのでモヤモヤ感がなく終われたのも良かった
です。

『蛇よ!』の時を引き続き演じてるような大竹しのぶさんも最高
だったし、意外な場面が満載な浅野和之さんも良かったし、松尾
さんのオイシイ役の数々には脱帽でございました。

阿部さんのインパクトは凄かったけど結構温存してる感じもあっ
て若干物足りない気もしたけど生・阿部さんは単純にいいっす。
オカマという設定なので白の革のパンツとベストに蛇柄のタンク
トップ(若干スケスケ)という衣装もかなりイケてまして、ふと
「東山さんの私服っぽいかも!?」と思ったりもしましたが、ピチ
ピチな感じが実は嫌いじゃない自分の趣味にビックリでした。

いや〜久々に面白い芝居でした。これは何回でも観たいですよ。
ちょっと今後の予定の展開が変わってくるかも!?ということで
長い1日でしたが大満足でしたとさ。お尻が若干痛いけど…。
『夏の夜のロミオとジュリエット』@銀河劇場・1回目。
今日は『夏の夜のロミオとジュリエット』の再演を観に天王洲
に行った。2005年の初演の時のDVDを昨晩見て予習してみたん
だけど、まだ大坂くんが居た頃だったことに改めて驚いたり
しました。内容的には単純な分かりやすいストーリーなので
「そうだった、そうだった…」と記憶が蘇ってきましたが敢えて
再演する程の作品か!?とやっぱり思ってしまいました。

会場入りすると空席が結構あって、後ろの列の客が話している
のが聴こえてきて「昨日の初日も空席がごっそりあって初日なの
に何でって思った」って言っていて、益々再演への不安が募って
きた中での開演でした。

初演の時はいきなり芝居が始まって違和感があったのをダンス
シーンから始まる展開にしてたのは良かったかな。キャスティン
グも替わってたし、全体的に分かり難かった箇所がイメージし
易い台詞や場面に変わってたりしていて、とても良いリニュー
アルになってました。初演が好評で再演というパターンじゃなく
てリニューアルすることで良くなって再演するというパターンも
あるんだな〜と思いましたよ。

東山さんに関しては初演の時より余裕が出てきて観てて安心して
ウットリ出来ました。初演の時は歌い出しただけでドキっとした
けど今は耳障りの良い声に軽くメロメロでございました。ダンス
も女子と絡むのが若干嫌だったんだけど、シーンとしてきっちり
頑張ってる感じが伝わってきて「あ〜カッコいいなあ」と思えた
りして完全に再演にハマってしまいました。

結末を知ってるのにドキドキ状態で終演を迎えました。悲劇の中
で光ある未来に落とし所を持ってくる感じは嫌いじゃないので
改良された今作は結構好きかも!?って感じです。カーテンコール
の東山さんもカッコ良かったですがやっぱり新吾センセイも可愛
くて両方を観るのにロンパリ状態でした。(元テリーかっ!)
ホントにD☆Dメンバーを贅沢に使う演目だよな〜。

あとは楽日を観るので、それまでトラブルや怪我なく回を重ねて
いってくれることを望みます。週末になれば客の入りも増えて
くると思うのでモチベーションを高く持って頑張って欲しい
です。
『羊と兵隊』@本多劇場。
今日は『羊と兵隊』の東京楽日を観に下北に行った。浅草
歌舞伎以外は観る気がなかった獅童くんが出る公演だった
けど、そろそろ離婚してるかも!?と思って獲った『トゥーラン
ドッド』の楽日はFブラの札幌公演の翌日とカブってて結局は
ヤ○オクで売ってしまったので、その罪滅ぼしと離婚の御祝儀
で今公演は観てみようと思ったのでした。

ポツポツと空席があったり、当日券のパイプ椅子席が前方通路の
1列のみだったりと楽日なのにな〜と若干の不安を抱きつつ開演
となりました。

う〜ん…難しくてよく解らなかった。たぶん何回観ても理解出来
ないと思った。抽象的な台詞で感情をぶつけ合う感じに入り込め]
なかった。獅童くんにとっての新境地っちゃ新境地なんだろう
けど個人的に好んで観る作品とは全く違ってたんで若干退屈して
しまいました。睡魔に襲われてる客がかなりいらっしゃったので
私だけが退屈してないと思われましたが。

