藤井尚之「雲仙・ハウステンボス・ファンの集い」3日目。
2003年6月22日7時過ぎになんとか起き出し、洗面所で黙々と
ドライヤーを掛けた。まだ寝ている由美さんと
めぐちゃんに気を遣ったつもりだったけど、後
で聞いたらドライヤーの音が丸聞こえだった
らしい。申し訳なか…朝食前に髪か化粧を終え
ておきたかっただけなんだよ。7時半過ぎには
2人共起き出し、軽く身支度をして朝食会場に
向かった。ちょっとだけ待たされ、ようやく席
に案内されると偶然にも隣りの席が連れの4人組
だった。さすがに酒飲みがいないと早起き出来
るもんだよね。早々に朝食を済ませ部屋に戻っ
ていった4人でした。
バイキング形式で心が洋食モードだったんで
パンを主食にしてスクランブルエッグやベー
コン、サラダ、グレープフルーツジュースなど
を頂きました。目では一杯食べたいんだけど
軽く酒が抜けてない身体では最低限のモノしか
口に出来なかった。それでも朝食を摂ろうと
した自分の心意気が素晴らしいね。(単に食い
意地が張ってるだけとも言いますが…)
それから部屋に戻って顔創り。元の出来が悪い
からどんなに塗りたくったって変わりはないん
だけど、いちおう尚との2S写真をこれから撮る
わけで、以前ハワイツアーで撮った写真は自室
に飾ってあって、その隣りに飾られるであろう
写真なわけで、後々後悔するような出来では
見る度に凹むことは必須です。自分なりにベス
トは尽くしておきたいので、塗るだけは塗って
おきたいわけですよ。左官屋さんの如く塗り
まくっておきました。
で、9時にチェックインを済ませ、尚のサヨナラ
メッセージを聞く会場に行きました。指定され
た場所は3ブロック毎に分かれた上手側の最前列
で、既に到着していた同じ23グループの1人参加
の人と2人参加の人が端に座っていて、宴会の時
にステージ側に座らせてもらった私達は「公平
じゃなくなっちゃうから宴会の時に後ろだった
人を尚に近いセンター寄りにして並ぼう!」と
提案し、席を替わってもらった。ジャイアン
じゃないんで何もかもを独り占めにしたいとは
思わないんでね。ということで宴会の時に一番
ステージに近かった私が端っこに座ることに
なった。
そして尚が登場。学校の講堂のようなホールで
校長先生の挨拶のように尚が喋り出した。でも
朝ということもあり、たどたどしい感じ。でも
彼らしいというか味があって嫌いじゃないわ。
私自身も朝ということもあり、感性がどんより
してたんで、尚にメロった。しばらく逢えない
という危機感も拍車を掛けた。やっぱり制限が
あった方が尚はステキに思えるのかも!?
なんだかポヤ〜ンとした気持ちのまま、2S写真
の撮影タイムに突入。注意事項の説明があって
「ではCブロックの端の方からステージに上がっ
て頂きます」と言われて愕然とした。端の方っ
て私じゃん!266人中トップバッターってこと
ですか!?てっきりAブロックからだと思ってた
から完全に油断してました。この旅で初めて
緊張した瞬間だった。宴会場で尚を見ても握手
をしてもTシャツを手渡しされてもドキドキしな
かった私を、最後の最後で心臓バクバク状態に
してくれました。
そしてステージに上がり、係員に促されて尚の
隣りの椅子に座った。客席から「うわ〜っ」と
プチ歓声が起こり、軽く快感を覚えた。テン
ションはMAX振り切れてるんだけど、いちおう
オトナなので冷静さをなんとか保ち、尚の左腕
の後ろ側に入った。尚は顔が小さいので真横に
並ぶと大変な事になる。なるべく後ろに入って
遠近法で小さい私に見せなくてはならないので
ございます。自分なりに精一杯のポジションと
表情で撮影を終え、席に戻った。
ドキドキ状態で段々と浮き上がってくるポラロ
