鬼門1日目。

2001年9月29日
7時起床。身支度すると8時にADさんから電話が
あり、タクシーで局発→ウチのマンション経由→
福岡空港へ向かった。バイト君と3人で一路沖縄で
ございます。飛行機は空いてたので、座席を移動
して広々と使わせて頂いた。久々に飛行機で睡眠
出来ました。

10時30分前に那覇空港へ到着。東京から来る下請け
Pの到着を待って合流し、ホテルへ。タイアップ
なのでホテルの担当者に挨拶し、レンタカーもタイ
アップなので挨拶がてら契約を済ませ、ロケハンに
出発した。

那覇市内から1時間程のリゾートビーチでグラス底
ボートに試乗したり、海中展望塔を見学したりと
ちょっとした観光気分。正直楽しかったですぅ。
それから琉球料理屋さんへ行き、打合せがてら食事
を頂いた。ソーキそばがめっちゃ旨かった!

で、首里城や玉泉洞、国際通りなどを下見し、途中
でスコールに降られるアクシデントもありながら
無事にホテルまで戻り、近くのスーパーへ明日の
ロケ用のドリンクを買いに行った。いざ会計をする
時になり、ADさんが「経費を入れた財布がない
…」と言い出し、どうせ車の中にあるだろうと思っ
て軽く考えていたのだが、駐車場に停めた車の中
にも周辺にも財布はなかった。

とりあえず自腹で支払いしていたADさんから
「探しに行ってもらえますか?」と言われ、番組
経費の大半を預けていたので、私も状況がよくない
ことを察知し、国際通りに戻った。駐車場代を
支払った時に財布を出したので、そこで問合せたが
見付からず、次に撮影の許可をもらいに行った土産
物店に行ったが見付からず、周辺の植え込みを探る
も見付からず、とりあえず交番に届けるように指示
し、ホテルに戻った。

車内は重苦しい雰囲気。私も現金を余り持ってなく
明日のロケで必要最低限の金額を想定させ、対策を
考えつつ車を走らせていると、ホテルのすぐ近く
まで来たところでADさんの携帯が鳴った。警察
からで、県庁近くの交番に届けられたという。
急いでUターンし、市街地へ戻った。

指定の交番に行くと、親切な観光客の方より届けて
頂いてありました。ADさんは軽く泣いてました。
そりゃあ7万近く落としたんですからね、見付かれば
泣くわな。嫌味っぽく「仕事上で注意したり嫌味を
どんなに言っても泣かないのに金落とすと泣くんだ
ね…」と言うとひたすら謝ってました。

先にホテルに戻り、私達の帰りを待っていた下請け
Pは、当初のロケハン予定より2時間以上経っても
連絡がないので、事故ったのかと心配になって電話
を掛けてきた。まさかホテルを間近にして2度も
Uターンしてるとは思わぬまい。

24時前にホテルに戻り、食事に出掛けた。下請けP
はADさんに「財布マン」とか「見付からなかった
らどうしようと思ったの?」とからかっていた。
オリオンビールに泡盛なんか飲んじゃって私的には
ご満悦!26時過ぎに店を出てホテルに戻った。そこ
で下請けPが携帯がないと言い出して、私が彼の
携帯に電話するとタクシーの運転手さんが出て、
さっきまで乗ってたタクシーで忘れたらしく、届け
てくれるということだった。さっきまでADさんを
責めてた彼の立場は失墜したのは言うまでもない。

私は部屋に戻り、シャワーを浴び、オリオンビール
を飲み、就寝。初日で2人が災難に遭っている…
沖縄は鬼門なのか?大丈夫か、明日?!

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