天才ちゃうの?
2001年5月30日今日はテロップ入れ。身支度をしていると思いの他
髪型がキマッた。しかし外は雨…私は猫っ毛なので
湿気の多い所に1分も居れば、髪がバサバサになる。
マンションの前までタクシーを呼んで、編集室が
あるビルの前まで乗り付けた。料金はわずか¥750
也!運転手さん、ゴメンナサイ。でも、お気に入り
のミキサーさんと逢えるので、納得したカッコで
いたいんだよ〜。
で、編集室に到着。作業は順調に進む。雨だから
恒例の外へランチを食べに行くのは避けたい私の
気持ちをよそに編集マンから「雨だけど外に昼メシ
食べに行きません?宝くじを買いたいからさ…」と
言われ、○匠という串揚げ屋さんに向う。徒歩5分
程の場所だけど厳重に傘で雨をブロックし、到着。
ここのランチは2回目で、マジで旨いっす。家庭的な
小鉢(今日は筍の土佐煮でした)にサラダと味噌汁
とご飯、そして串揚げが6本付いて¥800ですよ。
ふりかけも3種あって、白ご飯が苦手な私でも大満
足!ご飯と味噌汁はおかわりOK。なんてリーズナ
ブルなんでしょう。すっかり満腹状態で編集室へ
戻りました。
往復で10分程、雨の中に居たので、ちょっと髪型が
乱れましたが、なんとかヒドイ状態まではいかなか
ったので、安心してトイレで化粧直しをし、再び
作業に入る。編集室のドア越しにミキサーさんが
通り過ぎるのを眺めながら、作業は進む。途中で、
バイトに来てもらってる男の子が編集を見学しに
来た。ロケの時だけ来てもらってるフリーターの
19歳で、現場を見ているうちに、この業界に興味を
持ったという。すごく気の利く子なので、応援した
かったのに、番組に出てもらってるオカマさんとか
を仕切ってる事務所の社長さんが、この子を連れて
きたんだけど、その話を聞いて「高卒で務まる仕事
じゃない!」との猛反対を受けて諦めたらしい…
なんで反対するかね?それも理由を学歴にするって
失礼じゃないかな。
私が今の番組をやらせて頂いてる大本の会社は、
今は一流大学卒しか採用にならない。直接のPは
大阪の三流大学卒で、彼が採用になった翌年から
学歴重視の採用になったという。彼曰く「いい所の
大学を出たヤツ程、用事を頼んだ時に、その意味を
聞いてくる。例えば、タバコ買って来て!と頼むと
なんで僕が買いに行くんですか?って話から始まる
けど、学歴のない子は普通に買いに行く。そういう
素直な気持ちが仕事の要領を覚えるのに向いてる
から、決して学歴ではないと思うで」と。ADの時
の苦労というか屈辱は目標を持ってないと乗り切れ
ないですよ。変なプライドは邪魔になるだけ!学歴
のない子は変なプライドはないですから、向いてる
んですよ。まあ、反対されただけで諦めちゃったん
だから所詮、バイトの域は越せないんだろうけど
学歴でYES/NOを決めるのは、それも他人が
っていうのはダメな気がする。まあ、彼は編集卓を
バックに写真を撮ったりして喜んでいたのでいいと
しましょう。
夕食前に彼は帰って行き、出前が届いたので食事を
頂く。大部屋で食事をしているとミキサーさんが
部屋から出てきて、ご挨拶。ステキだわ〜!
