『燻し銀河』@天王洲銀河劇場。
今日は清水宏さんが出演される『燻し銀河』を観に天王洲に
行った。本当は明日、最前列で観るはずだったんだけど数日前
にD☆DのF.C.から『CLUB SEVEN』のチケットが届いてビック
リ…Wブッキングしてるやん!やっちまった!!慌てて他の日の
チケを探すと初日である本日の3列目が出ていたので即買いした
のでした。良席が売れ残っていたことに若干心配になったりも
したけどまあ観れることになったんで結果オーライってことで。

座席に進むと客層が老若男女幅広くて2階席も埋まっていて心配
は全くの無用だった。いざ開演。

カムカムミニキーナの松村武さんの作・演出の作品なのでコメ
ディっぽいのかなと思ってたんだけど、意外とシリアスな場面が
多くて何度かストーリーから脱落し掛かった。隣りの席のご婦人
も前の席の女子学生も途中で居眠りしてたんで清水さんの出番が
少なかったら私も寝てたに違いない。場面展開も複雑なので何の
説明かわからないまま観て、半歩遅れ位でさっきの場面の意味が
理解出来て納得…みたいなことの繰り返しだった。結末としては
巧くまとまってて消化不良ではなかったのが救いでした。

清水さんは‘銀さん’という初老の刑事役でハンチングにスーツ
&コート姿がコントにしか見えなくてちょっと笑った。15年前の
未解決事件を追っているという設定なんで真面目な台詞が多い
わけなんだけど、その中でエキサイトし過ぎて暴走して笑わせる
とか地味にボケて緊張と緩和で笑わせるとか基本お笑い担当の
役割でしたね。滑舌がいいから長台詞が安心して聞けて久々に
役者・清水宏の真骨頂を見せて頂けた気がしました。狂った感じ
の目つきがとってもカッコ良かったです。

清水さんと一緒に捜査をする‘ラマン警部補’役の藤田記子さん
(カムカムミニキーナ)は好きな女優さんの一人なんだけど今回
の役も飛ばしておられました。清水さんが後ろから抱きついたり
しても全然嫉妬心が湧かない位にホントに笑いに貪欲で面白い
女優さんです。どんどんアドリブ満載で盛り上がっていくんだろ
うと想像出来ますな。藤田さんに負けないように清水さんにも
飛ばして頂きたいものです。

名前は聞いたことがあったけど初めて観た福田転球さんは想像
してたよりステキだったので見入ってしまいました。
杏さゆりさんはさほど期待してなかった分、ちゃんと演技が出来
てたんで逆に驚きました。見せ場とも言える長台詞で2回噛んだ
のに軽くイラっとしたけど可愛かったので許す。
遠山景織子さんは身体の細さにビックリした。ラリってる設定
なんで妖艶な感じがよく出てて良かったかな。

正直なところ本多劇場辺りで観たら納得のセットも銀河劇場で
観ると若干チープに感じたり、作品自体も銀河劇場の雰囲気と
ちょっと合わないかなと思ったりもしたけど、こういう機会でも
ないと銀河劇場の舞台に立つ清水さんを観ることはないと思うん
で(失礼ってか!?)観れてホントに良かったです。

終演後、出口で清水さんが8月のソロライブのチラシを配っていた
ので手渡しで頂き「行きますから!」と言って差し上げました。
もっと気の利いたことを言えば良かったけどこれが精一杯でした
…頑張った、私!10年以上も清水さんのファンなのに未だに緊張
するのは何故なんでしょう。街中で逢うとただのオッサンなのに
ね…

緊張したけど間近で清水さんを観れてテンション上がりました。
8月のソロライブも絶対行ったるぜ。シンバル漫談をやってる清水
さんも大好きだからね。今日は良いものを見せて頂きました。
楽日まで怪我なく頑張って欲しいものです。
DIAMOND☆DOGS 『クリスタルセレナーデ』@クラブeX・楽日。
D☆Dの『クリスタルセレナーデ』も今日が楽日です。
会場全体の空気が開演前からかなり温まっていて楽日ならでは
の雰囲気が心地良かったです。座席には♪さよなら…の歌詞
カードが置かれていて何故楽日から?初日から置いて良かったん
では!?と思ったりしましたけどね。

いざ開演。メンバーが伸び伸びとパフォーマンスしてるのが伝わ
ってきてホントに楽しく観させて頂きました。アドリブも多かっ
たし、コスプレっぽいシーンでは学ラン姿で登場した時は爆笑
してしまいました。新吾センセイはとっても似合ってて可愛かっ
たけどオーバー30の東山さんの学ラン姿は少々キツイものがあり
ました。どうせならセーラー服姿が良かったかも…

今まではアンコールで指示があってからスタンディングしてた
けど今日は2部の早い段階でメンバーが煽ったんでスタンディング
する客が多くて盛り上がりました。私はステージに近い席だった
んで立たずにすみましたがリズムに身を委ねてウキウキした気分
で眺めておりました。やっぱり生バンドは良いわ。♪さよなら…
は歌詞カードを見なくても一緒に歌えました。歌詞とメロディが
わかりやすいから自然と覚えられたみたいです。普段の物覚えの
悪さがウソのようでしたわ。

隣のテーブルに小学校低学年か幼稚園くらいの女の子が居て、
メンバーが客席に下りてくるとその子に向かってニコッと笑った
りしてアピールしてたんだけど反応が薄いんで苦笑してしまい
ました。カーテンコールの最後にクラッカーを鳴らして出演者の
サインが入ったクラッカーの筒をTAKAくんが手渡しに来た時にも
キョトンとしてて価値がわかってないと思われ、お母さんがもう
ちょっと教育してから連れてくればいいのにと思いました。まあ
その子のお陰で至近距離でメンバーを拝むことが出来たので個人
的には有難かったですけども。

2008年初のD☆D公演でしたが不安に感じてたことが払拭されて
‘D☆D第二章’に付き合っていけるだけの興味は湧きました。
次公演ではまた新しい発見やチームワークの妙を見せてもらえる
ことを期待して楽しみに待ってようと思います。
DIAMOND☆DOGS 『クリスタルセレナーデ』@クラブeX・2回目。
今日はD☆Dの『クリスタルセレナーデ』を観に行った。
実は岡村のライブとダブルブッキングをしてて、D☆D公演は
まだ複数回あるので岡村のライブに行くことにしてたんだけど
結果的に中止になってしまったのでD☆Dに行くことにしたのでし
た。岡村のチケットを払い戻しした代金は『クリスタルセレナー
デ』のDVD代にスライドして会場で申し込みを済ませました。若干
複雑な気分ではありましたが結果オーライってことで…

公演チラシに「世界7つの海をモチーフに」と書いてあったので
趣旨は理解出来てたけどパンフを読んで表現されてる海の順番を
確認して観ると実に解かりやすくてストレートに楽しむことが
出来ました。スペシャルゲストの清貴さんが一部では音楽監督を
務めていらっしゃるんだけど、場面をイメージし易い感じの曲が
並んでたから余計に引き込まれたって感じでした。

どの場面の東山さんも良かったけど、特に新吾センセイと踊った
‘エーゲ海’は萌えポイント満載でしたな。オーガンジー素材の
ビーチクスケスケ衣装に指先に着けたリボンを新体操の選手の
ようにヒラヒラさせて艶っぽく微笑を浮かべられたら完全に妄想
の中であんなこともこんなこともしちゃうでしょうよ…軽い変態
でスミマセ〜ン。新吾センセイを後ろから抱きしめるシーンは
たまらんかったっす。

