DIAMOND☆DOGSファンクラブイベント2006・夜の部。
2006年3月18日 演劇今日は病院へ父を迎えに行った。無事に退院でございます。お世
話になった看護士さん達が見送ってくれて「通院で顔を出して
くれるのは嬉しいけど、入院で顔を見せてくれることがないよう
頑張ってね!」と声を掛けてもらって、退院するということが
患者と看護士さん&先生の連帯の達成感に繋がっているんだと
いうことを実感した。実際問題、父が入院してたお隣の部屋の方
が一昨日亡くなったので病院を生きて出るのか、亡くなって出る
のかで受け入れ側の思い入れも違ってくると思うので、笑顔で
見送ってもらえたのが嬉しかったです。
で、夕方には大手を振ってD☆Dファンクラブイベントに参加すべ
く家を出ました。途中で来週末の『レ・ミゼ』@名古屋観劇に
伴うパックツアーの申込みに旅行会社に寄ったんだけど、全く
想定外でホテルの空きがないという。いくら週末で春休み中とは
言え、名古屋に何の目的で人々が集うんだろうか!?とりあえず
パックツアーは諦めて交通手段は金券ショップに頼るしかない
ね…ただホテルの状況は読めないから不安だわ。
そんな不安な気持ちを抱えつつ一路品川に向かいました。余裕で
到着したので会場であるClub eXの近くのトイレに入ってみたら
昼の部を観たファンの方達と思しき輩が「握手会がメインみたい
なもんだよね…」と愚痴っておられて、握手会があることに軽く
憂鬱な感じを抱いた。確かに握手が出来るのは嬉しいことだけど
メンバーが7人も居るのにスタッフが甘々だから流れが滞りがちで
握手が終わってもしばらく微妙な空気を感じながらメンバーに
対していないといけなくて申し訳ない気分になるんだよね。改善
されてるといいんだけど、かなり握手会に抵抗を感じておりまし
た。
会場前で信者仲魔のちゅんたろーさんと落ち合い、座席に進むと
なかなかの良席で納得。ビールを飲みながら世間話をしてるうち
に開演。MITSUさん&KYOHEIさんの♪君色からスタート。畳み掛け
るように♪Just do Itに突入。新吾センセイと東山さんがグダ
グダした感じで舞台上に出てきた時には「何が起きたん!?」と
思ったけど、その後のMCで「実はコケた」と言ってて合点がいき
ました。
4択のクイズコーナーがあって、それぞれに手をグーやパーやチョ
キやキツネで表して間違ったら座っていくというルールで、いき
なり立たされたことに鬱陶しいなと思いつつも素直に答えていた
ら第4問まで正解が続いてしまって段々と不安を覚え始めました。
シンキングタイムにSHUNさんが「もっと強く!」「パッショ
ン!」「WINKっぽく!」「荻野目っぽく!」「歩いて!」「その
場、その場、その場」などダンスのインストラクターみたいに
指示した言葉に従ってメンバーが必死に踊っていたのが可笑しく
て全然思考回路が働かなかった割には正解してたんで余計にそう
思っちゃったんですよね。
で、第5問目の‘SHUNさんに昨日起こったトラブルは?’の問いに
に対して、?料理してたら焦がして煙が出て危なかった?携帯
電話を失くした?ひとつ仕事を行くのを忘れてしまった?タクシ
ーの運転手とヤバイ寸前のケンカをしたという4択に、そろそろ
座りたい私達は安直過ぎる?を選択。しかし正解は?でグッと
立ってる人が減って更にゲンナリ…座りたいよ〜。
第6問目の『OPERAtions』ネタでちゅんたろーさんと初めて違う
答えを出してみてドキドキものだったけど、見事に二人ともハズ
レて一安心。絶対に勝ち残ったってお寒いことになるのは明白
だもの〜!あ〜良かったわ。
ラスト問題の‘東山さんの愛犬の本名は?’で一人勝ち残った
サマオバは素晴らしかったですね。“ピーチオブクリスティJP”
とは全く知らんかったし選択しませんよね。“東山ダイスケ”顔
してるもん…東山さんとこのフレンチブルドッグくんったら。
なんか対等な関係を強調しがちだけど、相当な親バカかナルです
な。まあ気持ちはわからないではないけども。
勝者のサマオバはメンバーと写真撮影出来るというご褒美に預か
ったわけなんですが、そのカメラマン役が客席から選ばれるって
ありえないんですけど〜!すごく危険ですよ。案の定、集合写真
も東山さんとの2SHOT写真も同じアングルだったからバストショッ
ト以上のスカスカのサイズだったと思われ、もし私だったら撮り
直しを要求し兼ねない状況だったよ。手作り感を大事にしたい
のかなって思われる節もあるけど要所は締めてもらわんとグダ
グダ感と紙一重かなと。
あと気になったのは挙手制の質問コーナー。この場面で挙手出来
る人間なんてただの目立ちたがり屋か空気の読めないヤツだから
面白い質問なんて出来るわけがないのさ。今までの経験上、結局
グダグダで終わるのは明白なのね。だったら事前にチケットを
送付した中に質問表とかを同封して入場する時に提出してもらっ
て、メンバーかスタッフが事前に目を通して話が膨らむような
ネタをチョイスしておいた方が安全策ですよ。
案の定、大して盛り上がりに欠ける質問が続いて、それに危機感
を抱いたのかただの天然なのかわかりませんが間の悪いツッコミ
を質問者に大坂くんが強いて、多少の笑いは取れたものの大半は
スルーされて微妙な雰囲気が流れてました。客席に入ってきて
間近に大坂くんを見れたのはオイシイけど、この状況も危機管理
がなさ過ぎると思った。客席に大坂くんだけなんて無防備過ぎる
でしょ…頭のおかしな娘が居たら何されるかわからないよ。せめ
て至近距離にスタッフが一人着いてないとダメだと思うけどな。
唯一質問コーナーで笑ったのは‘カラオケで歌う曲は?’の問い
に東山さんが工藤静香の♪抱いてくれたらいいのにだと言ってて
「酔っ払うと抱かれたくなる…」と発言してて私の中の東山さん
=モホ説に信憑性が帯びたようでちょっと嬉しかったですけど。
チケットの半券を選んでプレゼントを渡すというありがちなコー
ナーを挟みつつ(くじ運がないからはなっから諦めてました…)
歌と挨拶があり本編終了。
で、握手会に突入。遅々として進まぬ列に並ばされて緊張よりも
憂鬱感で一杯でした。滞った時にどうメンバーに接したらいいの
か不安だったし、前方の人が空気の読める人達であって欲しいと
切に願っていました。最初がSHUNさんで「怪我に気を付けて頑張
って下さいね!」と言うと「頑張りま〜す!」とおどけた表情を
見せてくれてのが嬉しくて、あとのメンバーには惰性的な感じで
接してしまったが勿体無かったかも!?
とりあえず東山さんには「来週、名古屋行くので頑張って下さ
い!」と言うと「あ〜有難うございますぅ!」と芳村真理ばりの
計算されたキュートさを見せてもらえて軽くメロったりしたんで
結果オーライってことで満足ですがね。
なんだかんだあったけど、思い返せば楽しかったから第1回目の
F.C.イベとしては合格点ではないでしょうか。まだまだ改善の
余地はありますが…次回も行きたいと言って下さったちゅんたろ
ーさんとその後アキバに移動して会食。いやあ〜旨い酒と肴で
ございました。酒のペースが合う人と飲むのは楽しいっす!
ゴキゲンさんで別れ、帰宅して早速名古屋の宿探しです。空室が
あるのがカプセルホテルだけのサイトとかあって正直焦ったけど
劇場近くのホテルの空きがあったよ〜!良かった、来週名古屋で
東山さんに再会出来るのね。楽しみにして今日の余韻に浸りまし
ょうかね。
話になった看護士さん達が見送ってくれて「通院で顔を出して
くれるのは嬉しいけど、入院で顔を見せてくれることがないよう
頑張ってね!」と声を掛けてもらって、退院するということが
患者と看護士さん&先生の連帯の達成感に繋がっているんだと
いうことを実感した。実際問題、父が入院してたお隣の部屋の方
が一昨日亡くなったので病院を生きて出るのか、亡くなって出る
のかで受け入れ側の思い入れも違ってくると思うので、笑顔で
見送ってもらえたのが嬉しかったです。
で、夕方には大手を振ってD☆Dファンクラブイベントに参加すべ
く家を出ました。途中で来週末の『レ・ミゼ』@名古屋観劇に
伴うパックツアーの申込みに旅行会社に寄ったんだけど、全く
想定外でホテルの空きがないという。いくら週末で春休み中とは
言え、名古屋に何の目的で人々が集うんだろうか!?とりあえず
パックツアーは諦めて交通手段は金券ショップに頼るしかない
ね…ただホテルの状況は読めないから不安だわ。
そんな不安な気持ちを抱えつつ一路品川に向かいました。余裕で
到着したので会場であるClub eXの近くのトイレに入ってみたら
昼の部を観たファンの方達と思しき輩が「握手会がメインみたい
なもんだよね…」と愚痴っておられて、握手会があることに軽く
憂鬱な感じを抱いた。確かに握手が出来るのは嬉しいことだけど
メンバーが7人も居るのにスタッフが甘々だから流れが滞りがちで
握手が終わってもしばらく微妙な空気を感じながらメンバーに
対していないといけなくて申し訳ない気分になるんだよね。改善
されてるといいんだけど、かなり握手会に抵抗を感じておりまし
た。
会場前で信者仲魔のちゅんたろーさんと落ち合い、座席に進むと
なかなかの良席で納得。ビールを飲みながら世間話をしてるうち
に開演。MITSUさん&KYOHEIさんの♪君色からスタート。畳み掛け
るように♪Just do Itに突入。新吾センセイと東山さんがグダ
グダした感じで舞台上に出てきた時には「何が起きたん!?」と
思ったけど、その後のMCで「実はコケた」と言ってて合点がいき
ました。
4択のクイズコーナーがあって、それぞれに手をグーやパーやチョ
キやキツネで表して間違ったら座っていくというルールで、いき
なり立たされたことに鬱陶しいなと思いつつも素直に答えていた
ら第4問まで正解が続いてしまって段々と不安を覚え始めました。
シンキングタイムにSHUNさんが「もっと強く!」「パッショ
ン!」「WINKっぽく!」「荻野目っぽく!」「歩いて!」「その
場、その場、その場」などダンスのインストラクターみたいに
指示した言葉に従ってメンバーが必死に踊っていたのが可笑しく
て全然思考回路が働かなかった割には正解してたんで余計にそう
思っちゃったんですよね。
で、第5問目の‘SHUNさんに昨日起こったトラブルは?’の問いに
に対して、?料理してたら焦がして煙が出て危なかった?携帯
電話を失くした?ひとつ仕事を行くのを忘れてしまった?タクシ
ーの運転手とヤバイ寸前のケンカをしたという4択に、そろそろ
座りたい私達は安直過ぎる?を選択。しかし正解は?でグッと
立ってる人が減って更にゲンナリ…座りたいよ〜。
第6問目の『OPERAtions』ネタでちゅんたろーさんと初めて違う
答えを出してみてドキドキものだったけど、見事に二人ともハズ
レて一安心。絶対に勝ち残ったってお寒いことになるのは明白
だもの〜!あ〜良かったわ。
ラスト問題の‘東山さんの愛犬の本名は?’で一人勝ち残った
サマオバは素晴らしかったですね。“ピーチオブクリスティJP”
とは全く知らんかったし選択しませんよね。“東山ダイスケ”顔
してるもん…東山さんとこのフレンチブルドッグくんったら。
なんか対等な関係を強調しがちだけど、相当な親バカかナルです
な。まあ気持ちはわからないではないけども。
勝者のサマオバはメンバーと写真撮影出来るというご褒美に預か
ったわけなんですが、そのカメラマン役が客席から選ばれるって
ありえないんですけど〜!すごく危険ですよ。案の定、集合写真
も東山さんとの2SHOT写真も同じアングルだったからバストショッ
ト以上のスカスカのサイズだったと思われ、もし私だったら撮り
直しを要求し兼ねない状況だったよ。手作り感を大事にしたい
のかなって思われる節もあるけど要所は締めてもらわんとグダ
グダ感と紙一重かなと。
あと気になったのは挙手制の質問コーナー。この場面で挙手出来
る人間なんてただの目立ちたがり屋か空気の読めないヤツだから
面白い質問なんて出来るわけがないのさ。今までの経験上、結局
グダグダで終わるのは明白なのね。だったら事前にチケットを
送付した中に質問表とかを同封して入場する時に提出してもらっ
て、メンバーかスタッフが事前に目を通して話が膨らむような
ネタをチョイスしておいた方が安全策ですよ。
案の定、大して盛り上がりに欠ける質問が続いて、それに危機感
を抱いたのかただの天然なのかわかりませんが間の悪いツッコミ
を質問者に大坂くんが強いて、多少の笑いは取れたものの大半は
スルーされて微妙な雰囲気が流れてました。客席に入ってきて
間近に大坂くんを見れたのはオイシイけど、この状況も危機管理
がなさ過ぎると思った。客席に大坂くんだけなんて無防備過ぎる
でしょ…頭のおかしな娘が居たら何されるかわからないよ。せめ
て至近距離にスタッフが一人着いてないとダメだと思うけどな。
唯一質問コーナーで笑ったのは‘カラオケで歌う曲は?’の問い
に東山さんが工藤静香の♪抱いてくれたらいいのにだと言ってて
「酔っ払うと抱かれたくなる…」と発言してて私の中の東山さん
=モホ説に信憑性が帯びたようでちょっと嬉しかったですけど。
チケットの半券を選んでプレゼントを渡すというありがちなコー
ナーを挟みつつ(くじ運がないからはなっから諦めてました…)
歌と挨拶があり本編終了。
で、握手会に突入。遅々として進まぬ列に並ばされて緊張よりも
憂鬱感で一杯でした。滞った時にどうメンバーに接したらいいの
か不安だったし、前方の人が空気の読める人達であって欲しいと
切に願っていました。最初がSHUNさんで「怪我に気を付けて頑張
って下さいね!」と言うと「頑張りま〜す!」とおどけた表情を
見せてくれてのが嬉しくて、あとのメンバーには惰性的な感じで
接してしまったが勿体無かったかも!?
とりあえず東山さんには「来週、名古屋行くので頑張って下さ
い!」と言うと「あ〜有難うございますぅ!」と芳村真理ばりの
計算されたキュートさを見せてもらえて軽くメロったりしたんで
結果オーライってことで満足ですがね。
なんだかんだあったけど、思い返せば楽しかったから第1回目の
F.C.イベとしては合格点ではないでしょうか。まだまだ改善の
余地はありますが…次回も行きたいと言って下さったちゅんたろ
ーさんとその後アキバに移動して会食。いやあ〜旨い酒と肴で
ございました。酒のペースが合う人と飲むのは楽しいっす!
ゴキゲンさんで別れ、帰宅して早速名古屋の宿探しです。空室が
あるのがカプセルホテルだけのサイトとかあって正直焦ったけど
劇場近くのホテルの空きがあったよ〜!良かった、来週名古屋で
東山さんに再会出来るのね。楽しみにして今日の余韻に浸りまし
ょうかね。
今日は邦楽維新の「風狂の巻」初日を観に青山に行った。今回の
シリーズは津軽三味線+義太夫三味線の「絢爛の巻」と筝+尺八
で英語で進行する「開国の巻」と今日からの筝+尺八の「風狂の
巻」の3部構成になっていて、Non Chordsで大阪に行く予定が
あったのと日本語で朗読されても居眠りしそうなのに英語で進行
するなんてとても集中力が続かないと思ったので「開国の巻」は
パスしたのでした。だから1週間振りの閣下なのです。
座席で信者仲魔のゆきさんと落ち合い、いざ開演。邦楽維新では
お馴染みの筝・地唄三絃の福田千栄子さんが歌いながら客席から
登場し、そのまま舞台に上がり演奏となりました。いつ見ても
品のあるステキなお方だこと。
続いて邦楽維新のプロデューサーである三橋貴風氏の尺八の演奏
になりました。ゆっくりしたメロディーに耳触りの良い音色は
一気に眠気を誘いました。申し訳ないと思いつつも気を失い掛け
ました。三橋先生、ゴメンナサイ。でもそれだけ気持ちの良い
演奏だったわけですよ…(フォロー)
その後、福田さんと三橋先生が古典の♪残月の演奏があり、閣下
が登場。そのまま朗読コーナーに突入し、今回の朗読は谷崎潤一
郎の『春琴抄』でした。一瞬、山口百恵さんと三浦友和さんが頭
に浮かんで、作品自体も読んでないし映画も見てないけど「琴の
話だったよね!?」という曖昧な記憶しか出てこなかった。
閣下の朗読を聴く内に春琴が凄く傲慢な気性の人だったのにちょ
っとビックリ。百恵さんが演じたとは思えない役だわ…友和さん
演ずる佐助を苛め抜いてるところとか想像つかなかった。って
完全に頭の中で配役が百恵さんと友和さんで出来上がってるんで
すけど〜!佐助が目を針で突く場面は黒板に爪を立ててる音を
聴いているのと同じ位に聴くに耐え難く「もうやめて〜!」と心
の中で叫んでいた。すっかり話の展開に引き込まれてしまって
全然眠気が起きることがなかったのは結果オーライでしたが。
朗読コーナーが終わり一部は終了。休憩時間になり、ゆきさん
から「開国の巻」の話を興味深く聞きました。ゆきさんは「絢爛
の巻」を観て拍車が掛かったようで「開国の巻」のチケットを
買い足して観に行ったのでした。進行はやはり英語で行われた
そうですがニュアンスで理解出来たそうで、予定にない閣下の
登場場面があったりして楽しかったとのこと。「絢爛の巻」の時
に散々宣伝してた効果があったみたいで空席も目立たなかったん
だそうで良かったわ。
で、二部がスタート。三橋先生と福田さんの♪春の海から雷電と
石川さんと松崎様の黒船バンドが加わって閣下の♪与作の歌唱
へと流れました。よりにもよって嫌いな戦闘服ワースト3の中の
1着、白地に黒の‘?’マークが沢山付いた姿で登場したのには
ガックリとうなだれてしまいましたけども。なんでその戦闘服
かな…!?でも嬉しそうに♪与作を歌ってる姿は大好きなんです
けどね。因みに本家サブちゃんの♪与作で尺八を吹いてるのは
三橋先生でございます。
その後は福田さんと黒船バンドでRXの♪ALBATROSS、三橋先生と
黒船バンドで♪Black Magic Womanの演奏で会場のボルテージは
上がり、全員で♪奇跡は起こる〜Deatinyを演奏した時には『シン
デレラストーリー』を鮮明に思い起こさせてくれました。この曲
の中では閣下は魔法使い役だから心底楽しめました。シンデレラ
のお父さんの姿は一切浮かばなかったもんね。福田さんのシンデ
レラの台詞もナイスでした。ミュージカルスターを目指してた
だけのことはありますわ。一昨年の邦楽維新の「花鳥風月」Ver.
で演るはずだったんだけど福田さんのお父上が体調を崩されて
本編出演を断念されて出来なかったからリベンジだったんです
ね。既に『シンスト』は再演までやっちゃいましたけど、これは
観れてオイシイ演目でした。井上王子よりも浦井王子よりも閣下
の歌声が一番素晴らしかったからね。
更に♪BURNでノリノリ状態のまま本編は終了。アンコールになり
雷電がどうしても言いたいことがあるという。本日は節分です。
「入谷の鬼子母神では‘福は内、悪魔は外’っ言うんだって。
けしからんだろ!」客席は一気にブーイング。閣下の「鬼子母神
をどうしたらいい?」の問い掛けに「殺せ〜!」の大合唱。
「壊せだろ!?」と苦笑する雷電に「‘鬼子母神’だから‘殺せ’
でいいんじゃないの!?」と真面目に返す閣下に笑った。そんなに
細かく拘らなくても…でもそういうしつこい着眼点が大好きだ!
で、ラストソングは恒例の♪BLUE MOUNTAIN。「絢爛の巻」では
駐車場が閉まる10時に間に合ったのに今日は気が緩んだのか最後
の巻で盛り上がってしまったのか、ちょっと過ぎてしまいました
ね。結果、足早にゆきさんと別れ愛車で帰宅致しました。楽日は
どこまで長くなるのか楽しみだわ!
シリーズは津軽三味線+義太夫三味線の「絢爛の巻」と筝+尺八
で英語で進行する「開国の巻」と今日からの筝+尺八の「風狂の
巻」の3部構成になっていて、Non Chordsで大阪に行く予定が
あったのと日本語で朗読されても居眠りしそうなのに英語で進行
するなんてとても集中力が続かないと思ったので「開国の巻」は
パスしたのでした。だから1週間振りの閣下なのです。
座席で信者仲魔のゆきさんと落ち合い、いざ開演。邦楽維新では
お馴染みの筝・地唄三絃の福田千栄子さんが歌いながら客席から
登場し、そのまま舞台に上がり演奏となりました。いつ見ても
品のあるステキなお方だこと。
続いて邦楽維新のプロデューサーである三橋貴風氏の尺八の演奏
になりました。ゆっくりしたメロディーに耳触りの良い音色は
一気に眠気を誘いました。申し訳ないと思いつつも気を失い掛け
ました。三橋先生、ゴメンナサイ。でもそれだけ気持ちの良い
演奏だったわけですよ…(フォロー)
その後、福田さんと三橋先生が古典の♪残月の演奏があり、閣下
が登場。そのまま朗読コーナーに突入し、今回の朗読は谷崎潤一
郎の『春琴抄』でした。一瞬、山口百恵さんと三浦友和さんが頭
に浮かんで、作品自体も読んでないし映画も見てないけど「琴の
話だったよね!?」という曖昧な記憶しか出てこなかった。
閣下の朗読を聴く内に春琴が凄く傲慢な気性の人だったのにちょ
っとビックリ。百恵さんが演じたとは思えない役だわ…友和さん
演ずる佐助を苛め抜いてるところとか想像つかなかった。って
完全に頭の中で配役が百恵さんと友和さんで出来上がってるんで
すけど〜!佐助が目を針で突く場面は黒板に爪を立ててる音を
聴いているのと同じ位に聴くに耐え難く「もうやめて〜!」と心
の中で叫んでいた。すっかり話の展開に引き込まれてしまって
全然眠気が起きることがなかったのは結果オーライでしたが。
朗読コーナーが終わり一部は終了。休憩時間になり、ゆきさん
から「開国の巻」の話を興味深く聞きました。ゆきさんは「絢爛
の巻」を観て拍車が掛かったようで「開国の巻」のチケットを
買い足して観に行ったのでした。進行はやはり英語で行われた
そうですがニュアンスで理解出来たそうで、予定にない閣下の
登場場面があったりして楽しかったとのこと。「絢爛の巻」の時
に散々宣伝してた効果があったみたいで空席も目立たなかったん
だそうで良かったわ。
で、二部がスタート。三橋先生と福田さんの♪春の海から雷電と
石川さんと松崎様の黒船バンドが加わって閣下の♪与作の歌唱
へと流れました。よりにもよって嫌いな戦闘服ワースト3の中の
1着、白地に黒の‘?’マークが沢山付いた姿で登場したのには
ガックリとうなだれてしまいましたけども。なんでその戦闘服
かな…!?でも嬉しそうに♪与作を歌ってる姿は大好きなんです
けどね。因みに本家サブちゃんの♪与作で尺八を吹いてるのは
三橋先生でございます。
その後は福田さんと黒船バンドでRXの♪ALBATROSS、三橋先生と
黒船バンドで♪Black Magic Womanの演奏で会場のボルテージは
上がり、全員で♪奇跡は起こる〜Deatinyを演奏した時には『シン
デレラストーリー』を鮮明に思い起こさせてくれました。この曲
の中では閣下は魔法使い役だから心底楽しめました。シンデレラ
のお父さんの姿は一切浮かばなかったもんね。福田さんのシンデ
レラの台詞もナイスでした。ミュージカルスターを目指してた
だけのことはありますわ。一昨年の邦楽維新の「花鳥風月」Ver.
で演るはずだったんだけど福田さんのお父上が体調を崩されて
本編出演を断念されて出来なかったからリベンジだったんです
ね。既に『シンスト』は再演までやっちゃいましたけど、これは
観れてオイシイ演目でした。井上王子よりも浦井王子よりも閣下
の歌声が一番素晴らしかったからね。
更に♪BURNでノリノリ状態のまま本編は終了。アンコールになり
雷電がどうしても言いたいことがあるという。本日は節分です。
「入谷の鬼子母神では‘福は内、悪魔は外’っ言うんだって。
けしからんだろ!」客席は一気にブーイング。閣下の「鬼子母神
をどうしたらいい?」の問い掛けに「殺せ〜!」の大合唱。
「壊せだろ!?」と苦笑する雷電に「‘鬼子母神’だから‘殺せ’
でいいんじゃないの!?」と真面目に返す閣下に笑った。そんなに
細かく拘らなくても…でもそういうしつこい着眼点が大好きだ!