イド写真を眺めていると、まあまあの出来で
ホッと一安心。歯は見えないまでも尚が温和な
感じの表情でナイスカップルって雰囲気が醸し
出されていて、大枚掛けて来た甲斐がありまし
たわ。よく頑張ったよ、尚。そして私。
とりあえず安堵感一杯で他の人の撮影状況を
見ていると段々と尚の顔から表情がなくなって
いくのがはっきりと感じ取れた。人数もさる事
ながら毎回フラッシュをたかれて、撮影してる
カメラマンが旅行会社の社長だから乗せる言葉
を発するわけでもなく、ただ淡々と撮影を続け
てるだけだから仕方のない事かも知れない。
でも、あんな顔の尚と写真を撮っても嬉しく
ない…しかしファンにとっては貴重な1枚なんだ
よね。この瞬間の為に大枚はたいて来てるわけ
だから、どんなに尚が疲れてようとも自分に
とってはオンリーワンなんだと思う。そう考え
たら緊張したけど1番目に撮れて良かったよ。
自然な顔の尚だもの。266カット分、尚のテン
ションを上げるように仕向けてあげられる感じ
で旅行会社がケアしてあげられたら良かった
のに…って無理だろうな、やっぱり。
カメラマンが素人だから適当に撮ってるとは
思いたくないけど、シャッターを押す時の合図
が曖昧なんで目をつぶっちゃった人もいて、
旅行会社の人に掛け合って撮り直しをしてもら
ってた。公にするとキリがないから、申し出た
人だけ失敗写真を回収されての撮影ではあり
ましたけど。こういう救済は有難い話です。
ホントにファンにとってはオンリーワンの写真
ですからね。それでも一番悲惨なのは自分は
ちゃんとしてるのに尚がブサイクなパターン。
「尚之さんがブサイクなので撮り直してもらえ
ますか?」とはファンだったら口が裂けても
言えないわな。尚が半目だった人とかいなかっ
たのかな…266枚あったら1枚位はあってもおか
しくないはずなのに。アイドル時代からの習性
でフラッシュがたかれたら自然にイイ顔が出来
るってか!?
結果的に280枚近く撮ったと思われる2S写真の
撮影会が終わり、旅を締め括る尚からのお言葉
があって、彼は颯爽と舞台のソデに消えていき
ました。やっぱり素直に好きだな…って思える
人です。歪んだ愛し方ではあるけど20年近く
この私を着いてこさせた底力を感じましたね。
次の旅にも必ず来るから待っとけよ!(何様
なんだ、私…)
それから福岡市内に移動し、マリノアシティで
自由行動となった。マリノアはロケで何度も
来たんで全く興味がなく、添乗員さんに断って
福岡空港での集合にしてもらい、天神に出た。
「一蘭に行きたい」というリクエストから昼食
はラーメンになった。久々の味は相変わらず
ウマウマでした。それから天神をブラブラして
地下鉄で博多駅に向かい、そこでめぐちゃんと
サヨナラとなった。こういう瞬間が苦手なので
皆は思い思いに挨拶してたけど、私は遠巻きに
微笑を浮かべるしか出来なかった。ホントに
オトナ気のない自分に呆れるわ。ホームに残っ
ためぐちゃんに車内の6人が思いっきり手を
振ってて、ひょっとしたら尚よりも芸能人に
めぐちゃんが見えた光景だったかも。寂しさの
中でもププっと笑えたのが幸いでした。
それから福岡空港に到着。多美さんは一足お先
に名古屋行きの飛行機に搭乗すべくサヨナラ。
程なくしてマリノアからのバスが着き解散。
羽田発着組の乗る便より15分遅れの飛行機に
乗る私は一緒にお土産を買ったりして時間を
潰し、皆の搭乗を見送りました。
羽田では由美さんに待っててもらって、私の
愛車でご自宅近くまで送ってから帰宅。一気に
皆と別れたわけではなかったので寂しさが薄ま
った感じかな。疲れたけどホントに楽しい旅
でございました。またいい旅をしましょう、皆
さん!しかし今年のメインイベントがこれで
終了…残りはどうしたらよかと?
