ホントに最後の作業。

14時に目が覚め、ご飯を食べて、今朝までに書き
上げたナレーション原稿の再チェックをし、身支度
して編集室へ向った。

既に後任のDがいらしていて談笑中でした。ADさんに
原稿を渡すと「ナレ原を書かないといけないんです
ね…」と後任のDに言われて「文章の神様が降りて
くると楽勝なんですけど、降りてこないと全く書け
ないので、何度かMAに遅刻したことがありますよ」
と言うと「そうですよね〜！」とDの苦労について
しばらく話合った。

そうこうするとナレーターさんがいらして、後任の
Dを紹介すると「今日が最後なんですか？」と聞かれ
「そうですよ」と普通に答えると「送別会はしない
んですか？」と言うので「○○さん（ADさん）が
帰るタイミングでやろうと思うので、その為に戻っ
てきます！」と言うと「是非呼んで下さい！」と
言っていた。有り難い話です…

ナレーション録りが始まり、いつものようにハマる
箇所があって、ミキサーさんと一緒にアドバイス
しながら作業を進めました。

で、なんとかナレ録りを終えて、後任のDは帰って
行きました。帰り際に「今までお疲れ様でした！」
と言われて、軽く険しい表情になりつつ「今後の
番組をお願いします」と答え、最終的な引継ぎと
なった。

それから夕食タイム。今日もミキサーさんの隣りで
ウキウキ気分。でも、こんなウキウキ気分も最後
なのかと思うと少し寂しかった。

食後にMIX作業。ミキサーさんの背中を見るのも
これが最後かと思うとウルッときたけど、最後まで
作業をこなすのがDの務めなので、頑張って作業に
集中しました。

MIX作業が終り、ナレーターさんが帰る時に改めて
挨拶されて、全く気の利いたことも言えなかった。
笑いで終わらせようと思ってたのに、かなり限界が
近かった。

VHSテープにコピーしてもらってる間にミキサーさん
が話した気に軽く話題を振ってくれるんだけど、
適当にしか話を合わせられなくて、結局は所在なげ
に大部屋に行ってしまわれました。音効さんに至っ
ては何も話し掛けてくれなくて、たぶん性格が似て
るんで言葉を掛けられなかったんだと思う。

コピーが終わり、いよいよ編集室を後にする時に
「また飲みの為だけに戻って来ますので！」と軽く
笑いを誘うと、音効さんが「さっき靴の匂いを嗅い
でおいたよ、忘れないようにと思って…」と言う
ので「コワっ！」と笑いで答えておきました。ミキ
サーさんと音効さんに見送られ、編集室を後にしま
した。本当にこれが最後です。かなりウルっときて
たので、わざと下らない話をADさんにしながら局に
行きました。

清算関係を済ませ、請求書を起こし、残した備品を
袋に詰めて、ホワイトボードの行動表のネームプレ
ートを剥がし、帰宅しました。もう局にも行かない
予定。

終った…よく頑張ったよ、私。次の仕事が決まる
まで、しばし遊ばせてもらいます！今は寂しいけど
元の生活に戻れば、いい思い出になるでしょう。

さあ！引越しの段取りと福岡満喫で忙しくなるわ。
残り少ない福岡ライフを堪能します！