で、ラストソングは恒例の♪BLUE MOUNTAIN。「絢爛の巻」では
駐車場が閉まる10時に間に合ったのに今日は気が緩んだのか最後
の巻で盛り上がってしまったのか、ちょっと過ぎてしまいました
ね。結果、足早にゆきさんと別れ愛車で帰宅致しました。楽日は
どこまで長くなるのか楽しみだわ!
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デーモン小暮の邦楽維新 Collaboration 青山本場所・「絢爛の巻」初日。
2006年1月27日 演劇今日は閣下の邦楽維新「絢爛の巻」を観に愛車で青山円形劇場に
行った。信者仲魔のゆきさんと落ち合い、座席に進むと初めての
アリーナブロックの2列目で、今まで円形の客席しか座ったことが
ないんだけど、どこの席も観やすいので特に席に拘ってチケ獲り
をしてこなかったから初めて真正面でステージを観れるアリーナ
ブロックは新鮮な感じがした。
「絢爛の巻」での邦楽器は津軽三味線と義太夫三味線。1部は恒例
の邦楽器そのものの音色を楽しむコーナーからスタート。津軽三
味線の木乃下真市さんの演奏が始まりました。木乃下さんのお名
前はうっすら存じていたものの、お顔を拝見するのは初めてで
津軽三味線の有名どころ(吉田兄弟とか我妻さんとか)に比べて
あっさりした風貌だったけど、逆に実力があるからこそ評価され
てるんだろうなぁという印象を受けました。若い津軽三味線弾き
が台頭してきてますもんね。基本的に津軽三味線の音色は好きな
方なので引き込まれてしまいました。
続いては田中悠美子さんの義太夫三味線に竹本京之助さんの浄瑠
璃が披露されました。義太夫三味線の音色を聴くのも初めてだし
浄瑠璃を生で聴くのも初めてで、舞台上で繰り広げられている
場景やお二人が裃を着てる姿も何の意味があるのか知識がない
から「?」「?」「?」の連続だった。事前に閣下が陰アナで
ストーリーを説明してくれたけど半分位しか理解出来なかった。
‘浄瑠璃’って言葉は聞いたことはあっても実際にこういう伝統
芸能が引き継がれてることに驚きました。なんか独特な不思議な
世界でしたね。
そのままの流れで京之助さんの節回しで紹介されて閣下が登場。
予想以上の近さにテンションが上がりました。再集結ミサから
ほぼ1ヶ月後の対面でしたが心配していた体型の変化もなく、つぶ
らなまなざしがとても可愛くて、改めて「閣下のことがホントに
好きなんだな…」と思い知らされました。あくまでも悪魔の姿が
好きなだけで、いくらつぶらなまなざしでも世仮の時は派手な
きみまろでしかないんで好みじゃないですけどね…(←毒)
今回の邦楽器について、閣下の素朴な質問の応酬トークが始まり
「義太夫三味線を弾く男女が同じ舞台に立つことが禁止されてい
る」という仕来りの話から「では田中さん達は男性と同じ舞台で
演奏したことはないんですね?」と閣下が聞くと「それをやって
クビになりました!」とあっさり言い放った田中さんに爆笑。
「パイポみたい…」と切り返してた閣下に失笑。くだらね〜。
小指立てて「私、これで会社をクビになりました!」ってCMあっ
たね…ってか、そんなことに反応しちゃう自分の古さにビック
リ。
恒例の朗読コーナーは夏目漱石の『夢十夜』からの抜粋。
ここが睡魔との闘いなんですわ。照明も落ちたところで耳心地の
良い閣下の声の朗読に、程よいところでBGMで流れる津軽三味線と
義太夫三味線の音色は即おやすみなさいコースなので、それに
耐えてお話についていきたいという意識とのバトルですな。
早くも耳に入った言葉が脳をすり抜けていき、物の説明をしてる
下りで始めに物の名前を言っているのに、その後の説明が何を
示しているのか全く記憶になくて全然ストーリーを追えてないん
だけど耳から入る音色は心地良くて一種のトランス状態になって
いたのかも知れない。まあ作品自体がおかしな展開の話ばかり
だったので余計にトランスに入ってたかも!?短編なんだけど所詮
夢の中の話なのでつじつまが合わないことだらけだったし。
なんとか意識を失うことなく朗読コーナーを乗り切り、休憩時間
を挟んで2部に突入。黒船バンドの松崎様と湯澤さんと石川くんが
登場して「あ〜夢が醒めた…」と思った。松崎様はマントなんか
装着してないし、石川くんは小振りになってたし、湯澤さんは
貧相な志村けんだったし、改めて変身ってゴイスと思った。悪魔
の時はそれはそれはステキだったのにぃ…客席から閣下が登場
して♪HAGAKUREを朗々と唄っている姿を観た時に「あ〜夢はまだ
続いてるんだ…」とホッとした。唄い終わった閣下が黒船バンド
のメンバー紹介をした時に、石川くんに向かって「小っちゃいね
…羽根は生えてないの?」と聞いてたのが笑った。確かに閣下
よりも小さくなってましたものね。閣下宗であるが故に夢見がち
でいられる有り難さを強く感じましたわ。
木乃下さんのオリジナル♪パッションを黒船バンドと演奏したん
だけど、これがすごくカッコよくて津軽三味線の音色はロックに
合うな〜ということを実感しました。以前に閣下が出た朗読劇で
吉田兄弟の演奏を聴いた時にも思ったんだけど、ギターに要素が
似てるんだけど機械的には出せない音色が津軽三味線の特色で
あって不思議な世界を作り出してるんだなあ。機械的な楽器に
慣れているアメリカとかで受け入れられてるのはわかる気が
する。特に情念で弾く感じがする楽器だからね…いやあ良かった
っす。
続いて田中さんワールドなんですが、いやあ笑った笑った。演奏
の合間に入る黒船バンドの「ワワワワ〜」っていうコーラスの
意味がわからなかった上に、田中さんの「最近、肌の張りがなく
なった」とか「デーモンさんは歌のキメの時にお笑いのまちゃ
まちゃみたいな動きをすることがある」とか「その先行き止まり
です!」とか、最後は「加藤自動車教習所!!」といった節回しを
駆使してたんですわ。1部のイメージからかなりぶっ飛んでたんで
実に楽しめました。因みに‘加藤自動車教習所’という台詞を
盛り込んだのは田中さんのご自宅の近くにある教習所の教官に
恋心を抱いたことかららしいです。ぶっ飛んでんな〜!
その後は木乃下さん&田中さん&黒船バンドでRXの♪WAR CLOUDの
演奏になりました。RXの曲で唯一知ってる曲とも言えるので馴染
みがあってアレンジの妙などがわかって面白かったです。
で、閣下が呼び込まれ歌モノコーナーになったのですが、閣下の
前置きが凄く長くて期待ばっかりが膨らんで何の曲なのかと思っ
たら、なんとマイケルの♪今夜はビートイット。マイケルはいろ
んな面でハードル高いけど大丈夫!?イントロの津軽三味線のソロ
こそはカッコよかったけどリズムが乗ってきたらなんともチープ
な感じがして「やっちゃった!?」って感じが充満してました。
負のオーラが充満したところで中途半端なムーンウォークをしで
かした閣下に「やめて〜!」と心の中で叫んでしまいました。
歌い終わった閣下自身が「シュールだね…」と呟いていたのが何
とも言えない空間であったことが理解出来ると思うんですが。
本編ラストの曲が演奏されてイントロを聴いていて沖縄風のノン
キなアレンジに「聖飢魔?の曲だったら嫌だな…」と正直思って
しまったんだけど、閣下のソロの曲だったのでまあ許す。その
まま本編終了。
アンコールに突入し、平日公演は7時開演で駐車場が10時に閉まる
のをいつも気にしてきた今公演なんだけど、初日にして余裕が
ある進行に自画自賛してた閣下の下にサプライズで登場したのが
三橋貴風氏でした。三橋氏は邦楽維新のプロデューサーなんだけ
ど他の会場での定期演奏会を終えていらしたとのこと。三橋氏の
話は色々と飛ぶのであっちこっちに話題は飛んでいたけど、閣下
の「次の演奏会に三橋さんは出るんですか?」と聞いた時に「僕
はクビです」という今日のキーワードが出たのに爆笑。またも
パイポかよっ!
アンコールはいつものように♪BLUE MOUNTAIN。三橋氏の登場で
10時超えは覚悟してましたがなんとか9時55分には大盛り上がりで
終演を迎えました。初日がこんなにまとまるなんて奇跡だわ。
そのままゆきさんと別れ、愛車で帰宅。次からはどんなに長くな
るかが楽しみだぜぃ!!
行った。信者仲魔のゆきさんと落ち合い、座席に進むと初めての
アリーナブロックの2列目で、今まで円形の客席しか座ったことが
ないんだけど、どこの席も観やすいので特に席に拘ってチケ獲り
をしてこなかったから初めて真正面でステージを観れるアリーナ
ブロックは新鮮な感じがした。
「絢爛の巻」での邦楽器は津軽三味線と義太夫三味線。1部は恒例
の邦楽器そのものの音色を楽しむコーナーからスタート。津軽三
味線の木乃下真市さんの演奏が始まりました。木乃下さんのお名
前はうっすら存じていたものの、お顔を拝見するのは初めてで
津軽三味線の有名どころ(吉田兄弟とか我妻さんとか)に比べて
あっさりした風貌だったけど、逆に実力があるからこそ評価され
てるんだろうなぁという印象を受けました。若い津軽三味線弾き
が台頭してきてますもんね。基本的に津軽三味線の音色は好きな
方なので引き込まれてしまいました。
続いては田中悠美子さんの義太夫三味線に竹本京之助さんの浄瑠
璃が披露されました。義太夫三味線の音色を聴くのも初めてだし
浄瑠璃を生で聴くのも初めてで、舞台上で繰り広げられている
場景やお二人が裃を着てる姿も何の意味があるのか知識がない
から「?」「?」「?」の連続だった。事前に閣下が陰アナで
ストーリーを説明してくれたけど半分位しか理解出来なかった。
‘浄瑠璃’って言葉は聞いたことはあっても実際にこういう伝統
芸能が引き継がれてることに驚きました。なんか独特な不思議な
世界でしたね。
そのままの流れで京之助さんの節回しで紹介されて閣下が登場。
予想以上の近さにテンションが上がりました。再集結ミサから
ほぼ1ヶ月後の対面でしたが心配していた体型の変化もなく、つぶ
らなまなざしがとても可愛くて、改めて「閣下のことがホントに
好きなんだな…」と思い知らされました。あくまでも悪魔の姿が
好きなだけで、いくらつぶらなまなざしでも世仮の時は派手な
きみまろでしかないんで好みじゃないですけどね…(←毒)
今回の邦楽器について、閣下の素朴な質問の応酬トークが始まり
「義太夫三味線を弾く男女が同じ舞台に立つことが禁止されてい
る」という仕来りの話から「では田中さん達は男性と同じ舞台で
演奏したことはないんですね?」と閣下が聞くと「それをやって
クビになりました!」とあっさり言い放った田中さんに爆笑。
「パイポみたい…」と切り返してた閣下に失笑。くだらね〜。
小指立てて「私、これで会社をクビになりました!」ってCMあっ
たね…ってか、そんなことに反応しちゃう自分の古さにビック
リ。
恒例の朗読コーナーは夏目漱石の『夢十夜』からの抜粋。
ここが睡魔との闘いなんですわ。照明も落ちたところで耳心地の
良い閣下の声の朗読に、程よいところでBGMで流れる津軽三味線と
義太夫三味線の音色は即おやすみなさいコースなので、それに
耐えてお話についていきたいという意識とのバトルですな。
早くも耳に入った言葉が脳をすり抜けていき、物の説明をしてる
下りで始めに物の名前を言っているのに、その後の説明が何を
示しているのか全く記憶になくて全然ストーリーを追えてないん
だけど耳から入る音色は心地良くて一種のトランス状態になって
いたのかも知れない。まあ作品自体がおかしな展開の話ばかり
だったので余計にトランスに入ってたかも!?短編なんだけど所詮
夢の中の話なのでつじつまが合わないことだらけだったし。
なんとか意識を失うことなく朗読コーナーを乗り切り、休憩時間
を挟んで2部に突入。黒船バンドの松崎様と湯澤さんと石川くんが
登場して「あ〜夢が醒めた…」と思った。松崎様はマントなんか
装着してないし、石川くんは小振りになってたし、湯澤さんは
貧相な志村けんだったし、改めて変身ってゴイスと思った。悪魔
の時はそれはそれはステキだったのにぃ…客席から閣下が登場
して♪HAGAKUREを朗々と唄っている姿を観た時に「あ〜夢はまだ
続いてるんだ…」とホッとした。唄い終わった閣下が黒船バンド
のメンバー紹介をした時に、石川くんに向かって「小っちゃいね
…羽根は生えてないの?」と聞いてたのが笑った。確かに閣下
よりも小さくなってましたものね。閣下宗であるが故に夢見がち
でいられる有り難さを強く感じましたわ。
木乃下さんのオリジナル♪パッションを黒船バンドと演奏したん
だけど、これがすごくカッコよくて津軽三味線の音色はロックに
合うな〜ということを実感しました。以前に閣下が出た朗読劇で
吉田兄弟の演奏を聴いた時にも思ったんだけど、ギターに要素が
似てるんだけど機械的には出せない音色が津軽三味線の特色で
あって不思議な世界を作り出してるんだなあ。機械的な楽器に
慣れているアメリカとかで受け入れられてるのはわかる気が
する。特に情念で弾く感じがする楽器だからね…いやあ良かった
っす。
続いて田中さんワールドなんですが、いやあ笑った笑った。演奏
の合間に入る黒船バンドの「ワワワワ〜」っていうコーラスの
意味がわからなかった上に、田中さんの「最近、肌の張りがなく
なった」とか「デーモンさんは歌のキメの時にお笑いのまちゃ
まちゃみたいな動きをすることがある」とか「その先行き止まり
です!」とか、最後は「加藤自動車教習所!!」といった節回しを
駆使してたんですわ。1部のイメージからかなりぶっ飛んでたんで
実に楽しめました。因みに‘加藤自動車教習所’という台詞を
盛り込んだのは田中さんのご自宅の近くにある教習所の教官に
恋心を抱いたことかららしいです。ぶっ飛んでんな〜!
その後は木乃下さん&田中さん&黒船バンドでRXの♪WAR CLOUDの
演奏になりました。RXの曲で唯一知ってる曲とも言えるので馴染
みがあってアレンジの妙などがわかって面白かったです。
で、閣下が呼び込まれ歌モノコーナーになったのですが、閣下の
前置きが凄く長くて期待ばっかりが膨らんで何の曲なのかと思っ
たら、なんとマイケルの♪今夜はビートイット。マイケルはいろ
んな面でハードル高いけど大丈夫!?イントロの津軽三味線のソロ
こそはカッコよかったけどリズムが乗ってきたらなんともチープ
な感じがして「やっちゃった!?」って感じが充満してました。
負のオーラが充満したところで中途半端なムーンウォークをしで
かした閣下に「やめて〜!」と心の中で叫んでしまいました。
歌い終わった閣下自身が「シュールだね…」と呟いていたのが何
とも言えない空間であったことが理解出来ると思うんですが。
本編ラストの曲が演奏されてイントロを聴いていて沖縄風のノン
キなアレンジに「聖飢魔?の曲だったら嫌だな…」と正直思って
しまったんだけど、閣下のソロの曲だったのでまあ許す。その
まま本編終了。
アンコールに突入し、平日公演は7時開演で駐車場が10時に閉まる
のをいつも気にしてきた今公演なんだけど、初日にして余裕が
ある進行に自画自賛してた閣下の下にサプライズで登場したのが
三橋貴風氏でした。三橋氏は邦楽維新のプロデューサーなんだけ
ど他の会場での定期演奏会を終えていらしたとのこと。三橋氏の
話は色々と飛ぶのであっちこっちに話題は飛んでいたけど、閣下
の「次の演奏会に三橋さんは出るんですか?」と聞いた時に「僕
はクビです」という今日のキーワードが出たのに爆笑。またも
パイポかよっ!
アンコールはいつものように♪BLUE MOUNTAIN。三橋氏の登場で
10時超えは覚悟してましたがなんとか9時55分には大盛り上がりで
終演を迎えました。初日がこんなにまとまるなんて奇跡だわ。
そのままゆきさんと別れ、愛車で帰宅。次からはどんなに長くな
るかが楽しみだぜぃ!!
『新春浅草歌舞伎』第2部@浅草公会堂。
2006年1月26日 演劇今日は『新春浅草歌舞伎』の第2部の楽日を観に浅草に行った。
座席で直江嬢と合流し、いざ開演。今日のお年玉年始ご挨拶は
亀治郎さんでした。楽日まで足を運んでくれた客への感謝の言葉
もありつつ、具体的に例を示してマナーを説いていたのは笑った
な〜。前々から歌舞伎を観に来ると気になっていたのが私語だっ
たり、咳払い&クシャミ、携帯の音だったり、コンビニ袋がシャ
カシャカしたり、お菓子の袋がガサガサしたりという雑音で、
ただでさえ物語に集中しないと理解出来ないのに、その集中を
妨げられるのは非常に腹立たしいわけです。
紋付を着た亀治郎さんの懐からコンビニ袋が出てきたり、飴の袋
が出てきたりして実際に雑音を出して「折角の楽日ですからこう
いう音は止めて頂ければ役者も頑張れますので…」と冗談交えた
優しい語り口で注意を与えて下さったのは有り難かったです。
これだけ解かりやすく説明してるんだから普通の感覚の人なら
気を付けてくれるだろうと思って安堵感で一幕を迎えました。
一幕は『仮名手本忠臣蔵〜五段目・六段目』。1部の時の配役を
変えて勘平を勘太郎くん、おかるを七之助くんが演じていて正直
体型などを考えてもこの方がしっくりきた。勘太郎くんの女形も
充分見れるけど、やっぱり七之助くんの方が色気があっていいん
だよね〜。亀鶴さんが演じてた定九郎を獅童くんが演ったんだけ
ど、間違って勘平に銃で撃たれた時に口から血のりを吐いてて
亀鶴さんの時にはなかった演出だったので「?」と思った。
後で直江嬢に聞いた話では屋号によってその場面の演出が違うん
だとか。獅童くんの萬屋では血のりを吐くのが決まりらしく、
亀鶴さんの八幡屋では吐かないのだろうとのこと。実に深いっ。
こういう細かいことを調べるのは嫌いじゃないので本当なら追求
したい気分なんだけど、素直に歌舞伎に傾倒出来ない器の小さい
人間なんで仕方ないっす。衝撃的な新たな歌舞伎役者との出逢い
があるか獅童くんが離婚するしか道はないと思うんでね…
二幕は『蜘蛛絲梓弦』。病に伏せっている勘太郎くん演ずる源
頼光を警護する獅童くん演ずる碓井貞光、七之助くん演ずる坂田
金時に頼光の命を狙う亀治郎さん演じる女郎蜘蛛の精が次々と姿
を変えて現れて翻弄するというストーリーで、亀治郎さんの早替
わりと蜘蛛の糸をあざやかに繰り出すところが見所とのことで
すごく楽しみにしてました。
簡単に騙されてしまう貞光と金時の滑稽さも面白かったし、亀治
郎さんの男役・女役問わずの早替えも見事だったし、花道に照明
が当たったのでそこに目をやっている間に全然違う所から登場
したりする演出も楽しかったし、飽きることなく一気に観れて
しまいました。ただ蜘蛛の糸を繰り出し過ぎて、途中で有り難味
がなくなったは残念でしたが…糸を繰り出した後にその糸をクル
クルっとまとめて処理してハケていく裏方さんの姿に感動しまし
たけど、その姿が長州小力とオーバーラップして「小力を雇った
らエエやん!」と全く伝統を無視した考えが浮かんだのに絶句。
まだまだ勉強せなアカンな…
終演後、楽日恒例の役者のご挨拶になりました。昨年の浅草歌舞
伎の時にも触れたと思うけど、亀鶴さんが舞台上で玉袋筋太郎
さんに見えて仕方なくて、パンフの写真を見ると全くそうでは
なくて、でも今年もその思いは消えなくて「白塗りしてるから
かな?」と思ってたら、紋付姿で素顔で舞台上に登場した亀鶴
さんは玉ちゃんにクリソツでした!なんだ〜素顔が似てるんじゃ
ん!!私の疑問は解明されました。それから玉ちゃん以外に見えな
くなったは他でもありませんが。
大役を演じ切った亀治郎さんがはしゃいだ感じで舞台を所狭しと
移動しながら頭を下げていたのとは対照に獅童くんが抑えた感じ
で客席に目を配ってるのがオトナっぽいんだけど「もう守りに
入ってるキャラかよ!」って軽くイラっとしました。こんな状況
では誰よりもはしゃいでた人だったから、そんなにキャラを変え
なくても…と思ってしまうのはわがままかしら!?守る妻子が出来
たらキャラも守るんかいっ!守るモノがないから感覚わからへん
も〜ん!!(←自虐)
なんだか色んな想いがあった今年の浅草歌舞伎でしたが、公会堂
近くのもんじゃ焼き屋さんで旨いビールを飲みながらもんじゃを
食べたらすっかりリセットされた気がした。来年も必死で11時
開演の1部に間に合うように公会堂に向かう自分の姿が想像出来て
ちょっと笑えたよ。更なる新しい試みを期待して来年の歌舞伎
観劇を楽しみにしておりまする。
因みにあんなに丁寧に注意してたのに直江嬢の隣りのオンナの
携帯が上演中に鳴ったんだよね〜。なんでこんなに基本的なこと
が守れないんだろう…今年初めて人に対して心底「死ねっ!」と
思いましたとさ。今年が始まって26日しか経ってないのにね…
前途多難。
座席で直江嬢と合流し、いざ開演。今日のお年玉年始ご挨拶は
亀治郎さんでした。楽日まで足を運んでくれた客への感謝の言葉
もありつつ、具体的に例を示してマナーを説いていたのは笑った
な〜。前々から歌舞伎を観に来ると気になっていたのが私語だっ
たり、咳払い&クシャミ、携帯の音だったり、コンビニ袋がシャ
カシャカしたり、お菓子の袋がガサガサしたりという雑音で、
ただでさえ物語に集中しないと理解出来ないのに、その集中を
妨げられるのは非常に腹立たしいわけです。
紋付を着た亀治郎さんの懐からコンビニ袋が出てきたり、飴の袋
が出てきたりして実際に雑音を出して「折角の楽日ですからこう
いう音は止めて頂ければ役者も頑張れますので…」と冗談交えた
優しい語り口で注意を与えて下さったのは有り難かったです。
これだけ解かりやすく説明してるんだから普通の感覚の人なら
気を付けてくれるだろうと思って安堵感で一幕を迎えました。
一幕は『仮名手本忠臣蔵〜五段目・六段目』。1部の時の配役を
変えて勘平を勘太郎くん、おかるを七之助くんが演じていて正直
体型などを考えてもこの方がしっくりきた。勘太郎くんの女形も
充分見れるけど、やっぱり七之助くんの方が色気があっていいん
だよね〜。亀鶴さんが演じてた定九郎を獅童くんが演ったんだけ
ど、間違って勘平に銃で撃たれた時に口から血のりを吐いてて
亀鶴さんの時にはなかった演出だったので「?」と思った。
後で直江嬢に聞いた話では屋号によってその場面の演出が違うん
だとか。獅童くんの萬屋では血のりを吐くのが決まりらしく、
亀鶴さんの八幡屋では吐かないのだろうとのこと。実に深いっ。
こういう細かいことを調べるのは嫌いじゃないので本当なら追求
したい気分なんだけど、素直に歌舞伎に傾倒出来ない器の小さい
人間なんで仕方ないっす。衝撃的な新たな歌舞伎役者との出逢い
があるか獅童くんが離婚するしか道はないと思うんでね…
二幕は『蜘蛛絲梓弦』。病に伏せっている勘太郎くん演ずる源
頼光を警護する獅童くん演ずる碓井貞光、七之助くん演ずる坂田
金時に頼光の命を狙う亀治郎さん演じる女郎蜘蛛の精が次々と姿
を変えて現れて翻弄するというストーリーで、亀治郎さんの早替
わりと蜘蛛の糸をあざやかに繰り出すところが見所とのことで
すごく楽しみにしてました。
簡単に騙されてしまう貞光と金時の滑稽さも面白かったし、亀治
郎さんの男役・女役問わずの早替えも見事だったし、花道に照明
が当たったのでそこに目をやっている間に全然違う所から登場
したりする演出も楽しかったし、飽きることなく一気に観れて
しまいました。ただ蜘蛛の糸を繰り出し過ぎて、途中で有り難味
がなくなったは残念でしたが…糸を繰り出した後にその糸をクル
クルっとまとめて処理してハケていく裏方さんの姿に感動しまし
たけど、その姿が長州小力とオーバーラップして「小力を雇った
らエエやん!」と全く伝統を無視した考えが浮かんだのに絶句。
まだまだ勉強せなアカンな…
終演後、楽日恒例の役者のご挨拶になりました。昨年の浅草歌舞
伎の時にも触れたと思うけど、亀鶴さんが舞台上で玉袋筋太郎
さんに見えて仕方なくて、パンフの写真を見ると全くそうでは
なくて、でも今年もその思いは消えなくて「白塗りしてるから
かな?」と思ってたら、紋付姿で素顔で舞台上に登場した亀鶴
さんは玉ちゃんにクリソツでした!なんだ〜素顔が似てるんじゃ
ん!!私の疑問は解明されました。それから玉ちゃん以外に見えな
くなったは他でもありませんが。
大役を演じ切った亀治郎さんがはしゃいだ感じで舞台を所狭しと
移動しながら頭を下げていたのとは対照に獅童くんが抑えた感じ
で客席に目を配ってるのがオトナっぽいんだけど「もう守りに
入ってるキャラかよ!」って軽くイラっとしました。こんな状況
では誰よりもはしゃいでた人だったから、そんなにキャラを変え
なくても…と思ってしまうのはわがままかしら!?守る妻子が出来
たらキャラも守るんかいっ!守るモノがないから感覚わからへん
も〜ん!!(←自虐)
なんだか色んな想いがあった今年の浅草歌舞伎でしたが、公会堂
近くのもんじゃ焼き屋さんで旨いビールを飲みながらもんじゃを
食べたらすっかりリセットされた気がした。来年も必死で11時
開演の1部に間に合うように公会堂に向かう自分の姿が想像出来て
ちょっと笑えたよ。更なる新しい試みを期待して来年の歌舞伎
観劇を楽しみにしておりまする。
因みにあんなに丁寧に注意してたのに直江嬢の隣りのオンナの
携帯が上演中に鳴ったんだよね〜。なんでこんなに基本的なこと
が守れないんだろう…今年初めて人に対して心底「死ねっ!」と
思いましたとさ。今年が始まって26日しか経ってないのにね…
前途多難。
『新春浅草歌舞伎』第1部@浅草公会堂。
2006年1月11日 演劇今日は『新春浅草歌舞伎』を観に浅草に行った。昨年の獅童くん
のデキ婚とその後の「獅童の会」の対応にアイテムから排除しよ
うと思ったんだけど、浅草歌舞伎だけは単純に試みが面白いんで
観続けることにしたのでした。チケ獲りの為だけに「獅童の会」
にも入り続けますよ。でもそれ以上は獅童くんにお金を落とす
ことはないでしょう。なんで好き好んで竹内結子と住む部屋の
家賃になるかも知れない金を貢ぐもんですか!
