DIAMOND DOGS 『Temptation』
2004年3月26日 演劇博品館劇場にDIAMOND DOGS(以下D☆D)の公演『Temptation』を
観に行った。目当てはリーダーの東山義久さんというダンサー
さんです。席は2列目という良席。いざ開演。
最初は和太鼓演奏をしながら格闘技っぽい動きのダンスを絡めて
男らしさをアピールした感じ。和太鼓に関してはレオさま(レナ
ード衛藤氏)で馴染みがあるからハンパなことを演っていれば
わかっちゃうと思うんだけど、これがまたなかなか頑張ってたん
ですな。ダンスで鍛えている身体とリズム感で、実に厚みのある
多彩なアンサンブルを聴かせてくれて正直驚きました。レオさま
がアンサンブルを演る時にメンバーひとりひとりに目線を配って
いるのと同じように東山さんが他のメンバーに目線を配ってた
のがスゴイなって思ったんだけど、他のメンバーは必死らしく
全く東山さんの目線に気付くことなく演奏してたのを観て、東山
さんだって余裕があるわけではないのにメンバーを気遣うところ
にまた惚れた。
今回は色をテーマにして場面が変わっていくんだけど照明がとて
も綺麗で、その中で硬軟織り交ぜたダンスとMITSUさんとKYOHEI
さんの抜群の歌唱力でシーンを表現していくのはなかなか見応え
があった。私自身がD☆Dを見慣れてきたのもあるけど、見る度に
しっくりくるというか進化している感じがわかるんだな。どん
どん引き込まれていくもんね。東山さんが出てると東山さんしか
見てないけど、東山さんが出てない場面でも他のメンバーで充分
満足出来るようになってきている自分にビックリ。特にMITSUさん
の歌はいいなぁ…表現力が素晴らしい。顔も嫌いな感じではない
し惹かれてるのかも!?
そんなウットリモードのダンス中心の展開から休憩を挟んでガラ
っと雰囲気が変わって小ネタ満載の小芝居に移行していった。
本人達は芝居をしているつもりなんだろうけど、どこかに胡散
臭さを感じてしまって‘小芝居’にしか見えないのが発展途上の
ユニットなんだなと実感した。台詞なのか、普段のフリートーク
なのか、そういう線引きを客に感じさせない言葉を発するのが
真のエンターテナーだから彼らはまだまだだと思う。ダンスだけ
ではない幅広い表現力を追求するならもっと頑張ってもらいたい
と思いました。
小芝居の後はダンスと歌で畳み掛ける感じで一気に盛り上がって
いった。1輪の薔薇を取り合っていくダンスの中では、いつの間
にか茎が取れてしまい、花だけを掴み難そうに踊っているのが
気になった。あれは演出!?それともハプニング!?謎だ…
でも気付けばステージにすっかり引き込まれたまま終演。難点は
気に掛かるものの、完全にD☆Dワールドにハマっていく自分が
わかる。まさに公演名通り‘誘惑’されまくりましたわ。次は
楽日か…更に進化したD☆Dが観たいっすね!
観に行った。目当てはリーダーの東山義久さんというダンサー
さんです。席は2列目という良席。いざ開演。
最初は和太鼓演奏をしながら格闘技っぽい動きのダンスを絡めて
男らしさをアピールした感じ。和太鼓に関してはレオさま(レナ
ード衛藤氏)で馴染みがあるからハンパなことを演っていれば
わかっちゃうと思うんだけど、これがまたなかなか頑張ってたん
ですな。ダンスで鍛えている身体とリズム感で、実に厚みのある
多彩なアンサンブルを聴かせてくれて正直驚きました。レオさま
がアンサンブルを演る時にメンバーひとりひとりに目線を配って
いるのと同じように東山さんが他のメンバーに目線を配ってた
のがスゴイなって思ったんだけど、他のメンバーは必死らしく
全く東山さんの目線に気付くことなく演奏してたのを観て、東山
さんだって余裕があるわけではないのにメンバーを気遣うところ
にまた惚れた。
今回は色をテーマにして場面が変わっていくんだけど照明がとて
も綺麗で、その中で硬軟織り交ぜたダンスとMITSUさんとKYOHEI
さんの抜群の歌唱力でシーンを表現していくのはなかなか見応え
があった。私自身がD☆Dを見慣れてきたのもあるけど、見る度に
しっくりくるというか進化している感じがわかるんだな。どん
どん引き込まれていくもんね。東山さんが出てると東山さんしか
見てないけど、東山さんが出てない場面でも他のメンバーで充分
満足出来るようになってきている自分にビックリ。特にMITSUさん
の歌はいいなぁ…表現力が素晴らしい。顔も嫌いな感じではない
し惹かれてるのかも!?
そんなウットリモードのダンス中心の展開から休憩を挟んでガラ
っと雰囲気が変わって小ネタ満載の小芝居に移行していった。
本人達は芝居をしているつもりなんだろうけど、どこかに胡散
臭さを感じてしまって‘小芝居’にしか見えないのが発展途上の
ユニットなんだなと実感した。台詞なのか、普段のフリートーク
なのか、そういう線引きを客に感じさせない言葉を発するのが
真のエンターテナーだから彼らはまだまだだと思う。ダンスだけ
ではない幅広い表現力を追求するならもっと頑張ってもらいたい
と思いました。
小芝居の後はダンスと歌で畳み掛ける感じで一気に盛り上がって
いった。1輪の薔薇を取り合っていくダンスの中では、いつの間
にか茎が取れてしまい、花だけを掴み難そうに踊っているのが
気になった。あれは演出!?それともハプニング!?謎だ…
でも気付けばステージにすっかり引き込まれたまま終演。難点は
気に掛かるものの、完全にD☆Dワールドにハマっていく自分が
わかる。まさに公演名通り‘誘惑’されまくりましたわ。次は
楽日か…更に進化したD☆Dが観たいっすね!
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