なんで顔を白く塗ってる人がいるのか?
なんで田畑智子さんのアイメイクが濃いのか?
なんで衣装が汚れた感じになってるのか?
なんで汚れてない衣装の人がいるのか?
数々のシュールな演出が全く理解出来なかったんですけど〜。

ただ獅童くんが好きになった頃のような金髪のソフトモヒカンっ
ぽい髪型で容姿がかなりストライクなのでドキドキして集中力を
保てたのが幸いして睡魔には襲われませんでしたが、ちっとも話
は理解出来ずに進んでいました。休憩時間に入るタイミングも
全く理解出来なかったしね。

戦争モノの話なんですが、その戦場に送り込む兵士を抱えた家族
の悲劇の物語が地味に進むわけです。男性は兵隊になる人と兵役
を逃れる人がいて、女性は夢を叶える人と夢を持てない人がいる
っていうことを説いていた気がしたんだけど、基本単純な思考の
私なので何故そういう流れになるのかが疑問でした。

後半になり更に疑問符が多くなって「ここで終わったら失笑なん
ですけど〜!」と思ったタイミングで終演でした。オチはどこ
でしたかね!?完全に消化不良です。

それでも数回のカーテンコールで徐々に盛り上がる場内の雰囲気
が心地良くてちょっと感動していると獅童くんが出てきて涙声で
挨拶してくれました。「小学生の時に母に連れられて本多劇場に
来て、いつか歌舞伎じゃない公演をここで演るのが夢だった」的
な発言をしてて思わず涙腺が緩みました。本多劇場で獅童くんが
観れるのはホントに楽しみだったのに作品が正直イマイチだった
けど本人が感動してるわけだから色んな意味で同調して泣いて
あげないと…って思っちゃったんだよね。

ホントにバカがつくほどピュアな人なんです。だから好きになっ
たんだけど、急に環境が変わって浮き足立った末に悪いオンナに
引っ掛かって跡継ぎを獲られるというダサダサな感じも嫌いじゃ
ないんだよね。だから敢えて今は距離を置いておこうかなと。

って妄想してる感じがキモかったらゴメン。とにかく下北で獅童
くんが観れたのは個人的には財産でしたとさ。
劇団☆新感線『五右衛門ロック』@新宿コマ劇場。
今日は直江嬢の元同僚のお姉さんと劇団☆新感線の『五右衛門
ロック』を観に新宿に行った。コマの前で待ち合わせていたん
だけど仕事が長引いてしまい時間に間に合わず、さすがにこの
暑さの中を外で待って頂くわけにはいかないのでコマの隣りの
居酒屋さんで先に一杯やりながら待ってもらうことにした。

新宿駅から競歩並みの早足で居酒屋さんに直行。15分程遅れて
なんとか到着し、一気に噴き出す汗を拭きながら生ビールで
乾杯!いや〜めっちゃウマウマでございました。夏は生に限る
ぜぃ。そのまま赤ワインに流れ、かなりリラックスした状態で
コマに入るとそのまま開演となりました。昨年観た『座○市』
とは打って変わって満席のコマの客席は圧巻でした。これだけ
客が入ってたら演者さん達もさぞかし気持ちいいだろうな〜と
思いました。

劇評なんかを読むと「昔からの新感線ファンにはたまらない内容
になっている」と書いてあって、主演が古田新太さんということ
でホントに楽しみにしておりました。昨今は客演が多過ぎて劇団
員がチョイ役になってることが多くて、なんだかな〜(by.阿藤
快)状態だったからどれだけ劇団員が良い役で出てくるかも期待
してました。