毎年、第1部の11時開演に間に合うように来るのは必死だったり
するんだけど、今年はなんとか余裕で到着しました。直江嬢と
合流し、座席に進むと程なくしてお年玉の年始ご挨拶が始まりま
した。今日のご挨拶は七之助くんでした。今年のローテーション
は変則的で全然読めなかったわけだけど、まあ七之助くんならOK
でしょう。とても丁寧な言葉で慎重に言葉を選んでのご挨拶は
ちょっと堅苦しさも感じたけど、昨年の大失態を考えたら少しは
オトナになったのをアピールしたかったのかもね…
一幕は『歌舞伎十八番の内〜鳴神』。獅童くん演ずる鳴神上人が
朝廷にうらみを抱き竜神を滝壺に閉じ込めたことから人々は干ば
つに苦しみ、朝廷から依頼を受けた亀治郎さん演ずる雲の絶間姫
が鳴神上人を誘惑して破滅させて雨を降らせるんだけど、騙され
たことに気付いた鳴神上人の怒りが大爆発するというストーリー
でとても解かりやすくて衣装も演出も華やかで見応えがありまし
た。ただ動きがしつこくて「パッパとやれないのかな…」と軽く
苛立つ場面もありましたが、まあ伝承されてるものなので何とも
文句のつけようもないんだけど。
高僧である鳴神上人を演ずる獅童くんは品の良さが出てて凛と
した感じがとても素晴らしかった。その凛とした感じが一変して
怒り爆発の時の荒々しさのギャップもよく表現されてて、悔しい
けど良い役者なのを改めて実感しました。獅童くんとは『HR』が
出逢いで、その後に歌舞伎役者だということを知って浅草歌舞伎
で生で観て、初めて観た歌舞伎だったのにすごく集中出来て感動
して歌舞伎の面白さにハマっていったわけだけど、ただそれには
舞台上に獅童くんが居るから歌舞伎に集中出来たんで獅童くんの
出ない歌舞伎は無理だと思ってたんだよね。
それがデキ婚から全く獅童くんに対して執着がなくなってTVも
映画も舞台も観る気さえ起きなくて、このまま歌舞伎と触れ合う
こともないと思ってたけど、やっぱり浅草歌舞伎は別腹だと思っ
て久々に歌舞伎及び獅童くんを観たんだけど歌舞伎における獅童
くんに対するワクワク感っていうのが変わらなかったの。何かを
期待させる役者なんだよね…でもまだ素直になれる程、獅童くん
に執着心は復活してないから「良い役者なんじゃないの…」と
しか言えませんけどね。
二幕は『仮名手本忠臣蔵〜五段目・六段目』。亀鶴さん演じる
定九郎が勘太郎くん演じるおかるの父を殺して大金を奪うんだけ
ど、その定九郎を七之助くん演ずる勘平がイノシシと間違って
撃ち殺してしまい、定九郎が持っていた大金を成り行きで持ち帰
ってしまうのです。実はおかるは勘平の妻で、おかるは勘平の為
に身売りされててその代金をおかるの父が預かっていて、その金
を定九郎に奪われて、更にそれを勘平が持ち帰ってしまったわけ
で、それは大雨の暗闇の中で行われた出来事でいくつかの勘違い
が重なって哀しい結末を迎えるのでした。
『鳴神』以上の動きのしつこさに話自体も長いので正直ダレて
しまいました。おかるの母は勘平を責め過ぎっ!おかるが売られ
た先の店のおかみさん役の門之助さんは嫌いじゃないんだけど。
お歯黒の白塗りなのに凄い鷲っ鼻というのが面白いのよね〜。
浅草歌舞伎は若手が多いので門之助さんクラスの役者さんが出る
だけでもピシっと締まる感じがしていいっすね。
三幕あると勘違いしていた為、二幕が終わって「まだあるんだ…
長いなあ」と思ってたけど、いきなり客出しされて拍子抜けでし
た。そっか、今回は二幕なんですね。私も早く帰宅しなくちゃ
ならない事情+直江嬢も用事があるようなのでそのまま浅草で
別れました。まだ2部の日もあるので楽しみは次回に取っておき
ますかね…2部は演目が変わるみたいなので楽しみですわ。歌舞伎
はアイテムから消去出来そうもないかも〜!?早く離婚しないかな
〜、獅童くんなあ。(←毒)
のデキ婚とその後の「獅童の会」の対応にアイテムから排除しよ
うと思ったんだけど、浅草歌舞伎だけは単純に試みが面白いんで
観続けることにしたのでした。チケ獲りの為だけに「獅童の会」
にも入り続けますよ。でもそれ以上は獅童くんにお金を落とす
ことはないでしょう。なんで好き好んで竹内結子と住む部屋の
家賃になるかも知れない金を貢ぐもんですか!
毎年、第1部の11時開演に間に合うように来るのは必死だったり
するんだけど、今年はなんとか余裕で到着しました。直江嬢と
合流し、座席に進むと程なくしてお年玉の年始ご挨拶が始まりま
した。今日のご挨拶は七之助くんでした。今年のローテーション
は変則的で全然読めなかったわけだけど、まあ七之助くんならOK
でしょう。とても丁寧な言葉で慎重に言葉を選んでのご挨拶は
ちょっと堅苦しさも感じたけど、昨年の大失態を考えたら少しは
オトナになったのをアピールしたかったのかもね…
一幕は『歌舞伎十八番の内〜鳴神』。獅童くん演ずる鳴神上人が
朝廷にうらみを抱き竜神を滝壺に閉じ込めたことから人々は干ば
つに苦しみ、朝廷から依頼を受けた亀治郎さん演ずる雲の絶間姫
が鳴神上人を誘惑して破滅させて雨を降らせるんだけど、騙され
たことに気付いた鳴神上人の怒りが大爆発するというストーリー
でとても解かりやすくて衣装も演出も華やかで見応えがありまし
た。ただ動きがしつこくて「パッパとやれないのかな…」と軽く
苛立つ場面もありましたが、まあ伝承されてるものなので何とも
文句のつけようもないんだけど。
高僧である鳴神上人を演ずる獅童くんは品の良さが出てて凛と
した感じがとても素晴らしかった。その凛とした感じが一変して
怒り爆発の時の荒々しさのギャップもよく表現されてて、悔しい
けど良い役者なのを改めて実感しました。獅童くんとは『HR』が
出逢いで、その後に歌舞伎役者だということを知って浅草歌舞伎
で生で観て、初めて観た歌舞伎だったのにすごく集中出来て感動
して歌舞伎の面白さにハマっていったわけだけど、ただそれには
舞台上に獅童くんが居るから歌舞伎に集中出来たんで獅童くんの
出ない歌舞伎は無理だと思ってたんだよね。
それがデキ婚から全く獅童くんに対して執着がなくなってTVも
映画も舞台も観る気さえ起きなくて、このまま歌舞伎と触れ合う
こともないと思ってたけど、やっぱり浅草歌舞伎は別腹だと思っ
て久々に歌舞伎及び獅童くんを観たんだけど歌舞伎における獅童
くんに対するワクワク感っていうのが変わらなかったの。何かを
期待させる役者なんだよね…でもまだ素直になれる程、獅童くん
に執着心は復活してないから「良い役者なんじゃないの…」と
しか言えませんけどね。
二幕は『仮名手本忠臣蔵〜五段目・六段目』。亀鶴さん演じる
定九郎が勘太郎くん演じるおかるの父を殺して大金を奪うんだけ
ど、その定九郎を七之助くん演ずる勘平がイノシシと間違って
撃ち殺してしまい、定九郎が持っていた大金を成り行きで持ち帰
ってしまうのです。実はおかるは勘平の妻で、おかるは勘平の為
に身売りされててその代金をおかるの父が預かっていて、その金
を定九郎に奪われて、更にそれを勘平が持ち帰ってしまったわけ
で、それは大雨の暗闇の中で行われた出来事でいくつかの勘違い
が重なって哀しい結末を迎えるのでした。
『鳴神』以上の動きのしつこさに話自体も長いので正直ダレて
しまいました。おかるの母は勘平を責め過ぎっ!おかるが売られ
た先の店のおかみさん役の門之助さんは嫌いじゃないんだけど。
お歯黒の白塗りなのに凄い鷲っ鼻というのが面白いのよね〜。
浅草歌舞伎は若手が多いので門之助さんクラスの役者さんが出る
だけでもピシっと締まる感じがしていいっすね。
三幕あると勘違いしていた為、二幕が終わって「まだあるんだ…
長いなあ」と思ってたけど、いきなり客出しされて拍子抜けでし
た。そっか、今回は二幕なんですね。私も早く帰宅しなくちゃ
ならない事情+直江嬢も用事があるようなのでそのまま浅草で
別れました。まだ2部の日もあるので楽しみは次回に取っておき
ますかね…2部は演目が変わるみたいなので楽しみですわ。歌舞伎
はアイテムから消去出来そうもないかも〜!?早く離婚しないかな
〜、獅童くんなあ。(←毒)
清水宏の年末スペシャル・ソロライブ『清水宏のワンマンバス』@紀伊國屋サザンシアター。
2005年12月29日 演劇今日は麻里ちゃんと愛すべきキ○ガイ・清水宏さんのソロライブ
『清水宏のワンマンバス〜車掌も運転手もバスガイドも皆清水!
さあさあ乗った乗った!発車オーライ!!〜』を観に新宿に行っ
た。電話予約をして後日イベンターさんから送られてきたのは
最前列のチケット。ちょっとドキドキしちゃうけど視界良好なの
は有り難いことです。いつもはスズナリクラスのハコで演って
いて、今回はサザンシアターで客席が埋まるのか若干心配してた
んだけどフタを開けてみたら満席でした。芝居だけじゃなくピン
芸人の活動も地道にやってる努力の賜物なのでしょうね。
いざ開演。ジャッキー・チェンの息子の苦悩を題材にした『ジャ
ッキー・チェンの息子』や金八先生の裏の顔満載の『金八先生
最後の授業』といった新作に定番の『映画予告編』とか全く似て
ないのに観てるうちにクリソツに見えてくる『福山』とかお腹を
抱えて爆笑させてもらいました。特に『福山』はまさかまた演る
とは思ってなかったから堂々と福山雅治を演じてる清水さんの
チャレンジャーっぷりに脱帽でした。
過去に「マックのアルバイト」や「N.Y.でネタ披露」「サーフィ
ン」など様々なことに挑戦してきた恒例の冒険ルポトークですが
今回は「テニス編」でした。似合わねぇ〜!体型がテニス向き
じゃないんだものな…ショッピングセンターの屋上のテニススク
ールで主婦に混じってレッスンを始めて、実際にボールを使う
練習をしてないのに大会にエントリーして試合をしてきたという
無謀な挑戦を面白可笑しくフリートークした後に実際のドキュメ
ント映像が流れるパターンは相乗効果で毎回涙流しながら笑っち
ゃうんですよね〜。今回はバランスの悪い体型の人が一昔前の
テニスウェアでばっちりキメてる姿だけでツカミはOKでしたし。
そんなド素人が大会でトロフィー貰っちゃうところなんざ、さす
がは度を超したキ○ガイの清水さんらしいなと思いました。
全然ダレることもなく、爆笑してたらあっという間に終演を向か
えておりました。いい笑い納めになりましたよ。チラシに清水
さんの来年の予定がたくさん書いてあって楽しみでもあり、チケ
獲りが面倒だわ…とゲンナリする気持ちがあったりもするけど
やっぱり清水さんは外せないアイテムなので来年も頑張って観て
あげようと思います。
終演後、麻里ちゃんはお友達のお宅に寄られるということで新宿
で別れ、そのまま愛車を飛ばして帰宅。笑い疲れました…でも
心地良い疲労感ですこと。
『清水宏のワンマンバス〜車掌も運転手もバスガイドも皆清水!
さあさあ乗った乗った!発車オーライ!!〜』を観に新宿に行っ
た。電話予約をして後日イベンターさんから送られてきたのは
最前列のチケット。ちょっとドキドキしちゃうけど視界良好なの
は有り難いことです。いつもはスズナリクラスのハコで演って
いて、今回はサザンシアターで客席が埋まるのか若干心配してた
んだけどフタを開けてみたら満席でした。芝居だけじゃなくピン
芸人の活動も地道にやってる努力の賜物なのでしょうね。
いざ開演。ジャッキー・チェンの息子の苦悩を題材にした『ジャ
ッキー・チェンの息子』や金八先生の裏の顔満載の『金八先生
最後の授業』といった新作に定番の『映画予告編』とか全く似て
ないのに観てるうちにクリソツに見えてくる『福山』とかお腹を
抱えて爆笑させてもらいました。特に『福山』はまさかまた演る
とは思ってなかったから堂々と福山雅治を演じてる清水さんの
チャレンジャーっぷりに脱帽でした。
過去に「マックのアルバイト」や「N.Y.でネタ披露」「サーフィ
ン」など様々なことに挑戦してきた恒例の冒険ルポトークですが
今回は「テニス編」でした。似合わねぇ〜!体型がテニス向き
じゃないんだものな…ショッピングセンターの屋上のテニススク
ールで主婦に混じってレッスンを始めて、実際にボールを使う
練習をしてないのに大会にエントリーして試合をしてきたという
無謀な挑戦を面白可笑しくフリートークした後に実際のドキュメ
ント映像が流れるパターンは相乗効果で毎回涙流しながら笑っち
ゃうんですよね〜。今回はバランスの悪い体型の人が一昔前の
テニスウェアでばっちりキメてる姿だけでツカミはOKでしたし。
そんなド素人が大会でトロフィー貰っちゃうところなんざ、さす
がは度を超したキ○ガイの清水さんらしいなと思いました。
全然ダレることもなく、爆笑してたらあっという間に終演を向か
えておりました。いい笑い納めになりましたよ。チラシに清水
さんの来年の予定がたくさん書いてあって楽しみでもあり、チケ
獲りが面倒だわ…とゲンナリする気持ちがあったりもするけど
やっぱり清水さんは外せないアイテムなので来年も頑張って観て
あげようと思います。
終演後、麻里ちゃんはお友達のお宅に寄られるということで新宿
で別れ、そのまま愛車を飛ばして帰宅。笑い疲れました…でも
心地良い疲労感ですこと。
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『12人の優しい日本人』@パルコ劇場。
2005年12月28日 演劇愛車で渋谷に向かう。そのままパルコの地下駐車場に愛車を停め
劇場に進むと、以前韓国に住まわされた番組の時にご一緒した
柳○さんというDとすれ違った。挨拶しようかなと思ったけど向こ
うも私のことを思い出すのに説明が必要だと感じられ、面倒なの
でやめといた。その後、座席が極近だったので挨拶して気まずい
感じを引きずる可能性があったので選択は間違ってなかった気が
しました。堀部さんが出演されてるのでその関係でいらしてたん
だと思うけど開演前からドキっとさせるぜ、全く。
程なくして尚仲間の淑乃さんが着席。「芸能人オーラが私にも
判ったよ、ラーメンズの仁さんが居た!」と嬉しそうな第一声を
上げておられました。なるほど、なるほど…オーラがビンビンに
出てた眼力だったね。その後、公演のチラシを見ながら「会社の
先輩がこの公演を観に行くんだって」と言っていたのが長塚圭史
氏の演出の公演で「それの演出の人がそこに居るよ…」と私が
前方を指差すと「ちょっと気になってたんだけど気付かなかっ
た!」と感嘆の声を上げてた淑乃さんでした。私的なことで心が
揺らいでいても有名著名人をいち早く発見するセンサーは働いて
おりましたもんで、てへっ!
いざ開演。この演目は映画版を見たことがあって有名になる前の
トヨエツに心惹かれたことは覚えてるんだけど細かいストーリー
は全く覚えてなくて、江口洋介の初舞台を観たいという理由だけ
でチケットをGETしたんですな。元来ロン毛好きというのもあり
あんちゃんとか演る前の出たての頃にちょっと好きでCDとか持っ
てたりするんだけど初の生・江口に期待したのでした。
陪審員制度を題材にした密室劇で12人の役者達の会話でストーリ
ーを展開していくわけなんだけど、舞台にほぼ12人が出ずっぱり
なので最初の方で気を抜いて観てたら全然話が頭に入ってこない
の。誰が台詞を言っているのか眼で追えてないので散漫になって
しまって「これじゃイカン!」と思って集中して12人を満遍なく
気にするようにして観てたら段々とストーリーに入り込めていき
ました。映画版を先に見てるんで悪い先入観があったのかもね!?
生瀬さんや小日向さんや浅野さんに温っくんといった舞台役者
さんの安定感に引けをとらない山ちゃんや筒井くんや石田ゆり子
さんの頑張りは圧巻でした。淑乃さんは筒井くん目当てだったん
で嬉しかったと思われますが。私のお目当ての江口洋介も初舞台
とは思えない存在感が素晴らしかったです。背が高いんで舞台
映えするからね…トヨエツが演じた役だったっていうのも個人的
ポイントが高かったっていうのもあるかな。ってことはこの役
自体が好みなのも!?いや〜、でも生・江口はカッコよかったっ
す!
ストーリー的に簡単に言ってしまうと、12人の勝手な考え方や
思考を持つ日本人がひとつの案件について考え始めて紆余曲折
あってひとつの判断を下すってだけのことなんだけど、紆余曲折
の部分が演じられた時代によって凄く違ってたはずなのね。最後
は12人が‘優しい日本人’っていうオチでないといけないわけで
そこに落とし込むバックボーンを変えればどんな時代でも演じら
れる壮大な演目なんだということが実感出来ました。三谷さんっ
てゴイスだわ、今更ですが。
ストーリーにどんどん引き込まれて期待が予想以上に膨らんでし
まってオチがあっさりしていたのに多少の物足りなさはありまし
たが、終演後にかつての舞台版を観ている淑乃さんから話を聞い
た限りでは私の期待が過剰だったことを改めました。ってか舞台
版を観てる位に淑乃さんが芝居好きだったとは恐れ入りました…
勉強させて下さい、淑乃師匠!
ってなことを考えながら結局言えずに別れて愛車で帰宅。
素晴らしい芝居だったので年明けのWOWOWの大阪公演生中継を楽し
みにしたいと思います。
劇場に進むと、以前韓国に住まわされた番組の時にご一緒した
柳○さんというDとすれ違った。挨拶しようかなと思ったけど向こ
うも私のことを思い出すのに説明が必要だと感じられ、面倒なの
でやめといた。その後、座席が極近だったので挨拶して気まずい
感じを引きずる可能性があったので選択は間違ってなかった気が
しました。堀部さんが出演されてるのでその関係でいらしてたん
だと思うけど開演前からドキっとさせるぜ、全く。
程なくして尚仲間の淑乃さんが着席。「芸能人オーラが私にも
判ったよ、ラーメンズの仁さんが居た!」と嬉しそうな第一声を
上げておられました。なるほど、なるほど…オーラがビンビンに
出てた眼力だったね。その後、公演のチラシを見ながら「会社の
先輩がこの公演を観に行くんだって」と言っていたのが長塚圭史
氏の演出の公演で「それの演出の人がそこに居るよ…」と私が
前方を指差すと「ちょっと気になってたんだけど気付かなかっ
た!」と感嘆の声を上げてた淑乃さんでした。私的なことで心が
揺らいでいても有名著名人をいち早く発見するセンサーは働いて
おりましたもんで、てへっ!
いざ開演。この演目は映画版を見たことがあって有名になる前の
トヨエツに心惹かれたことは覚えてるんだけど細かいストーリー
は全く覚えてなくて、江口洋介の初舞台を観たいという理由だけ
でチケットをGETしたんですな。元来ロン毛好きというのもあり
あんちゃんとか演る前の出たての頃にちょっと好きでCDとか持っ
てたりするんだけど初の生・江口に期待したのでした。
陪審員制度を題材にした密室劇で12人の役者達の会話でストーリ
ーを展開していくわけなんだけど、舞台にほぼ12人が出ずっぱり
なので最初の方で気を抜いて観てたら全然話が頭に入ってこない
の。誰が台詞を言っているのか眼で追えてないので散漫になって
しまって「これじゃイカン!」と思って集中して12人を満遍なく
気にするようにして観てたら段々とストーリーに入り込めていき
ました。映画版を先に見てるんで悪い先入観があったのかもね!?
生瀬さんや小日向さんや浅野さんに温っくんといった舞台役者
さんの安定感に引けをとらない山ちゃんや筒井くんや石田ゆり子
さんの頑張りは圧巻でした。淑乃さんは筒井くん目当てだったん
で嬉しかったと思われますが。私のお目当ての江口洋介も初舞台
とは思えない存在感が素晴らしかったです。背が高いんで舞台
映えするからね…トヨエツが演じた役だったっていうのも個人的
ポイントが高かったっていうのもあるかな。ってことはこの役
自体が好みなのも!?いや〜、でも生・江口はカッコよかったっ
す!
ストーリー的に簡単に言ってしまうと、12人の勝手な考え方や
思考を持つ日本人がひとつの案件について考え始めて紆余曲折
あってひとつの判断を下すってだけのことなんだけど、紆余曲折
の部分が演じられた時代によって凄く違ってたはずなのね。最後
は12人が‘優しい日本人’っていうオチでないといけないわけで
そこに落とし込むバックボーンを変えればどんな時代でも演じら
れる壮大な演目なんだということが実感出来ました。三谷さんっ
てゴイスだわ、今更ですが。
ストーリーにどんどん引き込まれて期待が予想以上に膨らんでし
まってオチがあっさりしていたのに多少の物足りなさはありまし
たが、終演後にかつての舞台版を観ている淑乃さんから話を聞い
た限りでは私の期待が過剰だったことを改めました。ってか舞台
版を観てる位に淑乃さんが芝居好きだったとは恐れ入りました…
勉強させて下さい、淑乃師匠!
ってなことを考えながら結局言えずに別れて愛車で帰宅。
素晴らしい芝居だったので年明けのWOWOWの大阪公演生中継を楽し
みにしたいと思います。
今日も博品館劇場参りでございます。『OPERAtions』の公演日程
が発表になった時に完全にミサとカブってたのでダブルヘッダー
を覚悟して今日と明日とで悩んだんだけど安全策を取って今日に
しました。昨日観た公演時間から考えたら明日も行けたな〜!
