酒が切れた…

2002年5月3日
昼過ぎに起床。外はどしゃ降りで憂鬱な気分になっ
た。今日はロケハンなんだよね…明日に延期しよう
かな?いやいや今日行かないと許可関係でADさんに
負担が掛かる。う〜ん…

小さな葛藤を繰り返しながら身支度をした。TVの
ニュースで、どしゃぶりの中を走る花自動車や道路
を練り歩いたり、踊ったりしている人々を見た。
博多どんたくか…何が楽しいんだろ。どしゃ降り
でっせ。昨年も全く興味が持てなくて、両親と長崎
で合流して旅行したっけ。ゴールデンウィークの
一番の人出と言われる割にはイマイチなのよね。
まだ山笠の方が好きかな。下町の人間なんで三社祭
みたいな荒々しいのに慣れてるから、まったりした
のがダメなんだと思う。

夕方になり、タクシーでレンタカー屋さんに行き
車を借りて局へ。ADさんをピックアップして都市高
で大宰府へ向った。毎回福岡の風光明媚な場所で
撮影をするミニコーナーがあって、福岡市内では
ほぼ周り尽くしてしまったので、太宰府市と二日市
市に足を伸ばしてみようと思ったのです。

ガイドブックで目を付けていた所を何箇所か周り
あたりを付けて行った。二日市温泉って有名ですが
意外と宿が密集していないので、温泉郷のイメージ
の場所がないのね。「ったく、しょぼいな!」と
軽く毒を吐きながら、仕方なく古い作りの共同温泉
の前で撮影することにした。

それから福岡市内に戻り、博多駅周辺の公園の下見
に行き、なかなか使える場所だったので即決。
路上ライブの会場に行き、機材を降ろし、セッティ
ングをADさんに任せて、私は給油して車を返却しに
行った。そのままライブ会場に戻り、ミュージシャ
ン達に挨拶すると、2組しか来てない…1組は休む
と聞かされていたけど、1組は熱を出してるとかで
急遽欠席らしい。どんたくのお陰で人通りが多い
だけに2組とは残念だ。

定時前にライブ開始。まずは紅一点のミュージシャ
ンから。容姿はカワイイんだけど、練習不足に声量
不足で安心して観ていられない。それでも通りすが
りの人が立ち止まって聞いて下さるので恐縮して
しまう。

そして、お気にの高校生。彼も容姿はいいんだけど
歌が微妙なんだよね。そうこうしていると大音量の
ライブの音が聞こえてきた。こっちのライブにも
軽く影響がある程だった。その音の方へとりあえず
行ってみるとステージ上でオールディーズのライブ
が行われていた。よ〜く見ると、ウチの番組に出て
もらったことのある女性ボーカリストがステージ上
に居るのがわかった。最近は営業が忙しくて、なか
なかスケジュールが合わないとかで、出てもらえな
かったんだよね。こういう営業もあるんじゃ、お忙
しいのも無理はない。

納得してウチのライブ会場に戻ると、お気にの高校
生の出番が終っていて、折角お客さんも居るので
紅一点のミュージシャンと即席ユニットで数曲演奏
することにしたらしい。面白いやないの。こういう
サービス精神が大切なのよ。

なかなか即席にしては頑張ってた。このまま二人で
組ます?って感じだった。ハンパ者とハンパ者を
合わせれば、とりあえずひとつにはなれるもんなの
ね。(また毒を吐きました)

いつもより30分早くライブは終了。撤収して解散。
局に戻り、諸々の作業をして24時前に帰宅。恒例の
半身浴の読書をし、夕飯を摂りつつ飲酒。そこで
はっと気付いた。今飲んでるワイン以外、もう家に
酒がないことを。もし、このワインで寝付けなけれ
ば、きっと熟睡は出来ない。今あるワインを大事に
大事に飲み干し、結局眠くなるのを待っていたら
29時になった。いい加減、眠れるかも。酒が切れて
る精神的圧迫感がスゴイことを知った。明日何が
あっても酒を買おうと心に誓った。って、どんな
誓いやねん!



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