いや〜古田さんがとにかくカッコ良かった。出ずっぱりって感じ
ではないんで、出てくると話の展開だったりその場の空気感を
一変させる滑舌の良い台詞回しが舞台上をグッと締めてくれる
のが心地良くて夢中になって観てました。バラエティに出てる時
はどこぞのレスラーか!?って感じなのに色気があってステキに
見えるのはまさに古田マジックですな。

客演のキャスティングもナイスで、濱田マリさんとじゅんのシー
ンはまるでじゅんと聖子さんのような絶妙な掛け合いで息が合っ
てたし、川平慈英さんとウコリンのシーンはまるでウコリンと
村木さんのようなコミカルかつキレの良い笑いを生み出してたし
組み合わせがお見事でした。いや〜笑わせて頂きました。

松雪泰子さんの役は「新感線的に言ったら羽野晶紀だな〜」とか
江口洋介さんの役は「新感線的に言ったら粟根さんだな〜」とか
北大路欣也さんの役は「新感線的に言ったら橋本さとしだな〜」
とか森山未來くんの役は「新感線的に言ったら河野さんだな〜」
とか個人的にシミュレート出来たのも楽しかったです。まあ河野
さんに関してはかなり個人的な意見ですが。

河野さんの姿を何気に探してたけどなかなか見付けられなくて
ようやく1幕の最後に出てきた時には微妙にテンションが上がりま
した。贅沢な使い方してんなあ…考えてみたらまだ聖子さんも
出てませんしね。粟根さんもちょこっとしか出てなかったかも。
その分、メタルさんの出番が多くて「頑張れ!お父さん!!」と
心の中で念じてしまいましたけども。

『メタルマクベス』から引き続き、冠徹弥は良い役を頂いてて
ちょっと嬉しくなりました。CRJでしか冠の姿を観ることはないと
思ってたから、おバカじゃない冠の姿に若干違和感はあるけど
ちゃんと役を演じてる感じが面白かったです。あとはオケピでの
松崎様のノリノリな姿がちょうど目に入る席だったので気になっ
て気になって仕方なかったです。あんなに軽快に動くお方だった
とは!でもホントに楽しそうで微笑ましく思えました。

舞台だけではなくオケピにまで気が散ってる割には話のテーマが
そんなに複雑ではないので単純に面白可笑しく観れました。緊迫
した場面で北大路さん演じる‘クガイ’の台詞がソフトバンクの
白戸家のお父さん犬の声にしか聴こえなくて軽く失笑したりも
しましたけども大御所が出てるということがコマでの公演らしい
気がしました。ある程度のパターンが新感線には出来ていて後は
応用なんだろうけど、これだけの選択肢が増えていると制作側は
難しいと思うな。でも次はどんなものを見せて貰えるのか期待は
しますけど主演次第ですけどね。

大拍手で終演を迎え、スタンディングオベーションのノリノリの
アンコールで大盛り上がりしました。そのまま地元に移動して
軽く1杯やりながら今日の感想や近況などを語り合って楽しい時間
を過ごしました。来月のD☆Dサマーディナーショーでの再会を
約束して解散。今日の『魔王』に閣下が出るらしいので録った
DVDを早速帰宅してチェックし〜ようっと。

ナイロン。

2008年7月6日 演劇
ナイロン。
昨日はナイロン100℃の次公演『シャープさんフラットさん』
のDM先行予約の日だった。今公演はダブルキャスト2本立て
興行と銘打って同じ作品をホワイトチームとブラックチーム
に分けられた全く違うキャストが演じるという試みなのです。

ホワイトチームの主役は三宅さんでブラックチームの主役は大倉
さんで、ブラックチームにも三宅さんは別の役で出演されるので
公演が発表になった時には「両方2回観たいから4公演分のチケを
獲らねば!」と思っていたけど、三宅さんの結婚話を聴いてから
その考えに微妙な風が吹き始めていた。結局、キュービットクラ
ブで割安なセット券というのを申し込んで当選したので良席より
は安価で1回だけ観る方向にマイナーチェンジしたのでした。

