岡村靖幸ライブ。

2003年9月28日
先週に引き続き青春プレイバックライブとでも
言いましょうか(表現古っ!)、今日は愛しの
岡村靖幸ちゃんの復活ライブを観にZeep Tokyo
へ。LIVE EPICの件があったので多少開催自体
を不安に思っていたけど、とりあえずドタキャ
ンの知らせがなかったので、ベスト盤をフル
ボリュームで聴きながら愛車で青海を目指し
ました。

駐車場に車を停め、CDを聴きながら時間調整。
2階指定席なのでガッついて行くこともない
から開演時間間際に会場入りしようと思ってた
のです。一人、車内で岡村のCDを聴きながら
テンションが上がっていく自分が面白かった。
先週同様、精神だけはどんどん若返っていく
のが実感出来るんだよね。仕事柄というのも
あるし、性格的にオトナになっていくに従って
ライブとかを観てもクールな見方しか出来なく
なってた。自分を忘れて騒ぐなんてホントに
ここ数年なかったね。今月観たライブ2本で土台
が出来つつあって、とどめがコレか!って感じ
なのかも。

席に進むと上手の3列目、まあまあでしょうか。
開演前に関係者席にミッチー王子が若い女子を
お連れになって鎮座なさいました。1階スタン
ディングのお客様達が気付かれて軽く騒ぎに
なってましたが、穏やかな微笑でその場を沈静
なさってました。オトナになったね、ミッチー
ったら。そんな騒ぎからしばらくして関係者席
に入っていくちっちぇオトコに目がいった。
黒のTシャツに黒のパンツ、黒のキャップに黒の
グラサンに腰にオレンジのブルゾンを巻いてる
個性的なファッションセンス…まさしく仮の
人間の姿の閣下でした。10月にリリースされる
閣下のアルバムに岡村が参加してるし、ライブ
の主催が○本だったりするんで、ロビーで閣下
付きのプロデューサーの人を見掛けたりしたん
で「ひょっとして!?」と思ってたけど、案の定
いらしたわね。一粒で二度美味しいライブが
今月二度目ですぜ。あ〜幸せっ。っつうか誰も
閣下の存在には気付かないよね。ミッチー王子
も気付いてなかったし。密かに喜んでる私の姿
も客観的に思えば笑えるな…

開演時間を30分過ぎて待ちきれない客の拍手で
ようやく岡村が登場。直江嬢から「岡村って今
100?あるらしいよ」という事前情報を得ていて
なんかのイベントにシークレットゲストで出た
時の写真を見て「おやっ?」と苦笑いをしたん
だけど、やっぱり実際に観たらデカい感じは
否めなかった。ひょうきん族でウガンダさんが
やってたマイケル・ジャクソンみたいだった。
でもカッコいいオーラを全く失くしてないのが
素晴らしくて、瞬時に岡村ワールドに引き込ま
れてしまいました。前に観た時が中途半端の
年齢で、中途半端に太って、中途半端にダンス
をする姿が‘エクササイズ’に見えて落胆させ
てくれて、それから表舞台から消えたんだけど
見事に中途半端さを払拭して帰ってきたね。
太ってる姿も着ぐるみみたいで可愛ささえも
感じたもん。無駄に歳を重ねてこなかった証
ですよ。手放しで岡村バンザイ!って思った。

ライブ中における客が歌う声が気に障って仕方
がない派の私が、周りの客の歌声に酔ってしま
いましたからね。皆が岡村の復活を心待ちに
していた証拠でしょう、ソラで歌えるんです
もの。アレンジが変わってるものもあって最初
の歌詞ではノリ損なっちゃうんだけど、途中
からバッチリ曲を理解して、そこからは私も
ソラで歌えました。岡村自身も昔のように客に
委ねる部分とかも見据えてて「サンキュ!」と
短くシャウトで返してくれると、思わずキュ〜
ンってなっちゃうのも計算ずくなんだろうな。
そこにいるのは着ぐるみ並の岡村なんだけど
3割減に観えてくるのが不思議ね…

ダンスも精一杯やってましたよ。あんだけデカ
いと‘エクササイズ’とかいうチマチマした
ものではなく‘着ぐるみショー’として完全に
成立してましたし…それも歌がしっかりしてる
からだからね!っつうか後にも先にも彼独特の
オーラなんだと思うな。表舞台から消えた彼は
裏舞台でしっかりと実績を重ねてた。そのまま
裏舞台で根付いちゃう人も多いけど、彼は虎視
眈々と表舞台へのきっかけを待ってたんだと
思う。どういういきさつで閣下のアルバムに
参加することになったのかは今はわからない
けど、ずっと好きでいた閣下とずっと好きでい
続けた岡村がコラボレーションを組むのは根底
で繋がってたって気がして嬉しい。グループ魂
のライブに獅童くんが出たように、一見放射線
状な自分の趣味が太く絡まってくると自分の
センスが間違ってないんだって自信を持つわ。
もっと根本を言えば、10代で得た感性が基本と
なってその後の感性を決めるんだな。だから
若いうちに幅広い世界に触れることが大事だと
思います。

本編とアンコールの間が長過ぎ!って多少段取
りの悪さも感じたけど、7年振りのライブの初日
だと思えば許すよ。衣装も替わり映えがしない
のも体型のせいかな…ヒップホップの領域を
超えてるよね!?でもどんな姿でも皆はアナタを
待ってたんだよ。女子だけでなく、男子も彼の
存在を待ってたのがスゴイって思った、野太い
声で歌ってたもん。普通に岡村の真似したオト
コには腹立つと思うんだ。野郎達は岡村から何
を学ぼうとして集ってるんだろうかね!?そんな
側面から考えても岡村に魅せられた人って興味
あるよな。それだけ偉大な人なんだと思う、
岡村って。

私にとって…っていうか初期の岡村ファンに
とって♪Out of Blueっていう曲は特別な曲で
♪カルアミルクと♪イケナイコトカイの3曲の
うちでどこかで涙腺決壊は確実だって思ってた
けど、なんとか2曲を切り抜けてラストソングの
♪Out of Blueになった時に思いの他、爽快感で
一杯だったのよね。かなりの盛り上がりだった
し「戻ってきたんだよね、岡村!」って感じを
ヒシヒシと受けた。彼のスタートの曲を今日の
この日にまた聞けて、スタートの意義を感じた
んだから名曲中の名曲なんだよね、♪Out of
Blueって曲は。

「キミと僕の子供を作ろう!」ってなことを
途中で言い出して、昔のライブでも言ってたと
思うんだけど、昔は「いや〜ん」って恥じらい
の心があった。しかし今は物凄く食いつきたい
ですね。冷凍保存して岡村の子種を物販して
もらえないもんかしら…あんなに才能のある人
の子供なら養育費なしでもいいから、いくら
だって産みたいもんなぁ。岡村に似た子供を
育てる人生ってステキじゃな〜い?って、うっ
とりと妄想に浸る時間もございました。

とりあえず今日のライブに参加出来たことを
幸せに思った。次回はツアー楽日の来月15日。
ツアーで日本を周って待ちわびたファンの魂を
感じて東京に帰っておいで。その間に体重も
絞っておいで。大勢の愛を携えた岡村を見届け
てやるからよ!って私も苦手な『家庭教師』の
CDを勉強しておきますっ!!

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