一転して‘カリブ海’の時のコミカルな感じもめっちゃ可愛くて
さすがは大阪人、何気に呟く言葉が爆笑でした。やっぱり黒とか
ダークな衣装が個人的には好きだな〜。

東山さんはもちろん良いのですが一部では新吾センセイの出番が
多くて、衣装の早替えもありつつ連チャンで激しいダンスを踊っ
てる姿はまさに満身創痍って感じでキリリッとした表情が男らし
くてソソられました。ご本人曰く「この公演で4kg痩せた」と
いうようにホントに頑張ってました。東山さんが出てない場面で
かなり助けられましたね。プチ新吾センセイブームはまだまだ
健在のようです。

二部は清貴さんの曲やD☆Dの新曲が続いて初見の時は正直ピンと
こないところもあったけど、2回目の今日はメロディが頭に残って
たらしく曲の流れに自然と乗れて集中して聴けました。曲自体が
すごくキャッチーだからなんだと思うな。TAKAくんがD☆Dをイメ
ージして書いたであろう今回の曲はマッチしてて自然だったけど
どこか教科書通りというか綺麗に出来上がったなって感じがした
んで徐々に新しい風というか今までのD☆Dとは違った毛色の曲が
出来てくるともっと面白くなるだろうなと思いましたとさ。

新生D☆Dに2回目でほぼ慣れたかな。まあ順応性があるのか節操が
ないのかわかりませんが、これからもこの布陣のD☆Dを観ていき
たいなと普通に思ったんで楽日も楽しみに品川参りをしたいと
思います。
『DIAMOND☆DOGS OFFICIAL FAN CLUB スペシャルイベント』@クラブeX。
今日はD☆DのF.C.イベントに行った。以前は会員以外の人も
申し込めたんだけど今回は会員のみで会場全体がよそよそしい
感じになっていた。人数的なことを考えたらもっとアットホーム
な感じがしてもおかしくないのにね…。

歌モノから始まり一盛り上がりがあってから脈絡のないMCが
続き、いつもの迷宮に迷い込んでいった。それなりに構成は立て
てるんだろうけど脱線が多過ぎて本質を見失うのよね…その場は
こっちもハードルが低くなってるから「カワイイなあ」とメロっ
たり「をいを〜い!」とツッコミ入れたりして楽しんでるけども
クオリティ的にどうなん?と思ってしまいました。まあF.C.イベ
だからD☆Dファンしか居ないからこれもありっちゃありなんで
しょうけど。

出し物コーナーでは新吾センセイと原さんの寸劇(?)の中で
出てきた東山さんの写真が大地真央さんの旦那にしか見えなくて
ツボだったり、東山さんとTAKAくんの歌謡ショーでは東山さんの
甘い歌声に聴き惚れたり、小寺さんと皓平くんと類くんのクイズ
コーナーでは皓平くんの空回りに脱力し類くんの潜在能力に爆笑
し小寺さんのドSっぷりに若干引きました。絵心クイズも下らなく
て面白かったけど改めて草?画伯の凄さを実感しました。あんな
に笑える絵には出合えませんでしたからね。

質問コーナーも事前に募集してた割には質問が少なかったけど、
バレンタインの理想の告白シーンの実演で新吾センセイが駅の
改札に呼び出されてチョコを渡してその場を去る女の子の腕を
「ちょっと待てよ」的な感じで掴むっていうのにキュンとして
一人大妄想大会を繰り広げておりました。あ〜カワイイっ。

その後はプレゼント抽選会に突入。この手の抽選に当たる確率が
低い方なので全く期待せずに東山さんをホゲ〜っとしながら眺め
ておりました。するとどうでしょう!不意を衝いて私の座席番号
が呼ばれました…マジですか!?サイン入りノベルティが当たりま
した。あざ〜っす!!今年の運を全て使い果たした気分です。あと
10ヶ月大丈夫か、私…。

そんなこんなで♪ROCK STARの振付けで会場全体が今日一番の盛り
上がりを見せました。若干TAKAくんと類くんがこの曲を歌って
いるのに不思議な感じがしたけど、クラップ対決で東山さんチー
ムになったしボックス席の客に向かって「飛び込んで来い」って
両手を広げた東山さんの姿がとても凛々しくてホントに飛び降り
てやろうかという衝動に駆られる位にテンションが上がって途中
で気にならなくなりました。やっぱり盛り上がる曲は継続して
いって頂きたいものですね。

期待薄だった分、結構楽しめたF.C.イベでございました。もっと
改善の余地はありだと思うので回を重ねる毎に内容の濃いイベに
なることを願うばかりでしたとさ。
DIAMOND☆DOGS 『クリスタルセレナーデ』@クラブeX・1回目。
今日はD☆DのSuper“D-★”Valentine Show 2008『クリス
タルセレナーデ』を観に品川に行った。今日が初見なので
パンフも買わず何も予備知識を入れないで臨んでみた。いざ
開演。

今年初めての生・東山さんですが、やはり踊ってる姿は文句なく
ステキでした。いつもは東山さんしか観てない私ですが今日は
なんだか全体で捉えるというか東山さん込みでダンサーチームを
観てる自分がいました。ボーカルチームに期待出来ない分、より
観慣れたダンサーチームに心の拠り所を求めてたのかも知れませ
んね。

MITSUさんが卒業して新しく加入したTAKAくんに少し前にKYOHEI
さんの代わりに加入した類くんのツインボーカルを聴くのは今日
が初めてで耳馴染みがないから余計に歌が心に入ってこなかった
な。ハモリもイマイチしっくりきてない気がしたし、もっと努力
が必要かも!?公演を重ねる毎にこっちも慣れてくるだろうから
今後に期待ってことで。

一幕はあるテーマに沿って様々なシチュエーションを展開して
いくのがこのシリーズの定番で今回は‘世界の7つの海’をモチ
ーフにしてクルクルと場面が変わっていって全く飽きる暇がない
まま終わりました。

二幕はゲストの清貴さんのソロやD☆Dとのコラボがあり、一瞬
ソロを聴いている時に「この構成ってありかな…!?」と疑問が頭
を過ぎりましたが新生ボーカルチームの負担軽減の意味合いが
感じ取れたのでとりあえずは納得。かなりの苦肉の策だとは思い
ますが…

二幕からはバンド演奏が加わって一幕の打ち込みサウンドとは
一変して臨場感は増しました。楽器の奏でるフレーズに合わせた
ダンスの細かい動きとかが面白くて好きだな〜。この試みはずっ
と続けて欲しいものです。

皓平くんが完全にいじめられっ子キャラになってていちいちリア
クションが昭和なのにニヤニヤしちゃうんだけど、今日はアンコ
ールの最後の曲で類くんが締めようとしてジャンプして着地して
も曲が終わらず、すぐ後にメンバーがジャンプして着地したら曲
が終わって類くんプチドッキリ状態でアワアワしてたのが爆笑で
皓平くん以外にも若手はいつ標的になってもおかしくないメンバ
ー間の遊びゴコロに感服致しました。次の悪巧みに期待しつつ
この後の公演を楽しみにしたいと思います。
デーモン小暮の邦楽維新Collaborationと煩悩のゴブレット・楽日@青山円形劇場。
大雪の中、車で青山に向かう。1月29日から始まった邦楽維新の
楽日を観に行くのです。今年初めての生・閣下なので30日から
1日置きに観に来てたんだけど最後の最後が大雪とは…何かしら
印象に残るモノを頂けて毎回有難い公演でございます。直江嬢と
ゆきさんも雪の影響を受けずに無事に会場に到着。いざ開演。

今回は浪曲の国本武春さんをゲストに迎え、このイベントのプロ
デューサーでもある尺八の三橋貴風氏と元聖飢魔?構成員の
湯澤さん+石川さん+サポートキーボーディストの松崎様の黒船
バンド、そして閣下という布陣です。因みに今日でこのシリーズ
50公演目だそうです。個人的には最低でも40公演は観てると思う
ので飽きずに参加出来てるのは演者さんのサービス精神の賜物
だなとつくづく感じました。