いつも一緒にナイロンの公演を観ている直江嬢にお伺いをたてて
みると「休みを取るのが厳しいので1日で両方観たい」とのことで
希望してた日程を確認すると個人的に一緒に昼公演を観るのは
難しい感じだったので、昼公演のブラックチームは一人で観て
もらって夜公演のホワイトチームに合流することにした。ホワイ
トチームには清水宏さんも出るので2回観たくなったんですな。

そんなやりとりをしていると麻里嬢からナイロンのチケ獲り要請
のメールが届き、直江嬢との状況を説明すると直江嬢と観る日の
夜公演と私がセット券で観るブラックチームの夜公演を希望する
とのことで、結局3日分のチケ獲りをすることになって全て良席が
GET出来るか若干不安になりつつあった。

予約方法は電話とPC。右手でPC、左手で電話を操りチャレンジ
するも、どこか電話に比重が掛かってしまいリダイアル地獄に
陥ってしまいましたが、予想外にモタモタ扱っていたPCがサク
サク繋がって3公演共2列目のセンターブロックが獲れました。
とりあえず良かったよ…。

久々の直江嬢と麻里嬢との3shotでの観劇は楽しみでもあるけど
やっぱり三宅さんの雄姿を二度観る気になったのは大きいかな。
外見よりは才能を感じて好きになるタイプなので、知れば知る程
どんどん好きが増幅するから今更結婚されてもショックはあり
つつも時間が経てば気持ちに折り合いが付くのかも知れません…
結果的に尚もそうですしね。こうやって大人になっていくのか、
私!?って充分に年齢的には大人ですけどね。

まあ清水さんパターンと言いますか、清水さんを好きになった時
には既に奥さんが居て、そのファンキーな奥さんネタがとにかく
面白くてハマったのに離婚した今でも好きで居られるということ
は奥さんネタ以外に腕を上げたってことでもあるので才能に結局
は惚れる性質みたい。

だからこそ次公演の三宅さんが楽しみです。満足させてや〜!
『王様とおばさん』@ル テアトル銀座・東京千秋楽。
昨日の疲れが残っていたのでやっと起きて身支度をして銀座に
向った。いつになく昼公演はツライな〜と思いました。なん
とか会場に到着し、DVDの申し込みを済ませ座席に進むと程なく
して開演。空席はちらほらあったものの初見の時に比べたら
ほぼ満席に近いのではないでしょうか…楽日にしてこの客の入り
にほっとしました。

リピーターの人が多いのか笑えるシーンでは確実に爆笑してたし
拍手とかもいい感じで入ってきて観てて気持ちよかった。やっぱ
り東山さんが出てなかったら絶対に観ない作品なんで普段と違う
客層だったり、こんな機会がなければ出会うことがないキャスト
を観ることは興味深い体験なんで、舞台と客席の一体感がなんか
心地良かったのです。

東山さんのコテコテの関西弁がツボで台詞回しもとても自然で
安心して観れました。『しあわせのつぼ』の時の熱血漢の役より
今回のようなちょっとおバカさんだけど純粋な役の方が個人的
には好きかも…まあ一番好きなのはナルシスト全開のカッコいい
役ですけどね。でも人ってこんなにも成長出来るんだな〜と思わ
せてくれました。ミュージカルも出来てストリートプレイも出来
るとなると仕事の幅が広がって益々活躍しちゃうんじゃないの
〜!?楽しみだけどその分チケ獲りが大変そうだな…東山さんの為
なら頑張るけどさ。

最後のフラを踊るところとかはダンサー魂を垣間見せてくれて
表情とか身体の柔らかさを観ながら、流石!と思いました。やっ
ぱりどんな動きでも踊ってる時が最高にステキですわ。自信を
もって演じてるのが伝わってくるから安心して観れるんでしょう
ね。