まあ後悔しても仕方あるまい…今日の昼公演がラストと思って
観ますわよ。
会場入りしてすぐにDVDの予約を入れて、座席に進むと右隣りも
左隣りもオバサマチームで「昼公演ってこんな客層なんだ…」と
実感。で、開演。
2回観たところで言えるのはD☆Dの為だけに書かれた本ならこれも
ありかなと。確かにD☆Dメンバーのツボをついた配役だったり
お遊びだったりで、これはこれで成立するような気がしてきたん
だな。でもD☆D以外で演ったら相当お寒い内容の演目なのは確か
ですけども。まあ作風とか演出とか個人の好みもあるから偏った
モノばかり観ている私的には受け付けないってとこでしょうか。
2回観たところで発見も多々ありまして、ストーリーの中で布石を
打った台詞の時に各々関わる人物がちゃんと表情を変えたり細か
い演技をしてたのね。初見は基本・東山さんしか観てないので
全く気付いてなかったよ。ホントに7人が7人なりに勝負してた
のを改めて知れて嬉しかったです。
大坂くんがマシンガンをぶっ放すのをきっかけに乱闘シーンが
あるんだけど、基本・東山目線の私がふとSHUNさんに目をやると
左のこめかみから流血してて「あれ、こんな演出あったっけ?」
と思ったけど昨日は確実に東山さんしか観てなかったから気付か
なかっただけだと思ってました。次のシーンの時に小さな絆創膏
が貼られてて「あ〜演出か…」と納得したりもしてました。
1部が終わり休憩を挟み2部になった時に大きな絆創膏に変わって
て「あら?切ったなこりゃ…」と思ったら途端にドキドキしちゃ
いました。あの流血はモノホンでしたのね〜。キャ〜!!東山
さんを観つつも何気にSHUNさんを目で追ってしまいましたね。
途中で絆創膏から血が染み出してきて「どんだけ切った!?」と
心配になってきちゃって気が気でなかったよ。
でもストーリーの流れを壊すことなく対処してたのにプロ根性を
感じました。止血から始まり、血で汚れて着れなくなった衣装を
急遽変えたり、ソデに戻って染み出した血を拭ったりと色々あっ
たと思うんだ、舞台裏では。メンバー同士でもドキドキものだっ
たと思うよ、目前の仲間が流血してるんですもの。それが大半の
お客さん達は気付かずに終演を向かえたと思われたのでスゴイな
と思いました。
カーテンコールの時にSHUNさんが涙目で「ごめんなさい…」「す
みません…」と謝罪の言葉を呟いてたのに今更ながら人の好さを
感じました。SHUNさん自身が痛い思いをしてパニクったはずなの
に周囲に迷惑を掛けた事を優先して謝罪してる姿にグッときまし
た。そんなSHUNさんを気遣うような視線の東山さんが敢えてアク
シデントに触れずにカーテンコールを収めた感じも良かったな。
この後の夜公演の事もあるから触れたらSHUNさんにプレッシャー
になるものね。他のメンバーも気遣いながらも冷静に対応してた
ところとかD☆Dのチームワークっていいな〜と実感しました。
『OPERAtions』に関しては今日が最後なので作品に対しての評価
はさほど変わらないけど、D☆Dファンとしては今日の公演を観て
イイものを観せてもらったなと思いました。逆境は人を強くさせ
るわ。それを先に教えてくれたのは聖飢魔?なんですけどね…
因果かね。
とりあえずは夜公演+明日の楽日も無事に終えることを祈りつつ
会場を後にし、一路ミサ会場である中野に向かう私でありまし
た。ミサで使うジュリ扇を忘れたことに気付き、博品館のパーテ
ィーグッズのコーナーとかで探したけどなかった。今更ジュリ扇
に必死になるのもおかしな話なんで諦めましたけどね。
若者にリフレッシュしてもらったんで今日のミサは弾けるよ〜!
続きは明日の日記でね!!
が発表になった時に完全にミサとカブってたのでダブルヘッダー
を覚悟して今日と明日とで悩んだんだけど安全策を取って今日に
しました。昨日観た公演時間から考えたら明日も行けたな〜!
まあ後悔しても仕方あるまい…今日の昼公演がラストと思って
観ますわよ。
会場入りしてすぐにDVDの予約を入れて、座席に進むと右隣りも
左隣りもオバサマチームで「昼公演ってこんな客層なんだ…」と
実感。で、開演。
2回観たところで言えるのはD☆Dの為だけに書かれた本ならこれも
ありかなと。確かにD☆Dメンバーのツボをついた配役だったり
お遊びだったりで、これはこれで成立するような気がしてきたん
だな。でもD☆D以外で演ったら相当お寒い内容の演目なのは確か
ですけども。まあ作風とか演出とか個人の好みもあるから偏った
モノばかり観ている私的には受け付けないってとこでしょうか。
2回観たところで発見も多々ありまして、ストーリーの中で布石を
打った台詞の時に各々関わる人物がちゃんと表情を変えたり細か
い演技をしてたのね。初見は基本・東山さんしか観てないので
全く気付いてなかったよ。ホントに7人が7人なりに勝負してた
のを改めて知れて嬉しかったです。
大坂くんがマシンガンをぶっ放すのをきっかけに乱闘シーンが
あるんだけど、基本・東山目線の私がふとSHUNさんに目をやると
左のこめかみから流血してて「あれ、こんな演出あったっけ?」
と思ったけど昨日は確実に東山さんしか観てなかったから気付か
なかっただけだと思ってました。次のシーンの時に小さな絆創膏
が貼られてて「あ〜演出か…」と納得したりもしてました。
1部が終わり休憩を挟み2部になった時に大きな絆創膏に変わって
て「あら?切ったなこりゃ…」と思ったら途端にドキドキしちゃ
いました。あの流血はモノホンでしたのね〜。キャ〜!!東山
さんを観つつも何気にSHUNさんを目で追ってしまいましたね。
途中で絆創膏から血が染み出してきて「どんだけ切った!?」と
心配になってきちゃって気が気でなかったよ。
でもストーリーの流れを壊すことなく対処してたのにプロ根性を
感じました。止血から始まり、血で汚れて着れなくなった衣装を
急遽変えたり、ソデに戻って染み出した血を拭ったりと色々あっ
たと思うんだ、舞台裏では。メンバー同士でもドキドキものだっ
たと思うよ、目前の仲間が流血してるんですもの。それが大半の
お客さん達は気付かずに終演を向かえたと思われたのでスゴイな
と思いました。
カーテンコールの時にSHUNさんが涙目で「ごめんなさい…」「す
みません…」と謝罪の言葉を呟いてたのに今更ながら人の好さを
感じました。SHUNさん自身が痛い思いをしてパニクったはずなの
に周囲に迷惑を掛けた事を優先して謝罪してる姿にグッときまし
た。そんなSHUNさんを気遣うような視線の東山さんが敢えてアク
シデントに触れずにカーテンコールを収めた感じも良かったな。
この後の夜公演の事もあるから触れたらSHUNさんにプレッシャー
になるものね。他のメンバーも気遣いながらも冷静に対応してた
ところとかD☆Dのチームワークっていいな〜と実感しました。
『OPERAtions』に関しては今日が最後なので作品に対しての評価
はさほど変わらないけど、D☆Dファンとしては今日の公演を観て
イイものを観せてもらったなと思いました。逆境は人を強くさせ
るわ。それを先に教えてくれたのは聖飢魔?なんですけどね…
因果かね。
とりあえずは夜公演+明日の楽日も無事に終えることを祈りつつ
会場を後にし、一路ミサ会場である中野に向かう私でありまし
た。ミサで使うジュリ扇を忘れたことに気付き、博品館のパーテ
ィーグッズのコーナーとかで探したけどなかった。今更ジュリ扇
に必死になるのもおかしな話なんで諦めましたけどね。
若者にリフレッシュしてもらったんで今日のミサは弾けるよ〜!
続きは明日の日記でね!!
今日はD☆Dの公演を観に博品館劇場に行った。オリジナルミュー
ジカルらしいという話は聞いていたけど、どんな展開になるのか
不安と期待でドキドキものだった。とりあえずパンフを買って
配役などをチェックしたりしていると原案・プロデュースの木村
元子さんの欄に「たくさん死ぬ。出来れば全員。」というフレー
ズがあって、はあっ!?と思った。オチ言っちゃっていいの?まあ
深読みし過ぎてオチだと思った私の予想を覆すような展開がある
に違いないと信じて開演を迎えました。
いきなりダンスで始まったんで普通に「キャ〜」と思いながら
東山さんに視線は釘付けでした。でも、その後の展開は台詞回し
が中心で何となく違和感を抱きつつも新しいD☆Dの試みを受け
入れようと思って、なるべくニュートラルな心で観てました。
宝石店店主とそこで働く警備員に宝石泥棒と警察官が織りなす話
なんだけど、台詞回しの展開の合間にダンスとか歌とかコーラス
とかD☆Dの持ち味を盛り込んでいっててホントに盛り沢山で「お
稽古が相当大変だっただろうな…」と実感出来る内容になって
ました。
でも盛り込み過ぎてどこか散漫な感じが否めなかった。話の筋と
配役の設定が良く言えば直球、悪く言えば安直過ぎたのが原因
だと思うな…元軍人の警備員とか子供の頃から不遇の宝石泥棒
とかは良かったけど、心臓病の妹が居る宝石泥棒のヘッドとか
元泥棒が警察官になったりとかは共感出来ないなあ。フィアンセ
を殺された警察官が遺留品に付いてた指紋の主に復讐しようと
して追いつめたのが宝石泥棒のヘッドで、実はフィアンセを殺し
たのは宝石泥棒に狙われた宝石店の店主だったとか、予定調和
過ぎてどこかチープさを感じてしまったのよね。
ひねってナンボの芝居ばかり観てるからストレートにくる芝居に
拒否反応を持ってるのは確かだけど、D☆Dにあんだけいろんな事
をさせてる割には心に響くモノが少なかったのが残念だったな。
最後はお約束の通り全員死んじゃったし、そう思わせて地味に
元泥棒が警察官になったヤツが生き残ってて話を収めるんだけど
配役的に適役ではない感じがしたのでツッコミたい箇所が沢山
あったんだわ。最後の最後のオチも読めたし「なんだかな〜」っ
て微妙な思いになりました。
D☆Dはホントに頑張ってたし、言われたことを要求以上に実直に
演じてたから感服しました。本がイマイチだったのだけが残念
だったということで納得しましょうかね。演出的には「流石!」
と思う箇所も多々あったので、なんか消化不良だったのよね。
とりあえず明日も観るので、更に消化出来る部分もあるかも知れ
ないし、改めて納得する部分もあるかと思うので期待して明日の
公演を待ちたいと思いました。
極々個人的な感想ですが、新吾センセイの無邪気な演技にキュン
となったり、MITSUさんのダンスが格段に上手になってるのに感動
したり、東山さんが他のメンバー以上に芝居のセンスを持ち合わ
せてる感じを実感したりと、D☆Dを観るきっかけが東山さんだっ
たわけだけど、今はD☆Dというユニット自体を愛してる自分に
気付きましたよ。でも注目されればされる程に大人に利用されな
いか心配になるよね。今日みたいな公演だとホントに心配…
払拭して下さいね、2回目の明日!
ジカルらしいという話は聞いていたけど、どんな展開になるのか
不安と期待でドキドキものだった。とりあえずパンフを買って
配役などをチェックしたりしていると原案・プロデュースの木村
元子さんの欄に「たくさん死ぬ。出来れば全員。」というフレー
ズがあって、はあっ!?と思った。オチ言っちゃっていいの?まあ
深読みし過ぎてオチだと思った私の予想を覆すような展開がある
に違いないと信じて開演を迎えました。
いきなりダンスで始まったんで普通に「キャ〜」と思いながら
東山さんに視線は釘付けでした。でも、その後の展開は台詞回し
が中心で何となく違和感を抱きつつも新しいD☆Dの試みを受け
入れようと思って、なるべくニュートラルな心で観てました。
宝石店店主とそこで働く警備員に宝石泥棒と警察官が織りなす話
なんだけど、台詞回しの展開の合間にダンスとか歌とかコーラス
とかD☆Dの持ち味を盛り込んでいっててホントに盛り沢山で「お
稽古が相当大変だっただろうな…」と実感出来る内容になって
ました。
でも盛り込み過ぎてどこか散漫な感じが否めなかった。話の筋と
配役の設定が良く言えば直球、悪く言えば安直過ぎたのが原因
だと思うな…元軍人の警備員とか子供の頃から不遇の宝石泥棒
とかは良かったけど、心臓病の妹が居る宝石泥棒のヘッドとか
元泥棒が警察官になったりとかは共感出来ないなあ。フィアンセ
を殺された警察官が遺留品に付いてた指紋の主に復讐しようと
して追いつめたのが宝石泥棒のヘッドで、実はフィアンセを殺し
たのは宝石泥棒に狙われた宝石店の店主だったとか、予定調和
過ぎてどこかチープさを感じてしまったのよね。
ひねってナンボの芝居ばかり観てるからストレートにくる芝居に
拒否反応を持ってるのは確かだけど、D☆Dにあんだけいろんな事
をさせてる割には心に響くモノが少なかったのが残念だったな。
最後はお約束の通り全員死んじゃったし、そう思わせて地味に
元泥棒が警察官になったヤツが生き残ってて話を収めるんだけど
配役的に適役ではない感じがしたのでツッコミたい箇所が沢山
あったんだわ。最後の最後のオチも読めたし「なんだかな〜」っ
て微妙な思いになりました。
D☆Dはホントに頑張ってたし、言われたことを要求以上に実直に
演じてたから感服しました。本がイマイチだったのだけが残念
だったということで納得しましょうかね。演出的には「流石!」
と思う箇所も多々あったので、なんか消化不良だったのよね。
とりあえず明日も観るので、更に消化出来る部分もあるかも知れ
ないし、改めて納得する部分もあるかと思うので期待して明日の
公演を待ちたいと思いました。
極々個人的な感想ですが、新吾センセイの無邪気な演技にキュン
となったり、MITSUさんのダンスが格段に上手になってるのに感動
したり、東山さんが他のメンバー以上に芝居のセンスを持ち合わ
せてる感じを実感したりと、D☆Dを観るきっかけが東山さんだっ
たわけだけど、今はD☆Dというユニット自体を愛してる自分に
気付きましたよ。でも注目されればされる程に大人に利用されな
いか心配になるよね。今日みたいな公演だとホントに心配…
払拭して下さいね、2回目の明日!
SHINKANSEN☆PRODUCE いのうえ歌舞伎『吉原御免状』@青山劇場。
2005年10月4日 演劇今日は尚仲間さんの淑乃さんからお譲り頂いて『吉原御免状』を
観ることになった。新感線に関しては直江嬢の元・同僚のお姉
さんが調達してくれるのが常だったんだけど、ここ最近はこと
ごとくF.C.先行でハズレまくってて「お払いに行って頂けません
か?」とお願いする程で、もちろん『吉原御免状』に関しても
ハズレて途方に暮れてた時に淑乃さんから「4枚余ってるけど…」
という朗報が届き、行けることになったのでした。
青山劇場近くの行きつけのレストランでお姉さんと待合せしてた
んだけど、表参道駅でバッタリ逢ってしまった。どうやら同じ
電車だったらしい…お姉さんと談笑しながらレストランに行くと
ロイホに変わっていてビックリ!小洒落たレストランだったのに
庶民的なロイホって一体…!?内装はそのままだったから居抜き
みたいな感じだったんだろうけど、今まで店名が覚えられなくて
‘いつも行く劇場近くのレストラン’って表現してたから、これ
からは間違いなく「ロイホに集合!」ってメール出来るから結果
オーライってか!?そのままロイホで生ビールからワインと流れて
イイ気分で劇場前で直江嬢と麻里嬢と合流し会場入りしました。
題名通り吉原が舞台なのでセットがゴージャスでパズルのように
セットのパーツ・パーツがいろんな組み合わせになって吉原の町
を細かく表現してたのが面白かった。回り舞台の利便性を考えた
表現の方法はさすがは新感線って感じでした。もちろん衣装も
ゴージャスでしたね〜。
花魁役の松雪泰子さんと京野ことみさんは肌が透き通るほどに
綺麗で華があって見惚れました。あんまり女優さんに反応しない
方なんだけど珍しく圧倒されましたね。結構、肌の露出も多くて
体当たりで頑張っておられましたもん。松雪さんは最後は股に
熱した鉄棒を刺されるっていう衝撃なシーンもありましたしね。
正直、イメージ変わりました。
主役は堤真一さんで、唐沢寿明さんに通ずるバイタリティ溢れる
演技に「唐沢さんでもいいんじゃない!?」って感じがしました。
ってか、どっちでもいいよね〜って感じかな。お二人とも嫌い
じゃないっていうか、むしろ好きな方だけど新感線じゃなくて他
で演って欲しいっていうか、客演がゴージャス過ぎて本来の劇団
員が端役に回ってるのが許せないんだよね〜。劇団員で充分出来
るはずなのにメジャーになる程に客演がゴージャスになるのは
どうしたもんかね…
その中でも梶原善ちゃんは微妙な感じでイイ!すごくデキる子
なのにその場の空気が読めるから引くことも出来る。客演だけど
劇団員か?と思わせるような協調性があるのよね〜。でもちゃん
とポイントは押さえて印象に残るんだ。スゲエよ、スゲエぜ!
善ちゃん。顔はタイプじゃないけど大好きですっ!!
更におひょいさんは反則だよね〜。あんな虚弱体質の老人の出番
が多いんだもんなあ。舞台に立ってるだけで尊敬に値するわ。
同じ誕生日なもんで前々から親近感があって、初めて生・おひょ
いさんを観たわけなんだけど不思議と波長が合う気がしました。
で、古田新太さんはゴイスです。普段はレスラーの休日みたいな
風体なのに、舞台上ではそれはそれは艶っぽくて怪しくて狂気を
含んでるんですわ。早口でも聞き取れて、なおかつ声質が耳障り
が良い台詞回しとかは素晴らしい!新感線の看板役者としての
存在感はいのうえさんもわかってらっしゃるようでいいキャステ
ィングをしますよね。
いいキャスティングと言えば、私のお気にの河野まさとさんは
耳助っていう役で出番が多くて良かったわ。新感線を観始めた頃
はインディさんとかメタルさんの方が扱いが上だった気がするん
だけど、ここ最近は河野さんの方が扱いがいいよね…人当たりが
良さそうな感じはするし演技力もあるからいい扱いなのかも知れ
ないけど、ちょっと複雑な感じ…
それなりに各役者さんに対しての想いはありながら、ストーリー
的には散漫な箇所がなくて集中して観れました。終演後、お姉
さんから原作本をお借りし、感想を伺うと「よくまとまってたと
思う」とおっしゃってたので原作本は相当広く書かれてるんだな
ってことが想像出来ました。いのうえさんも限界を感じてるの
かな…確かに途中でダレちゃう箇所って最近のオリジナル作品
にはあって、初めて原作本を引用した今作がまとまってたのは
新たなる引き出しを見つけちゃったって感じで期待出来ますか!?
オリジナルに拘らずに原作本に頼って頂いても永年のファンは
全然構いませんけどね。その代わり原作本に頼った劇団員オンリ
ーでの公演と、いのうえさんオリジナル脚本でのゴージャス客演
でお願いしたいなと思いましたけども。
終演後、またロイホで飲酒し帰宅。いろいろ思うところはあった
けど観れて良かったです。あ〜楽しかった!
観ることになった。新感線に関しては直江嬢の元・同僚のお姉
さんが調達してくれるのが常だったんだけど、ここ最近はこと
ごとくF.C.先行でハズレまくってて「お払いに行って頂けません
か?」とお願いする程で、もちろん『吉原御免状』に関しても
ハズレて途方に暮れてた時に淑乃さんから「4枚余ってるけど…」
という朗報が届き、行けることになったのでした。
青山劇場近くの行きつけのレストランでお姉さんと待合せしてた
んだけど、表参道駅でバッタリ逢ってしまった。どうやら同じ
電車だったらしい…お姉さんと談笑しながらレストランに行くと
ロイホに変わっていてビックリ!小洒落たレストランだったのに
庶民的なロイホって一体…!?内装はそのままだったから居抜き
みたいな感じだったんだろうけど、今まで店名が覚えられなくて
‘いつも行く劇場近くのレストラン’って表現してたから、これ
からは間違いなく「ロイホに集合!」ってメール出来るから結果
オーライってか!?そのままロイホで生ビールからワインと流れて
イイ気分で劇場前で直江嬢と麻里嬢と合流し会場入りしました。
題名通り吉原が舞台なのでセットがゴージャスでパズルのように
セットのパーツ・パーツがいろんな組み合わせになって吉原の町
を細かく表現してたのが面白かった。回り舞台の利便性を考えた
表現の方法はさすがは新感線って感じでした。もちろん衣装も
ゴージャスでしたね〜。
花魁役の松雪泰子さんと京野ことみさんは肌が透き通るほどに
綺麗で華があって見惚れました。あんまり女優さんに反応しない
方なんだけど珍しく圧倒されましたね。結構、肌の露出も多くて
体当たりで頑張っておられましたもん。松雪さんは最後は股に
熱した鉄棒を刺されるっていう衝撃なシーンもありましたしね。
正直、イメージ変わりました。
主役は堤真一さんで、唐沢寿明さんに通ずるバイタリティ溢れる
演技に「唐沢さんでもいいんじゃない!?」って感じがしました。
ってか、どっちでもいいよね〜って感じかな。お二人とも嫌い
じゃないっていうか、むしろ好きな方だけど新感線じゃなくて他
で演って欲しいっていうか、客演がゴージャス過ぎて本来の劇団
員が端役に回ってるのが許せないんだよね〜。劇団員で充分出来
るはずなのにメジャーになる程に客演がゴージャスになるのは
どうしたもんかね…
その中でも梶原善ちゃんは微妙な感じでイイ!すごくデキる子
なのにその場の空気が読めるから引くことも出来る。客演だけど
劇団員か?と思わせるような協調性があるのよね〜。でもちゃん
とポイントは押さえて印象に残るんだ。スゲエよ、スゲエぜ!
善ちゃん。顔はタイプじゃないけど大好きですっ!!
更におひょいさんは反則だよね〜。あんな虚弱体質の老人の出番
が多いんだもんなあ。舞台に立ってるだけで尊敬に値するわ。
同じ誕生日なもんで前々から親近感があって、初めて生・おひょ
いさんを観たわけなんだけど不思議と波長が合う気がしました。
で、古田新太さんはゴイスです。普段はレスラーの休日みたいな
風体なのに、舞台上ではそれはそれは艶っぽくて怪しくて狂気を
含んでるんですわ。早口でも聞き取れて、なおかつ声質が耳障り
が良い台詞回しとかは素晴らしい!新感線の看板役者としての
存在感はいのうえさんもわかってらっしゃるようでいいキャステ
ィングをしますよね。
いいキャスティングと言えば、私のお気にの河野まさとさんは
耳助っていう役で出番が多くて良かったわ。新感線を観始めた頃
はインディさんとかメタルさんの方が扱いが上だった気がするん
だけど、ここ最近は河野さんの方が扱いがいいよね…人当たりが
良さそうな感じはするし演技力もあるからいい扱いなのかも知れ
ないけど、ちょっと複雑な感じ…
それなりに各役者さんに対しての想いはありながら、ストーリー
的には散漫な箇所がなくて集中して観れました。終演後、お姉
さんから原作本をお借りし、感想を伺うと「よくまとまってたと
思う」とおっしゃってたので原作本は相当広く書かれてるんだな
ってことが想像出来ました。いのうえさんも限界を感じてるの
かな…確かに途中でダレちゃう箇所って最近のオリジナル作品
にはあって、初めて原作本を引用した今作がまとまってたのは
新たなる引き出しを見つけちゃったって感じで期待出来ますか!?
オリジナルに拘らずに原作本に頼って頂いても永年のファンは
全然構いませんけどね。その代わり原作本に頼った劇団員オンリ
ーでの公演と、いのうえさんオリジナル脚本でのゴージャス客演
でお願いしたいなと思いましたけども。
終演後、またロイホで飲酒し帰宅。いろいろ思うところはあった
けど観れて良かったです。あ〜楽しかった!
