生・緒方拳。

2002年7月5日
今日は夕方からサモ・アリナンズの『ルーシー26』と
いう芝居を下北の本多劇場に観に行った。今公演が
10周年公演らしいんだけど、初めて観る劇団です。
三宅弘城さんが客演で出るので、三宅さん目当て
なんだけどね。

受付でナイロン100℃の女優さん・池津祥子さんを
目撃。おキレイだったので軽くテンションが上がっ
た。客席に入ると、今度は大人計画の女優さん・猫背
椿さんを目撃。相変らずカッチョエエな〜。その
猫背さんに『木更津キャッツアイ』でマスター役を
やってた俳優さん(名前忘れた)が挨拶してて
またもテンションが上がった。女優の中島陽子さん
も来てて、客席を見てるだけでも楽しかった。

更に登場したのは緒方拳さん!めちゃくちゃカッコ
よくてダンディだった。業界人でも畑が違うので
役者さんに生でお逢いすることが少ないので、役者
さん・女優さん系に逢うとテンションが上がるのでし
た。

肝心の芝居の方は『不思議の国のアリス』をモチー
フにしてて、26歳になっても大人になれないルー
シーが繰り広げるお話で、途中からドラッグで幻想
を見るシーンとか不思議な感じがよく出てて、結構
面白かったかな。

三宅さんの役が、最初はアクション女優上がりの
ルーシーの母で、女装したままバック転を何度も
するのに客席がどよめいていた。三宅さんはアク
ションもスゴイんだから!と心の中でちょっと嬉し
くなった。しかし、このままずっと女装かよ…と
凹んだけど、ちゃんと三宅さんらしいコミカルな役
もあったので安心しました。

荒川ちゃんこと荒川良々さんは面白いな〜。演技
なのか素なのかわからないところが実にいい味出し
てる。三宅さんとのやりとりも絶妙だった。荒川
ちゃんのお陰で非常に三宅さんの面白さが引き出さ
れてて良かったわ。

サモ・アリは面白かったけど、私の好みの役者が居な
かったので、たぶん誰か好きな役者が客演で出る事
がない限り、もう観ないかもね…

劇場を後にしようとすると、前を歩くのは緒方拳
さん。結構ガッチリされてるのね…近くで見ても
やはりダンディでした。愛車で首都高をぶっ飛ばし
帰宅。あ〜芝居はいいね、やっぱ。

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