無事に東京公演の千秋楽も終演。まだ地方公演が残っているので
気が抜けないと思いますが最後まで怪我なく頑張ってもらいたい
ものです。途中のシーンで魔術に掛かって宮地雅子さんと東山
さんが抱き合う場面があって、自分が宮地さんになっている妄想
を瞬時にしていたので、しばらくはその妄想を引き摺って日々
幸せに生きていけそうです。
『王様とおばさん』@ル テアトル銀座・1回目。
今日は東山さんが出演される『王様とおばさん』を観に銀座に
行った。結構ゴッソリと空席があったのと客の年齢層の高さに
軽く引く。福島三郎さん×宮本信子さんのタッグから始まった
『しあわせのつぼ』の続編といいますか布施明さんと山路和弘
さんと東山さんが引き続きキャスティングされてて、羽野晶紀
さんや宮地雅子さんなどが新しく加わっていました。

内容はタイトル通り、王様とおばさんの話でかなりのファンタジ
ーでした。設定がハワイっていうのもどうかなと思ったけど、
ピュアな気持ちで観たら観れなくもないなと思いました。まあ
私は全くピュアな気持ちをを持ち合わせてないので若干冷めた
感じで観てましたが『しあわせのつぼ』よりは楽しめました。

赤地に白のハイビスカス模様のアロハを白のパンツにインしてる
添乗員として東山さんが登場した時は「どの時代の添乗員の設定
なんだよ〜」失笑しましたが、ストリートプレイが大分板につい
てきて観てて不安を感じませんでした。それなりに笑いも取って
たしオイシイ役を頂いたのではないでしょうか。フラを踊るとこ
ろとかいろんな面で十分楽しめたし、また次に観るのが楽しみ
です。

羽野晶紀さんの舞台復帰第一作でもあるんで期待してたんだけど
やっぱり舞台の羽野晶紀は素晴らしいわ。肩慣らし的な感じなの
か出番は少ないけど、後半の無邪気な感じとか自然でとっても
良かったので是非また新感線で観たいな〜と思いました。

東京公演の後も地方公演が続くのでモチベーションを保つのは
大変かと思いますが怪我なく頑張って欲しいと思いましたとさ。
COLLOLリーディングシリーズ「recall:2」@門仲天井ホール。
先日観に行った『燻し銀河』で久々に清水宏さんの勇姿に触れ
テンションが上がった私は入場する時に貰ったチラシの束の中
にあったCOLLOLリーディングシリーズ「recall:2」に清水さん
が出演されることを知り、その日の内にネットでチケットを
押さえていたのでした。しかしその後の怒涛の日々にすっかり
疲れてしまい、前日まで今日の演目のことを全く忘れておりまし
た。カレンダーのしるしに気付いて良かったよ。

とりあえず初めて行く門仲天井ホールの場所を調べて開場時間の
15分前には到着出来ました。受付を済ませ狭いロビーで開場を
待っていると清水さんと遭遇してドキッ。白のシャツに黒のセー
ターというシックないでたちはあまり印象がなかったので新鮮に
感じて「いきなりカッコいいんですけど〜!」と心の中で絶叫
しておりました。

今回の演目はvol.3「メディア」と vol.4「虹の彼方に」と分かれ
ていて清水さんはvol.4の方に出演されるのでvol.4のチケット
しか買ってなかったんだけど通しチケットも発売されていて開場
するとvol.3終わりで帰る客がまばらで出来上がった空気感に軽く
引いてしまいました。なんせ何も予習をして来なかったのでこれ
から何が行われるのか想像もつかなかったから客層から何も糸口
が掴めなかったのは不安を増幅させました。

それでも最前列の端の空席を見付けてキープ。不安な気持ちを
落ち着かせようと入場時に頂いたチラシをチェックしていると
私の目前に清水さん他キャストの方がやって来てウォーミング
アップを始めました。柔軟やら発声やら普段の演劇のステージ
では決して見れない光景です。それも私の足元から1m以内で
行われていて発声の合間の一瞬の息遣いとかは妄想族の私にとっ
てはかなり刺激的な状況でした。寝転んでた清水さんに覆い被さ
ってやろうかという衝動に駆られましたが理性で抑えました。

