錦秋花形歌舞伎@川口
2003年11月5日今日は『錦秋花形歌舞伎』の川口公演を観に
川口リリアホールに行った。直江嬢を日本武道
館前でピックアップして道に迷うことなく川口
に着き、ドドールで軽メシをした。川口って
初めて来たかも…
会場入りすると花道寄りの端っこの9列目。ちと
微妙な感じ。しかし客の入りが素晴らしいっ!
3階席までぎっしり埋め尽くされている感じ。
巡業というのはこんな雰囲気なわけね。そして
開演。
やっぱり花道に出たばかりの役者の顔が端の席
過ぎて見えない。完璧に後姿状態だわ、ちっ…
一幕は『三人吉三巴白波〜大川端庚申塚の場』
で、お坊吉三が勘太郎くん、お嬢吉三が七之助
くん、そして和尚吉三が獅童くんという配役。
会場が広い分、若干台詞が聞き取り辛いのが気
になったけどストーリー的には解り易くて話に
す〜っと入れた。相変わらず七之助くんの女形
は綺麗で、勘太郎くんの声は勘九郎さんにクリ
ソツでした。肝心の獅童くんはヅラ姿がイマイ
チだったかな。立ち居振る舞いなんかは品が
あってよかったんだけど、どうも顔の印象が
好きな感じではなかった。あくまでも個人的な
フェチな部分でなんで、芝居自体はとても頑張
ってるのは伝わってきた。
休憩を挟んで二幕の『芸談』がスタート。スー
ツ姿の3人が登場。一目で「カッコええ〜!」と
思った。『芸談』といってもフタを開けてみれ
ばトークショー的な要素が強く、非常に興味
深いものだった。客席からの質問コーナーなど
もあったりしてラフな雰囲気の中、育ちの良さ
に比例した真摯な受け答えの勘太郎くん&七之
助くんに対して、盛り上げようとサービス精神
溢れる受け答えをする獅童くんという図式が
面白かった。今はいろんな波に乗ってる獅童
くんだからこそ成立してるけど、間違えれば
引き波を起こしそうな臭いがプンプンするから
気を付けて頂きたいものだわ。所詮、彼も品が
いいからワルぶってるのがウソっぽく見える
ようになった時がヤバイからね。
そしてまた休憩を挟んで三幕の『棒しばり』が
開演。獅童くんが曽根松兵衛という大名役で
次郎冠者が勘太郎くん、太郎冠者が七之助くん
という配役。この獅童くんはカッコよかった。
彼は大名とか偉いさんの役がハマるね。とは
言え、最初と最後しか出てこなかったけどね…
見せ場は勘太郎くんと七之助くんの見事な踊り
とコミカルな演技でした。片や棒に縛られた姿
で片や後手に縛られた姿で激しい動きの踊りを
ダイナミックに披露するのです。躍動感があっ
て圧倒されました。これを熟年の役者さんが
やるとどうなるんだろう?ってちょっと思い
ましたけども。
見事な2人の踊りと男前大名にウットリしてる
うちに終演。2度に渡るカーテンコールに大満足
して会場を後にしました。あ〜面白かった。
あと2回も観る機会があると思うと嬉しいワイ!
直江嬢を家までお送りし、いつもの如く首都高
をぶっ飛ばして帰宅。
獅童くんを通してだけだけど歌舞伎っていう
ものの敷居が自分の中でどんどん低くなって
いく。まだまだわからないことは沢山あるけど
面白さみたいなものは感じることが出来るよう
になった。獅童くん自身がそういう作品への
出演にこだわってきてるからだと思うんで、
まんまと彼の戦術に乗せられてるんだろうな。
他人の思惑に乗せられるのが嫌いな私だった
けど、新しい楽しみに出会えるなら少し緩和し
てもいいのかも!?と思い始めてる私であった。
完璧に獅童くんペースやん…(苦笑)
川口リリアホールに行った。直江嬢を日本武道
館前でピックアップして道に迷うことなく川口
に着き、ドドールで軽メシをした。川口って
初めて来たかも…
会場入りすると花道寄りの端っこの9列目。ちと
微妙な感じ。しかし客の入りが素晴らしいっ!
3階席までぎっしり埋め尽くされている感じ。
巡業というのはこんな雰囲気なわけね。そして
開演。
やっぱり花道に出たばかりの役者の顔が端の席
過ぎて見えない。完璧に後姿状態だわ、ちっ…
一幕は『三人吉三巴白波〜大川端庚申塚の場』
で、お坊吉三が勘太郎くん、お嬢吉三が七之助
くん、そして和尚吉三が獅童くんという配役。
会場が広い分、若干台詞が聞き取り辛いのが気
になったけどストーリー的には解り易くて話に
す〜っと入れた。相変わらず七之助くんの女形
は綺麗で、勘太郎くんの声は勘九郎さんにクリ
ソツでした。肝心の獅童くんはヅラ姿がイマイ
チだったかな。立ち居振る舞いなんかは品が
あってよかったんだけど、どうも顔の印象が
好きな感じではなかった。あくまでも個人的な
フェチな部分でなんで、芝居自体はとても頑張
ってるのは伝わってきた。
休憩を挟んで二幕の『芸談』がスタート。スー
ツ姿の3人が登場。一目で「カッコええ〜!」と
思った。『芸談』といってもフタを開けてみれ
ばトークショー的な要素が強く、非常に興味
深いものだった。客席からの質問コーナーなど
もあったりしてラフな雰囲気の中、育ちの良さ
に比例した真摯な受け答えの勘太郎くん&七之
助くんに対して、盛り上げようとサービス精神
溢れる受け答えをする獅童くんという図式が
面白かった。今はいろんな波に乗ってる獅童
くんだからこそ成立してるけど、間違えれば
引き波を起こしそうな臭いがプンプンするから
気を付けて頂きたいものだわ。所詮、彼も品が
いいからワルぶってるのがウソっぽく見える
ようになった時がヤバイからね。
そしてまた休憩を挟んで三幕の『棒しばり』が
開演。獅童くんが曽根松兵衛という大名役で
次郎冠者が勘太郎くん、太郎冠者が七之助くん
という配役。この獅童くんはカッコよかった。
彼は大名とか偉いさんの役がハマるね。とは
言え、最初と最後しか出てこなかったけどね…
見せ場は勘太郎くんと七之助くんの見事な踊り
とコミカルな演技でした。片や棒に縛られた姿
で片や後手に縛られた姿で激しい動きの踊りを
ダイナミックに披露するのです。躍動感があっ
て圧倒されました。これを熟年の役者さんが
やるとどうなるんだろう?ってちょっと思い
ましたけども。
見事な2人の踊りと男前大名にウットリしてる
うちに終演。2度に渡るカーテンコールに大満足
して会場を後にしました。あ〜面白かった。
あと2回も観る機会があると思うと嬉しいワイ!
直江嬢を家までお送りし、いつもの如く首都高
をぶっ飛ばして帰宅。
獅童くんを通してだけだけど歌舞伎っていう
ものの敷居が自分の中でどんどん低くなって
いく。まだまだわからないことは沢山あるけど
面白さみたいなものは感じることが出来るよう
になった。獅童くん自身がそういう作品への
出演にこだわってきてるからだと思うんで、
まんまと彼の戦術に乗せられてるんだろうな。
他人の思惑に乗せられるのが嫌いな私だった
けど、新しい楽しみに出会えるなら少し緩和し
てもいいのかも!?と思い始めてる私であった。
完璧に獅童くんペースやん…(苦笑)
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