生・オダジョー。

2003年2月5日
今日はパルコ劇場でオダジョー主演の『スラッ
プスティックス』という芝居を観た。開演前に
直江嬢と直江嬢の元同僚のお姉さんと軽く食事
をし、生ビールを2杯ほど飲んだ。ご機嫌です。

劇場に入り、チケットに記された座席にいくと
なんと最前列!チケットを獲って頂いたお姉
さんに感謝…しかし今回の公演には取り立てて
好きな役者が出るわけではなかった。強いて
言えば古田新太かな。オダジョーは出たての頃
は好きだったんだけど、今はあんまり夢中では
ないのです。話の種に生・オダジョーを観て
みたい程度で観劇を決めて、最前列とは皮肉な
私のチケ運でございますわ。

内容は古き良き無声映画の頃のお話で、当時の
映像(たぶん…)と舞台上で実際の役を演じる
役者が展開していくという形で、演出のケラ
さんの思い入れはわかるんだけど、笑いが少な
いんで退屈しちゃって、前半は眠気との戦い
でした。ビールも飲んでたしね…(^^ゞ
古田新太がすごい太っちょの役で、肉襦袢とか
着てるんだろうけど全く違和感がなかったのが
唯一の笑える箇所かも。

いやあ、しかしオダジョーは細い!そして顔が
小さい!んでもってカワイイ!台詞もちゃんと
聞き取れるし、結構舞台もイケるのね〜。小心
者の役なんで、困ったり、苦笑する顔がめっ
ちゃステキでおました。オダジョーと並んだ
ともさかりえも負けず劣らず細かったけど、
やっぱり顔がつまみ枝豆並みに曲がってた。
相当噛み合わせが悪いのね…

約90分間の前半が終わり、15分の休憩。例の
如く、売店でお姉さんとビールを飲んでいた、
小腹が空いたのでホットドッグをアテにね。
ただでさえ眠気との戦いなのに、また飲む私っ
て懲りないっすか!?でも、これがラッキーだっ
たのでございます。何気に売店にいる人達に
目をやった時、飛び込んできたのが私がお気に
のナイロン100℃の役者さん、三宅弘城さんだっ
たのです!よくナイロンにも客演されている
二瓶鮫一さんとご一緒でした。ハンチング帽に
フワフワっとした感じのセーター姿で、相変わ
らず私服が可愛かった〜。すごい至近距離で
目が合って昇天寸前。いかんせん、もう少し
酔ってたら勢いで握手をせがんだかも知れま
せんが、まだまだ理性が邪魔しました。

休憩時間が終わり、座席に戻ろうとするとトイ
レに入っていく宮本亜門さんを目撃。嫌いじゃ
ないので結構嬉しかったっす。座席に戻り、
何気に振り向いて三宅さんの座席を確認しよう
として、また目が合った。と思いたい。今日の
芝居がどんなに面白くなくても許せる気になっ
てきた。

そして後半。前半部分のネタふりが解決して
いく内容なので退屈はしなかった。むしろ引き
込まれていったかも。後半をこれだけ引き込む
には、あれだけの前半の時間が必要なのか?と
疑問に思ったけど、っつうか要らねぇよ!と
思ったけど、三宅さんに免じて許す。(笑)
でも正直、私的にはDVDを買いたいと思うほどの
作品ではなかったかな。細かい演出は凝ってて
十分見応えあったけど、本が…!?

で、22時を軽く超えて終演。駅まで行き、直江
嬢は帰っていき、お姉さんと「1杯だけいきます
か!」と近くの居酒屋に入った。すごい知識人
なんで、今日も話してて勉強になった。特に
歌舞伎の話は、にわか獅童ファンとしては有難
いお話でした。結局、1杯のはずが生ビール2杯
を頂きました。

それから電車で帰路へ。お姉さんと路線が一緒
でして、3つ先の駅が私の降りる駅なのです。
さすがに年末の頃のような混雑はなく、快適な
感じで車内でも音楽の話などで盛り上がりまし
た。お姉さんはZIGGYさんのファンで、直江嬢と
ライブを観に行くって話は聞いてたんだけど
それが当日会場に行ってから延期になったと
いう知らせを聞いたという話にビックリ!急病
だったそうです…延期になった日に直江嬢が
行けるかわからないらしく、他に候補は居る
らしいのですが、念の為の代役をお願いされ
まして「どのCDを聴いて予習しとけば楽しめる
か?」という基本知識を伺っておりました。

あっという魔にお姉さんの地元の駅に着き、
再会を誓って別れました。で、私の地元の駅に
着き、タクシーで帰宅。お風呂に入り、コサ
キンのラジオを聴きながらワインで飲み直し
しました。は〜楽しいっ。酒と音楽と芝居と
イイ男があれば、この世は天国だわさっ!

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