ダブルヘッダーその?敦−杏子Produce『URASUJI』@ザ・スズナリ。
2005年10月1日 演劇今日は信者仲魔のちゅんたろーさんのお誘いに乗って、敦−杏子
Produce『URASUJI』をスズナリに観に行った。当初、今日は何も
予定が入っていなかったのでお誘いに乗ってみたんだけど、後に
なってアブラーズツアーの初日の横浜公演が決まって、結果的に
ダブルヘッダーになりました。
座席でちゅんたろーさんと落ち合い、いざ開演。いや〜何年も
スズナリで芝居を観てきたけど、こんなに立派なセットの芝居は
初めてざます。そしてこんなに立派な衣装の芝居も初めてざます
。なんでスズナリでこんな立派な芝居を演ろうとしてんだろうと
いうのが先に立って、正直始まってからすぐはあまり集中が出来
なかった。知らない役者さんばっかりだったしね…予習する暇も
なかったもんで。杏子姉さんや西村直人さん、カムカムの藤田
記子さん、深沢あっちゃんが出て来て段々と落ち着いてきて全体
の雰囲気も把握出来るようになってきました。
簡単に言っちゃうと杏子姉さん率いる必殺仕事人チームが居て、
その中の一人の女の子が恋に落ちてチームを抜けたいと言い出し
その恋してる相手の男がある藩主の若殿とクリソツで、その若殿
には問題が色々ある為に家臣からの暗殺計画があり、その暗殺
計画から逃れる為に替え玉として仕立てられて、結果殺されてし
まうんだな。その真相を知った女の子がお代を支払って仕事人
チームに仕事を依頼して見事に恨みを晴らすという典型的な完全
懲悪の時代劇なわけです。
そこに細かく細かく替え歌を盛り込んでくだらなくしていく演出
は心の底から楽しめました。杏子姉さんと仕事人チームでの♪目
を閉じておいでよは軽く鳥肌モノでした。ただし杏子姉さんの
パートのみですが。KONTAのパートの岩崎大さんヘタ過ぎ〜!若い
から知らないとは思いますが、それはそれは素晴らしかったのよ
杏子姉さんとKONTAの掛け合いは。その後のKONTAのパートを歌っ
た池田有希子さんはとても歌唱力があって良かったんだけど、
女同士じゃバービーじゃないんだよね。今更になって生・バービ
ーを観れなかったことを後悔しました。
東山さんが出演なさった『CLUB SEVEN』で西村直人さんを初めて
知ってちょっと気になる存在ではあったんだけど深入りすると
アイテムが増えてしまいそうで封印してたんですね〜。思い掛け
なく封印が解かれて今日観たらやっぱり歌声とか顔とか好みで
ヤバイ!って思った。でも役が熱血侍ってのが年齢的に無理っ
ぽい感じがして…っていうか侍と言ったら『CLUB SEVEN』の時に
演ってた高音のギター侍のイメージしかないから落ちることは
なかった。役によっては落ちそうな感じがするので必要以上に
西村さんには近付かない方向で。
それにしてもあっちゃんの衣装が凄かった。そのままスライド
して閣下に着せられる位の被りモノも含めてゴージャスでした。
あっちゃんのアイメイクもビックリでしたけども。ここってスズ
ナリですよね!?こんなにド派手なメイクも初めて観ましたわ。
くの一役の藤田さんも凄かった。カムカムの時にもゴイスと思っ
たし、愛すべきキ○ガイ役者の清水宏さん演出の作品に出た時
にもゴイスと思ってたけど、デブキャラも出来て俊敏キャラも
こなせるのよね。俊敏なデブってやつですよ!?それも女優さん
ですぜ。カムカム恐るべしですな。ちゃんとカムカムを観たのは
まだ1度きりで、今度の劇団旗揚げ15周年記念公演のチケットは
入手済みなのでディープにカムカムを堪能したいと思いました。
ガレージシャンソンショーのお二人もステキでした。テイスト的
には伊藤ヨタロウさんの音楽みたいな摩訶不思議な中に怖さを
秘めた感じが個人的にはツボでした。Vo.の山田晃士さんって
あの♪ひまわりの山田さんですよね?イメージ変わったな…今の
方が好きかも。アコーディオンの佐藤芳明さんの怪しい感じも
ステキだった。無表情が一転ニコっと笑ったギャップが人の好さ
を表してて可愛かったな。ストーリーテラー的な登場だったので
そのままいくのかと思ったら、途中で仕事人チームの助っ人の
館兄弟としてストーリーに加わったのにはビックリ。面白いっ!
とにかくストーリーはベタなのに奇想天外な演出が次から次へと
飛び出してきて、最初の表情の硬さから最後はゆるゆるの笑顔で
終演を向かえてました。カーテンコールでプロデューサーである
あっちゃんと杏子姉さんが裏話を語ってくれて、要はスズナリで
無茶をしたかったんだということがわかって納得しました。スズ
ナリという空間を理解した上での大人のお遊びだったんだね…
久々に緊張と緩和を堪能出来た演目でございました。お誘いして
頂いたちゅんたろーさんに感謝、感謝ですわ。
大満足で下北を後にし、一路横浜に向かう私でありました。
Produce『URASUJI』をスズナリに観に行った。当初、今日は何も
予定が入っていなかったのでお誘いに乗ってみたんだけど、後に
なってアブラーズツアーの初日の横浜公演が決まって、結果的に
ダブルヘッダーになりました。
座席でちゅんたろーさんと落ち合い、いざ開演。いや〜何年も
スズナリで芝居を観てきたけど、こんなに立派なセットの芝居は
初めてざます。そしてこんなに立派な衣装の芝居も初めてざます
。なんでスズナリでこんな立派な芝居を演ろうとしてんだろうと
いうのが先に立って、正直始まってからすぐはあまり集中が出来
なかった。知らない役者さんばっかりだったしね…予習する暇も
なかったもんで。杏子姉さんや西村直人さん、カムカムの藤田
記子さん、深沢あっちゃんが出て来て段々と落ち着いてきて全体
の雰囲気も把握出来るようになってきました。
簡単に言っちゃうと杏子姉さん率いる必殺仕事人チームが居て、
その中の一人の女の子が恋に落ちてチームを抜けたいと言い出し
その恋してる相手の男がある藩主の若殿とクリソツで、その若殿
には問題が色々ある為に家臣からの暗殺計画があり、その暗殺
計画から逃れる為に替え玉として仕立てられて、結果殺されてし
まうんだな。その真相を知った女の子がお代を支払って仕事人
チームに仕事を依頼して見事に恨みを晴らすという典型的な完全
懲悪の時代劇なわけです。
そこに細かく細かく替え歌を盛り込んでくだらなくしていく演出
は心の底から楽しめました。杏子姉さんと仕事人チームでの♪目
を閉じておいでよは軽く鳥肌モノでした。ただし杏子姉さんの
パートのみですが。KONTAのパートの岩崎大さんヘタ過ぎ〜!若い
から知らないとは思いますが、それはそれは素晴らしかったのよ
杏子姉さんとKONTAの掛け合いは。その後のKONTAのパートを歌っ
た池田有希子さんはとても歌唱力があって良かったんだけど、
女同士じゃバービーじゃないんだよね。今更になって生・バービ
ーを観れなかったことを後悔しました。
東山さんが出演なさった『CLUB SEVEN』で西村直人さんを初めて
知ってちょっと気になる存在ではあったんだけど深入りすると
アイテムが増えてしまいそうで封印してたんですね〜。思い掛け
なく封印が解かれて今日観たらやっぱり歌声とか顔とか好みで
ヤバイ!って思った。でも役が熱血侍ってのが年齢的に無理っ
ぽい感じがして…っていうか侍と言ったら『CLUB SEVEN』の時に
演ってた高音のギター侍のイメージしかないから落ちることは
なかった。役によっては落ちそうな感じがするので必要以上に
西村さんには近付かない方向で。
それにしてもあっちゃんの衣装が凄かった。そのままスライド
して閣下に着せられる位の被りモノも含めてゴージャスでした。
あっちゃんのアイメイクもビックリでしたけども。ここってスズ
ナリですよね!?こんなにド派手なメイクも初めて観ましたわ。
くの一役の藤田さんも凄かった。カムカムの時にもゴイスと思っ
たし、愛すべきキ○ガイ役者の清水宏さん演出の作品に出た時
にもゴイスと思ってたけど、デブキャラも出来て俊敏キャラも
こなせるのよね。俊敏なデブってやつですよ!?それも女優さん
ですぜ。カムカム恐るべしですな。ちゃんとカムカムを観たのは
まだ1度きりで、今度の劇団旗揚げ15周年記念公演のチケットは
入手済みなのでディープにカムカムを堪能したいと思いました。
ガレージシャンソンショーのお二人もステキでした。テイスト的
には伊藤ヨタロウさんの音楽みたいな摩訶不思議な中に怖さを
秘めた感じが個人的にはツボでした。Vo.の山田晃士さんって
あの♪ひまわりの山田さんですよね?イメージ変わったな…今の
方が好きかも。アコーディオンの佐藤芳明さんの怪しい感じも
ステキだった。無表情が一転ニコっと笑ったギャップが人の好さ
を表してて可愛かったな。ストーリーテラー的な登場だったので
そのままいくのかと思ったら、途中で仕事人チームの助っ人の
館兄弟としてストーリーに加わったのにはビックリ。面白いっ!
とにかくストーリーはベタなのに奇想天外な演出が次から次へと
飛び出してきて、最初の表情の硬さから最後はゆるゆるの笑顔で
終演を向かえてました。カーテンコールでプロデューサーである
あっちゃんと杏子姉さんが裏話を語ってくれて、要はスズナリで
無茶をしたかったんだということがわかって納得しました。スズ
ナリという空間を理解した上での大人のお遊びだったんだね…
久々に緊張と緩和を堪能出来た演目でございました。お誘いして
頂いたちゅんたろーさんに感謝、感謝ですわ。
大満足で下北を後にし、一路横浜に向かう私でありました。
劇団健康VOL.15『トーキョーあたり』@本多劇場・2回目。
2005年8月23日 演劇今日から観劇4連チャン!まずは2度目の劇団健康『トーキョー
あたり』でございます。今日の客席には『海猿』に出てる役者
さん(名前わからず)がいらっしゃってました。で、開演。
OPのVではケラさんが本屋さんで岸田戯曲賞を獲った『フローズン
ビーチ』の戯曲本がフランス文学のコーナーに置いてあったのを
演劇コーナーの『キレイ』や『鈍獣』の戯曲本を傘に隠し入れて
スペースを作ってそこに置いたり、その動向を元健康劇団員で
今は大人計画の顔田顔彦さんが見つけて追い掛けたり、逃げてい
るケラさんの目に留まる看板や広告に「芝居が長過ぎ!」「金返
せ!」「つまらない!」などアンケートに書かれたであろう文言
が羅列されてたりと軽いジャブ的な毒からスタートしてて期待感
大でした。
その後は奥菜恵が『キレイ』の劇中歌である♪ケガレのテーマを
唄いつつ、その横に‘キレイじゃない人’という紹介で田代まさ
し〜盗撮、萩原健一〜恐喝、槇原敬之〜覚せい剤所持法違反+ホモ
など芸能人の犯歴が延々とテロップで流れました。もちろん岡村
靖幸〜覚せい剤所持法違反と流れて失笑。芸能人って結構キレイ
じゃない人が多いものなのね。っていうかケラさんったら飛ばし
過ぎ!でも決して嫌いじゃないですけどね。
OPのVだけでかなり笑わせて頂き、そのまま本編に突入。今日も
三宅さんの女装は可愛かった。その後の馬の着ぐるみで出てくる
のも腕筋が強調されて軽くメロった。身体つきも好みなので魅力
がいかんなく発揮されてて良いですよ〜。今回はひとつの配役を
出演者が代わる代わる演じていくので役者の度量の深さが垣間見
れて面白いんだよね。以前から力説してる三宅さんが持っている
硬軟の演技が引き出されててホントに三宅まにあとしては嬉しい
演目でございますわ。どの役も実に素晴らしかったですぅ!
役場の‘すぐやる課’に勤務する胃がんで余命わずかな手塚とお
るさんが世界制服を目論んだり、その息子夫婦の三宅さんと犬山
イヌコさんを殺害してバラバラにしたりとかなりグロなのに笑え
ちゃうのは手塚さんのキャラにも助けられたかも。手塚さんも
可愛かったり冷淡にもなれる人だから観始めた時は気になる役者
さんではあったけど、他の芝居を観に行った時に女連れで来てる
のを何度か見て興味が失せたんだよね。今でもいい役者だなとは
思ったけど微妙な老い加減が惜しいな…途中でケラさんが出て
きてのフリートークっぽいシーンで「『キレイ』ってどうだった
?」と聞かれて「再演の方ですか…酒井若菜さんが良かった」と
言ってたのは笑ったわ。代役の鈴木蘭々が今度は知念ちゃんの
代役を演ることに触れて「彼女は代役女優を目指してるんですか
ね?新しいジャンルを開拓ですかね?」みたいなヒネたことを
言ってたのもツボだった。う〜ん、実に惜しいっ!
寂しい人を集めて仮想家族を作って家族ごっこをしたり、電車に
得体の知れない液体を撒いて死刑になった旦那を持つ未亡人が
出てきたり、喫茶店で出くわした脳障害者に手厚く世話を焼く
セレブが息子からの電話に「よかったわ、あなたは五体満足に
生まれてくれて…」と平気で言っちゃうところとか今更ここまで
やるのか!?と思うような心配もあったけど、劇団健康の復活って
いう名のもとにケラさんの原点回帰か遊びなのかなと思ったら
かなり面白がれたかな。
触れ難い箇所って大人になればなる程避けたくなりがちだけど、
若い頃は触れたくて仕方がないんだよ。でも一般常識として「触
れるな」と教わってて、それを堂々と触れてるものを見た時の
衝撃と興味はかなりのもので、そこでかなりのアイデンティティ
ーが固まると思うの。聖飢魔?にしても大人計画にしてもナイ
ロンにしても出逢えて良かったなって今更ながら実感してるもん
ね。更に今回健康を観て、ナイロンより早く健康を観たかったっ
て軽く後悔したしな。
要は障害者や犯罪者を差別するのは簡単だけど、実際に舞台上で
障害者や犯罪者が笑いの種になってるのを観てどう感じられるか
ってことなんだと思うの。ケラさんも松尾さんも取り巻く健常者
の愚かさを描こうとしてる…それが一番のブラックだわ。街中や
店内で奇声を上げてる障害者を見て正直「鬱陶しいな」と思って
しまう瞬間よりも健常者に不快な思いをさせられる瞬間の方が
どれだけ身の周りに多いと思う?ハンデのある人を美化したがる
のが既に差別であって、そこを敢えて美化しない勇気とか正直さ
とかにすごく共感するのよね。
そういう根っこの部分があって今の商業演劇化したナイロンだと
いうことをちゃんと知れて良かったから、今回の復活という試み
は有り難いと思いました。「ケラリーノ・サンドロヴィッチって
外人なんだ…」と堂々と言ってる客が観に来てる昨今だから最後
にケラさんが「今回面白くないと思った人は次の健康の公演には
来ないで下さい!」って言ってたのは頷けた。確かにケラさんの
作品はアタリハズレがある…っていうか松尾さんもクドカンも
アタリハズレがあるんですよ。そこに愛があるからアンケートに
「面白くない」とか「金返せ」とかは決して書けないの。そうい
うのを簡単に書くくせにまた観に来て批判するヤツの屈折具合は
ケラさんは受付ないって言ってるわけだから是非来ないで欲しい
と思います。その分、こっちはチケ獲りが楽になりますものね。
興味本位の客を除外しても充分ペイ出来るだけの固定客は居るで
しょうからね…
ナイロンはもう何度も観てますが、ホントに健康は新鮮に観れま
した。ってか健康は初見でしたね…てへっ!また機会があれば
是非とも健康も演って頂きたいと思いました。
あたり』でございます。今日の客席には『海猿』に出てる役者
さん(名前わからず)がいらっしゃってました。で、開演。
OPのVではケラさんが本屋さんで岸田戯曲賞を獲った『フローズン
ビーチ』の戯曲本がフランス文学のコーナーに置いてあったのを
演劇コーナーの『キレイ』や『鈍獣』の戯曲本を傘に隠し入れて
スペースを作ってそこに置いたり、その動向を元健康劇団員で
今は大人計画の顔田顔彦さんが見つけて追い掛けたり、逃げてい
るケラさんの目に留まる看板や広告に「芝居が長過ぎ!」「金返
せ!」「つまらない!」などアンケートに書かれたであろう文言
が羅列されてたりと軽いジャブ的な毒からスタートしてて期待感
大でした。
その後は奥菜恵が『キレイ』の劇中歌である♪ケガレのテーマを
唄いつつ、その横に‘キレイじゃない人’という紹介で田代まさ
し〜盗撮、萩原健一〜恐喝、槇原敬之〜覚せい剤所持法違反+ホモ
など芸能人の犯歴が延々とテロップで流れました。もちろん岡村
靖幸〜覚せい剤所持法違反と流れて失笑。芸能人って結構キレイ
じゃない人が多いものなのね。っていうかケラさんったら飛ばし
過ぎ!でも決して嫌いじゃないですけどね。
OPのVだけでかなり笑わせて頂き、そのまま本編に突入。今日も
三宅さんの女装は可愛かった。その後の馬の着ぐるみで出てくる
のも腕筋が強調されて軽くメロった。身体つきも好みなので魅力
がいかんなく発揮されてて良いですよ〜。今回はひとつの配役を
出演者が代わる代わる演じていくので役者の度量の深さが垣間見
れて面白いんだよね。以前から力説してる三宅さんが持っている
硬軟の演技が引き出されててホントに三宅まにあとしては嬉しい
演目でございますわ。どの役も実に素晴らしかったですぅ!
役場の‘すぐやる課’に勤務する胃がんで余命わずかな手塚とお
るさんが世界制服を目論んだり、その息子夫婦の三宅さんと犬山
イヌコさんを殺害してバラバラにしたりとかなりグロなのに笑え
ちゃうのは手塚さんのキャラにも助けられたかも。手塚さんも
可愛かったり冷淡にもなれる人だから観始めた時は気になる役者
さんではあったけど、他の芝居を観に行った時に女連れで来てる
のを何度か見て興味が失せたんだよね。今でもいい役者だなとは
思ったけど微妙な老い加減が惜しいな…途中でケラさんが出て
きてのフリートークっぽいシーンで「『キレイ』ってどうだった
?」と聞かれて「再演の方ですか…酒井若菜さんが良かった」と
言ってたのは笑ったわ。代役の鈴木蘭々が今度は知念ちゃんの
代役を演ることに触れて「彼女は代役女優を目指してるんですか
ね?新しいジャンルを開拓ですかね?」みたいなヒネたことを
言ってたのもツボだった。う〜ん、実に惜しいっ!
寂しい人を集めて仮想家族を作って家族ごっこをしたり、電車に
得体の知れない液体を撒いて死刑になった旦那を持つ未亡人が
出てきたり、喫茶店で出くわした脳障害者に手厚く世話を焼く
セレブが息子からの電話に「よかったわ、あなたは五体満足に
生まれてくれて…」と平気で言っちゃうところとか今更ここまで
やるのか!?と思うような心配もあったけど、劇団健康の復活って
いう名のもとにケラさんの原点回帰か遊びなのかなと思ったら
かなり面白がれたかな。
触れ難い箇所って大人になればなる程避けたくなりがちだけど、
若い頃は触れたくて仕方がないんだよ。でも一般常識として「触
れるな」と教わってて、それを堂々と触れてるものを見た時の
衝撃と興味はかなりのもので、そこでかなりのアイデンティティ
ーが固まると思うの。聖飢魔?にしても大人計画にしてもナイ
ロンにしても出逢えて良かったなって今更ながら実感してるもん
ね。更に今回健康を観て、ナイロンより早く健康を観たかったっ
て軽く後悔したしな。
要は障害者や犯罪者を差別するのは簡単だけど、実際に舞台上で
障害者や犯罪者が笑いの種になってるのを観てどう感じられるか
ってことなんだと思うの。ケラさんも松尾さんも取り巻く健常者
の愚かさを描こうとしてる…それが一番のブラックだわ。街中や
店内で奇声を上げてる障害者を見て正直「鬱陶しいな」と思って
しまう瞬間よりも健常者に不快な思いをさせられる瞬間の方が
どれだけ身の周りに多いと思う?ハンデのある人を美化したがる
のが既に差別であって、そこを敢えて美化しない勇気とか正直さ
とかにすごく共感するのよね。
そういう根っこの部分があって今の商業演劇化したナイロンだと
いうことをちゃんと知れて良かったから、今回の復活という試み
は有り難いと思いました。「ケラリーノ・サンドロヴィッチって
外人なんだ…」と堂々と言ってる客が観に来てる昨今だから最後
にケラさんが「今回面白くないと思った人は次の健康の公演には
来ないで下さい!」って言ってたのは頷けた。確かにケラさんの
作品はアタリハズレがある…っていうか松尾さんもクドカンも
アタリハズレがあるんですよ。そこに愛があるからアンケートに
「面白くない」とか「金返せ」とかは決して書けないの。そうい
うのを簡単に書くくせにまた観に来て批判するヤツの屈折具合は
ケラさんは受付ないって言ってるわけだから是非来ないで欲しい
と思います。その分、こっちはチケ獲りが楽になりますものね。
興味本位の客を除外しても充分ペイ出来るだけの固定客は居るで
しょうからね…
ナイロンはもう何度も観てますが、ホントに健康は新鮮に観れま
した。ってか健康は初見でしたね…てへっ!また機会があれば
是非とも健康も演って頂きたいと思いました。
劇団健康VOL.15『トーキョーあたり』@本多劇場・1回目。
2005年8月17日 演劇今日は劇団健康VOL.15『トーキョーあたり』を観に本多劇場に
行った。と言っても劇団健康の公演を観るのは初めてなのです。
劇団健康は13年前に解散し、その後ナイロン100℃になり、健康の
時からの団員である三宅弘城さんが客演した舞台で三宅さんに
ハマってナイロンを観るようになったので健康には憧れを抱いて
いたのでした。まさか健康の公演を観れるとは!感激至極でござ
います。
劇場前で直江嬢と落ち合い、関係者受付で大人計画の猫背さんの
姿を見ながら劇場入りするとロビーに古田新太さんが居てテンシ
ョンが上がった。TVで見るとなんてことないオッチャンなんだけ
ど生・古田さんのオーラは筆舌に尽くし難い。「ステキね…ステ
キね…」と二人で呟くだけだった。幸い席も近くてジロジロ見て
た。そのうち古田さんと同じ列に渡辺いっけいさんがやって来て
なにやら挨拶をされていた。おっ、新感線繋がりか!?更に古田
さんの隣りの席にやって来たのが松尾さんだった。客席が豪華
過ぎるぅ〜!開演前からテンション上がりまくりですねん。
で、開演。公演中なので詳細は避けるけど『キレイ』や『鈍獣』
を用いたパロディーで始まったのは笑ったけどドキドキした。
『キレイ』と『鈍獣』の関係者が目前に居るんですけど〜。松尾
さんのリアクションは見えなかったけど古田さんは結構笑ってた
から一安心だけど。ケラさんたらチャレンジャーね…
更にチャレンジャーだなと思ったことが随所に感じられて、脳に
障害を持った人が登場したり、胃がんの症状をこと細かく説明
したり、稽古場での映像でキャスト全員がキャラメルボックスの
Tシャツを着ていたり、下ネタもあってブラック満載でした。
三宅さんは最初女装で登場したんだけど風貌はめっちゃカワイイ
感じなのに喋り方がザラザラ声でギャップが面白かった。バック
転もしててカッコよさもアピール!でも話に全く関係ないところ
がウケた。ただバック転をやらせたいだけじゃ〜ん!!他にもいろ
んな役柄で出てくるので気が抜けなくて物凄く集中して観てまし
た。どれもステキだったけど映画監督の時が一番のお気に入り
かもね。いやあ、やっぱり舞台上の三宅さんはイイっ!
『東京のSF』の時もそうだったけど、舞台上で起こってることが
実は作家が書いてる物語だったっていう複数の空間を作るのが
ケラさんの得意分野だけど、今回はその複数の空間に出てくる
役柄を男・女優関係なく次々と演じていくっていうのは面白かっ
た。こっちも理解するのに必死だったけど演者さんも役作りと
いうかモチベーションを保つのが大変だろうなと思ったわ。まあ
衣装を替えた時に役に入れる位の度量を持った役者さん達ばかり
だから大丈夫か…
あっという魔の2時間30分で笑いまくって終演を向かえてました。
これはもう1回観る価値ありだわ。というわけで来週また来るん
ですけどね。詳細はまた来週書きますわ。
直江嬢を家に送り届ける車内で感想などを話したんだけど「ケラ
さんってやっぱり東京の人って感じするよね〜」というのが一致
した意見だった。今回の作品の題材になってるのが黒沢明監督の
『生きる』と小津安二郎監督の『東京物語』なんだけど、そう
いうものに幼少の頃から触れていた基本的にボンボンだから作風
にもスタイリッシュさが自然と出てしまうんだと思う。やっぱり
松尾さんとかクドカンの作風は地方出身者独特の泥臭さ(良い
意味での)が出てて観終わった後の気持ちが全然違うもの。同じ
毒でも上から目線で吐いてるのか下から目線で吐いてるのかで
伝わり方が違うからね。ケラさんは前者ですね、きっと。私も
毒吐き傾向だからどっちの毒も大好きですけど…
健康を始めて観た感想としてはナイロンよりずっとストレートに
毒吐いてるなってこと。これをずっと続けてたら岸田戯曲賞とか
は絶対にあり得ないから有名になる為にはナイロンだったんだろ
うな、ケラさん的には。でも小劇場の原点を見た気がしてちょっ
と新鮮でした。
直江嬢を送り届け、いつものように首都高をぶっ飛ばして帰宅。
WOWOWで『蛇よ!』の再放送があるので演劇三昧の夜更かしで1日が
終わったとさ。
行った。と言っても劇団健康の公演を観るのは初めてなのです。
劇団健康は13年前に解散し、その後ナイロン100℃になり、健康の
時からの団員である三宅弘城さんが客演した舞台で三宅さんに
ハマってナイロンを観るようになったので健康には憧れを抱いて
いたのでした。まさか健康の公演を観れるとは!感激至極でござ
います。
劇場前で直江嬢と落ち合い、関係者受付で大人計画の猫背さんの
姿を見ながら劇場入りするとロビーに古田新太さんが居てテンシ
ョンが上がった。TVで見るとなんてことないオッチャンなんだけ
ど生・古田さんのオーラは筆舌に尽くし難い。「ステキね…ステ
キね…」と二人で呟くだけだった。幸い席も近くてジロジロ見て
た。そのうち古田さんと同じ列に渡辺いっけいさんがやって来て
なにやら挨拶をされていた。おっ、新感線繋がりか!?更に古田
さんの隣りの席にやって来たのが松尾さんだった。客席が豪華
過ぎるぅ〜!開演前からテンション上がりまくりですねん。
で、開演。公演中なので詳細は避けるけど『キレイ』や『鈍獣』
を用いたパロディーで始まったのは笑ったけどドキドキした。
『キレイ』と『鈍獣』の関係者が目前に居るんですけど〜。松尾
さんのリアクションは見えなかったけど古田さんは結構笑ってた
から一安心だけど。ケラさんたらチャレンジャーね…
更にチャレンジャーだなと思ったことが随所に感じられて、脳に
障害を持った人が登場したり、胃がんの症状をこと細かく説明
したり、稽古場での映像でキャスト全員がキャラメルボックスの
Tシャツを着ていたり、下ネタもあってブラック満載でした。
三宅さんは最初女装で登場したんだけど風貌はめっちゃカワイイ
感じなのに喋り方がザラザラ声でギャップが面白かった。バック
転もしててカッコよさもアピール!でも話に全く関係ないところ
がウケた。ただバック転をやらせたいだけじゃ〜ん!!他にもいろ
んな役柄で出てくるので気が抜けなくて物凄く集中して観てまし
た。どれもステキだったけど映画監督の時が一番のお気に入り
かもね。いやあ、やっぱり舞台上の三宅さんはイイっ!
