アブラーズライブ?

2003年9月22日
電話の相手は福岡でライブ中の兄でした。テレ
ビ電話を繋いで、双方の会場での熱狂ぶりの
やりとりなんかがあったりして、確執説払拭に
努めてました。でも粋な演出だったかな。それ
ぞれの会場でチェッカーズファンがデビュー
20周年のこの日を祝福してるっていうのが微笑
ましいじゃないですか!とにかく全ての物事を
幸せに思えるライブってステキな空間だなと
つくづく実感しました。

まったりとしたMCタイムを終え、次のブロック
に突入。このブロックは歌モノが中心でした。
チェッカーズのアルバムやシングルのカップリ
ングには兄以外のメンバーがメインボーカルを
務める曲が入っていて、結構ライブでやると
盛り上がるのです。

まずは裕ちゃんの♪Missアニーの証言。
しかし今日の裕ちゃんはめっちゃカッコよくて
途中でトヨエツに見えてくる程だったんだけど
チェッカーズの時から渋いとは思ってたけども
こんなにもオトナの色気を身に付けたとは想像
だにしなかったね。天然水のCFの爽やか裕ちゃ
んとは全く違ってた。ステキだったわ…

で、クロベエの♪青い目のHigh School Queen。
懐かし過ぎたね〜。解散してから個人的には
この曲をLPやCDで聴いたことないんじゃない
かな。それでも皆と一緒に大合唱出来たよ。
とってもシンプルな曲なんで身に染み付いてた
のかな。素でノリノリになってました。

次は待ちに待ったトオル氏の♪ジェイルハウス
・ラブ。心の底から歌ったよ〜。曲調も盛り
上がる感じだから会場全体がヒートアップして
いった。ここは武道館か!?って位に若かりし頃
の思い出がフィードバックした。あんなに遠い
位置から観てたメンバーが目の前ですもんね。
は〜感慨深いわ…

ラストは尚の♪Lonely Soldier。
この曲はチェッカーズ時代から個人的にここ
一番に聴く大切な曲だった。でも尚ツアーで
散々聴いてるから、今日は他の3メンバーの歌程
新鮮味がなかったかな。「あ〜やっぱり…」的
な予定調和な感じに正直萎えた。尚に着いて
きた故に感じる想いなのかも。

一通り盛り上がって、またMC。更に酒が入って
いくメンバー。さすがにネタも切れてきたのか
「MCをやるっていうのは大変だね〜」みたいな
愚痴も出てきて、基本はフロントメンバーが
ライブを回してきたからアブラのメンバーには
荷が重かったみたい。そのせいか「また演ろう
よ!」だの「今度はツアーで!」などのリップ
サービスも飛び出し期待は高まる一方。正直、
何度でもアブラのライブは観たいけど、期待
だけさせられて終わるようなカッコ悪い感じは
して欲しくないから、本人達とファンとの温度
差を考えながらやって欲しいって思ったな。

で、最後のブロックを前にゲストが呼び込まれ
た。サポートメンバーのカンペーさんとアン
ディさんでした。懐かしいなぁ…カンペーさん
太りました!?でも優しい包み込むような笑顔は
変わりないや。っていうか今の私は何歳なんだ
よ!気分はまるで10代のピチピチギャルだぜ、
体力的にはかなり疲労困憊なんだけど…(^^ゞ

なだれ込むようにチェッカーズ時代のインスト
から今回の為に作られた新曲に流れ、カッコ
よさを演出しつつも笑いの要素を忘れないステ
ージングがなされ、またチェッカーズ時代の
インストに戻るというファンのツボをつく内容
で大盛り上がり!メンバー自身も盛り上がって
きたようでクロベエがおバカなサンバを踊るわ
尚がトオル氏に土下座したりと、40代を目前と
してるオトナ達の行動とは思えませんでした。
でもそれがまた楽しくてね〜、幸せを実感した
よ。そのままメンバーも客もヘロヘロのまま
本編ラストの新曲で会場が一体となった。
♪太陽を追いかけろ〜という短い歌詩だけの
インストモノで、とても優しい感じの曲だった
。しかし尚が途中でコーラスの箇所を間違えた
りして、尚仲間が本人を指差して爆笑してたの
に「さすがは厳しいわね!」と思った。ソロの
尚は「支えてあげなきゃ!」っていう母性本能
みたいな気持ちで見てるけど、アブラという
年上のメンバー達に囲まれた尚には容赦なしに
ツッこめる感じっていうのかな、なんか小生意
気で悪い感じの尚なんだよね。またそれがイイ
んですけど…やっぱり改めて尚が好きなんだ!
と実感しましたよ。

大盛り上がりのまま終演。そのままCLUBとして
営業するってことで余韻に浸りたい客はその場
に残って飲んだり、踊ったりしてられるという
粋な計らいもあったけど、物販のTシャツを買っ
て、会場前で記念撮影をして、そのままとっと
と会場を後にし、有楽町へ出た。その場で余韻
に浸るよりも落ち着いてガッツリ飲みながら
お互いの労をねぎらいたかったのです。

炭火焼の店に入り、お疲れさんの乾杯!生ビー
ルがめちゃめちゃ旨かった。それぞれ周りの客
との戦いがあったようで、どれだけ大変だった
かを愚痴りながらも自然とライブの楽しかった
ことが話題の中心になり、それを肴に結果的
には楽しい宴席となった。楽しかったことを
話している時の仲間の顔は非常にステキな表情
だった。やっぱり皆、気持ちは10代に戻ったん
だと思った。若い頃の気持ちと同じ気持ちに
なれるっていうのは素晴らしいことだわね。

生ビールからワインに流れて、疲労困憊の身体
に深〜く染みていった。幸せなライブを観て、
幸せな話を肴に酒を飲んで、幸せな気分で酔っ
ていく…人生最大級の幸せを感じた。しかし
時間は無情で終電が迫り、さえちゃんが一足先
に店を出て行った。程なくして全員、店を出る
時間になった。幸せが永遠でないからこそ、
また幸せな時間を求めて生きていけるんだわ…
次の再会を約束して解散。共に戦った同士とし
て、また絆が深まった気がしたな。これからも
幸せな時間を共有しましょうね。

っつうことで帰宅。早速、チェッカーズのCDを
引っ張り出してる酔っ払いの私でした。は〜、
幸せ…

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