ドライヤーを掛けた。まだ寝ている由美さんと
めぐちゃんに気を遣ったつもりだったけど、後
で聞いたらドライヤーの音が丸聞こえだった
らしい。申し訳なか…朝食前に髪か化粧を終え
ておきたかっただけなんだよ。7時半過ぎには
2人共起き出し、軽く身支度をして朝食会場に
向かった。ちょっとだけ待たされ、ようやく席
に案内されると偶然にも隣りの席が連れの4人組
だった。さすがに酒飲みがいないと早起き出来
るもんだよね。早々に朝食を済ませ部屋に戻っ
ていった4人でした。
バイキング形式で心が洋食モードだったんで
パンを主食にしてスクランブルエッグやベー
コン、サラダ、グレープフルーツジュースなど
を頂きました。目では一杯食べたいんだけど
軽く酒が抜けてない身体では最低限のモノしか
口に出来なかった。それでも朝食を摂ろうと
した自分の心意気が素晴らしいね。(単に食い
意地が張ってるだけとも言いますが…)
それから部屋に戻って顔創り。元の出来が悪い
からどんなに塗りたくったって変わりはないん
だけど、いちおう尚との2S写真をこれから撮る
わけで、以前ハワイツアーで撮った写真は自室
に飾ってあって、その隣りに飾られるであろう
写真なわけで、後々後悔するような出来では
見る度に凹むことは必須です。自分なりにベス
トは尽くしておきたいので、塗るだけは塗って
おきたいわけですよ。左官屋さんの如く塗り
まくっておきました。
で、9時にチェックインを済ませ、尚のサヨナラ
メッセージを聞く会場に行きました。指定され
た場所は3ブロック毎に分かれた上手側の最前列
で、既に到着していた同じ23グループの1人参加
の人と2人参加の人が端に座っていて、宴会の時
にステージ側に座らせてもらった私達は「公平
じゃなくなっちゃうから宴会の時に後ろだった
人を尚に近いセンター寄りにして並ぼう!」と
提案し、席を替わってもらった。ジャイアン
じゃないんで何もかもを独り占めにしたいとは
思わないんでね。ということで宴会の時に一番
ステージに近かった私が端っこに座ることに
なった。
そして尚が登場。学校の講堂のようなホールで
校長先生の挨拶のように尚が喋り出した。でも
朝ということもあり、たどたどしい感じ。でも
彼らしいというか味があって嫌いじゃないわ。
私自身も朝ということもあり、感性がどんより
してたんで、尚にメロった。しばらく逢えない
という危機感も拍車を掛けた。やっぱり制限が
あった方が尚はステキに思えるのかも!?
なんだかポヤ〜ンとした気持ちのまま、2S写真
の撮影タイムに突入。注意事項の説明があって
「ではCブロックの端の方からステージに上がっ
て頂きます」と言われて愕然とした。端の方っ
て私じゃん!266人中トップバッターってこと
ですか!?てっきりAブロックからだと思ってた
から完全に油断してました。この旅で初めて
緊張した瞬間だった。宴会場で尚を見ても握手
をしてもTシャツを手渡しされてもドキドキしな
かった私を、最後の最後で心臓バクバク状態に
してくれました。
そしてステージに上がり、係員に促されて尚の
隣りの椅子に座った。客席から「うわ〜っ」と
プチ歓声が起こり、軽く快感を覚えた。テン
ションはMAX振り切れてるんだけど、いちおう
オトナなので冷静さをなんとか保ち、尚の左腕
の後ろ側に入った。尚は顔が小さいので真横に
並ぶと大変な事になる。なるべく後ろに入って
遠近法で小さい私に見せなくてはならないので
ございます。自分なりに精一杯のポジションと
表情で撮影を終え、席に戻った。
ドキドキ状態で段々と浮き上がってくるポラロ
イド写真を眺めていると、まあまあの出来で
ホッと一安心。歯は見えないまでも尚が温和な
感じの表情でナイスカップルって雰囲気が醸し