国本さんもホントにキャラが面白くて日増しに客イジリがスムー
ズになってきて完全に国本ワールドに引き込まれました。毎回
そうだけど邦楽器に対する固定観念を覆してくれますな…浪曲
なんて年寄りじゃないとわからないと思ってたけど声とか節回し
とかが粋でなんとも良かったです。

眠気との闘いとなる恒例の朗読ですが、いつもは二部からしか
出演しない黒船バンドが一部から出ずっぱりで歌モノの流れから
朗読に入ったり、その朗読も閣下と国本さんとの掛け合いだった
り、朗読の台詞きっかけで歌モノに流れたりと構成が今までと
全く違ったので新鮮で眠くなる暇がありませんでした。まあ作品
自体が新釈『仮名手本忠臣蔵〜殿中刃傷・裏門の段・身売りの
段・早野勘平切腹の段』で有名な作品だったり以前歌舞伎で観た
ことがあったりするんでストーリーが理解出来てるし、話の途中
で休憩を挟んで二部に続きを持ってきたりして集中力が保てた
のも助かりました。

右手に扇子、左手にマイクを持ってた閣下がおもむろに口元に
扇子を持っていって喋り始めた時にはプッと吹いちゃいましたが
時々見せる隙のある閣下がスキですぅ…(ダジャレかよ!?)今年
一発目に聴いた閣下の生歌の曲が♪人間狩りだったのには若干
ガッカリしましたが楽日の今日は曲の最後でスタッフの人が登場
して帽子を脱ぐと‘人間’という文字に髪が刈られていました。
「人間狩り」ならぬ「人間刈り」とは…御見逸れしました。あと
休憩に入る時に閣下が‘休憩’と書かれた巻物を解くんだけど
1日は逆さまに解いちゃって‘憩休’になってしまって、本日は
‘勝訴’だって…芸が細か過ぎなところも大好きだ〜!!

国本さんと閣下の浪曲調のやりとりも絶妙で、着地点の見えない
危ういフリをする国本に合わせつつ広げようとする閣下に不意を
衝いた返しをする国本さん…二人とも相当負けず嫌いとみた。
そのガチンコな感じが余計に面白かったんだけどね。久し振りに
閣下のバルタン星人とゴジラのモノマネを聴けたしさ。

フリートークも三橋氏が加わって浪曲の話から♪人間狩りの難し
さや楽器のアプローチの仕方、邦楽器の閉鎖性など途中から閣下
が合いの手を入れられない程に白熱して、たぶん今日が一番長か
ったんじゃないかな。興味深かったけどやっぱり楽日は長くなっ
ちゃいますね。

本編ラストの曲は閣下のソロアルバムの中から♪HALF MOON〜月下
独酌でした。もともとは大学時代に石川さんと組んだ‘あっぱれ
マミーズ’というバンドの曲だったという裏話も披露され、へ〜
と感心。ノリノリの曲なんでウットリしているうちにあっという
魔に終了しておりました。

アンコールになり、ここ数日三橋氏が決定ではない話なのに具体
的な日程を公言している邦楽維新の沖縄公演のことに触れ始め
ました。結局、楽日の今日まで正式な回答が得られなかったそう
ですが『守禮の巻』に出演された三線奏者の名嘉常安さんの出身
地の伊是名島での公演を村役場で検討してるとのこと。それも
公演日は6月28日…具体的過ぎやろ!でも「まだ決定ではないから
予定を空けといたらどうですか?」的な話なんだそうで「もちろ
ん空けておきますとも〜!」と答えるしかないでしょうよ。こん
なことがない限り沖縄までは行かないもん。早急に話がまとまる
事を願っておきますわ。

そんな期待感で満ちたままいつものように♪BLUE MOUNTAINで大盛
り上がりで終演。今回もホントに楽しかった〜!大雪の中を来た
甲斐がありました。どんどん面白さのハードルが上がっていて
制作サイドはどんどん大変になっていくと思うけど、また新しい
驚きと発見をもたらしてもらいたいので次のシリーズも期待して
おります。まずは沖縄に行きたいものですな…おっと、その前に
閣下のソロツアーだった。軽く話をつめて直江嬢とゆきさんと
会場で別れ、みぞれ混じりの雪の中を帰宅。ふ〜夏まで楽しみが
一杯で嬉しいなっ。体力と財力を蓄えて頑張らねば…が〜んば!
『新春浅草歌舞伎』第一部@浅草公会堂。
今日は『新春浅草歌舞伎』の楽日でございます。
お年玉年始ご挨拶は獅童くんなんで11時開演に間に合うように
今年も必死に浅草を目指しました。

なんとか開演10分前に到着。程なくして直江嬢と合流し座席に
進みました。いざ開演。紋付袴姿の獅童くんが登場し一言あって
すぐにマイク片手に花道に移動して、今日は花道近くの席だった
んで至近距離に来てくれていきなりテンションが上がりました。
やっぱり品があってステキだわ…自身の離婚騒動を彷彿とさせる
自虐ネタを織り込みながら笑いを獲りつつも楽日を迎えた感謝の
意を切々と語る姿はホントにピュアさが伝わってきて歌舞伎役者
としての誇りを持ってる人なんだな〜と実感しました。

一幕は『傾城反魂香〜土佐将監閑居の場』。とてもファンタジー
なお話で、虎が出てきて絵師が虎の絵を描くとその虎が消えて
しまうとか手水鉢に自画像を描くと反対側の石にその絵が通り
抜けてしまうとかなかなか面白い演目でした。ただ涙を誘う切な
い場面とか勘太郎くん演じる言葉が不自由という設定の又平が
表情だけで表現する場面とかが長くて何度も眠気が襲ってきて
意識を失い掛けました。獅童くんが出てこないのでただでさえ
集中力がないから寝ないように必死でお話の全てを把握出来たか
は疑問でございます。残念…!

二幕は『弁天娘女男白浪〜浜松屋店先より稲瀬川勢揃いまで』。
この演目は以前に観た事があるので自然とお話に集中出来まし
た。南郷力丸役の獅童くんの足がそれはそれは細くて綺麗で以前
観た時と同じように舐め回すように足を観てやりましたよ。やっ
ぱり白浪五人男の花道の登場からそれぞれが名を名乗る場面は粋
でカッコよかったな。衣装も素晴らしいしセットもあでやかで
単純に観てて楽しかったです。

終演後、楽日の本日はカーテンコールがございました。いつもは
その回の演目で気に入った役のいでたちで登場するんだけど愛之
助さん、亀治郎さん、勘太郎くん、七之助くん、獅童くんの白浪
五人男はそのままの姿で登場し女男蔵さんだけは一幕で登場した
虎の着ぐるみで登場し会場の笑いを誘っていました。役者さん達
が真面目に挨拶しても後ろの虎に気をとられクスクスと客が笑う
もんで段々おざなりな感じになってきて逆に面白い展開になって
いきました。これだから楽日は外せないのよね…。

爆笑に次ぐ爆笑で大盛り上がりで今年の浅草歌舞伎も無事に終了
しました。今年から参加した坂東巳之助くんは平成生まれだそう
で初々しくて新しい風を吹き込んでくれましたね。お父上は言わ
ずと知れた三津五郎さんなわけで離婚した寿ひづるさんが歌舞伎
が好きでお稽古だけは続けさせてたって話を聞いて竹内結子に爪
の垢を煎じて飲ませてやりたいと思いましたよ。歌舞伎役者の家
の男の子を産んだ意義を何故わからないんだろうか!?獅童くんも
歌舞伎で男の人とばっかりラブシーンを演じてたから女優に舞い
上がってたんだと思うけどタチの悪いのに引っ掛かったもんだ。
会場を後にするときに獅童くんママがいつものようにお着物姿で
ご挨拶をされていました。ママも大変っすな!早くすっきりして
頂きたいもんです…が、すっきりされたらアイテム復活でまた
ややこしくなるのでどうしたもんでしょうかね!?