なんとか犯罪者になる前に開演。要は小説家・高橋源一郎さんの
作品を清水さんと清水さんがかつて在籍していた劇団山の手事情
社の山田宏平さんが朗読し江村桂吾さんがパーカッションで演出
を加えるというもので、始めこそポカ〜ンって感じで聴いてたけ
ど段々と朗読というよりも台本を持って立ち稽古をしてる現場を
観てるみたいな感覚になってきてとても面白かったです。昨日の
夜公演と今日の昼公演を経て3回目にあたるのでお互いにアイコン
タクトをしながら立ったり座ったり歩いたりと動きをつけたり、
同じ台詞を繰り返し言って強調したりと客の興味を惹き付ける
手法が出来上がっていました。こんなことなら昨日の初回を観て
おけば良かったと悔やみましたね。

ストーリー自体は全く頭の中をスルーして正直何も残らなかった
けど緊張感とワクワク感とドキドキ感と笑いもある朗読っていう
のは経験がないのでこういう世界もあるんだな〜と新鮮な気持ち
になれました。こういう自分が知らなかった世界の中でも清水
さんは清水さんらしさを発揮していて改めて清水さんの懐の深さ
を感じました。今作のチラシに清水さんのことを‘怪優’と称し
ていたんだけどまさにそれでしたね。ただのキ○ガイじゃない
です、清水さんは。ホントに来て良かったです。

睡魔に襲われるどころか全く飽きる暇もなく終演。アンケートを
書こうと思ったけど筆記用具を持ってなかったのでそそくさと
会場を後にしようとエレベーターを待っていると清水さんが出て
きて内心「キャッ!」と思ったけど所詮上手に清水さんに絡めな
いのは自覚してるので会釈だけで済ませました。妄想の中では
あんなこともこんなこともしてるのに本人の前では何も出来ない
ヘタレでスミマセ〜ン。

それでも爽快な気分で帰路に着きました。やっぱり清水さんは
イイ。長く観てきたけどまだまだ新しい要素が発見出来そうなん
でこれからも観続けたいと改めて思いましたとさ。
本日が楽日の『CLUB SEVEN 5th stage』。またもやアブラーズと
カブってしまったので昼公演を観て、そのまま新木場に移動する
というWヘッダーでございます。怒涛の日々がこれで終わるかと
思うとホッとする気持ち半分と寂しい気持ち半分ってところで
しょうか。いざ開演。

まずは今日も東山さんの女装のシーンで微妙な気持ちになりまし
た。高級コールガールっぽい感じの女装なんでカッコいいっちゃ
カッコいいし顔立ちもキレイだからそれなりに可愛く見えるん
だけど何かしっくりこないのは何故なんでしょうか!?どうせなら
もっとふざけてくれてもいいんですけど…

その分「全力家族」の時の大阪弁丸出しのおっちゃんの役は弾け
てて良かったな。かなり身体張ってたし作業服に黒ぶちメガネ姿
は見慣れてますもんで大爆笑させて頂きました。

「玉子のむちゃブリっ子!」のコーナーの日替わりゲストは東山
さんと星奈さんと阿部さんでした。明らかに嫌そうな表情の東山
さんがまた可愛かったです。‘新しいゲームを開発した人たち’
というむちゃブリに新しいじゃんけんを提唱したり新しいあっち
向いてホイやだるまさんが転んだをやらされたりして玉野さんに
いいように弄ばれてる感じがツボでした。Sキャラの人が攻められ
てる姿は実に面白いっす。

美輪明宏さんの曲で構成された「人生は過ぎ行く」では東山さん
がトランクス一丁でベッドに横たわっている姿から始まるんだけ
どホントに妄想族にはたまらない場面でして毎回ウットリして
ました。なんて無防備な寝顔なんでしょう…ただ美輪さんの曲を
口パクで歌う樹里さんの表情がめっちゃ面白くてディープな妄想
が出来なかったのが残念でしたが。美輪さんの曲をこんな使い方
して大丈夫か!?思う位に笑いっぱなしでした。

「スケッチ桃太郎」では西村さんと東山さんと原さんと阿部さん
が4つ子という設定でおかっぱ頭がまた衝撃的でした。生意気な
ガキんちょって感じでふざけたり企んだり言い訳したりする姿は
完全に吹っ切れてて活き活きしてましたね…コントとして成立
してると演じやすいのかも。でもやっぱりこういう設定だとダン
トツに西村さんが上手でした。その後のタップのシーンは皆可愛
くて、特におどけた感じの東山さんの表情がめっちゃ良かった
ですぅ。完全に幼稚園児に見えたもんな…よっこい庄一は古っ!

