鬼門2日目。

2001年9月30日
9時起床。身支度をして、10時30分に撮影で使うこと
になっているレンタカーの給油をし、洗車をして
もらった。11時に技術さんが合流、車にCCD
カメラをセッティングし、とりあえずスタンバイは
OK。雲が多いが、とりあえずは晴れている。最悪
の状況ではないのが救い。

司会さんと打合せをし、30分遅れでホテルを出発。
一路、撮影をするリゾートビーチを目指した。
約1時間程して現地に到着し、担当者に挨拶をする
と、予定していたパラセーリングもグラス底ボート
も強風の為に中止になっていた。いきなり出鼻を
くじかれてしまいました。

代替え案を即時に考えて、かなり私的には妥協した
内容で撮影をすることにし、ロケが始まった。
しかし、2シチュエーションまで撮影したところで
機材トラブルで撮影が出来なくなってしまったの
です!技術会社から別の機材を運んでもらうまで
待ち時間となり、司会さん達には時間潰しにドライ
ブに出掛けてもらい、とりあえず機材が届くのを
待ちました。もうスケジュールはめちゃくちゃ…

1時間30分程して、別の機材が届いて撮影再開。
大幅にスケジュールがズレているので、撮影をお願
いしてた皆さんをお待たせしてしまったり、観光地
などは開園時間が過ぎてしまって撮影が出来なかっ
たりとドンドン追い込まれてきて、イライラの連続
だった。

私をイライラさせた1番の要因は現地の技術さんでも
あった。沖縄時間というのかな、よく言えばマイ
ペース、悪く言えばノロマなんですわ。ただでさえ
スケジュールが押してるわけだから、何事も巻きで
行きたいのにタラタラしてんだな。あと何事も否定
で入るのがテンション下がる。

「司会さんの運転する車の前をロケ車で走って、
撮影をして欲しい」と要望すると「ロケ車の後ろに
荷物を積んでるから全部下ろさないと無理!」と
言うので「出演者の移動用の車からじゃ無理なん
ですか?」と言うと「あ〜それならいいですよ…」
と渋々OKしたり、夜のシーンで「明るさがないと
CCDカメラの映像が厳しくなるので、照明を車に
設置して欲しい」と要望すると「運転する人が運転
しにくくなりますよ!」と言うので、試しに設置
してもらったら、別に問題はないと司会さんが言っ
てて、結局照明を仕込んでもらったりと、無理とか
言う前に頭を使え!と何度も殺意を覚えました。
いちおう演出プランを出来る限り遂行してくれよう
としてくれて、どうしても無理なら変更はするけど
努力もしないで、テキトーな感じで仕事されたのが
腹が立つ。

諸々出来る限りの撮影をこなし、今日撮影が出来な
かった店で是非モノの1軒に関しては明日撮影が
出来ることになって、明日の出発時間を1時間早めて
ギリギリのスケジュールでこなすことになった。
で、本日の全ての撮影を終え、ホテルに戻ったのは
25時を回っていた。

それから食事に出掛けることになっていたが、私は
パスした。とても、そんな精神状態ではなかった。
全ての事柄において自分の思い通りにいかない歯痒
さに押し潰されそうで、近くのコンビニで買った
サンドイッチにオリオンビールを飲みながら、
ウルっとしてしまいました。私、沖縄まで来て何
してんだろ?
沖縄は鬼門だ!絶対に鬼門だ!!もう2度と仕事で
来るのはやめようと心に誓った。明日も何か起きる
のだろうか?もう早く帰りたい…




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