お天気が良かった日曜日の浅草は人で賑わっていて人混みが苦手
なんで早々にデニーズに移動して茶をしばきながらたわいのない
話に花を咲かせました。いちおう今年の目標として大学時代の
お友達でマイホームに住み、中学生の長女を筆頭に3人の子宝を
授かった典型的な生活をしている人に逢いに行こうということが
決まりました。大学時代から常識人だったそのお友達の今の生活
に触れることにより何か刺激が得られるのか期待しつつ、基本
異端派なんでより悪い方向にいかないか心配でもありますが段取
りしてみようと思います、結局面白そうなんでね。

雷門前で直江嬢と別れ、車で帰宅。午前中から活動すると1日って
長いもんだと今年も改めて実感。来年こそは違う実感をしたい
もんですな。
『新春浅草歌舞伎』第二部@浅草公会堂。
今年も初観劇は『新春浅草歌舞伎』でございます。
直江嬢と行くはずだったんだけど仕事の休みが取れず、急遽
直江嬢の元同僚のお姉さんに代役をお願いしたのでした。お姉
さんと公会堂の入口で落ち合い、軽く年始のご挨拶をしました。

座席に進みいざ開演。お年玉の年始ご挨拶は片岡愛之助さん
でした。質問コーナーを設けてマイクを手に愛之助さんが客席に
下りてこられて至近距離で拝見出来てちょっとテンションが上が
りました。やっぱりステキだわ…哀しいかな愛称が‘ラブリン’
なのが残念です。

一幕は『祇園祭礼信仰記〜金閣寺』。初めて観る演目なので
パンフの筋書きを読んで舞台に集中しました。獅童くん演じる
松永大膳は悪者なんで結構迫力があって良かったです。動きが
少ない分、目の動きとか表情とかが凛々しくて見入ってしまい
ましたね。セットもゴージャスだしセリを使った舞台転換が意外
で改めて歌舞伎の奥深さを感じました。

二幕は『与話情浮名横櫛〜木更津海岸見染の場・源氏店の場』。
台詞回しが難しくない演目なので自然とお話が入ってきました。
愛之助さん演じる若旦那与三郎は色気があって、でも可愛くて
魅力的な役でしたね。鳶頭の金五郎役の獅童くんも大膳と真逆で
フラットで自然な演技が良かったです。切られ与三郎の愛之助
さんも一転してやさぐれた感じがよく表現されてて面白かった。
滑舌が良いので早口で畳み掛ける台詞に粋な感じがするのよね。
七之助くん演じるお富とのやりとりで「この台詞聞いた事ある」
と思って、改めて「この演目の台詞だったんだ〜」と感心したり
して更に更に歌舞伎の奥深さを感じました。

終演後、お姉さんと会食。お姉さんは歌舞伎に詳しい方なので
興味深い話を沢山して下さいました。題名を聞いて内容が解かる
程の知識が私にはないので、初歩的な意味で歌舞伎の奥深さを
更に更に更に感じました。歌舞伎に足を踏み入れた時には勢いが
あったんだけど獅童くんの一連の流れからすっかり二の足を踏ん
でおりますもんでね。歌舞伎を心底好きになれそうなのにな…

楽しい会食を終え、帰宅。今年はどんなエンターテイメントに
触れることが出来るのか楽しみですな。幸先が良いので期待し
ましょ。
NYLON100℃31st SESSION『わが闇』@本多劇場・2回目。
悪魔教信者の私としましてはX’masは特別な日ではないのです
が、なんとなく機会があるならば好きなアイテムと過ごしたいな
って思って本日のナイロンの公演で三宅さんと過ごすことにした
のでした…って既に妄想が始まっててスミマセ〜ン。

今日は3列目のセンターブロックだったのであからさまに芝居の
流れと関係なく三宅さんを目で追っている私がおりました。スト
ーリー的には1度観てるから余裕を持って観れてたからね。まあ
それでも見落としてたシーンに気付いて納得したりと興味深かっ
たです。

初見の時に長い割には退屈しなかったんだけど、2回観ても同じ
所で笑えたっていうのは作品のクオリティの高さ故なんだと実感
しました。ひとつの笑いの為に小さな布石を散りばめていたら
やっぱり長くなるわな。でも、その布石が理解出来た時の快感っ
たら半端じゃないのでもう1回観たいなって気にさせてくれまし
たね。こうやってケラマジックに翻弄されてきたわけですが基本
は三宅さんあってのだから御無沙汰してたけど久々に観ても健在
でございました。

今作のDVDの予約をしたりパンフを買ったりして休憩時間を過ごし
後半戦も集中力を切らす暇もなくどっぷり漬かりました。とぼけ
た中に中年の哀愁が満ち溢れていた三宅さんの演技に萌えたな。
筋肉バカ的なキャラでグル魂の中で扱われているけど抑えた演技
というか枯れた感じもそそる人なんで流石はケラさんのキャス
ティングだなと感心しました。

無事に本編終了。カーテンコールの時に三宅さんの去り際のVサイ
ンを拝むことが出来て何よりのX’masプレゼントになりました。
企み顔のVサインが大好物なんですぅ!あざ〜っす!!

三宅さんに癒されて会場を後にし、首都高に乗ってみたものの
家路に着く方面が事故渋滞で仕方なくレインボーブリッジ経由で
帰宅。台場I.C.で降りる車が多いのに卑屈な気分になったけど
三宅さんに逢えたことの方が上まったので清々しい気持ちで本日
を終えることが出来ますわ。

今作は来年地方公演に出るわけですが観る価値ありの作品なんで
是非観て頂き、‘三宅弘城’の役者としての器用さを知ってもら
いたいもんです。
『座頭市』@新宿コマ劇場・3回目。
久々に電車で新宿駅に降り立った。出口の記憶が曖昧でホーム
を延々と歩いて東口に向かっていると『舞妓Haaaan!!!』のDVD
の宣伝のポスターがデカデカと掲載されてるのを見てちょっと
だけテンションUP。でも地上に出て人混みを目の当たりにして
軽く凹む…この人混みが嫌でいつもは車で来ているもんでね。

イライラしつつもいかにもって感じの人が普通に警官から職質を
受けている怪しげな光景を眺めながら「やっぱここは歌舞伎町
だぜ…」と妙な感心をしていた私でした。コマの前で直江嬢の
元同僚のお姉さんと落ち合い、そのまま隣の居酒屋で軽く飲食を致しました。
ご機嫌さん状態で会場入りし、いざ開演。今日も空席が目立って
たけど私の席の前の列に『キャバレー』繋がりなのか松雪泰子
さんがいらしてました。

昨日のWOWOWの撮影の呪縛から開放されたかのように今日は役者
さん達が活き活きとしてるように見えました。賭博場のシーンで
阿部さんが笑いを取るんだけど、今日はアドリブ満載で他の役者
さんが含み笑いをしてた程に弾けてて声を出して笑ってしまい
ました。どこにそんな余裕があるんでしょうか!?ホントに素晴ら
しい役者さんですわ。

松浦さんも何事もなかったようにスラスラと台詞が出てたし、翔
さんも噛まなかったし、飲酒してたのも手伝って重箱の隅をつつ
く様な気になる箇所がなかったのが良かったです。やっぱり作品
自体が人間臭くてじっくり観察すると深いメッセージが込められ
ていることが理解出来る単純なお話なんですわ。でも無知は怖い
わね…『座頭市』ってネームバリューに対抗しようと肩肘張って
観てる内は本質には届かないものなんだと実感。まあ逆に武さん
や今回の三池さんがリメイクしようと思った度胸と自信に感服
したけれどね。

