更に幸せな誕生日〜プレゼントは三宅弘城さん。
2004年12月9日 演劇東京會舘からの帰り道、両親を会社に迎えに行ってから帰宅。
急いで夕飯の支度を済ませ、新宿に向かった。ナイロン100℃の
『消失』を観に紀伊国屋ホールで直江嬢と合流し、いざ開演。
休憩なしの3時間弱というお知らせに、充分に三宅弘城さんを堪能
出来るなと期待大ですわ。
大倉くんとみのすけの2ショットからのスタートにワクワク感は
増していきました。大倉くんのカッコよさにみのすけの可愛さで
ハートは鷲掴み。更に三宅さんの登場にクラっときたわ。金髪に
されたのですね〜！三宅さんって典型的な和顔だけど色白だから
金髪が似合うのです。ロシア人みたいな感じ!?いやあ〜男前に
なってましたよ。三宅さんの登場から顔がニヤケっぱなしで芝居
は進んでいきました。
今回の出演者はナイロンの三宅さん・みのすけ・大倉くん・犬山
さん・松永さんに客演の八嶋智人さんという6名だけなので、ケラ
さんが書く作品でわりとハズレのないパターンだったから期待感
はあったけど、それに充分応えてくれた作品でした。セットも
衣装もオシャレな感じでナイロンらしさが出てたな〜。ナイロン
の公演に三宅さんがしばらく出てなかったので観る機会もなかっ
たんだけど、久々に観れてなんだか懐かしさを感じてしまいまし
た。定番でいいんだよ。でも人気が出てしまったことで目新しい
ことを要求されて、流れに身を任せるままに吉と出たり凶と出た
りして、それが評価されて今までの発想力に影響してきたりも
したと思うんだ。大人計画の『イケニエの人』がその典型的な
感じがして、ナイロンの今公演が真逆だったんで嬉しかったの
かもね。
みのすけが主役で、そのお兄さんが大倉くんで、お兄さんの親友
が三宅さんで、みのすけが恋焦がれる相手が犬山さんで、みの
すけ兄弟の住む家に下宿するのが松永さんで、みのすけ兄弟の
住む家に身許を隠して潜入する政府の管理官が八嶋さんという
配役で、クリスマスパーティーでみのすけが片想いの犬山さん
に告白する・しないというカワイイ話で始まるんだけど、段々
とサスペンスに変わっていくという展開は新鮮だった。
そんな中でもケラさんの得意な言葉遊びの台詞の応酬はしっかり
と入ってて笑いまくりでした。特に三宅さんの聞き間違いによる
言い間違えとか小ボケっぷりはツボでしたね〜。ホントにこう
いう小ボケを演らせたら日本一の役者ですわ。ケラさんは三宅
さんの使い方をよく心得ていらっしゃるからバッチリのキャス
ティングをして下さいますな。
三宅さんの魅力のひとつでもある器械体操経験者というのを活か
した、壁に掴って懸垂するように身体をクルっと丸めて（って
言葉で説明しても凄さが伝わらないんだが…）客が「お〜っ！」
と驚いたりする演出もあって嬉しかったな。客が「お〜っ！」と
驚くと私の方が「ほらね、スゴイでしょ！」と自信満々な気分に
なるのは何ででしょうね。三宅さんの凄さは誰よりも見抜いてる
って自負があるから、周りの人に少しずつでもわかってもらえる
と嬉しいんでしょうな。しかし今回のシーンでは舞台上の役者が
驚いて散り散りに動くというシーンだったので、直江嬢は大倉
くんを観ていて三宅さんの凄さを見逃したとか…とほほ。
更に今公演で嬉しかったのは、笑いからサスペンス的な展開に
なってからの三宅さんが狂気を含んだ芝居をしていたこと。常々
アンケートに「笑いだけでないシリアスな役を演って欲しい」と
書き続けていた私には大満足でした。三宅さんのことを完璧に
好きになったのが『心臓クラブ』というハルトローゼの双子プロ
ジェクトの公演で物凄くシリアスな役だったので、おバカさん
キャラが出来ることも知った上でのシリアスな役は狂気の具合が
増してイイ感じなんだよね。でも、なかなかそういう役は来ない
みたいで残念に思っていたから今公演のような起用は素晴らしい
と感じました。
まだ公演中なのでネタバレになるからこれ以上の詳細は書きませ
んが（ってかなりのネタバレか!?）ホントに楽しくて、怖くて、
深くてアタリの芝居でした。三宅さんのステキさも満載だし、他
のキャストも芸達者な皆さんばかりなので、こなれて更にいい
舞台になっていくことを期待しつつ、24日にまた観に来ようと
思います。そうそう、客席で何度も遭遇してながら初めて舞台の
八嶋さんを観たんだけど流石でしたわ。笑いのツボを押さえつつ
冷淡な管理官役はハマリ役でした。メガネの力って大きいな〜。
終演後、直江嬢をご自宅まで送り届け、帰りの首都高をぶっ飛ば
しながら三宅さんの余韻に浸りました。大好きな男子に癒された
誕生日…正直ダブルヘッダーで疲れましたが、幸せな時間を過ご
せて自分にとっては最高のプレゼントになりました。それから
祝える歳でもないのに誕生日を祝福してくれた友の皆さんのお気
持ちも最高のプレゼントになりました。来年の誕生日も幸せに
過ごせるようにオンナに磨きを掛けて歳を重ねていきますわ！