出されていて、大枚掛けて来た甲斐がありまし
たわ。よく頑張ったよ、尚。そして私。
とりあえず安堵感一杯で他の人の撮影状況を
見ていると段々と尚の顔から表情がなくなって
いくのがはっきりと感じ取れた。人数もさる事
ながら毎回フラッシュをたかれて、撮影してる
カメラマンが旅行会社の社長だから乗せる言葉
を発するわけでもなく、ただ淡々と撮影を続け
てるだけだから仕方のない事かも知れない。
でも、あんな顔の尚と写真を撮っても嬉しく
ない…しかしファンにとっては貴重な1枚なんだ
よね。この瞬間の為に大枚はたいて来てるわけ
だから、どんなに尚が疲れてようとも自分に
とってはオンリーワンなんだと思う。そう考え
たら緊張したけど1番目に撮れて良かったよ。
自然な顔の尚だもの。266カット分、尚のテン
ションを上げるように仕向けてあげられる感じ
で旅行会社がケアしてあげられたら良かった
のに…って無理だろうな、やっぱり。
カメラマンが素人だから適当に撮ってるとは
思いたくないけど、シャッターを押す時の合図
が曖昧なんで目をつぶっちゃった人もいて、
旅行会社の人に掛け合って撮り直しをしてもら
ってた。公にするとキリがないから、申し出た
人だけ失敗写真を回収されての撮影ではあり
ましたけど。こういう救済は有難い話です。
ホントにファンにとってはオンリーワンの写真
ですからね。それでも一番悲惨なのは自分は
ちゃんとしてるのに尚がブサイクなパターン。
「尚之さんがブサイクなので撮り直してもらえ
ますか?」とはファンだったら口が裂けても
言えないわな。尚が半目だった人とかいなかっ
たのかな…266枚あったら1枚位はあってもおか
しくないはずなのに。アイドル時代からの習性
でフラッシュがたかれたら自然にイイ顔が出来
るってか!?
結果的に280枚近く撮ったと思われる2S写真の
撮影会が終わり、旅を締め括る尚からのお言葉
があって、彼は颯爽と舞台のソデに消えていき
ました。やっぱり素直に好きだな…って思える
人です。歪んだ愛し方ではあるけど20年近く
この私を着いてこさせた底力を感じましたね。
次の旅にも必ず来るから待っとけよ!(何様
なんだ、私…)
それから福岡市内に移動し、マリノアシティで
自由行動となった。マリノアはロケで何度も
来たんで全く興味がなく、添乗員さんに断って
福岡空港での集合にしてもらい、天神に出た。
「一蘭に行きたい」というリクエストから昼食
はラーメンになった。久々の味は相変わらず
ウマウマでした。それから天神をブラブラして
地下鉄で博多駅に向かい、そこでめぐちゃんと
サヨナラとなった。こういう瞬間が苦手なので
皆は思い思いに挨拶してたけど、私は遠巻きに
微笑を浮かべるしか出来なかった。ホントに
オトナ気のない自分に呆れるわ。ホームに残っ
ためぐちゃんに車内の6人が思いっきり手を
振ってて、ひょっとしたら尚よりも芸能人に
めぐちゃんが見えた光景だったかも。寂しさの
中でもププっと笑えたのが幸いでした。
それから福岡空港に到着。多美さんは一足お先
に名古屋行きの飛行機に搭乗すべくサヨナラ。
程なくしてマリノアからのバスが着き解散。
羽田発着組の乗る便より15分遅れの飛行機に
乗る私は一緒にお土産を買ったりして時間を
潰し、皆の搭乗を見送りました。
羽田では由美さんに待っててもらって、私の
愛車でご自宅近くまで送ってから帰宅。一気に
皆と別れたわけではなかったので寂しさが薄ま
った感じかな。疲れたけどホントに楽しい旅
でございました。またいい旅をしましょう、皆
さん!しかし今年のメインイベントがこれで
終了…残りはどうしたらよかと?
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