で、ハコを空けてみたらこの集客率ってやっぱり納得出来ないや
。翔さんと相対する竜之介役の遠藤憲一さんは大人のカッコよさ
に満ち溢れててステキだし、モデル出身のRIKIYAさん演ずる蘭丸
役は女形という微妙な感じが若干伝わり難かったけど体当たりな
感じがよく伝わってきて頑張ってたと思う。映画『阿修羅のごと
く』が東京国際映画祭に出品された時の舞台挨拶で初めてRIKIYA
さんを観て「なんて生意気なヤツなんだ…」と役柄とも重なって
思ってたから違う一面を見せてもらえて新鮮に感じたのでした。

他にも回数を重ねたら発見出来る箇所があったと想像出来ますが
今日で打ち止めでございます。リピーター割引が利くならあと1回
は普通に観れたのが残念です。まあこういう公演って地方に行っ
た方が客の入りが良くなる場合があるんでいい方向に進むことを
期待して会場を後にしました。

お姉さんも楽しんで頂けたようで感想を言い合いながら帰路に
着きました。今度コマに行くのは何時かはわかりませんがいい
機会を頂けたと思ってこの作品を観れたことに感謝したいと思い
ます。
『座頭市』@新宿コマ劇場・2回目。
今日も『座頭市』を観に新宿に行った。向かう途中でタワレコ
に立ち寄り、今日発売の『舞妓Haaaan!!!』と『グループ魂の
慰安旅行』のDVDを購入。特典満載でレジで足止めされたのに
ちょっと困惑。でも阿部さんモードで段々とテンション上がり
まくりでございました。

無事に会場入りし、パンフを購入して開演を待ちました。いざ
開演。あらら…何、この空席っぷりは!?たぶん会場の3分の1しか
埋まってない感じですけど。今日はWOWOWの撮影が入っていたん
でカメラ前を敢えて空けたという言い訳が通じない位にゴッソリ
空席だった。客席に演出の三池監督が居らっしゃったんだけど
どう感じたんでしょうかね!?

先週観た時に気になった翔さんの滑舌はかなり改善されてて台詞
が自然と耳に入ってきました。若干まだ噛んでたけど、珍しく
阿部さんも噛んでたので撮影が入っていた緊張感ってことで許容
範囲ですかね。アドリブを効かせて笑いをとっていたのは改めて
阿部さんにアッパレでしたけど。

お紺役の松浦佐知子さんが台詞に詰まってしまって、撮影が入っ
ているのを考えたのかわかりませんが編集点を作って言い直して
いたんだけど3回演っても結局台詞が出てこなくて諦めて流して
たハプニングには驚きました。あんなにあからさまに台詞が出な
い役者を観たのは初めてかも!?松浦さんに何があったんでしょう
かね…

熊吉の親分役の永澤俊矢さんはTVで観る分では好意的な感じを
持ってたけど発声が出来てないのか声は大きいのに低音で台詞を
言いたいが為に何を喋ってるのか全くわからないのが残念です。
モデル出身だから立ち居振る舞いが舞台栄えするだけに勿体無い
わ。

そうは言っても演出家のネームバリューであったり、キャストの
ラインナップであったり、作品自体の魅力であったりを総合的に
考えてもこの空席具合はないわ。宣伝不足なのか興業的な問題
なのかわかりませんが、こんなに空席が目立つに相応しい演目
では決してないので演者さんのテンションを保つだけの興行は
うって欲しいと思いました。コマのキャパが重荷になってるので
あれば完全に興行主のミスだもんな…

まあ今日も目玉の翔さんの立ち回りに集中出来ずに阿部さんを
観て終演。この演目自体にようやく興味を持てたかな。明日も
観るんでまた新しい興味が持てたらいいですな。って前売りチケ
ットを複数回買ってる人にもリピーター割引って適用されても
よくない!?なんか理不尽…
NYLON100℃31st SESSION『わが闇』@本多劇場・1回目。
今日はナイロンの公演を観に下北に行った。劇場前で直江嬢と
合流し会場入りすると客席に大人計画の荒川良々くんが居て
ちょっとだけテンションUP。

三宅さんがずっと出演されなかったのでナイロンはすっかり御無
沙汰状態になっていて、ナイロンの…というかケラさん恒例の
長丁場に緊張感が持続するか若干の不安がありました。10分休憩
があるとは言え3時間20分の長尺とは!?睡魔との闘いを覚悟して
いざ開演。

久々に本公演を観る者としては犬山さんや峯村さん、松永さん、
長田さんの女優陣にみのすけや大倉くんといった劇団員を観る事
が実に新鮮で、特に三宅さんとみのすけの2SHOTはたまらなく萌え
ました。背丈が同じ二人が織り成すナンセンスな台詞のやりとり
に何度笑わせて頂いてきたことか…ナイロンでの三宅さんはやっ
ぱりしっくりきますな。

客演で坂井真紀さんと岡田義徳くん、元ジョビジョバの長谷川
朝晴さんが出演されててジョビの中では私はハセ派だったから
ハセはテッパンで面白かったんだけど、岡田くんが予想外に良く
てビックリしました。まず台詞が聴き取りやすい。役のメリハリ
がはっきりしてて分かりやすい。クドカンがキャッツのメンバー
に選んだだけはありますな。岡田くん、デキる子だわ…(←何
目線やねん!)

ケラさんらしい役者が演じてない場面の映像の使い方が絶妙で
話が長い割には展開がスムーズだったり、印象的なシーンを鮮明
にすることによって飽きる暇がなかった。言葉遊びのような台詞
の羅列で笑いを取るシーンも多々散りばめられていたし結構集中
して観れました。

個人的な感想としては…
「大倉くんの髪が伸びてて印象が可愛くなってた」
「みのすけが悪人役を演るとマジで怖い」
「三宅さんが座布団を使ってゴロンゴロンと回転してる姿がツボ
に入った」
「コーヒー=ダバダの意味を先読みしてたらその通りでビックリ
した」
「クリープと粉チーズを間違うって発想に脱帽した」
「サル山の天丼に脱力した」
「オチを客の判断に委ねるとは相当創作に苦労しての結末だった
んだな」って感じですかね。

多忙を極めるケラさんの新作の書き下ろしとしては成功作だった
と私は感じましたけど。終演後、直江嬢とも「意外と面白かった
ね」と話した程でしたのでマニアな人じゃなくても楽しめると
思うのでおススメしますわ。

終演後のロビーで新感線の粟根さんと遭遇しました。眼鏡の下の
眼は温厚な感じで舞台上での冷血非道さは一切感じられなくて
複雑な気持ちでチラ見をさせて頂きました。出口では逆走する
良々くんと擦れ違って役者って舞台に立ってなんぼだなって実感
して会場を後にしました。

直江嬢を送り届ける車中で近況などを話しながら楽しい時間を
過ごすことが出来ました。直江嬢からも誕生日プレゼントを頂い
て麻里嬢に続きほとんどプレゼントのやりとりをしてない友から
祝ってもらうと次はないのかな!?と疑心暗鬼になる私って卑屈
過ぎますか?老いたくないけど来年の誕生日を迎えたいって思う
のって何だろうね!?とりあえず来年1月の浅草歌舞伎での再開を
約束して別れました。

そんな気分なもんで今日も首都高を安全運転で帰路に着きまし
た。結論としては三宅さんに逢えて最高だったわけで良い日で
ございました。次の公演でお目に掛かれるまで精進していきたい
と思いましたわ。
『座頭市』@新宿コマ劇場・1回目。
今日は哀川翔さん主演の『座頭市』を観に新宿に行った。
コマ劇場前で麻里嬢と合流し会場入り。コマには1度だけ来た事
があるんだけどあまりに昔の事なんで新鮮でした。どこか哀愁が
感じられる不思議な空間でしたね。座席が若干狭いわりには普通
に前の席にドリンクホルダーとかがあって便利だったり、売り子
さんが客席にアイスとかドリンクを売りに来たりと興味深かった
です。

