難航…

2002年6月20日
今日はオーディションの日です。何度も書いている
ように人見知りの私には、とてもツライ作業です。

今日は3人ということで少しは気が楽だったけど
持ち駒の少ない中から出演者を選ぶのに多少の不安
を感じてはいました。

1組目は中学生の男の子とお母さん。男の子よりも
お母さんが答えてくれてて使えそうな感じはした。
今回収録するのは芸能人のように変身して誰かを
見返すという企画で、彼は好きな女の子がいるそう
で、ベッカムみたいにカッコよく変身して告白した
いと言うのだ。おもろいやんけ!しかし難題はコク
られる女の子がテレビ出演をOKするかということ。
いちおう女の子がOKしてくれたら出演してもらう
方向で話を終えた。

続いては高校生の女の子。あまりパッとしなかった
ので軽く落胆。

3人目の女の子は21時まで待ったけど、結局来なかっ
た。どないなっとんねん!

それから以前応募くれた子の資料などを見てみた。
まだ逢ったことがない子がたくさんいて「こういう
子にも声を掛けてみなよ」とADさんに軽く呆れた。
ホントに目先のことしか考えられない単細胞なんだ
よな…最近番組によく出てもらっているキャラの
いい素人の娘は、ADさんが勝手にボツにしてた資料
の中から何気に見付けて「逢いたいから連絡を取っ
てみて!」と指示し、収録の前日に逢って一発で
出演を決めた経緯があるのです。どんな可能性を
秘めているかわからないから、応募者には全員と
逢っておきたいんだよね。なかなか私の熱意がAD
さんには伝わらないようです。

で、今日中に台本を発注しないといけないのに変身
企画の出演者がフィックス出来ないのです。前出の
中学生の男の子のお目当ての子に出演を断られ
以前のオーディションで保留にしてた子にも都合が
悪いと断られ、八方塞がりの状態に陥りました。
こうなれば応募が多いカラオケ企画の出演希望者に
連絡を取らせつつ、私は下請け会社のPに現状報告
の電話を入れました。

局Pと下請け会社のPとの間でカラオケ企画は封印
するという取り決めが勝手に成されていて、カラオ
ケ企画に助けを求めるのはダメだと言うのです。
もう手段がないから苦肉の策を取るしか方法がない
とDが決断してるのに「局側と決めたことなので
それを覆せません!」とのこと。そんなん知るか!
ちゅう話ですわ。必ずや2本録りしないとオンエアに
間に合わないのです。それも司会さんの都合で本来
の収録日を変更させられたので間に合わなくなって
しまうという現状なのです。

とりあえず明日、下請け会社のPが局Pと掛け合う
ということで、今日の段階では結論が出ませんでし
た。でも、そんな結論を待ってからの作業では確実
にスタンバイが間に合わないと思い、カラオケ企画
をやることを前提に出演候補者を選び、ADさんに
連絡させ、スケジュールを確保しました。

それから帰宅し、作家さんに1本分の台本依頼メール
を出し、カラオケ企画の台本は私が書くことにしま
した。くっそ〜!時間がないのに余計な作業が増え
てもうた。頭が悪いくせに決定権を持つウザイやつ
らに翻弄されております。守ることばっかり考える
より自爆覚悟で勝負しろよ!どうせ何やっても視聴
率獲れないんだから、黒味流すよりカラオケでも
何でも流しといたらエエやろ!!これ位、腹をくく
って番組に対して欲しいな…所詮、地方のローカル
番組なんだし。

とにかく明後日には収録です。果たしてどうなるん
でしょうか?バカと仕事すると苦労するわ…

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