『東京のSF』の時もそうだったけど、舞台上で起こってることが
実は作家が書いてる物語だったっていう複数の空間を作るのが
ケラさんの得意分野だけど、今回はその複数の空間に出てくる
役柄を男・女優関係なく次々と演じていくっていうのは面白かっ
た。こっちも理解するのに必死だったけど演者さんも役作りと
いうかモチベーションを保つのが大変だろうなと思ったわ。まあ
衣装を替えた時に役に入れる位の度量を持った役者さん達ばかり
だから大丈夫か…
あっという魔の2時間30分で笑いまくって終演を向かえてました。
これはもう1回観る価値ありだわ。というわけで来週また来るん
ですけどね。詳細はまた来週書きますわ。
直江嬢を家に送り届ける車内で感想などを話したんだけど「ケラ
さんってやっぱり東京の人って感じするよね〜」というのが一致
した意見だった。今回の作品の題材になってるのが黒沢明監督の
『生きる』と小津安二郎監督の『東京物語』なんだけど、そう
いうものに幼少の頃から触れていた基本的にボンボンだから作風
にもスタイリッシュさが自然と出てしまうんだと思う。やっぱり
松尾さんとかクドカンの作風は地方出身者独特の泥臭さ(良い
意味での)が出てて観終わった後の気持ちが全然違うもの。同じ
毒でも上から目線で吐いてるのか下から目線で吐いてるのかで
伝わり方が違うからね。ケラさんは前者ですね、きっと。私も
毒吐き傾向だからどっちの毒も大好きですけど…
健康を始めて観た感想としてはナイロンよりずっとストレートに
毒吐いてるなってこと。これをずっと続けてたら岸田戯曲賞とか
は絶対にあり得ないから有名になる為にはナイロンだったんだろ
うな、ケラさん的には。でも小劇場の原点を見た気がしてちょっ
と新鮮でした。
直江嬢を送り届け、いつものように首都高をぶっ飛ばして帰宅。
WOWOWで『蛇よ!』の再放送があるので演劇三昧の夜更かしで1日が
終わったとさ。
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カンコンキンシアター19『つけ乳首に御用心!』@シアターアプル。
2005年8月10日 演劇今日は関根勤さんが主宰するカンコンキンシアター19『つけ乳首
に御用心!』を観に新宿に行った。シアターアプルの前で直江嬢
と待合せしてたんだけど、待ってる間に永六輔さんに遭遇し、心
の中で「あっ浅田飴の人だ…」と呟いてました。無事に直江嬢と
合流し、会場入り。野郎率高っ!毎回思うけど、私が観に行く
公演の中でこんなにも男性客の比率が高いものは他にないものな
〜。前の席の男が1.5リットルのお茶のペットボトルを抱えて開演
を待っていたやる気具合には脱帽だった。7時開演で終演予定時間
が10時50分という長丁場ですからね…おぬし慣れとるな。
で、開演。オープニングはいつものようにキャストがモノマネを
して登場するんだけど関根さんが貴乃花親方のモノマネしながら
‘ちゃんこダイニング若’の宣伝をしてたのには笑ったな…関根
さんの着眼点が大好きなんでのっけからツボを鷲掴みでしたね。
ラッキィさんがマイケル・ジャクソンのマネをしつつ股間を手で
隠しただけの全裸姿で出て来たのはお約束でしたけど、銀杏BOYZ
の峯田くんのこともあるので気を付けて!まあオトナなのですぐ
に黒のブーメランパンツを履いてたから一安心。ラッキィさんの
全裸はこの公演に欠かせませんのでね。
その後はくだらないネタのオンパレードで笑いまくりでした。私
としては5年目の観劇に突入しましたので展開に慣れてきて笑う
余裕が心に出来てるから、まにあ的な細かいネタも聞き漏らす
ことがなくなってホントに心底楽しめましたよ。昨年のデューク
更家に続き、♪マツケンサンバ?で御馴染みの真島茂樹先生に
扮した晋介さんのそっくりさんシリーズはゴイスでした。顔も
姿勢も発する言葉もクリソツなんだも〜ん。結果的には玉寄さん
とのホモネタに流れちゃうところもステキね。晋介さんってどう
見てもキモいんだけど、時々「えっカッコよくない!?」って思う
一瞬があるのが不思議だわ。漁火兄弟でチャゲアスの♪万里の河
を「ど〜こまでも掘ればいいのですか あ〜アナタの尻を〜」
「どれだけ振ればいいのですか あ〜私の腰を〜」とくだらない
歌詞で歌ってたのもツボでした。
玉寄さんが40歳になったということで随所にハッスルなさってま
したが、あんまり好みでないのが残念…適度なマッスル体型は
好物なんですが玉寄さんのムキムキ加減は無理だわ。すまん…
ずんの飯尾さんとやすさんは良くなってますね〜。微妙に華が
出てきてるのはメディアに出てる自信からなのかな。ネタコーナ
ーでも笑えたからもっともっと頑張ってもらいたいと思いまし
た。
逆にRまにあはメディアに出てない分、華が消えていた。ネタも
アブナイ感じが満載で全然TVで流せそうもないから、この先どの
方向に行こうとしてるのかがわからなくて心配になった。中島の
顔は好みだから何とかしたいんだけどな…
エネルギーも頑張ってた。サトルのイヤなダンスも森くんのイヤ
なTシャツも健在だったし、ネタコーナーの芸人とファンのやり
とりも興味深くて笑った。イタイファンを森くんが熱演してたん
だけど、グル魂のネタだった『阿部一族』を思い出してしまい
ました。どの分野にもイタイファンっているもんだわね…
キャイ〜ンは安心して観れました。ホントにネタが面白いなあ。
ウドちゃんの絶妙なボケに天野っちの古典的なツッコミが冴えて
て何も目新しくはないんだけど逆に安心して笑えるんだよね〜。
ネタのイメージがないと思われがちだけど年1回は単独ライブを
やってるからネタには拘りがあるんだろうね。いやあ面白かった
っす。
剛州さんが離婚してたのには驚いたけど、相変わらず大事なとこ
ろで噛むのは笑ったな…
やっぱり毎回思うのは裏関根の毒の部分が自分の毒と似てて観て
て清々しい気持ちになるんだな〜。獅童くんネタもあって「中出
し獅童(中村獅童)さん」とか「生で出しにいきます(いま会い
にいきます)」とかって台詞があって軽く落胆しつつもヘラヘラ
笑っちゃったもん。確かに仕事が忙しいくせに避妊しない獅童
くんと竹内結子には「なんだかな〜」って気持ちが一杯だった
から、世間が一見好意的に見てるけど実は笑い者になってるのが
実感出来て爽快な気分でした。
「押尾学と金子賢は信用出来ない」とか「『ニュースステーショ
ン』で久米宏に甘やかされたから真中瞳は成長出来ない」とか
「『徹子の部屋』ではゲストに‘そうですね…’しか言わせる気
がない」「藤田晋さんは金の動きは読めても奥菜恵の心は読めな
かった」etc.堂々と毒を吐いてる関根さんの姿に脱帽ですわ。
今年もプライベート裁判で幕を閉じ、ヘトヘトになるまで笑い
疲れて気付けば11時を過ぎていました。客も忍耐力が必要だけど
演者さんもタフだわ〜。女優陣も綺麗どころばかりなのに露出系
のお色気から意味のないことまでやらされてホントに頭が下がり
ます。来年もとことんまで「くだらね〜っ!」ことに邁進して
頂きたいと切に思いました。
ぐったり状態で直江嬢を自宅まで送り届け、いつものように首都
高をぶっ飛ばし、途中で軽く寄り道をしながら帰宅。家に着いた
のは1時前でした。あ〜でも面白かった。来年も頑張ってチケ獲る
ぞ〜!
に御用心!』を観に新宿に行った。シアターアプルの前で直江嬢
と待合せしてたんだけど、待ってる間に永六輔さんに遭遇し、心
の中で「あっ浅田飴の人だ…」と呟いてました。無事に直江嬢と
合流し、会場入り。野郎率高っ!毎回思うけど、私が観に行く
公演の中でこんなにも男性客の比率が高いものは他にないものな
〜。前の席の男が1.5リットルのお茶のペットボトルを抱えて開演
を待っていたやる気具合には脱帽だった。7時開演で終演予定時間
が10時50分という長丁場ですからね…おぬし慣れとるな。
で、開演。オープニングはいつものようにキャストがモノマネを
して登場するんだけど関根さんが貴乃花親方のモノマネしながら
‘ちゃんこダイニング若’の宣伝をしてたのには笑ったな…関根
さんの着眼点が大好きなんでのっけからツボを鷲掴みでしたね。
ラッキィさんがマイケル・ジャクソンのマネをしつつ股間を手で
隠しただけの全裸姿で出て来たのはお約束でしたけど、銀杏BOYZ
の峯田くんのこともあるので気を付けて!まあオトナなのですぐ
に黒のブーメランパンツを履いてたから一安心。ラッキィさんの
全裸はこの公演に欠かせませんのでね。
その後はくだらないネタのオンパレードで笑いまくりでした。私
としては5年目の観劇に突入しましたので展開に慣れてきて笑う
余裕が心に出来てるから、まにあ的な細かいネタも聞き漏らす
ことがなくなってホントに心底楽しめましたよ。昨年のデューク
更家に続き、♪マツケンサンバ?で御馴染みの真島茂樹先生に
扮した晋介さんのそっくりさんシリーズはゴイスでした。顔も
姿勢も発する言葉もクリソツなんだも〜ん。結果的には玉寄さん
とのホモネタに流れちゃうところもステキね。晋介さんってどう
見てもキモいんだけど、時々「えっカッコよくない!?」って思う
一瞬があるのが不思議だわ。漁火兄弟でチャゲアスの♪万里の河
を「ど〜こまでも掘ればいいのですか あ〜アナタの尻を〜」
「どれだけ振ればいいのですか あ〜私の腰を〜」とくだらない
歌詞で歌ってたのもツボでした。
玉寄さんが40歳になったということで随所にハッスルなさってま
したが、あんまり好みでないのが残念…適度なマッスル体型は
好物なんですが玉寄さんのムキムキ加減は無理だわ。すまん…
ずんの飯尾さんとやすさんは良くなってますね〜。微妙に華が
出てきてるのはメディアに出てる自信からなのかな。ネタコーナ
ーでも笑えたからもっともっと頑張ってもらいたいと思いまし
た。
逆にRまにあはメディアに出てない分、華が消えていた。ネタも
アブナイ感じが満載で全然TVで流せそうもないから、この先どの
方向に行こうとしてるのかがわからなくて心配になった。中島の
顔は好みだから何とかしたいんだけどな…
エネルギーも頑張ってた。サトルのイヤなダンスも森くんのイヤ
なTシャツも健在だったし、ネタコーナーの芸人とファンのやり
とりも興味深くて笑った。イタイファンを森くんが熱演してたん
だけど、グル魂のネタだった『阿部一族』を思い出してしまい
ました。どの分野にもイタイファンっているもんだわね…
キャイ〜ンは安心して観れました。ホントにネタが面白いなあ。
ウドちゃんの絶妙なボケに天野っちの古典的なツッコミが冴えて
て何も目新しくはないんだけど逆に安心して笑えるんだよね〜。
ネタのイメージがないと思われがちだけど年1回は単独ライブを
やってるからネタには拘りがあるんだろうね。いやあ面白かった
っす。
剛州さんが離婚してたのには驚いたけど、相変わらず大事なとこ
ろで噛むのは笑ったな…
やっぱり毎回思うのは裏関根の毒の部分が自分の毒と似てて観て
て清々しい気持ちになるんだな〜。獅童くんネタもあって「中出
し獅童(中村獅童)さん」とか「生で出しにいきます(いま会い
にいきます)」とかって台詞があって軽く落胆しつつもヘラヘラ
笑っちゃったもん。確かに仕事が忙しいくせに避妊しない獅童
くんと竹内結子には「なんだかな〜」って気持ちが一杯だった
から、世間が一見好意的に見てるけど実は笑い者になってるのが
実感出来て爽快な気分でした。
「押尾学と金子賢は信用出来ない」とか「『ニュースステーショ
ン』で久米宏に甘やかされたから真中瞳は成長出来ない」とか
「『徹子の部屋』ではゲストに‘そうですね…’しか言わせる気
がない」「藤田晋さんは金の動きは読めても奥菜恵の心は読めな
かった」etc.堂々と毒を吐いてる関根さんの姿に脱帽ですわ。
今年もプライベート裁判で幕を閉じ、ヘトヘトになるまで笑い
疲れて気付けば11時を過ぎていました。客も忍耐力が必要だけど
演者さんもタフだわ〜。女優陣も綺麗どころばかりなのに露出系
のお色気から意味のないことまでやらされてホントに頭が下がり
ます。来年もとことんまで「くだらね〜っ!」ことに邁進して
頂きたいと切に思いました。
ぐったり状態で直江嬢を自宅まで送り届け、いつものように首都
高をぶっ飛ばし、途中で軽く寄り道をしながら帰宅。家に着いた
のは1時前でした。あ〜でも面白かった。来年も頑張ってチケ獲る
ぞ〜!
やっぱりカブった…。
2005年8月9日 演劇アブラーズ3rdツアーのチケットの件で連日めぐっちさんと打合せ
が続いております。今日ようやくひとつの基準が出来たのでキー
プ方向と流す方向、オクで落とす目安などがわかったからあとは
行動するのみですな。チケ獲りに参戦出来ないとわかった時の
落胆が大きくて事前協議をする気が全く起きなくて尚仲間さん達
には申し訳ないことをしました。チケット番長だったことを忘れ
てたよ…帳尻は合わせるから任せておいてね〜!
聖飢魔?の復活ミサツアーの関係でアブラに関しては地方遠征は
制限されるから、福岡は文句なしで参加でプラス何処にしよう!?
って考えたら仙台→青森の移動がオイシイ気がしたので対抗馬の
札幌→帯広が消えたんだよね…北海道の移動は車を使われたら
おしまいだしさ。
ってことで仙台→青森の10月22日(土)〜23日(日)で心は決ま
っていたんだけど、後日D☆DのMITSU&KYOHEIライブが23日になっ
たと知り、今回ばかりはMITSU&KYOHEIライブは断念だなと腹を
くくった。ダンサーとして東山さんも出るだろうけど仕方ない
もんな…あ〜なんでカブるかなぁ!?
ところが22日〜23日に青山劇場である島田歌穂(ロビンちゃん)
さんの公演のゲストの欄に玉野和紀さんと共に東山さんの名前を
発見!っつうことは23日のMITSU&KYOHEIライブには東山さんは
出ないのか!?そうなるとMITSU&KYOHEIライブよりは歌穂さんの方
に行きたいけど、確実に青森に居るんだろうなあ。なんでこんな
細かな週末に諸々がカブるんだろうか…まあメインが歌穂さん
よりはメインがアブラの方がいいから青森決定ですけどね。ただ
アブラがなければ2日連チャンで東山さんに逢えたから惜しいこと
なんですが。と思っていたら歌穂さんのって昼間じゃ〜ん!って
ことはダブルヘッダーってやつ!?でもMITSU&KYOHEIライブも昼
公演があるのか…全然動きが読めな〜い。あ〜行きたい…でも
アブラ、アブラ。D☆Dはオリジナルミュージカルもディナーショ
ーもあるからここではアブラを優先しましょうかね…
ホントに今年も残り少なくなってきてカブるのを心配してたけど
10月からカブってくるってことは12月もヤバイな…尚のバース
デーライブとD☆Dのディナーショーがカブるのは避けたいな、20
日までミサツアーだからトリプルも避けたいけども。こうやって
チケ獲り&公演日程で翻弄されると1年ってあっという魔っすね。
歳も取るはずだわ…ふうっ。
が続いております。今日ようやくひとつの基準が出来たのでキー
プ方向と流す方向、オクで落とす目安などがわかったからあとは
行動するのみですな。チケ獲りに参戦出来ないとわかった時の
落胆が大きくて事前協議をする気が全く起きなくて尚仲間さん達
には申し訳ないことをしました。チケット番長だったことを忘れ
てたよ…帳尻は合わせるから任せておいてね〜!
聖飢魔?の復活ミサツアーの関係でアブラに関しては地方遠征は
制限されるから、福岡は文句なしで参加でプラス何処にしよう!?
って考えたら仙台→青森の移動がオイシイ気がしたので対抗馬の
札幌→帯広が消えたんだよね…北海道の移動は車を使われたら
おしまいだしさ。
ってことで仙台→青森の10月22日(土)〜23日(日)で心は決ま
っていたんだけど、後日D☆DのMITSU&KYOHEIライブが23日になっ
たと知り、今回ばかりはMITSU&KYOHEIライブは断念だなと腹を
くくった。ダンサーとして東山さんも出るだろうけど仕方ない
もんな…あ〜なんでカブるかなぁ!?
ところが22日〜23日に青山劇場である島田歌穂(ロビンちゃん)
さんの公演のゲストの欄に玉野和紀さんと共に東山さんの名前を
発見!っつうことは23日のMITSU&KYOHEIライブには東山さんは
出ないのか!?そうなるとMITSU&KYOHEIライブよりは歌穂さんの方
に行きたいけど、確実に青森に居るんだろうなあ。なんでこんな
細かな週末に諸々がカブるんだろうか…まあメインが歌穂さん
よりはメインがアブラの方がいいから青森決定ですけどね。ただ
アブラがなければ2日連チャンで東山さんに逢えたから惜しいこと
なんですが。と思っていたら歌穂さんのって昼間じゃ〜ん!って
ことはダブルヘッダーってやつ!?でもMITSU&KYOHEIライブも昼
公演があるのか…全然動きが読めな〜い。あ〜行きたい…でも
アブラ、アブラ。D☆Dはオリジナルミュージカルもディナーショ
ーもあるからここではアブラを優先しましょうかね…
ホントに今年も残り少なくなってきてカブるのを心配してたけど
10月からカブってくるってことは12月もヤバイな…尚のバース
デーライブとD☆Dのディナーショーがカブるのは避けたいな、20
日までミサツアーだからトリプルも避けたいけども。こうやって
チケ獲り&公演日程で翻弄されると1年ってあっという魔っすね。
歳も取るはずだわ…ふうっ。
今日は電車で有楽町に出て東京會舘のロビーで直江嬢の元同僚の
お姉さんと落ち合い、9階のローズルームに上がった。D☆Dのディ
ナーショーとなるとお姉さんにお付き合い頂くのが恒例になって
きてますね、有り難いことです。
指定された席に進むと昨日とは真逆でステージが遥か遠くて予想
してたとは言え軽く屈辱感…幸い、他の人との相席ではなかった
のでガンガン飲んだくれてみた。飲み物のワゴンがすぐ後ろに
あったのでグラスが空くそばから「お願いしま〜す!」とワイン
を注いでもらっていた。なんならボトルごと置いていって頂いて
も構わない勢いだったんですけどね。お姉さんと近況を話しなが
ら楽しいディナータイムでございました。昨日とは雲泥の差でし
たね…いやあ酒が飲めるって素晴らしいことだわ!
通り過ぎる客を見ながら「D☆Dファンって小太りの人が多くない
?」って話になり、よくよく見てるとホントに巨漢は居なくて
小太りの人が多いのにビックリ!藤井兄ファンとか聖飢魔?信者
で巨漢を見過ぎてるから気付かなかったのかな…ピンクの電話の
都ちゃんタイプの小太りさんが多いわ、確かに。お姉さん曰く
「D☆Dのようなスタイリッシュな舞台とかを観に来る人は美しさ
に敏感だから年齢的に太ってしまうのは仕方がないけど努力して
ギリギリの小太りで留まってて、アイドルとかロックとかに夢中
になってるのは楽しいってことにしか興味がないから思いのまま
太って巨漢になるんじゃないの?」って話は頷けたわ。あ〜気を
付けなくっちゃ!真面目にエステ行こうっと…
すっかりイイ気持ちのまま開演。酒でテンション上がってるから
歌を聴いてもダンスを観てもドキドキワクワクして内心で「キャ
ーキャー」言ってました。そのうちウットリして心地良くなって
眠くなってあんまり鮮明な記憶がないのはどうなんでしょう!?
ただ新しい演目とかが多くて新鮮な感じがしたのと今までの公演
の中で好みだった演目が盛り込まれていて安心感があったりと
とてもバランスのとれた構成だと思いました。MCも必要最小限に
押さえてあって勢いというのか流れが自然で一気に観れてしまっ
たって感じかな。衣装も爽やかな感じのテイストのものばかりで
今までのディナーショーとは一味違いましたね。
最初のMCでトロピカルを連呼してたMITSUさんと新吾センセイが
トロピカルと言えばフルーツってことで「南国のフルーツ盛り
沢山の僕達をお客さんが皆で食べちゃって!って感じでいきたい
と思います」ってなことを言ってて掴みはOKでした。新吾セン
セイったら金髪じゃ〜ん!カワイイポイントUPやないの!!でも
昨日から東山モード全開の私に揺らぐ気持ちはございませんでし
たわよ、オホホ。SHUNさんの伊豆の温泉旅館での怪談話あり、
東山さんのキャンプでの胡瓜盗難から河童の仕業に違いないとの
河童話ありと夏にまつわるトロピカルな逸話も楽しかったです。
♪真っ赤な太陽のアカペラは聴かせてくれましたね〜。器用な
ことをしよるなあ。どんどんハードルを高くしてる心意気って
買いたいよね。ホントにD☆Dは進化してる…同じ7人組のチェに
傾倒してきた私にとって、学生時代のノリからメジャーになって
紆余曲折あったことを考えれば、寄せ集め的にグループを組んだ
彼らの頑張りって違った意味で相当だと実感出来るんだよね。
同じグループのメンバーでありながら切磋琢磨し続けないといけ
ないわけだから。まだまだ伸びるよ、D☆Dは!
『レ・ミゼ』の曲をメンバーで何曲も歌ってたのは笑ったなあ…
新吾センセイはガブロッシュ、SHUNさんはコゼット役がいいって
言い切ってた東山さんにも笑った。導入部分と♪ラブリィ・レイ
ディの時こそカツラを被ってパロディっぽくしてたけど、他は
真面目に歌ってるのに笑えるっていうのはゴイス。「このメンバ
ーでも出来ますよ!」ってアピールしてるのか、まだまだな実力
を露呈してるのか意図が判り難かったけどね。会場の場所柄も
ありますが『レ・ミゼ』で東山さんに興味を持った人を取り込み
たいっていう狙いもあるのかな!?結構ギリギリなラインの演目
だったから後で考えたら「チャレンジャーやな〜」と思いました
が。でも東山さんが『レ・ミゼ』に出たからこそ出来た演目だか
らD☆Dにとっては新しい財産ですものね。ナイス、使い道!