1部のクライマックスのダンスミュージカルはマフィアの抗争っ
ぽい感じでオトナの雰囲気が出てて引き込まれてしまいました。
ストライプのスーツ姿がめっちゃステキだったしタンゴっぽい
のとかケンカのような激しいダンスとかもカッコよかったし最後
の方でナイフを出してニヤリと笑う狂気な表情にゾクっときて
改めて惚れ直しましたね。

男性メンバーでの「風見鶏」の歌唱は1部を締め括るには良い構成
だったのではないでしょうか。この時の東山さんの千鳥格子柄の
帽子とマフラーがよく似合ってて男前でした。西村さんのパンツ
の丈が微妙に感じたのは私だけ!?

休憩を挟み2部になり「マネキンとあやつり人形」というミュージ
カルから始まりました。東山さんはあやつり人形役なんだけど
動きが清水アキラさんのあやつり人形を彷彿とさせて初見の時
から感情移入出来なかったんだな…とてもシュールな展開なのに
ひとり心の中でニヤニヤしておりました。でもマネキン役の人達
が無表情なのに対し柔和な表情で気持ちを表すあやつり人形役の
東山さんがとても素晴らしく、何度も「あ〜この表情好き…」と
思うことがありました。あんな表情で見つめられたら完全に失神
するわな。ホントに東山さんの魅力満載でございました。

今回のMCコーナーのお題は‘舞台での失敗談’。東山さんは今日
のタンゴっぽいダンスの時にチャック全開だったとか。ちっ見逃
した…ってあんまり股間見ないしね。これからは股間もチェック
だぜ。(どんな宣言だか)

「50音順ヒットメドレー」はカラオケに行ったらこうやって歌う
んだろうな〜と思わせてくれるソロパートもあり、ちょいちょい
出てくるドラマ『SP』のパロディとかピンクのアフロ頭のがっ
ちゃんみたいな姿でのダンスとかオモチャのギターをブンブン
振り回してノリノリのギタリストとか東国原宮崎県知事の似て
ないモノマネにブリブリの聖子ちゃんのモノマネとか星のかぶり
物でコーラスとか飛び道具の連続に一瞬たりとも気が抜けません
でした。♪愛しのナポリタンをヒガシの役で熱唱してたのと
♪ミソスープを胴体が人形になってる子供の姿で可愛く歌ってた
のがツボでした。

ここまでやってこそ『CLUB SEVEN』なんだろうけどやってる本人
達はさぞかし大変だろうなと今回もつくづく感じました。恥ずか
しいと思う余裕もないだろうから余計にはっちゃけてて非常に
楽しゅうございました。今日も大盛り上がりで終演。この調子で
夜公演も頑張って頂きたいと思いました。

きっと夜公演の方が盛り上がるんだろうなあ…若干後ろ髪を引か
れる気持ちはありましたが、ここはぐっと堪えて急いで新木場に
向かう私でありました。東山さんを存分に堪能出来たのでそれ
以上にアブラを堪能してやるぜぃ!楽しい時間を有難う、東山
さん。次はD☆D公演で逢いましょう!!それまでにワキ毛が復活
してますように…
『CLUB SEVEN 5th stage』@品川プリンス ステラボール・2回目。
今日も『CLUB SEVEN』を観に品川に行った。今日は終演後に
川崎でのアブラサミットに参加するというWヘッダーなので久々
に電車で行ってみました。雨の中、駅からの道中は非常に鬱陶
しかったです。会場に入ると昨日よりは良席だったのですぐに
テンションが上がったのが幸いですが。いざ開演。

