頑張れ、自分!

2002年1月28日
11時過ぎのADさんからの電話で目が覚めた。今日の
白完編集は13時スタートだそう。で、再び死亡。
12時前に本格的に起床し、早速阿蘇ファームヴィ
レッジに予約の電話を入れた。幸いな事に部屋が
空いていて、デラックストリプルを1室予約した。
由美さんとめぐちゃんにその旨をメールをしてから
身支度を始めた。その時点で12時20分…間に合う
気配すらないじゃん!

結局、タクシーで15分程遅刻で編集室に到着。何事
もなかったように「お疲れ様で〜す!」と挨拶して
作業開始。とりあえず1本化する時点でダラっと編集
してしまう傾向があるんだけど、今日はなるべく
タイトな感じで大胆にカットしていった。

ミキサーさんの後ろ姿を扉越しに何度か見掛けて
デニムのシャツに薄茶色のパンツといういでたちに
若々しいなと思った。見切れてたカメラマンとエラ
イ違いだわ。グレーのさえないセーター姿だった
からね…

ちょうど私が白完編集をしている日は、同じ局の3分
位のミニ番組2本の本編集が入っていて、本編集が
上がったら、そのままMAに掛けるらしく、必ずミキ
サーさんは私の作業部屋を夕方前に通過するという
ことを最近知ったんだよね。だから今日も通過する
時にご挨拶出来ました。は〜カッコエエわ…

1本化した時点で10分もオーバーしてて、マジ?と
思いつつも更にカットしていった。結構タイトに
してたから、思い切ってバッサリ話をカットする
しか方法はなく、司会さんのおもしろプライベート
トークとかを泣く泣くカットしていった。何度か
ミキサーさんが部屋を通過されたけど、イッパイ
イッパイの状況だったので、無駄口をきく暇なし。
仕方ないです、白完編集は言わば番組の基礎工事
だから結構センシティブな作業なので、追い込まれ
てる時は自分の集中力だけが頼りだから。

そんな中でも、ADさんに任せているコーナーの画の
チョイスが気に入らなくてダメ出しはした。理由を
説明して、本人も納得してた模様。明日の作業で
直しを入れることにした。折角チャンスをあげてる
わけだから活かして欲しいからね。私もADの頃に
クイズを1問取材して、編集して、ナレーション原稿
を書かせてもらうところから、ほんのわずかの時間
だったけど初めてオンエアにのる映像を創らせて
もらって、結局はそれを応用していくことで番組1本
創れるだけの技量がついたわけだから、彼女にも
やっつけ仕事じゃなく、修業の場としてイイ作品を
創ってもらいたいもんな。

20時過ぎに完尺になりVHSテープにコピーした。21
時に作業が終り、明日も13時スタートということを
確認して、編集室を後にした。そのまま番組の連載
をして頂いている雑誌に載ってたイチゴ狩り情報を
コピーしたかったので、とりあえず局に行った。
私の心は既に週末に飛んでおります…コピーをしな
がら、ADさんから昨日の司会さんの飲み会にあの後
合流した話を聞かされた。

私の嫌いなアシスタントとその事務所の女社長は
最後まで居たそうで行かなくて良かったと思った。
今日編集した回なんて、アシは全く映ってないから
ね〜、全力でカットしてみました。気の毒にADさん
は朝の4時30分過ぎまで付き合わされたらしく、家に
帰って来なかったし。「君がツライ思いをしてる間
に私はノンキにイチゴ狩りの計画で友達と盛り
上がってたかと思うと申し訳ない!」と言うと恐縮
してた。

合流させられた理由が、私が居たら断れた理由だっ
たので、まさかもう電話がないだろうと思って先に
帰宅してしまった私にも責任があるの。
まあ機転が利く子だったら私に連絡して泣きつけば
済む事なんだけど、良く言えば真面目、悪く言えば
アホなんで貧乏くじを引くタイプね。こんな性格で
大勢のスタッフを率いていくのに大丈夫なのか?と
思うところでもあるんだけど。最近では彼女が立派
にディレクターをやってる姿を早く見たいって気も
してるのね。だって、よっぽどの事がない限りその
時は来ないと思うので、どんなことが彼女にあった
のか見届けたいんだよね。

23時前に帰宅。テロップ原稿を作成したりしつつ
番組のオンエアを見た。ここ数回視聴率が悪いので
これで悪かったらかなり凹む。っていうか打ち切り
にしません?って思う。裏で裸系を出されたんで
ヤバイ感じもするし…新企画の件で作家さんと電話
して明日までにメールをくれると言うけど、とり
あえず明日の数字で頑張れるかどうか決まりそう。
頼む!プライベートで阿蘇&呼子ツアーで盛り上が
ってるから、仕事でもテンションを上げておくれ!
所詮強がっても、か弱いオナゴなのだよ〜。(かな
り、弱気らしい…)

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