『レ・ミゼ』ネタから畳み掛けるように歌とダンスで最高潮に
盛り上がったところで本編終了。酔っ払いだったということも
あるけどあっという魔だったな。
最後にメンバーが客席を練り歩いてハケる時にMITSUさんにハイ
タッチをして頂き、東山さんに手を振ってもらってMAXを向かえま
した。やっぱりこのサービス、ナイスで〜す!一番来て欲しい人
に来てもらえたので嬉しかったっす。まあ他のメンバーでもMAXを
向かえてたかも知れないけど、やっぱり寂しい気持ちが生じたと
思うので爽快な気分でございました。
ウキウキ気分で会場を後にし、地元で飲み直しました。お姉さん
もメンバーの成長具合に感心しておられてちょっと鼻高々でした
ね。でも「歌よりもダンスの方がもっと多いといいけどね!」と
苦言を頂いたのですが、D☆Dが今以上に進化していく過程には歌
は欠かせないから、もっともっと歌を精進していって欲しいん
ですけどね。頑張れ〜!
イイ感じに酔っ払ったところで、年末のディナーショーにもお付
き合い頂けることを約束して解散。あ〜楽しかった。『夏の夜の
ロミオとジュリエット』の稽古も大変だろうけど、またメンバー
に逢える日を楽しみに私も精進していくとするよ。D☆Dに感謝!
東山さんに感謝!!
お姉さんと落ち合い、9階のローズルームに上がった。D☆Dのディ
ナーショーとなるとお姉さんにお付き合い頂くのが恒例になって
きてますね、有り難いことです。
指定された席に進むと昨日とは真逆でステージが遥か遠くて予想
してたとは言え軽く屈辱感…幸い、他の人との相席ではなかった
のでガンガン飲んだくれてみた。飲み物のワゴンがすぐ後ろに
あったのでグラスが空くそばから「お願いしま〜す!」とワイン
を注いでもらっていた。なんならボトルごと置いていって頂いて
も構わない勢いだったんですけどね。お姉さんと近況を話しなが
ら楽しいディナータイムでございました。昨日とは雲泥の差でし
たね…いやあ酒が飲めるって素晴らしいことだわ!
通り過ぎる客を見ながら「D☆Dファンって小太りの人が多くない
?」って話になり、よくよく見てるとホントに巨漢は居なくて
小太りの人が多いのにビックリ!藤井兄ファンとか聖飢魔?信者
で巨漢を見過ぎてるから気付かなかったのかな…ピンクの電話の
都ちゃんタイプの小太りさんが多いわ、確かに。お姉さん曰く
「D☆Dのようなスタイリッシュな舞台とかを観に来る人は美しさ
に敏感だから年齢的に太ってしまうのは仕方がないけど努力して
ギリギリの小太りで留まってて、アイドルとかロックとかに夢中
になってるのは楽しいってことにしか興味がないから思いのまま
太って巨漢になるんじゃないの?」って話は頷けたわ。あ〜気を
付けなくっちゃ!真面目にエステ行こうっと…
すっかりイイ気持ちのまま開演。酒でテンション上がってるから
歌を聴いてもダンスを観てもドキドキワクワクして内心で「キャ
ーキャー」言ってました。そのうちウットリして心地良くなって
眠くなってあんまり鮮明な記憶がないのはどうなんでしょう!?
ただ新しい演目とかが多くて新鮮な感じがしたのと今までの公演
の中で好みだった演目が盛り込まれていて安心感があったりと
とてもバランスのとれた構成だと思いました。MCも必要最小限に
押さえてあって勢いというのか流れが自然で一気に観れてしまっ
たって感じかな。衣装も爽やかな感じのテイストのものばかりで
今までのディナーショーとは一味違いましたね。
最初のMCでトロピカルを連呼してたMITSUさんと新吾センセイが
トロピカルと言えばフルーツってことで「南国のフルーツ盛り
沢山の僕達をお客さんが皆で食べちゃって!って感じでいきたい
と思います」ってなことを言ってて掴みはOKでした。新吾セン
セイったら金髪じゃ〜ん!カワイイポイントUPやないの!!でも
昨日から東山モード全開の私に揺らぐ気持ちはございませんでし
たわよ、オホホ。SHUNさんの伊豆の温泉旅館での怪談話あり、
東山さんのキャンプでの胡瓜盗難から河童の仕業に違いないとの
河童話ありと夏にまつわるトロピカルな逸話も楽しかったです。
♪真っ赤な太陽のアカペラは聴かせてくれましたね〜。器用な
ことをしよるなあ。どんどんハードルを高くしてる心意気って
買いたいよね。ホントにD☆Dは進化してる…同じ7人組のチェに
傾倒してきた私にとって、学生時代のノリからメジャーになって
紆余曲折あったことを考えれば、寄せ集め的にグループを組んだ
彼らの頑張りって違った意味で相当だと実感出来るんだよね。
同じグループのメンバーでありながら切磋琢磨し続けないといけ
ないわけだから。まだまだ伸びるよ、D☆Dは!
『レ・ミゼ』の曲をメンバーで何曲も歌ってたのは笑ったなあ…
新吾センセイはガブロッシュ、SHUNさんはコゼット役がいいって
言い切ってた東山さんにも笑った。導入部分と♪ラブリィ・レイ
ディの時こそカツラを被ってパロディっぽくしてたけど、他は
真面目に歌ってるのに笑えるっていうのはゴイス。「このメンバ
ーでも出来ますよ!」ってアピールしてるのか、まだまだな実力
を露呈してるのか意図が判り難かったけどね。会場の場所柄も
ありますが『レ・ミゼ』で東山さんに興味を持った人を取り込み
たいっていう狙いもあるのかな!?結構ギリギリなラインの演目
だったから後で考えたら「チャレンジャーやな〜」と思いました
が。でも東山さんが『レ・ミゼ』に出たからこそ出来た演目だか
らD☆Dにとっては新しい財産ですものね。ナイス、使い道!
『レ・ミゼ』ネタから畳み掛けるように歌とダンスで最高潮に
盛り上がったところで本編終了。酔っ払いだったということも
あるけどあっという魔だったな。
最後にメンバーが客席を練り歩いてハケる時にMITSUさんにハイ
タッチをして頂き、東山さんに手を振ってもらってMAXを向かえま
した。やっぱりこのサービス、ナイスで〜す!一番来て欲しい人
に来てもらえたので嬉しかったっす。まあ他のメンバーでもMAXを
向かえてたかも知れないけど、やっぱり寂しい気持ちが生じたと
思うので爽快な気分でございました。
ウキウキ気分で会場を後にし、地元で飲み直しました。お姉さん
もメンバーの成長具合に感心しておられてちょっと鼻高々でした
ね。でも「歌よりもダンスの方がもっと多いといいけどね!」と
苦言を頂いたのですが、D☆Dが今以上に進化していく過程には歌
は欠かせないから、もっともっと歌を精進していって欲しいん
ですけどね。頑張れ〜!
イイ感じに酔っ払ったところで、年末のディナーショーにもお付
き合い頂けることを約束して解散。あ〜楽しかった。『夏の夜の
ロミオとジュリエット』の稽古も大変だろうけど、またメンバー
に逢える日を楽しみに私も精進していくとするよ。D☆Dに感謝!
東山さんに感謝!!
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『東京會舘ミュージックサロンvol.3坂元健児vs東山義久』。
2005年8月5日 演劇昼にポストを覗くとD☆DのF.C.から会員証が届いていた。軽く
テンションが上がった。夕方になりパパ車で有楽町へ向かった。
東京會舘の地下駐車場に車を停め、一気に9階のローズルームに
上がり、チケットに書かれた席に進むとステージの真ん前で正直
引いた。近いっ!近過ぎるぅ〜!!今日はディナー&トークショー
なのでトークショーは客電が落ちないからこれじゃ丸見えだよ。
あ〜緊張してきた…
かなりテンパっている私は車で来てるから酒は飲めないし、黙々
とコース料理をたいらげるしかなかった。デザートのババロアが
出て来た頃には更にテンパることになった。7時からアブラーズ
3rdツアーの先行電話予約なのです。リダイヤルしまくりで頑張っ
てみたけど全然繋がらない…刻一刻とトークショーの開演時間が
迫ってくる。祈るような気持ちで掛け続けてたけど開演予定時間
には携帯の電源を落とした。ここで繋がったところでガイダンス
が長いのは学習済みだから登場した東山さんの目前で客が電話
してるのは失礼だからね。あとは尚仲間さん達に託すかオクで
落とすわよ!
で、東山さんと坂元さんが登場。東山さんは胸のところが編み
上げになっててラインストーンが散りばめられた黒のノースリー
ブのTシャツに金属が打ち込まれた黒のジーンズといういでたち。
肌が軽く焼けてて髪も少し伸びた感じで、今までの中性的なイメ
ージよりもグッと男っぽくて悩殺された。やっぱり男なのか!?
(ってどんな疑問やねん)いやあカッコよかった。舐め回すよう
にジロジロ見てたら何度も東山さんと目が合うので途中からチラ
見になったのは言うまでもありませんが…
『レ・ミゼ』で共にアンジョルラス役の2人ですが共演するのは
初めてだそうで、ぎこちない感じもありつつ進行役は立てずに
坂元さんと東山さんの2人で展開していくので不安視はしておりま
した。おおまかに流れは決めてあるものの結構行き当たりばった
り的な展開だったので、集まった坂元・東山ファンは好意的に
受け止めるでしょうが、その他の方には「もうちょっとキビキビ
出来ないの?」と思われたんじゃないかな。話す順番もその場で
ジャンケンで決めてたし…可愛かったけど順番位は事前に決めよ
うね。
トークの中心は『レ・ミゼ』の裏話というかアンジョルラス役に
決まるまでの過程や失敗談などを話されてました。10回演って
7回は砦で赤い旗を振っていると棒に巻き付いてつくね状態になっ
たとか、仕込んだマイクの位置が演ずるうちにズレてきて直そう
と後ろを向いた時に周りの学生達が「マリウス少し休め…」と
小声で囁いていて「何言ってんの!?」と思った途端に自分が言う
「マリウス少し休め!」という台詞を忘れてることに気付いて
パニくった話とか、颯爽と舞台に登場したのはいいけど足が滑っ
て歌い出しの声が裏返ってカマ入ってしまったとか足のスタンス
を広めに取ってしまい戻すに戻せなくて困った話とか興味深い
ものばかりだったけど涙を流すほどに大爆笑してました。
噂通り坂元さんは話術に長けててホントに面白かったんだけど
東山さんも負けてなくて笑いを盛り込んだり坂元さんにツッコミ
入れたりと元々トークもイケる人だったんだろうけど、ようやく
表現の仕方を掴んだのかテンパってると言いながらもスムーズに
話している姿は余裕を感じましたね。良い意味での開き直りが
東山さんの力になってるんじゃないのかな!?どんどんステップ
アップしてる姿が見てて清々しいですわ。
で、お客さんからの質問コーナーになり「稽古中の『夏の夜の
ロミオとジュリエット』の触りを見せて頂けませんか?」という
質問から2人でタップを見せてくれたのですが、1回目を終えると
すぐに「もう1回やらせて〜!」と懇願してた東山さんがツボでし
た。「タップシューズがあったら…床のせいだ…」と言い訳して
たのもツボでした。最後に形になってたのを見せてくれたのは
流石でしたが。坂元さん宛の質問を女の子口調で読んでいるのも
ツボでした。声域がどこまでかって話からピアノの音を奏でなが
ら発声競争をしてたんだけど意味がなくてツボでした。顔がマジ
でヤバかったんですけど…合間に♪ネコ踏んじゃったを弾く東山
さんもツボでした。
東山さんが愛犬の話をデレデレしながらするのが大好物なので
「最近犬を飼い始めたのですが全くしつけが出来ません。東山
さん、どうやって愛犬のしつけをすればいいのですか?」と事前
に質問用紙に書いたら読まれちゃったよ〜!実にタイムリーだっ
たのが坂元さんも犬を飼い始めたばかりだったそうで延々と愛犬
談義に花が咲いていました。犬を飼ってない人にとっては何の
ことやらって話ですが、2ヶ月前に1歳半のロングコートチワワを
頂いて飼い始めた私にとっては(犬話は後日改めて日記に書きま
すが…)共感出来ることが多々あって楽しかったです。
ただ坂元さんのチワワも鳴かないとかでウチのチワワも鳴かない
ので「基本的に鳴く犬がダメ!」ってことから「チワワは興味の
ない犬種」と言ってた東山さんにチワワのイメージを変えて
頂きたいもんだわと思いました。東山さんオススメの「カンカン
の中に電池を入れて振る音が犬は嫌がるから悪いことをしたら
聞かせるようにする」っていうのは実践させて頂きますわ。相変
わらずデレ〜っとした感じで愛犬の話をする姿はプリティでした
けども。
愛犬談義の腰を折るように「トリマーです!」と突然客席から
叫んだお客さんを気持ちよくあしらってた坂元さんはステキでし
た。話の流れに全く沿ってないのに微妙に自分の職業がかすって
たのを勘違いして自己主張をしてしまったんでしょうね。あれだ
け気持ちよく勘違いして、あれだけ気持ちよくあしらわれたのは
むしろ坂元さんに感謝しなきゃね。東山さんは絡む気が完全に
なかったしね…そんなアドリブに弱いところもツボなんですが。
質問コーナーが終わり、東山さん曰く‘罰ゲーム’の歌のコーナ
ーになりました。2人で♪カフェソング〜東山さんの♪ともしび〜
坂元さんの♪WHY GOD WHY〜2人で♪ピープルズソングを唄われま
した。東山さんのマイクを握る手が小刻みに震えていたのが頑張
ってはるわ〜と思ってグッときました。東山さんは格段と歌が
上手になってますね。坂元さんの上手さにはまだ及びませんが
成長過程であることは確かなんで更に頑張って欲しいものです。
で、終演。獅童くんのトークショーの時もやったけど2人が客席の
後ろまで練り歩いて挨拶してハケていきました。これはナイス
サービスですよね。一瞬でもテンションが上がれば後方の席でも
嬉しいもん。ただテンションが上がり過ぎて握手しようとお客
さんの一部が席を離れて2人に殺到してたのは正直引きました。
無防備な状態で客席に入っていくのは緊張すると思うんで、そこ
に殺到されては不慮の事故とかにつながり兼ねないから演者さん
に気を遣って欲しかったかも…
なんだかな〜という気分もありつつ会場を後にしました。アブラ
ーズの電話予約を再開し、2公演獲れたのでパパ車をぶっ飛ばして
帰宅。あとは結果を照合して策を練らねば!ってか明日はD☆Dの
サマーディナーショーでまた東京會舘参りですねん。今日が良席
過ぎたので明日は期待出来ないけど精一杯楽しもうと思います。
テンションが上がった。夕方になりパパ車で有楽町へ向かった。
東京會舘の地下駐車場に車を停め、一気に9階のローズルームに
上がり、チケットに書かれた席に進むとステージの真ん前で正直
引いた。近いっ!近過ぎるぅ〜!!今日はディナー&トークショー
なのでトークショーは客電が落ちないからこれじゃ丸見えだよ。
あ〜緊張してきた…
かなりテンパっている私は車で来てるから酒は飲めないし、黙々
とコース料理をたいらげるしかなかった。デザートのババロアが
出て来た頃には更にテンパることになった。7時からアブラーズ
3rdツアーの先行電話予約なのです。リダイヤルしまくりで頑張っ
てみたけど全然繋がらない…刻一刻とトークショーの開演時間が
迫ってくる。祈るような気持ちで掛け続けてたけど開演予定時間
には携帯の電源を落とした。ここで繋がったところでガイダンス
が長いのは学習済みだから登場した東山さんの目前で客が電話
してるのは失礼だからね。あとは尚仲間さん達に託すかオクで
落とすわよ!
で、東山さんと坂元さんが登場。東山さんは胸のところが編み
上げになっててラインストーンが散りばめられた黒のノースリー
ブのTシャツに金属が打ち込まれた黒のジーンズといういでたち。
肌が軽く焼けてて髪も少し伸びた感じで、今までの中性的なイメ
ージよりもグッと男っぽくて悩殺された。やっぱり男なのか!?
(ってどんな疑問やねん)いやあカッコよかった。舐め回すよう
にジロジロ見てたら何度も東山さんと目が合うので途中からチラ
見になったのは言うまでもありませんが…
『レ・ミゼ』で共にアンジョルラス役の2人ですが共演するのは
初めてだそうで、ぎこちない感じもありつつ進行役は立てずに
坂元さんと東山さんの2人で展開していくので不安視はしておりま
した。おおまかに流れは決めてあるものの結構行き当たりばった
り的な展開だったので、集まった坂元・東山ファンは好意的に
受け止めるでしょうが、その他の方には「もうちょっとキビキビ
出来ないの?」と思われたんじゃないかな。話す順番もその場で
ジャンケンで決めてたし…可愛かったけど順番位は事前に決めよ
うね。
トークの中心は『レ・ミゼ』の裏話というかアンジョルラス役に
決まるまでの過程や失敗談などを話されてました。10回演って
7回は砦で赤い旗を振っていると棒に巻き付いてつくね状態になっ
たとか、仕込んだマイクの位置が演ずるうちにズレてきて直そう
と後ろを向いた時に周りの学生達が「マリウス少し休め…」と
小声で囁いていて「何言ってんの!?」と思った途端に自分が言う
「マリウス少し休め!」という台詞を忘れてることに気付いて
パニくった話とか、颯爽と舞台に登場したのはいいけど足が滑っ
て歌い出しの声が裏返ってカマ入ってしまったとか足のスタンス
を広めに取ってしまい戻すに戻せなくて困った話とか興味深い
ものばかりだったけど涙を流すほどに大爆笑してました。
噂通り坂元さんは話術に長けててホントに面白かったんだけど
東山さんも負けてなくて笑いを盛り込んだり坂元さんにツッコミ
入れたりと元々トークもイケる人だったんだろうけど、ようやく
表現の仕方を掴んだのかテンパってると言いながらもスムーズに
話している姿は余裕を感じましたね。良い意味での開き直りが
東山さんの力になってるんじゃないのかな!?どんどんステップ
アップしてる姿が見てて清々しいですわ。
で、お客さんからの質問コーナーになり「稽古中の『夏の夜の
ロミオとジュリエット』の触りを見せて頂けませんか?」という
質問から2人でタップを見せてくれたのですが、1回目を終えると
すぐに「もう1回やらせて〜!」と懇願してた東山さんがツボでし
た。「タップシューズがあったら…床のせいだ…」と言い訳して
たのもツボでした。最後に形になってたのを見せてくれたのは
流石でしたが。坂元さん宛の質問を女の子口調で読んでいるのも
ツボでした。声域がどこまでかって話からピアノの音を奏でなが
ら発声競争をしてたんだけど意味がなくてツボでした。顔がマジ
でヤバかったんですけど…合間に♪ネコ踏んじゃったを弾く東山
さんもツボでした。
東山さんが愛犬の話をデレデレしながらするのが大好物なので
「最近犬を飼い始めたのですが全くしつけが出来ません。東山
さん、どうやって愛犬のしつけをすればいいのですか?」と事前
に質問用紙に書いたら読まれちゃったよ〜!実にタイムリーだっ
たのが坂元さんも犬を飼い始めたばかりだったそうで延々と愛犬
談義に花が咲いていました。犬を飼ってない人にとっては何の
ことやらって話ですが、2ヶ月前に1歳半のロングコートチワワを
頂いて飼い始めた私にとっては(犬話は後日改めて日記に書きま
すが…)共感出来ることが多々あって楽しかったです。
ただ坂元さんのチワワも鳴かないとかでウチのチワワも鳴かない
ので「基本的に鳴く犬がダメ!」ってことから「チワワは興味の
ない犬種」と言ってた東山さんにチワワのイメージを変えて
頂きたいもんだわと思いました。東山さんオススメの「カンカン
の中に電池を入れて振る音が犬は嫌がるから悪いことをしたら
聞かせるようにする」っていうのは実践させて頂きますわ。相変
わらずデレ〜っとした感じで愛犬の話をする姿はプリティでした
けども。
愛犬談義の腰を折るように「トリマーです!」と突然客席から
叫んだお客さんを気持ちよくあしらってた坂元さんはステキでし
た。話の流れに全く沿ってないのに微妙に自分の職業がかすって
たのを勘違いして自己主張をしてしまったんでしょうね。あれだ
け気持ちよく勘違いして、あれだけ気持ちよくあしらわれたのは
むしろ坂元さんに感謝しなきゃね。東山さんは絡む気が完全に
なかったしね…そんなアドリブに弱いところもツボなんですが。
質問コーナーが終わり、東山さん曰く‘罰ゲーム’の歌のコーナ
ーになりました。2人で♪カフェソング〜東山さんの♪ともしび〜
坂元さんの♪WHY GOD WHY〜2人で♪ピープルズソングを唄われま
した。東山さんのマイクを握る手が小刻みに震えていたのが頑張
ってはるわ〜と思ってグッときました。東山さんは格段と歌が
上手になってますね。坂元さんの上手さにはまだ及びませんが
成長過程であることは確かなんで更に頑張って欲しいものです。
で、終演。獅童くんのトークショーの時もやったけど2人が客席の
後ろまで練り歩いて挨拶してハケていきました。これはナイス
サービスですよね。一瞬でもテンションが上がれば後方の席でも
嬉しいもん。ただテンションが上がり過ぎて握手しようとお客
さんの一部が席を離れて2人に殺到してたのは正直引きました。
無防備な状態で客席に入っていくのは緊張すると思うんで、そこ
に殺到されては不慮の事故とかにつながり兼ねないから演者さん
に気を遣って欲しかったかも…
なんだかな〜という気分もありつつ会場を後にしました。アブラ
ーズの電話予約を再開し、2公演獲れたのでパパ車をぶっ飛ばして
帰宅。あとは結果を照合して策を練らねば!ってか明日はD☆Dの
サマーディナーショーでまた東京會舘参りですねん。今日が良席
過ぎたので明日は期待出来ないけど精一杯楽しもうと思います。
劇団乱発タックル『心をこめてボッタクれ〜弱いヤツほどよくキレる』@下北沢・駅前劇場。
2005年7月24日 演劇今日は劇団乱発タックル第二回公演『心をこめてボッタクれ〜弱
いヤツほどよくキレる』の楽日を観に愛車で下北に行った。日曜
ということもあり、いつも停める駐車場が満車で入庫待ちの可能
性もあったので早めに出たら難なく入庫出来ました。その後に
入庫した1台で満車になったのでラッキーでしたわ。折角時間が
出来たので下北を軽くプラプラしようと思ったんだけど、あまり
の人の多さに鬱陶しくなったので即劇場入り。
久々に来たな〜、駅前劇場。しばらく来ない間にビル内部が綺麗
になっちゃっててビックリ。劇場へ続く階段の雰囲気も変わって
たので思わずエレベーターに乗って3階まで行ったもん。でもエレ
ベータを降りたら全然雰囲気が変わってなくて一安心。右はOFF
OFFシアターで左が駅前劇場というわかり難さは健在でした。劇場
に入り、座席に進むと最前列のど真ん中だった。座席前のステー
ジにセンターを示すバミリのテープがあったもんな。こんな良席
でなくていいんですけど〜!軽くテレながらチラシチェックや
アンケートに記入したりして開演時間までを過ごしました。
開演時間間際になって普通に清水宏さんが舞台に出てきて開演前
の注意事項をお話されました。「大人の皆さんにこんなこと言う
のは申し訳ありませんが私の目の前で携帯の電源を切ってるかを
確認して下さい」と丁寧故に威圧的な感じがして、すぐに携帯を
確認しちゃいました。清水さんのエキセントリックさは客の誰も
がわかってることなんで皆が確認してたのが笑えた。っていうか
わざわざ開演前に出てくる清水さんがこの劇団に賭けてる感じが
伝わってきてちょっと感動。
乱発タックルは清水さんが作・演出する劇団で役者は若手で、
無名と言っては失礼かも知れないけどこれからの人達ばかりなの
です。今回はトリビアで御馴染みの八嶋さんが所属する劇団の
カムカミミニキーナの女優さん・藤田記子さんが客演なさるんで
気合の入れ方が第一回公演の時とは違うんだなっていうことなん
でしょうね。で、開演。
スナックを舞台にしたお話で、ママとホステスの立場とどんなに
扱いが悪くても常連さんという言葉に心地良くなっているイケて
ない客達、そこに一見イケてる新規の客が入ってきたことによっ
て状況が激変する様を実にくだらなくて、実に深いメッセージを
感じ取れる展開になってました。
ストーリーテラー的な要素のある‘やっちん’役の和泉みかさん
が清水さんのソロライブで出てくるキャラクターに通じる感じが
して間違いなく清水さんの演出だということを実感しました。
ひとまとめにすると‘頭の弱い子’として色んな清水さん演ずる
キャラが入ってたところが笑えたな。所詮キ○ガイキャラなんじ
ゃん!