OPはウットリモードなんだけど、すぐにテンションが下がるのは
女装シーンがあるからなのです。顔立ちがキレイだからそれなり
に可愛く見えるのだけど、脇の毛を処理してるのが引くのよね。
どんな顔して処理してるんだろう?と想像すると私の中の東山
さんのイメージがガラガラと音を立てて崩れていくのがわかるの
です。その後の場面でダンスでカッコよく決めてくれてもチラっ
と見える脇に毛がないんだもの〜。毛+イボにソソられる脇の
魅力が半減だわ。早くステキな脇に戻って欲しいものですぅ。

大阪弁丸出しのコントチックな東山さんは嫌いじゃないですね。
間の取り方やテンションの上げ方がやっぱり大阪人なんだな〜と
実感出来て笑いのセンスを感じました。眼力からして違います
からね、ノリノリなんですけど〜。

今回のMCの質問は「好き嫌い」で東山さんは好き=ラーメン、
嫌い=人参・玉ネギでした。「飲んだ後のシメがラーメン」って
話に32歳なのに若いな〜と思いつつ、D☆Dの公演の時に「リーダ
ーは食べないイメージがある」って話を思い出して、どっち!?と
思いました。結局、印象に残ったのは「ラーメン食べたい」でし
たけども。

今日もあっという魔に終演。急いで川崎に移動せねば!と思い
つつメールチェックすると一緒にアブラサミットに参加するスミ
ノさんから「11時過ぎに川崎到着」とのメールを頂き軽く安堵。
かなりお腹がペコペコで何か食したいと思ってたんだけど時間的
に立ち食いそば位しか余裕がなかったから座って食事が出来る
ことが嬉しかったの。東山さんの暗示からラーメンが食べたくて
品川駅構内の中華料理屋さんに入ってみました。サラリーマンの
オジサンに混ざって生ビールと角煮ラーメンでプチ宴を繰り広げ
ましたとさ。やっぱりラーメンは旨いっすな!

アブラサミットは10時開演なのに11時近くまで品川駅で食事した
り化粧直しタイムをトイレで過ごしたりして、ようやく移動。
スミノさんと合流し会場入りしました。朝までのアブラサミット
は老体にムチ打って頑張るつもりだけど何が起こるかわからない
感じが不安でもあり楽しみですな。東山さんから尚へのギャップ
は激しいけど両者を堪能出来るような一日になってくれれば有難
いと思いましたとさ。
『CLUB SEVEN 5th stage』@品川プリンス ステラボール・1回目。
今日は『CLUB SEVEN 5th stage』を観に品川に行った。
ステラボールは横に広いので端の方の席だったから非常に首が
疲れました。

『CLUB SEVEN』は東山さんが出演された2nd stageとLIVEを観てる
んだけど、ある意味衝撃的というか笑撃的というかエンターテイ
メントを深く感じる舞台だった。東山さんが出てなくても次回作
を観たいと思った位だったけど結局はタイミングが合わず観れず
仕舞いだったのでした。だから今回は結構楽しみにしてました。

まあ始まって程なくして楽しみにしてた心が折れましたけどね。
東山さんがあり得ない位に頑張ってたんで面食らってしまって
どんなテンションで演じてるんだか!?と不安に感じてしまったの
です。『CLUB SEVEN』はこういうもんだと吹っ切れてるならいい
んですけど時折微妙な表情をするんでね…。

だから単純にダンスシーンとかは安心しました、いつも通りカッ
コいいんで。MCで子供の頃のあだ名をメンバーに聞くっていう
のがあって、東山さんが「よっくん」だったというのは興味深か
ったです。あと恒例の50音順ヒットメドレーは今回も圧巻でし
た。ジャニーズ絡みの選曲が多いのが気になったけど、よく練ら
れてて楽しめました。

あれよあれよという魔に終演。とりあえず今日は初見なんで詳細
は今後じっくりと観て、萌えポイントを探していきたいと思いま
す。

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