急いで夕飯の支度を済ませ、新宿に向かった。ナイロン100℃の
『消失』を観に紀伊国屋ホールで直江嬢と合流し、いざ開演。
休憩なしの3時間弱というお知らせに、充分に三宅弘城さんを堪能
出来るなと期待大ですわ。
大倉くんとみのすけの2ショットからのスタートにワクワク感は
増していきました。大倉くんのカッコよさにみのすけの可愛さで
ハートは鷲掴み。更に三宅さんの登場にクラっときたわ。金髪に
されたのですね〜！三宅さんって典型的な和顔だけど色白だから
金髪が似合うのです。ロシア人みたいな感じ!?いやあ〜男前に
なってましたよ。三宅さんの登場から顔がニヤケっぱなしで芝居
は進んでいきました。
今回の出演者はナイロンの三宅さん・みのすけ・大倉くん・犬山
さん・松永さんに客演の八嶋智人さんという6名だけなので、ケラ
さんが書く作品でわりとハズレのないパターンだったから期待感
はあったけど、それに充分応えてくれた作品でした。セットも
衣装もオシャレな感じでナイロンらしさが出てたな〜。ナイロン
の公演に三宅さんがしばらく出てなかったので観る機会もなかっ
たんだけど、久々に観れてなんだか懐かしさを感じてしまいまし
た。定番でいいんだよ。でも人気が出てしまったことで目新しい
ことを要求されて、流れに身を任せるままに吉と出たり凶と出た
りして、それが評価されて今までの発想力に影響してきたりも
したと思うんだ。大人計画の『イケニエの人』がその典型的な
感じがして、ナイロンの今公演が真逆だったんで嬉しかったの
かもね。
みのすけが主役で、そのお兄さんが大倉くんで、お兄さんの親友
が三宅さんで、みのすけが恋焦がれる相手が犬山さんで、みの
すけ兄弟の住む家に下宿するのが松永さんで、みのすけ兄弟の
住む家に身許を隠して潜入する政府の管理官が八嶋さんという
配役で、クリスマスパーティーでみのすけが片想いの犬山さん
に告白する・しないというカワイイ話で始まるんだけど、段々
とサスペンスに変わっていくという展開は新鮮だった。
そんな中でもケラさんの得意な言葉遊びの台詞の応酬はしっかり
と入ってて笑いまくりでした。特に三宅さんの聞き間違いによる
言い間違えとか小ボケっぷりはツボでしたね〜。ホントにこう
いう小ボケを演らせたら日本一の役者ですわ。ケラさんは三宅
さんの使い方をよく心得ていらっしゃるからバッチリのキャス
ティングをして下さいますな。
三宅さんの魅力のひとつでもある器械体操経験者というのを活か
した、壁に掴って懸垂するように身体をクルっと丸めて（って
言葉で説明しても凄さが伝わらないんだが…）客が「お〜っ！」
と驚いたりする演出もあって嬉しかったな。客が「お〜っ！」と
驚くと私の方が「ほらね、スゴイでしょ！」と自信満々な気分に
なるのは何ででしょうね。三宅さんの凄さは誰よりも見抜いてる
って自負があるから、周りの人に少しずつでもわかってもらえる
と嬉しいんでしょうな。しかし今回のシーンでは舞台上の役者が
驚いて散り散りに動くというシーンだったので、直江嬢は大倉
くんを観ていて三宅さんの凄さを見逃したとか…とほほ。
更に今公演で嬉しかったのは、笑いからサスペンス的な展開に
なってからの三宅さんが狂気を含んだ芝居をしていたこと。常々
アンケートに「笑いだけでないシリアスな役を演って欲しい」と
書き続けていた私には大満足でした。三宅さんのことを完璧に
好きになったのが『心臓クラブ』というハルトローゼの双子プロ
ジェクトの公演で物凄くシリアスな役だったので、おバカさん
キャラが出来ることも知った上でのシリアスな役は狂気の具合が
増してイイ感じなんだよね。でも、なかなかそういう役は来ない
みたいで残念に思っていたから今公演のような起用は素晴らしい
と感じました。
まだ公演中なのでネタバレになるからこれ以上の詳細は書きませ
んが（ってかなりのネタバレか!?）ホントに楽しくて、怖くて、
深くてアタリの芝居でした。三宅さんのステキさも満載だし、他
のキャストも芸達者な皆さんばかりなので、こなれて更にいい
舞台になっていくことを期待しつつ、24日にまた観に来ようと
思います。そうそう、客席で何度も遭遇してながら初めて舞台の
八嶋さんを観たんだけど流石でしたわ。笑いのツボを押さえつつ
冷淡な管理官役はハマリ役でした。メガネの力って大きいな〜。
終演後、直江嬢をご自宅まで送り届け、帰りの首都高をぶっ飛ば
しながら三宅さんの余韻に浸りました。大好きな男子に癒された
誕生日…正直ダブルヘッダーで疲れましたが、幸せな時間を過ご
せて自分にとっては最高のプレゼントになりました。それから
祝える歳でもないのに誕生日を祝福してくれた友の皆さんのお気
持ちも最高のプレゼントになりました。来年の誕生日も幸せに
過ごせるようにオンナに磨きを掛けて歳を重ねていきますわ！
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