で、食後にまた作業。諸々のテロップ入れが終わり
ミキサーさんが編集室に入ってきて編集マンと音声
が収録されたチャンネルの確認を行っていた。
そこで「ピンマイクの音が死んでる箇所があるので
お手数掛けますけど、お願いします」と言うと、
「あ〜聞いてる」と苦い顔。「なんとか腕みせて
下さいよ!」とプレッシャーを掛けてみた。
テロップ入れが終わったテープをVHSテープに
ダビングする作業を行ってる間に、ミキサーさんが
帰宅するので挨拶に来てくれました。大の大人が
リュックしょってました。それも見るからに重そう
なんですわ。思わず「山でも行くんですか?」と
聞くと笑ってた。「なんで、そんなに荷物多いんで
すか?」と聞くと「わかんない…じゃあ、これから
山に帰ります」と苦笑しながら帰って行った。
あ〜んカワイイ。明日は一緒の作業なので、頑張っ
て話し掛けてみようっと!
とは言え、編集マンから「明日、局のPと話して
編集&MA費が上がらなかったから、ウチでの作業
は今日が最後かもね」と言われた。編集マンも会社
の会長さんから「この番組はどうにかしろ!」と
言われてるらしい。もう予算がないなら番組やる
資格ないと思いません?お金の話って一番、現場に
しわ寄せが来るんだよ。予算少ないくせに視聴率
うんぬんって言うな!だったら、再放送でも流し
やがれ!ってもんだよ。地方局の編集室ってバラエ
ティに対応出来るシステムではないのです。情報系
報道系の簡単な繋ぎっぱなしみたいな対応しか出来
ないから、すっごい時間が掛かります。番組スター
ト当初は局でやってたけど、あまりに時間が掛かる
ので、外部のポスプロに頼もうってことで、今の
編集室になったのです。また局に戻るのはイヤだよ
〜!ミキサーさんに逢えなくなるのはもっとイヤだ
よ〜!!さて、どうなることやら?
実は、収録終わりでここ最近「もう編集出来ん!」
「もう限界!」「面白い物は作れない!」と後ろ
向きに思うんだけど、テロップ入れまでが終わると
ある意味、山場を越えた気がして「私、天才ちゃう
の?」と木に登る。この木に登れる気持ちがある
からやってられるんだね。ナルシストもここまで
くると芸術だわ。は〜、これからナレーション原稿
作ってから寝ますわ。おやちゅみ〜。
髪型がキマッた。しかし外は雨…私は猫っ毛なので
湿気の多い所に1分も居れば、髪がバサバサになる。
マンションの前までタクシーを呼んで、編集室が
あるビルの前まで乗り付けた。料金はわずか¥750
也!運転手さん、ゴメンナサイ。でも、お気に入り
のミキサーさんと逢えるので、納得したカッコで
いたいんだよ〜。
で、編集室に到着。作業は順調に進む。雨だから
恒例の外へランチを食べに行くのは避けたい私の
気持ちをよそに編集マンから「雨だけど外に昼メシ
食べに行きません?宝くじを買いたいからさ…」と
言われ、○匠という串揚げ屋さんに向う。徒歩5分
程の場所だけど厳重に傘で雨をブロックし、到着。
ここのランチは2回目で、マジで旨いっす。家庭的な
小鉢(今日は筍の土佐煮でした)にサラダと味噌汁
とご飯、そして串揚げが6本付いて¥800ですよ。
ふりかけも3種あって、白ご飯が苦手な私でも大満
足!ご飯と味噌汁はおかわりOK。なんてリーズナ
ブルなんでしょう。すっかり満腹状態で編集室へ
戻りました。
往復で10分程、雨の中に居たので、ちょっと髪型が
乱れましたが、なんとかヒドイ状態まではいかなか
ったので、安心してトイレで化粧直しをし、再び
作業に入る。編集室のドア越しにミキサーさんが
通り過ぎるのを眺めながら、作業は進む。途中で、
バイトに来てもらってる男の子が編集を見学しに
来た。ロケの時だけ来てもらってるフリーターの
19歳で、現場を見ているうちに、この業界に興味を
持ったという。すごく気の利く子なので、応援した