いざ開演。空席が目立っていて軽く落胆気味の上に、勝さんや
武さんVer.を観たことがないので『座頭市』という作品自体に
正直興味がなく、愛しの阿部サダヲさんが出るから観に来たわけ
で余計な期待をしないままで観始めました。これが初舞台となる
翔さんは見た目はとても凛々しくてカッコいいんだけど滑舌が
イマイチで何度か台詞を噛んでて残念でした。やっぱり舞台って
難しいな〜と実感。

その分、翔さんとの絡みが多い阿部さんの役割が大きくて笑いも
とりつつシリアスに引き締めて、ストーリーテラー的な要素も
あってホントに頑張ってました。阿部さんが出てなかったらたぶ
ん成立してない作品なんじゃないかと思わせてくれる位、重要な
存在でした。贔屓目に見てですが唯一ちゃんと台詞が聴き取れた
役者だったんじゃないかな…って阿部さんが出てる時は阿部さん
以外観てないから他の役者さんに注目してないからだって要因が
考えられますがね。

場面が目まぐるしく変わる分、ゴージャスなセットをド〜ンと
建てるのではなく印象的なシーンを簡素に表現して照明でメリ
ハリをつけていたのは鬼才・三池崇史氏ならではの演出なんでし
ょうね。イメージとして殺陣のシーンなど暴力的な荒々しい感じ
で攻めてくると予想してたので繊細な気遣いが感じられて意外
でした。献身的な愛だったり他者を思いやる気持ち、人が持つ
優しさを丁寧に描いていってラストの派手な立ち回りシーンが
対比となって相乗効果をもたらしていた感じがしましたね。流石
です!

まあラストの見せ場の立ち回りシーンは翔さん曰く「♪前略、道
の上よりを踊ってる時みたいだ」という程に激しいらしいんだけ
ど、私は舞台の端で地味に戦っている阿部さんに夢中だったので
観てなくてゴメンナサイ…阿部さんの刀を持つ姿がそれはそれは
ステキだったもんでね。

ほっこりした気分になれる結末に安堵して終演。まだ始まった
ばかりなんで回を重ねる毎に進化していって欲しいです。次回も
楽しみにしとります。

麻里嬢をご自宅まで送り届ける車中で久々に近況など楽しい会話
で盛り上がりました。ご自宅に到着し別れる時に今年の感謝と
来る誕生日を兼ねてプレゼントを頂きました。わ〜い!家庭持ち
で両親と同居してるんで予想外の出来事が私より多いわけでドタ
キャンが数回あった事を気にしての振舞いだと思うんだけど特に
気に留めてなかったから余計にオトナの気遣いに感謝しました。
「なあなあで済ませばいいじゃん、長い付き合いなんだから」と
思ってた事を反省しました。あと数日でいい加減オトナになら
ないといけない年齢になるんですけどまだまだな自分にガッカリ
だよ〜!

ダメダメな自分を払拭すべく首都高をぶっ飛ばすのではなく安全
運転で帰宅。トロイ車をアオったりしちゃダメダメ…

来週もコマ参りでございます。阿部さんの負担は大きいですが
頑張ってこなして頂きたいと切に思う次第です。
『阿國』や『レ・ミゼ』で母に東山さんを観てもらっていたん
だけどD☆Dは観たことがなくて、今回のテーマのタンゴは解り
易いんで初D☆Dとしては適した演目だと思い、連れていくことに
しました。いつものように駐車場に車を停め、劇場入りすると
「年配のお客さんが結構居るのね…」と妙な感心をしてた母で
ございました。いざ開演。

しつこいようですがオープニングの子供達のシーンは受け入れる
ことが出来ませんでした。基本、身内か知り合いの子供以外の
ガキンチョが苦手!?嫌い!?なんで、よっぽどの技術を見せてくれ
ないとダメだったんで残念な結果に終わりましたね。

その後の流れは文句なし!とても男らしくて色気があってメロっ
たっす。東山さんの表情とダンスに妄想しまくりでございました
わ。具体的な妄想は変態過ぎて自主規制させて頂きますけども。

原さんの腹筋駆使シーンにおける‘笑うなよオーラ’を出した話
とか楽日だからこそ明かせるMCコーナーは興味深かったです。
話をし始めながら若干躊躇したけど結果は中塚くんの手の動きや
距離感のダメ出しを動き付きで説明してくれた東山さんに爆笑
だったんだけど、そのシーンがこの後に控えてるんだけど大丈夫
!?と一抹の不安を抱いてしまいました。そのシーンの曲♪フラカ
ナパはかなりカッチョいいんで萌えポイントが満載なんですけど
〜!

楽しいMCコーナーを経て後半戦に突入。♪フラカナパが始まった
時には心配していたことを忘れる位に東山さんにメロってたん
だけど、当の本人が途中で口元に腕をもっていき笑いを我慢して
る姿を露呈して会場の爆笑をとってました。台無しで〜す!八つ
当たりで東山さんに軽くどつかれてた中塚くんが気の毒で〜す!!
こういうハプニングは楽日だから許せるし、楽日だから東山さん
もリップサービスをしてくれたのかも知れませんね。計算だった
ら凄いぜ、リーダー!

歌モノの♪別れの朝や♪千の風になっての選曲が微妙に感じた
けど、MITSUさんと類くんのデュオを聴くのもディナーショーを
残してあと1回かと思えば大目に見ておきましょうかね。類くん
は背筋を鍛えたらもっと踊れるようになる気がするな…。

大盛り上がりで終演。カーテンコールでの子供絡みのグダグダ感
に苦笑しつつも無事に楽日を迎えました。帰りの車中で母がタン
ゴの良さに感激したとかD☆Dのメンバーが面白かったとか好意的
な感想を述べていたのが嬉しかったです。チケ獲りから諸々苦労
した今公演でしたが終わり良ければ全て良しってことで!帰宅
して『TANGO Summer Fashion』のDVDを観て復習してみたりして。
やっぱりタンゴはいいわ…次のシリーズも期待しちゃいます。
果たして何人メンバーが入れ替わってるでしょうか!?(←自虐)
今公演はF.C.先行予約期間を気付かず逃して一般で地道にチケ
獲りをしたんだけど、劇場先行予約でGETした今日のチケが2階席
で「やっぱり土曜日だから仕方ないか…」と思っていたのに座席
に進むと2階席はおろか1階席の後方に多数の空席を確認して
「どうなっとんねん…」と軽い落胆の気持ちで開演を迎えまし
た。DVDの撮影が入っていたのでカメラ前の席を空けたというエク
スキューズがあったとしても微妙にテンションが下がる空席具合
だったんで銀河劇場のキャパは負担になった感が否めなかった
です。

いざ開演。やっぱりオープニングのキッズダンサーには馴染めな
かった。ソロパートを踊る意味や意義が理解出来ないの。何故に
キミが!?っていうモヤモヤした感じで不完全燃焼でした。残念!