高校野球の予選で大失態をしてトラウマを持ち続けている‘もっ
ちゃん’役の泉陽二さんは織田裕二の出来損ない的な感じの人
なんだけど、トラウマを表現する為に「ドンマイ!」を多様する
台詞回しは正直途中から鬱陶しかった。清水さんの演出意図は
理解出来るけど、あまりにシンプル過ぎて役者の力量に見合って
なかったのかな。ラストのオチも‘もっちゃん’ネタだったから
期待はしてるんだろうけど、う〜ん…って感じ。
栗田かおりさん演ずるホステスの‘しのぶ’が実はダンサー志望
だったり、長谷川達之さん演ずる常連客のオタク系の‘ナカジー
’の職業が郵便局員だったり、山崎竜介さん演ずるママ目当てで
せっせと通うけどママに弄ばれてる‘グレさん’の職業が建設
関係だったりと、いかにもスナックに集まるような人間模様が
描かれていたのは流石でしたが。
‘ママ’役の藤田さんは格が違ってました。清水さんがカムカム
ミニキーナの公演に客演した時に初めて藤田さんを観たんだけど
ちょっと気になる女優さんではありました。飛び道具的なポジシ
ョニングを感じたのでね。清水さん好みでしたのね、やっぱり。
エロから悪から人情まで弾け方がゴイスでした。ただ残念なのは
普段街中ですれ違っても芸能人オーラを感じれない華がないこと
ですか。振り返ってみるとこの芝居って華のある役者って居ない
ってか!?
なあなあで出来上がっていた関係に一石を投じる‘デラさん’役
の清水さんはやっぱり華があって適役だったかな。自らをわかっ
てらっしゃる!お調子者かと思いきや、途端にエキセントリック
になるメリハリは自然と引き込まれていきました。ってかしばら
く見ない間に髪が金髪になってました〜。色が白いから似合うん
ですね、めっちゃカッコよかったっす。なんだろ…三宅さんに
しても阿部さんにしても色が白いから金髪が似合うっていうのは
共通項かも知れないわ!?
デラさんがしのぶに覆いかぶさってチューをするシーンがあって
目の前での演技だから「マジっ?」とドキドキしたけど、してる
ようにギリギリのところで顔を重ねてたんで一安心。阿部さんの
マジキスシーンには慣れてきたけど、清水さんはキャラにない
から生々し過ぎて受け入れられないと思うのよね。セーフだぜ…
結果的には、今時♪スリラーでショータイムをするダサダサな
感じとかディテールに拘った感じは面白かったかな。イケてなか
った客やママとホステスが一体となってデラさんに反撃するとこ
ろとかは清水さんの本来の優しさが出ててストーリー全体の収ま
りはついてたので納得して終演。
カーテンコールで役者の紹介があったり、清水さんの挨拶があり
ました。やっぱり清水さんと並ぶと他の役者さんの存在は消えて
しまいますわね。清水さんにウットリしてる魔に客電が点きまし
た。さっさと劇場を後にし、愛車をぶっ飛ばして帰宅。清水さん
の次なる出演作のチケット情報を調べる私でございました。やっ
ぱり清水さんは永遠だわ…次回作も期待しちゃうぜぃ!
いヤツほどよくキレる』の楽日を観に愛車で下北に行った。日曜
ということもあり、いつも停める駐車場が満車で入庫待ちの可能
性もあったので早めに出たら難なく入庫出来ました。その後に
入庫した1台で満車になったのでラッキーでしたわ。折角時間が
出来たので下北を軽くプラプラしようと思ったんだけど、あまり
の人の多さに鬱陶しくなったので即劇場入り。
久々に来たな〜、駅前劇場。しばらく来ない間にビル内部が綺麗
になっちゃっててビックリ。劇場へ続く階段の雰囲気も変わって
たので思わずエレベーターに乗って3階まで行ったもん。でもエレ
ベータを降りたら全然雰囲気が変わってなくて一安心。右はOFF
OFFシアターで左が駅前劇場というわかり難さは健在でした。劇場
に入り、座席に進むと最前列のど真ん中だった。座席前のステー
ジにセンターを示すバミリのテープがあったもんな。こんな良席
でなくていいんですけど〜!軽くテレながらチラシチェックや
アンケートに記入したりして開演時間までを過ごしました。
開演時間間際になって普通に清水宏さんが舞台に出てきて開演前
の注意事項をお話されました。「大人の皆さんにこんなこと言う
のは申し訳ありませんが私の目の前で携帯の電源を切ってるかを
確認して下さい」と丁寧故に威圧的な感じがして、すぐに携帯を
確認しちゃいました。清水さんのエキセントリックさは客の誰も
がわかってることなんで皆が確認してたのが笑えた。っていうか
わざわざ開演前に出てくる清水さんがこの劇団に賭けてる感じが
伝わってきてちょっと感動。
乱発タックルは清水さんが作・演出する劇団で役者は若手で、
無名と言っては失礼かも知れないけどこれからの人達ばかりなの
です。今回はトリビアで御馴染みの八嶋さんが所属する劇団の
カムカミミニキーナの女優さん・藤田記子さんが客演なさるんで
気合の入れ方が第一回公演の時とは違うんだなっていうことなん
でしょうね。で、開演。
スナックを舞台にしたお話で、ママとホステスの立場とどんなに
扱いが悪くても常連さんという言葉に心地良くなっているイケて
ない客達、そこに一見イケてる新規の客が入ってきたことによっ
て状況が激変する様を実にくだらなくて、実に深いメッセージを
感じ取れる展開になってました。
ストーリーテラー的な要素のある‘やっちん’役の和泉みかさん
が清水さんのソロライブで出てくるキャラクターに通じる感じが
して間違いなく清水さんの演出だということを実感しました。
ひとまとめにすると‘頭の弱い子’として色んな清水さん演ずる
キャラが入ってたところが笑えたな。所詮キ○ガイキャラなんじ
ゃん!
高校野球の予選で大失態をしてトラウマを持ち続けている‘もっ
ちゃん’役の泉陽二さんは織田裕二の出来損ない的な感じの人
なんだけど、トラウマを表現する為に「ドンマイ!」を多様する
台詞回しは正直途中から鬱陶しかった。清水さんの演出意図は
理解出来るけど、あまりにシンプル過ぎて役者の力量に見合って
なかったのかな。ラストのオチも‘もっちゃん’ネタだったから
期待はしてるんだろうけど、う〜ん…って感じ。
栗田かおりさん演ずるホステスの‘しのぶ’が実はダンサー志望
だったり、長谷川達之さん演ずる常連客のオタク系の‘ナカジー
’の職業が郵便局員だったり、山崎竜介さん演ずるママ目当てで
せっせと通うけどママに弄ばれてる‘グレさん’の職業が建設
関係だったりと、いかにもスナックに集まるような人間模様が
描かれていたのは流石でしたが。
‘ママ’役の藤田さんは格が違ってました。清水さんがカムカム
ミニキーナの公演に客演した時に初めて藤田さんを観たんだけど
ちょっと気になる女優さんではありました。飛び道具的なポジシ
ョニングを感じたのでね。清水さん好みでしたのね、やっぱり。
エロから悪から人情まで弾け方がゴイスでした。ただ残念なのは
普段街中ですれ違っても芸能人オーラを感じれない華がないこと
ですか。振り返ってみるとこの芝居って華のある役者って居ない
ってか!?
なあなあで出来上がっていた関係に一石を投じる‘デラさん’役
の清水さんはやっぱり華があって適役だったかな。自らをわかっ
てらっしゃる!お調子者かと思いきや、途端にエキセントリック
になるメリハリは自然と引き込まれていきました。ってかしばら
く見ない間に髪が金髪になってました〜。色が白いから似合うん
ですね、めっちゃカッコよかったっす。なんだろ…三宅さんに
しても阿部さんにしても色が白いから金髪が似合うっていうのは
共通項かも知れないわ!?
デラさんがしのぶに覆いかぶさってチューをするシーンがあって
目の前での演技だから「マジっ?」とドキドキしたけど、してる
ようにギリギリのところで顔を重ねてたんで一安心。阿部さんの
マジキスシーンには慣れてきたけど、清水さんはキャラにない
から生々し過ぎて受け入れられないと思うのよね。セーフだぜ…
結果的には、今時♪スリラーでショータイムをするダサダサな
感じとかディテールに拘った感じは面白かったかな。イケてなか
った客やママとホステスが一体となってデラさんに反撃するとこ
ろとかは清水さんの本来の優しさが出ててストーリー全体の収ま
りはついてたので納得して終演。
カーテンコールで役者の紹介があったり、清水さんの挨拶があり
ました。やっぱり清水さんと並ぶと他の役者さんの存在は消えて
しまいますわね。清水さんにウットリしてる魔に客電が点きまし
た。さっさと劇場を後にし、愛車をぶっ飛ばして帰宅。清水さん
の次なる出演作のチケット情報を調べる私でございました。やっ
ぱり清水さんは永遠だわ…次回作も期待しちゃうぜぃ!
『キレイ 神様と待ち合わせした女』@シアターコクーン・2回目。
2005年7月20日 演劇今日は『キレイ』を観に愛車で渋谷に行った。直江嬢と劇場前で
合流し、会場入りすると今日は上手ブロックの良席でございまし
た。で、開演。
先週観た時より蘭々の出来が良くなってた。疲れが出てきてるの
か声の出が微妙なキャストも居た中で良くなってたのはゴイス
だわ。どんどん酒井若菜ではなかったな…って気が強くなってき
たから降板も悪くなかったのでは!?まあ成長する若菜っちの姿も
観たかったからもったいない気がするのも正直なところですが。
まあ脇を固めるキャストがしっかりしてるから主役がどうであれ
引き立つようになってるんだと思うけどね。はいりさんは今日も
インパクトあったし、スベった良々もわかりやすいアドリブに
変えてたし、クドカンも冷淡な感じが増してたし、秋山さんは
相変わらず綺麗なのにエキセントリックな雰囲気が増幅されてた
し、本当に安心して観れました。
阿部さんはもちろん今日もプリティでしたわ。客席内の通路で
展開するシーンの時に今日は極近の席だったので目のキラキラさ
とか肌のツヤツヤさなどまにあっくに観察して心の中で「キャ〜
!」叫んでおりました。ホントに歳をとらない人だわ〜。初めて
仕事で逢った時と全く変わらない衝撃を今でも与え続けてくれる
フレッシュさには感服致します。永遠に愛し続けますわ…(キ
モい)
1幕後の休憩時間にミサツアーの打合せをし、パンフを買って座席
に戻ろうとすると、ロビーで物凄く気配を消した奥菜恵の姿を発
見。初演のケガレ役は奥菜だったから、どんな気持ちで蘭々を
観てるのかな〜とちょっと興味深かったりして。そう言えば先週
は田中哲司さんが観に来てたけっな〜。誰!?って話だと思うけど
私も先週は苗字しか思い出せなくて敢えて日記に書かなかったん
だけど、数日後に観た2時間サスペンスの再放送のスタッフロール
で確認したわよ。間違いない!田中哲司さんでしたわ。結構観に
来てる芸能人探しも面白いもんですな。芸能人オーラを感じ取れ
る自信は人一倍ありますもんで。てへへ…
2幕になり、たるい部分を改めて観てみるとそれなりに意味がある
ことに気付いて深いなあとは思ったけど、どうしても表面的に
観るととっ散らかってる印象は拭えなったので惜しいなという
気持ちになりました。かと言ってどうまとめればいいかアイデア
は全く思い付かないんだけれども。
で、終演。先週より1回カーテンコールが多くて得した感じです。
直江嬢を送り届ける車内で感想を言い合ってみたのですが、気に
なる部分が結構一致してて感性が面白かったな。マジシャンは
大浦龍宇一である意味があったのか?岡健のキャスティングは
どうなんか?じゅんも頑張ってたけどその上をいく古田新太は何
がどうスゴイのか?大人計画の女優陣はいつから飛び道具扱いに
なったのか?ヨタロウさんの役は閣下に演らせたいよね!?etc.
話は尽きることがなかった。
ジュッテンは凛々し過ぎたね…クドカンのクネクネ具合が欲しか
った。成長したハリコナは女装が綺麗でなんぼのキャスティング
をして欲しかった。やっぱり古田新太の器用さは宇宙クラスでし
た。新感線の前兆のような客演が凄過ぎて元々の劇団員が鉄板の
脇役に回るって感じになりつつあってどうなっていくのか心配。
小ささといい顔の白さといい声のトーンといいヨタロウさんの役
は閣下でいいじゃん!でも役名が‘カミ’じゃね…ありえねぇ。
などと結論が出る話と出ない話とが絡み合いつつ直江嬢宅に到着
でございます。来月のカンコンキンシアターでの再会を確認し、
久々に首都高をぶっ飛ばして帰宅。あ〜次はウーマンリブか…
チケット獲りが面倒だけど阿部さん&三宅さん揃い踏みだもの、
頑張って良席GETしたるわ〜!
合流し、会場入りすると今日は上手ブロックの良席でございまし
た。で、開演。
先週観た時より蘭々の出来が良くなってた。疲れが出てきてるの
か声の出が微妙なキャストも居た中で良くなってたのはゴイス
だわ。どんどん酒井若菜ではなかったな…って気が強くなってき
たから降板も悪くなかったのでは!?まあ成長する若菜っちの姿も
観たかったからもったいない気がするのも正直なところですが。
まあ脇を固めるキャストがしっかりしてるから主役がどうであれ
引き立つようになってるんだと思うけどね。はいりさんは今日も
インパクトあったし、スベった良々もわかりやすいアドリブに
変えてたし、クドカンも冷淡な感じが増してたし、秋山さんは
相変わらず綺麗なのにエキセントリックな雰囲気が増幅されてた
し、本当に安心して観れました。
阿部さんはもちろん今日もプリティでしたわ。客席内の通路で
展開するシーンの時に今日は極近の席だったので目のキラキラさ
とか肌のツヤツヤさなどまにあっくに観察して心の中で「キャ〜
!」叫んでおりました。ホントに歳をとらない人だわ〜。初めて
仕事で逢った時と全く変わらない衝撃を今でも与え続けてくれる
フレッシュさには感服致します。永遠に愛し続けますわ…(キ
モい)
1幕後の休憩時間にミサツアーの打合せをし、パンフを買って座席
に戻ろうとすると、ロビーで物凄く気配を消した奥菜恵の姿を発
見。初演のケガレ役は奥菜だったから、どんな気持ちで蘭々を
観てるのかな〜とちょっと興味深かったりして。そう言えば先週
は田中哲司さんが観に来てたけっな〜。誰!?って話だと思うけど
私も先週は苗字しか思い出せなくて敢えて日記に書かなかったん
だけど、数日後に観た2時間サスペンスの再放送のスタッフロール
で確認したわよ。間違いない!田中哲司さんでしたわ。結構観に
来てる芸能人探しも面白いもんですな。芸能人オーラを感じ取れ
る自信は人一倍ありますもんで。てへへ…
2幕になり、たるい部分を改めて観てみるとそれなりに意味がある
ことに気付いて深いなあとは思ったけど、どうしても表面的に
観るととっ散らかってる印象は拭えなったので惜しいなという
気持ちになりました。かと言ってどうまとめればいいかアイデア
は全く思い付かないんだけれども。
で、終演。先週より1回カーテンコールが多くて得した感じです。
直江嬢を送り届ける車内で感想を言い合ってみたのですが、気に
なる部分が結構一致してて感性が面白かったな。マジシャンは
大浦龍宇一である意味があったのか?岡健のキャスティングは
どうなんか?じゅんも頑張ってたけどその上をいく古田新太は何
がどうスゴイのか?大人計画の女優陣はいつから飛び道具扱いに
なったのか?ヨタロウさんの役は閣下に演らせたいよね!?etc.
話は尽きることがなかった。
ジュッテンは凛々し過ぎたね…クドカンのクネクネ具合が欲しか
った。成長したハリコナは女装が綺麗でなんぼのキャスティング
をして欲しかった。やっぱり古田新太の器用さは宇宙クラスでし
た。新感線の前兆のような客演が凄過ぎて元々の劇団員が鉄板の
脇役に回るって感じになりつつあってどうなっていくのか心配。
小ささといい顔の白さといい声のトーンといいヨタロウさんの役
は閣下でいいじゃん!でも役名が‘カミ’じゃね…ありえねぇ。
などと結論が出る話と出ない話とが絡み合いつつ直江嬢宅に到着
でございます。来月のカンコンキンシアターでの再会を確認し、
久々に首都高をぶっ飛ばして帰宅。あ〜次はウーマンリブか…
チケット獲りが面倒だけど阿部さん&三宅さん揃い踏みだもの、
頑張って良席GETしたるわ〜!
田村正和『新・乾いて候〜そなたもおなじ野の花か』@新橋演舞場。
2005年7月15日 演劇一昨日、野口さんの乗るはずのロケットの発射は延期になった
そうで軽くホッとした。早くても来週末だとか。2回目の『キレ
イ』は20日なんで妙な不安を抱きたくないから良かったわ。
そんな私は今日は『新・乾いて候〜そなたもおなじ野の花か』を
観に母と新橋演舞場へ行った。今までの私の観劇傾向から考えれ
ば母の趣味と思われそうですが、実は私が母を誘いました。究極
の好み顔アンケートで私は田村正和さんなもんですから1度は生・
正和を観てみたかったんです。この演目は殺陣が目玉だそうで
早い動きをする正和さんも観てみたかったんです。田村正和が
観たい…さすがに誘える人も限られてくるから結果的に母になっ
たわけでございます。
演舞場は改装したばかりなんだけど、各フロアにトイレがあった
り、エスカレーターが出来てたり、土産物屋が凝縮された上に
スタイリッシュになってたり、寛げるスペースが増えてたりと
凄く良くなってました。元々の雰囲気を残しつつ更に快適になっ
てたんで、益々好きなハコになりましたわ。で、開演。
まずセットが素晴らしかった。暗転の時間が若干長い気はした
けど、明転すると京都の嵯峨野を思わせる竹林やホントに水が
流れているように見える大滝、ススキが群生している川原など
舞台なのに自然を見事に表現していて圧巻だった。見世物小屋の
シーンではイリュージョン的な要素があったり、照明はレーザー
光線を多様したり、小道具は剣から瞬時に炎が出たりとレアな技
も駆使されていて普段観ている芝居とはお金の掛け方のスケール
の違いを感じました。
お目当ての正和さんですが、思っていたより顔が小さくて華奢
だったけど台詞の張り具合に感服した。TVのイメージしかないん
で鼻にかかったボソボソ声かと思いきや台詞は聴き取り易く、
なおかつ台詞尻が歌舞伎の台詞回しに通ずる感情を込めた強弱を
多様してて器用さにビックリしました。筋書きを読んだら結構
舞台経験豊富な方だということが書かれていて意外な一面をみた
気がしました。立ち居振る舞いもとても綺麗でウットリポイント
が高かったですね。
正和さんが登場する度にユーミンか聖子ちゃんかと思わせる程に
衣装が替わってるのも面白くて、水玉模様の帯とかパッチワーク
されてる着物とかポップなテイストのものが多くて遊びゴコロを
感じました。衣装に関しては刺客達が迷彩柄の忍者っぽいデザイ
ンのを着てたり、謀反を企んでいる当主が横縞な着物に袴を合わ
せていたりとホントに面白かったな。
ただストーリーから考えたら「なんで無一文だった人が場面が
変わったらちゃんとした着物を着てるの!?」とか「この流れの
どこで着替えたの!?」とかツッコミたくなる箇所は沢山あった
けど、場面場面で相対する女優さんや俳優さんの衣装と正和さん
が着ている衣装の模様やデザインが調和してるのに気付いた時に
「深いな…」と思いました。ストーリーを度外視しても正和さん
をいかに視覚的に美しく見せるかってことに重点を置いてる演目
なんだわ、きっと。確かに妖艶で綺麗でしたものね。
殺陣のシーンも尋常じゃない位の桜吹雪舞う中で正和さんが2〜3
人斬るとスローシーンになり拍手するポイントが予定調和的に
作ってあって照明が強くあたっている正和さんはそれはそれは
美しいお姿でしたよ。獅童くんが出た『浪人街』とか新感線の
殺陣を観てる私としては一気にバッサバッサ斬っていく勢いに
慣れてるから最初は正和さんの殺陣に物足りなさを感じていたけ
ど、そのうち沢山の動きがなくてもひとつひとつの動作が美しい
のでどんどんと引き込まれていく自分がいました。キメの表情も
憂いを帯びてキュンとなったしね。やっぱりゴイスです、正和
さんは!
初めて生・正和を体感しましたが、やっぱり究極の好み顔アンケ
ート1位は揺らがないと確信しましたね。終演後、楽屋口に出待ち
のおばさまが大挙居たのを見て正和さんの戦略を垣間見てしまっ
た気もしたけど、美しいモノは大好きだから次の機会がある限り
生・正和を堪能したいですぜ。
終演後、帰宅中のパパ車内で母も楽しかったとの感想を頂き、誘
って良かったと思いました。こうやって自分の趣味が家族に受け
入れてもらえるのも嬉しいけど、嫌な感じで家族に乗ってこられ
るのも面倒な話なんですけどね。誘う演目を考えなくちゃだわ!
とりあえず生・正和は最高に良かったっす。
そうで軽くホッとした。早くても来週末だとか。2回目の『キレ
イ』は20日なんで妙な不安を抱きたくないから良かったわ。
そんな私は今日は『新・乾いて候〜そなたもおなじ野の花か』を
観に母と新橋演舞場へ行った。今までの私の観劇傾向から考えれ
ば母の趣味と思われそうですが、実は私が母を誘いました。究極
の好み顔アンケートで私は田村正和さんなもんですから1度は生・
正和を観てみたかったんです。この演目は殺陣が目玉だそうで
早い動きをする正和さんも観てみたかったんです。田村正和が
観たい…さすがに誘える人も限られてくるから結果的に母になっ
たわけでございます。
演舞場は改装したばかりなんだけど、各フロアにトイレがあった
り、エスカレーターが出来てたり、土産物屋が凝縮された上に
スタイリッシュになってたり、寛げるスペースが増えてたりと
凄く良くなってました。元々の雰囲気を残しつつ更に快適になっ
てたんで、益々好きなハコになりましたわ。で、開演。
まずセットが素晴らしかった。暗転の時間が若干長い気はした
けど、明転すると京都の嵯峨野を思わせる竹林やホントに水が
流れているように見える大滝、ススキが群生している川原など
舞台なのに自然を見事に表現していて圧巻だった。見世物小屋の
シーンではイリュージョン的な要素があったり、照明はレーザー
光線を多様したり、小道具は剣から瞬時に炎が出たりとレアな技
も駆使されていて普段観ている芝居とはお金の掛け方のスケール
の違いを感じました。
お目当ての正和さんですが、思っていたより顔が小さくて華奢
だったけど台詞の張り具合に感服した。TVのイメージしかないん
で鼻にかかったボソボソ声かと思いきや台詞は聴き取り易く、
なおかつ台詞尻が歌舞伎の台詞回しに通ずる感情を込めた強弱を
多様してて器用さにビックリしました。筋書きを読んだら結構
舞台経験豊富な方だということが書かれていて意外な一面をみた
気がしました。立ち居振る舞いもとても綺麗でウットリポイント
が高かったですね。
正和さんが登場する度にユーミンか聖子ちゃんかと思わせる程に
衣装が替わってるのも面白くて、水玉模様の帯とかパッチワーク
されてる着物とかポップなテイストのものが多くて遊びゴコロを
感じました。衣装に関しては刺客達が迷彩柄の忍者っぽいデザイ
ンのを着てたり、謀反を企んでいる当主が横縞な着物に袴を合わ
せていたりとホントに面白かったな。
ただストーリーから考えたら「なんで無一文だった人が場面が
変わったらちゃんとした着物を着てるの!?」とか「この流れの
どこで着替えたの!?」とかツッコミたくなる箇所は沢山あった
けど、場面場面で相対する女優さんや俳優さんの衣装と正和さん
が着ている衣装の模様やデザインが調和してるのに気付いた時に
「深いな…」と思いました。ストーリーを度外視しても正和さん
をいかに視覚的に美しく見せるかってことに重点を置いてる演目
なんだわ、きっと。確かに妖艶で綺麗でしたものね。
殺陣のシーンも尋常じゃない位の桜吹雪舞う中で正和さんが2〜3
人斬るとスローシーンになり拍手するポイントが予定調和的に
作ってあって照明が強くあたっている正和さんはそれはそれは
美しいお姿でしたよ。獅童くんが出た『浪人街』とか新感線の
殺陣を観てる私としては一気にバッサバッサ斬っていく勢いに
慣れてるから最初は正和さんの殺陣に物足りなさを感じていたけ
ど、そのうち沢山の動きがなくてもひとつひとつの動作が美しい
のでどんどんと引き込まれていく自分がいました。キメの表情も
憂いを帯びてキュンとなったしね。やっぱりゴイスです、正和
さんは!
初めて生・正和を体感しましたが、やっぱり究極の好み顔アンケ
ート1位は揺らがないと確信しましたね。終演後、楽屋口に出待ち
のおばさまが大挙居たのを見て正和さんの戦略を垣間見てしまっ
た気もしたけど、美しいモノは大好きだから次の機会がある限り
生・正和を堪能したいですぜ。
終演後、帰宅中のパパ車内で母も楽しかったとの感想を頂き、誘
って良かったと思いました。こうやって自分の趣味が家族に受け
入れてもらえるのも嬉しいけど、嫌な感じで家族に乗ってこられ
るのも面倒な話なんですけどね。誘う演目を考えなくちゃだわ!
とりあえず生・正和は最高に良かったっす。