かったのに、番組に出てもらってるオカマさんとか
を仕切ってる事務所の社長さんが、この子を連れて
きたんだけど、その話を聞いて「高卒で務まる仕事
じゃない!」との猛反対を受けて諦めたらしい…
なんで反対するかね?それも理由を学歴にするって
失礼じゃないかな。
私が今の番組をやらせて頂いてる大本の会社は、
今は一流大学卒しか採用にならない。直接のPは
大阪の三流大学卒で、彼が採用になった翌年から
学歴重視の採用になったという。彼曰く「いい所の
大学を出たヤツ程、用事を頼んだ時に、その意味を
聞いてくる。例えば、タバコ買って来て!と頼むと
なんで僕が買いに行くんですか?って話から始まる
けど、学歴のない子は普通に買いに行く。そういう
素直な気持ちが仕事の要領を覚えるのに向いてる
から、決して学歴ではないと思うで」と。ADの時
の苦労というか屈辱は目標を持ってないと乗り切れ
ないですよ。変なプライドは邪魔になるだけ!学歴
のない子は変なプライドはないですから、向いてる
んですよ。まあ、反対されただけで諦めちゃったん
だから所詮、バイトの域は越せないんだろうけど
学歴でYES/NOを決めるのは、それも他人が
っていうのはダメな気がする。まあ、彼は編集卓を
バックに写真を撮ったりして喜んでいたのでいいと
しましょう。
夕食前に彼は帰って行き、出前が届いたので食事を
頂く。大部屋で食事をしているとミキサーさんが
部屋から出てきて、ご挨拶。ステキだわ〜!
で、食後にまた作業。諸々のテロップ入れが終わり
ミキサーさんが編集室に入ってきて編集マンと音声
が収録されたチャンネルの確認を行っていた。
そこで「ピンマイクの音が死んでる箇所があるので
お手数掛けますけど、お願いします」と言うと、
「あ〜聞いてる」と苦い顔。「なんとか腕みせて
下さいよ!」とプレッシャーを掛けてみた。
テロップ入れが終わったテープをVHSテープに
ダビングする作業を行ってる間に、ミキサーさんが
帰宅するので挨拶に来てくれました。大の大人が
リュックしょってました。それも見るからに重そう
なんですわ。思わず「山でも行くんですか?」と
聞くと笑ってた。「なんで、そんなに荷物多いんで
すか?」と聞くと「わかんない…じゃあ、これから
山に帰ります」と苦笑しながら帰って行った。
あ〜んカワイイ。明日は一緒の作業なので、頑張っ
て話し掛けてみようっと!
とは言え、編集マンから「明日、局のPと話して
編集&MA費が上がらなかったから、ウチでの作業
は今日が最後かもね」と言われた。編集マンも会社
の会長さんから「この番組はどうにかしろ!」と
言われてるらしい。もう予算がないなら番組やる
資格ないと思いません?お金の話って一番、現場に
しわ寄せが来るんだよ。予算少ないくせに視聴率
うんぬんって言うな!だったら、再放送でも流し
やがれ!ってもんだよ。地方局の編集室ってバラエ
ティに対応出来るシステムではないのです。情報系
報道系の簡単な繋ぎっぱなしみたいな対応しか出来
ないから、すっごい時間が掛かります。番組スター
ト当初は局でやってたけど、あまりに時間が掛かる
ので、外部のポスプロに頼もうってことで、今の
編集室になったのです。また局に戻るのはイヤだよ
〜!ミキサーさんに逢えなくなるのはもっとイヤだ
よ〜!!さて、どうなることやら?
実は、収録終わりでここ最近「もう編集出来ん!」
「もう限界!」「面白い物は作れない!」と後ろ
向きに思うんだけど、テロップ入れまでが終わると
ある意味、山場を越えた気がして「私、天才ちゃう
の?」と木に登る。この木に登れる気持ちがある
からやってられるんだね。ナルシストもここまで
くると芸術だわ。は〜、これからナレーション原稿
作ってから寝ますわ。おやちゅみ〜。
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