まあキッズが絡まないパートは相変わらず良かったですけどね。
東山さんが踊ってる時の指使いがたまらなく色気があってよか
ですな。中塚くんと一緒に踊る場面とか観てて動きのしなやかさ
は同調してるんだけど指使いに色気が感じられないのが気になっ
てたのね。いやあ東山さんの指使いでご飯3杯はイケますぜ…
萌えぇ。

MCコーナーは原くんが寝ている状態から起き上がってくる場面で
腹筋を駆使していると見せ掛けて実はセットに足を絡めて反動で
起き上がってることを暴露した東山さんに爆笑したり、本編最後
の場面で1階席からではわからない演出がされてると教えてくれ
た東山さんに2階席から素直に感謝したりと興味深く聴かせて
頂きました。

イスを使ったシーンで東山さんの着ているシャツのボタンが絶妙
な箇所しか止まっていないのでおへそがチラチラ見えて更に萌え
ました。どんだけ妄想させたら気が済むんですか…

後半でメンバーが傘を差すシーンで新吾センセイの傘の骨が折れ
てて「演出か!?」と思ったんだけど1回目に観た時の新吾セン
セイの傘の記憶がないから意図が解らなかったんで保留にしとき
ます。しかし新吾センセイの男前っぷりといったら観る度に増し
ていてしびれますな。D☆Dに出逢った初期の頃は全く興味を持て
なかったのがウソのように新吾センセイに楽しませて頂いてます
わ。感謝、感謝。

本編ラストでの演出は照明でステージにバラの花びらが描かれて
いました。その花びらが縦横無尽に動いていてダンスの動きと
絡むととても奥行きがある空間が展開されていて非常に面白かっ
たです。今日だけは2階席で良かったと思いました…有難う、
東山さん。

終演後、DVDの予約を済ませ会場を後にしました。明日は楽日で
ございます。全ての疑問を払拭すべく明日も集中して臨みたいと
思います。
DIAMOND☆DOGS TANGO2007『RHAPSODY in AUTUMN』@天王洲銀河劇場・1回目。
家を出たのはいつもより早かったんだけどちょっと立ち寄る
所があって、そこで予想外に時間が掛かってしまい駐車場に着い
た時には6時53分。立体駐車場になんとか車を停め、チケットを
もぎってもらって階段を駆け上がり、座席に着いたら開演でし
た。間に合った…

いきなり子供達が沢山出てきてパフォーマンスを始めたんだけど
「なんだこれ?」って感じでした。必死で間に合ってこれがオー
プニングですか!?‘DIAMOND☆KIDS’という子供達が出ることは
承知してたけどクオリティの低さにビックリしました。キッズ
ダンサーと言えば『めちゃイケ』の岡村さん&エグザイル企画の
時に出てたキッズダンサーがカッコよく踊ってたから子供でも
ステージに立つにはこれだけの技量がないと出れないんだな〜と
思ってたから、お遊戯レベルでステージに立ってることに引いた
なあ。新吾センセイには悪いけど大勢集めればいいってもんじゃ
ないと思うけど。

このまま子供達と絡むなら嫌だな〜と思ってたけど、その後はD☆
Dとアストロリコさんの演奏にゲストの樹里咲穂さんのパフォーマ
ンスだったんで自然にタンゴの世界に身を委ねることが出来まし
た。ところどころ「?」と思うシーンもあったけど今日は初見
なので私の理解力不足ということが考えられるし、ここに記す
のは保留ということで。

新加入の類くんはサマーディナーショーの時よりはちゃんと歌え
てた気がしたけどダンスは微妙だったね。まあMITSUさんとKYOHEI
さんだって初期の頃は踊れてなかったからこれから精進してもら
いたいと思いました。MITSUさんは年内で卒業してしまうわけだけ
どホントに声質とか歌い方とか耳馴染みが良くて、もうD☆Dの
公演で聴けなくなるんだなと思ったら寂しいと同時に類くんも
出来上がってないのに新しいボーカリストを迎えて大丈夫なのか
D☆Dの歌の部分は!?って心配になってきました。歌の場面でウッ
トリ出来る日は果たしてくるのだろうか…

まあ全体的にはアストロリコさんの演奏は繊細かつ迫力があって
聴き入っちゃったし、MCでの樹里さんの大阪のオバちゃんみたい
な気さくさに笑わせて頂いたし、何よりタンゴを踊るメンバー
及び東山さんがめっちゃカッコ良かったんで結果オーライでした
かね。次に観るのが楽しみだと思ったんで(子供の場面は除く)
いいテンションで天王洲参り致しますわ。
Super gala dance revolution『DANCE SYMPHONY』@天王洲 銀河劇場・2回目。
今日も『DANCE SYMPHONY』を観に天王洲に行きました。
流石に3日目ともあって物販も初日に比べて空いていて楽勝で
パンフを購入することが出来、そのまま座席で読みふけっており
ました。

それぞれのシーンのタイトルを読んで「なるほど…」と思う箇所
が多々あり、新たな気持ちで臨めました。いざ開演。アドリブ的
なことが増えてて面白く思ったり、タイトルを理解してのシーン
に説得力があって非常に興味深く感じたり、物凄く集中して観る
ことが出来ました。

やっぱり海パン姿でパフォーマンスしてるシーンは幻想的で綺麗
だったけど個人的には微妙だったかな…まあ新吾センセイのおヌ
ードを頂戴出来て有難かったですが。東山さんがあの姿で出て
こなかったのは正解〜!西島さんの姿に軽く引いたので海パン姿
は若い人限定って気がしました。

雪が降るシーンでは心なしか初日より量が少なくなってる気が
しました。こんもり山が出来てた記憶があるんだけど次のシーン
でモップで雪を処理する時間が短かった感じがしたし、初日で
間延びした感があったから修正されたのかも知れませんね。でも
ホントに雪のシーンは感動しました。繊細ながら奥行きがあって
迫力を感じられる壮大な演目でした。ここで終わっても成立する
位のクオリティに更に続く演目は飽きることなくラストまで観れ
て、またラストの全員参加のシーンの高まり方といったら集団の
利点と個々の技術力が相まってテンションが上がりまくりでした
よ。

東山さん目当てだったからD☆Dから新吾センセイやコウヘイくん
『オレンジカーニバル』に出演されてた桜木涼介さんや良知真次
さん、あとは西島さんしか知らないんで初日では知ってる人達の
出演シーンがモチベーションを保ってくれてたけど、パンフを
読んで予備知識を入れて観た今回は出演者全員に思い入れを感じ
ることが出来て、素直に「スゴイ!スゴイ!!」と思いました。
これだけのダンサーを集められたら何でも出来るから余計に大変
だっただろうね…でも是非とも続編をお願いしたいものです。

終演後、DVDの予約を済ませ愛車をぶっ飛ばして帰宅。公演3日目
にして個人的には楽日です…日曜日の楽日まで怪我なく頑張って
頂きたいとお祈り申し上げます。やっぱり踊ってる東山さんは
サイコーざますな!
『キャバレー』@青山劇場。
表参道駅で直江嬢の元同僚のお姉さんと待合せをしてて、少々
早めに到着してしまいまったりとしてると秋川雅史さんが颯爽と
登場。そのまま改札を抜けていくと向かいからお姉さんがやって
来てすれ違う光景を見ながら頭の中で♪私の〜お墓の前で〜と
B.G.Mが流れていてニヤリ。お姉さんと秋川さんのコントラストが
ツボでした。

程なくしてお姉さんが声掛けして下さった元同僚の更なるお姉
さんが登場し、そのまま一緒にご飯を食べに行きました。かなり
パンチの効いた…もとい!かなりファンキーでステキなお姉さま
方との会食というか飲酒は非常に楽しかったです。前々から直江
嬢から「ワインのフルボトルをラッパ飲みしながら皇居の御濠で
花見してた」とか「ペットボトルにお酒を入れてカバンに入れて
た」とか逸話を聞かされていたお姉さんだったんでお目に掛かれ
てホントに興味深かったですしね。

3人で赤ワインのフルボトルを空けた上にグラスワインも頂いて
ご機嫌さんで青山劇場に向かい直江譲と合流。そのまま会場入り
致しました。これから松尾スズキさん演出の『キャバレー』を
観るのです。直江嬢抜きでお姉さま方と会食するのは本来なら
おかしな話なんだけど下戸の直江嬢とすれば酒飲み3人と会食する
のは率先して参加したい場ではないことは想像出来るから酒の力
の統率力ってゴイスと思いました。いざ開演。

愛しの阿部サダヲさんは随所にいい味出してて、場面を引き締め
ていました。正直、阿部さんが出てなかったらたぶん観に来たい
と思う演目ではないので阿部さんの比重はかなり重かったけど
十分に応えてくれてました。月9からそのまま『医龍2』の撮影に
臨みつつ舞台も演ってて地方公演にも流れるスケジュールは大丈
夫!?と思ったけど今作に阿部さんが出てないことは考えられない
と思ったので強行してるんでしょうね。是非とも無理せず頑張っ
て頂きたいっすな。

阿部さんの役回りのフォローというか星野源ちゃんが細かくいろ
んな役で出てたのが松尾さんの演出らしくて良かったです。あと
小松和重さんの使い方が絶妙でした。元々器用な役者さんでは
あるんだけど抜いた感じのゆる〜い笑いの間が分かる役者さん
なんで絡みの多い秋山菜津子さんの良さが引き立つ演技をなさっ
ていましたね。素晴らしきバイプレイヤーですこと。

メインキャストでもある松雪泰子さんと森山未來くんは正直この
作品にキャスティングされなくてもいいのでは!?と思ってしまう
程に必要性が感じられなかったかな。松雪さんに至っては新感線
の『吉原御免状』が良かったし、森山くんに至っては『メタル
マクベス』が良かっただけに久々に観る機会があった今作がイマ
イチ響かなかったのは残念です。松雪さんはミュージカルでは
なく単なる歌だったし、森山くんにはコミカルでもいいからダン
スを踊って欲しかったな。

まあ小ネタといいますか『ドブの輝き』の時に出てきたお米券の
着ぐるみが登場したり、グル魂のCDに入ってるおばけの声をパク
った「先輩…」という言葉を阿部さんがさりげなく言ってたりと
大作に挑んでる中の遊び心には笑わせて頂きました。

とはいえ既存の『キャバレー』を松尾さんが演出したということ
で既存の『キャバレー』を知らない私にとっては松尾さんが何を
表現したいのかを汲み取るのが今作を観る目的なのかなと思って
観てみたけど、視覚だったり聴覚だったりは満たされたけど本質
までは到達出来なかったと思う。あと4回位観たら到達出来るかも
知れないけど諸事情により断念します。DVDが出たらトライして
みますよって。

なんとなく終演を迎え、数度のカーテンコールの中を阿部さんが
主導してたのに役割の重さを再認識致しました。ホントに有難う
ございますぅ。終演後、お姉さま方達と合流すると「山田優が
豹柄の服で目立ってた」という目撃情報を頂きました。あざ〜す


別れ際に直江嬢と「忘年会でもしましょうよ!」と話すお姉さま方
の様子を眺めていた私に「アナタも参加してよ」と請われてしま
いました。直江嬢の元職場って一体!?逸話として聞いていたのが
今になって明らかになるっていうのも面白いので絡んでいきたい
んだけど直江嬢的にはどうなんでしょうかね…って演目について
取り立てて感想なしでゴメンナサイ。
Super gala dance revolution『DANCE SYMPHONY』@天王洲 銀河劇場。
今日は『DANCE SYMPHONY』を観に天王洲に行った。変な
緊張感があるので公演初日は避けてきたんだけどスケジュール
の都合上仕方なく初日の本日の公演を観ることになりました。

会場入りすると物販に長蛇の列が出来ていて、初日ってやっぱり
ガツガツしてる感じがして好きじゃないなと実感。並ぶのが嫌い
なので即行座席に進んでまったり…程なくして開演しました。

男性ダンサー14人の出演者ということで個人的には目新しいし、
いい意味で緊張感を持って観れました。先入観を一切入れてない
分、若干ポカ〜ンとする場面も多々あったけど東山さんが歌も
歌わず台詞も言わずただ単に踊ってるだけの姿だったから原点を
見た気がしてとても新鮮でした。

D☆Dからは新吾センセイと中塚くんも出てるんだけど東山さんが
出ていない場面で集中を切らせないでいてくれました。特に新吾
センセイはキーポイントになる役どころが多くて立派になった
よな…とお母さん目線で観ておりました。

やっぱりバレエの要素が強く感じられた流れだったんで高貴な
演目を観た感じで満腹になったのは構成力の勝利だったんでは
ないでしょうか。細かくは毒吐きたい気分なんだけど初日だから
避けますわ。

海パン姿って…

雪キレイ…

モップの吸着力ゴイス…

ゲイっぽい人発見…

あっという間な感じで初日は終了。理解出来ない箇所は考え直し
て次回に臨みますかね。とにもかくにも踊ってる東山さんを観れ
るだけで嬉しいっす。惚れた姿はネズミの着ぐるみだったけど
踊ってたからね。怪我なく楽日まで頑張って頂けることを願って
次の公演を楽しみにしたいと思います。
劇団☆新感線『犬顔家の一族の陰謀』@サンシャイン劇場。
今日は新感線の『犬顔家の一族の陰謀〜金田真一耕助之介の
事件です。ノート』を観に池袋に行った。台風9号が関東直撃との
予報に帰りのことを考えて車で行くことにしたのでした。今日は
直江嬢の元同僚のお姉さんと一緒なので休憩時間に飲酒するの
が常だから普通なら電車で行くところなんだけど、一時の飲酒
タイムを我慢してでも無事に帰宅出来ることを選択したのです。

で、開演時間15分前にサンシャインに到着し地下駐車場に車を
停めて降りようとした瞬間、2台隣りの車からV6の森田くんが降り
てきて思わずフリーズ。何でも新感線の次公演の主演が森田くん
だそうで下見にでも来たんでしょうかね。ちょっとお得な気分で
ございました。

会場入りし座席でお姉さんと合流。3列目の良席で感謝、感謝で
ございました。いざ開演。

『オペラ座の怪人』ぽくて『コーラスライン』ぽくて『犬神家の
一族』ぽくて『デスノート』っぽいシーンが程よく盛り込まれて
て単純に面白かった。小ネタが満載で客によってツボに入る箇所
が違うことも計算して散りばめられている感じがして改めていの
うえさんってゴイス!と思いました。表面的にはくだらないだけ
なのにね…

古田新太とじゅんに客演のなるし〜は安定感があって出てきた
だけで笑えるキャストは貴重ですな。クドカンも重要な役で向か
えて頂いて流石って感じだったけど、客席を走り回る演出に体力
が大丈夫なのかな!?と若干の不安を感じましたが。

映像の使い方も絶妙で、映像から舞台上に繋ぐ場面が自然で舞台
に奥行きが出てました。サスペンス的な要素を盛り立ててたしね


サスペンス好きな私としてはトリック的なものに厳しいんだけど
目からウロコな結末はアッパレでございました。アドリブ展開っ
ぽい場面が何箇所かあったんだけど結末をブレさせないさじ加減
はホントにゴイスですな。

笑い過ぎて脱力状態で終演を向かえました。休憩時間に前の席の
客が「ロビーに中村獅童が居たよ!」と言ってたので終演後に
探してみたけど発見出来ず…ちっ!そのまま地下駐車場に行くと
森田くんの車はもうなかったです。

豪雨の中、首都高を安全運転をしてお姉さんをご自宅まで送り、
私も無事帰宅。芝居よりも交通を優先してしまいましたが面白い
演目だったんで結果オーライってことで。新感線の中ではお気に
のウコリンのシャウトが聴けたり、河野さんのブリーフ姿&SM姿
を拝めて大満足でしたからね。新感線はキャストによってポテン
シャルが変わるわ…森田くんに遭遇したからと言って次回作を
観るかは今はわかりませんけどね。

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