『新春浅草歌舞伎』楽日。
2005年1月26日 演劇今日は『新春浅草歌舞伎』の楽日を観に浅草へ向かった。第2部は
15時開演なので余裕で浅草公会堂に向かっていると直江嬢も早め
に着いたらしく公会堂近くでバッタリ逢い、そのまま近くの店を
物色してみた。15時少し前に公会堂に戻ると第1部の客出しがよう
やく終わるところで、そのまま会場入りした。程なくして、まだ
完全に客入りしてないのに強引ご挨拶が始まった。今日のご挨拶
は七之助くん。いつ観ても思うけど品がありますこと。
そして一幕の『御所五郎蔵〜仲之町出逢いの場』が始まった。
御所五郎蔵役が獅童くんで星影土右衛門役が愛之助さん、甲屋
女房郁役が亀治郎さんという配役。なんせ一幕しか獅童くんは
出ないから視線は釘付けでございました。ホントに凛々しくて
綺麗だった。第1部の時の御所五郎蔵は七之助くんだったんで
イメージが七之助くんで出来てたけど、獅童くんの方がしっくり
きた。何かの劇評で「獅童は御所五郎蔵より星影土右衛門の方が
良かったのでは?」と書かれてたのを見たけど、一般的な人の
獅童くんのイメージは土右衛門っぽいのかも知れないけど、まに
あは真逆を好むのですのよ。
それにしても後ろの席のババアがうるさい。何か喰ってるらしく
ビニール袋の擦れ合う音がカサカサしてると思えば感想を普通に
口にし、挙句の果てに携帯の留守電メッセージを聞き出してた。
舞台に何故集中出来ないの!?役者に興味を持てっちゅうの。
獅童くんにウットリしつつもババアのせいで中途半端な感じの
まま一幕終了。幕間に直江嬢と感想やら近況やらを話した。尚の
結婚話にもなり、私が「なんか吹っ切れた」と言うと「今、もし
吉川が天海祐希と結婚したら凹むと思う!」と力説してた直江
嬢。彼女は吉川晃司フリークなのです。年齢的に状況的にヤバイ
ですよね、吉川は。間もなく充電期間に入るし、大物独身ミュー
ジシャン危うし!って感じだな。敢えて触れなかったけど、妙な
空気を察したのか「石鹸(三宅弘城さんのこと)が結婚したら
凹むでしょ?」と聞かれて逆襲のように思えた。あ〜!2004年の
好きな男ランキングの1位を忘れてた。三宅さんが結婚したら確実
に落ちるね。ってか彼女が出来ただけでも凹むと思う。だって次
の三宅さんの彼女は私なんだもの〜!(←キ○ガイ)
更に「ってか獅童くんが結婚しても凹むと思う」という私に対し
「大倉さん(ナイロンの役者)の結婚も凹む…」という直江嬢と
実にくだらない話題で地味に盛り上がった。結婚話に上がった人
と全く個人的な接点はないわけで、ただの妄想族の暴走に過ぎな
かったんですけどね。
そんな話をしてる魔に二幕の『春興鏡獅子』になった。ここは
七之助くんの独壇場って感じでしたね。女形は綺麗だし、踊りも
若いからキレがあってウットリした。ウットリし過ぎて眠くなっ
たけど、中村橋之助・三田寛子夫妻のご子息である国生くんと
宗生くんが登場した途端に「おっ!」と思った。客席の空気も
和んだ感じだったんだけど、個人的には国生くんのブ〜ちゃん
ぶりに軽く引いた。見る度にブ〜ちゃんになってる気がするな。
宗生くんが子供子供してるだけに、国生くんがオッサンに見えた
のは何故!?でも普通の子供とは確実に違うのはあんな子供なのに
長々とした踊りを完璧にマスターしてること。育ちが違うんです
よ、基本的に。ガキんちょだけどサラブレッドっていうのがヒシ
ヒシと伝わってきて、大変だろうけど立派な長いレールが敷かれ
てるのは歌舞伎役者として幸せなことだと思いました。
休憩を挟み三幕の『恋飛脚大和往来〜封印切』に突入。昨年の
三越歌舞伎の『双蝶々曲輪日記〜角力場』で与五郎役を演った
愛之助さんを初見した時の如く、忠兵衛役は個人的にはハマって
ました。ちょっとヌケた感じの金持ちのボンボンっていうのが
愛之助さんのイメージになってるもんでストーリーのままという
か、にわかボンボンが堕ちていくリアルな感じがしましたね。
ナイスキャスティングです!愛之助さんの器用さを実感しました
わ。
それにしても1部で獅童くんが演った治右衛門の役を身内でウワサ
の亀鶴さんが演ったんだけど、パンフで見る限りはそこそこ男前
なのに役に入ったら玉袋筋太郎さんにしか見えなかったのがツボ
だった。基本的なストーリーの流れがしつこいんで途中で飽き
そうになったけど亀鶴さんを観ながら「いつ政治の話をするの
かしら!?」とか「ちょっと面白いアドリブ言ってくれないかな」
と別の期待でワクワクした。まあ歌舞伎なんで浅草キッド的な
アドリブがあるわけではないんですがね…
で、終演。カーテンコールで役者さん達が再び登場。その中に
獅童くんの姿はなかった。とりあえず声だけのメッセージはあっ
たけど「なんだかな〜」という気持ちは晴れなかった。楽日に
挨拶しないなんて何様っ〜!浅草歌舞伎って獅童くんにとって
大切な公演だと勝手に思ってたから、小さな違和感を持ったのは
確かです。代わりに獅童くんママがロビーで挨拶されてたけど
さ。獅童くんが歌舞伎界に居る年月と私が獅童くん及び歌舞伎に
興味を持った年月とは遥かに差があるから生意気な発言かも知れ
ませんけど、楽日のご挨拶を楽しみにしてただけに残念でした。
まあ、すっきりといかないまでも今年も浅草歌舞伎を観られて
よかったですけどね。帰りにまた大学芋屋さんに行ってお土産の
スイートポテトを購入し、駅近くで直江嬢と別れました。で、
愛車で帰宅。軽く調べたらどうやら獅童くんはベストジュエリー
ドレッサー賞の授賞式に行ってたみたいですわ。授賞式好っきや
な〜。(←ちょっと嫌味)
15時開演なので余裕で浅草公会堂に向かっていると直江嬢も早め
に着いたらしく公会堂近くでバッタリ逢い、そのまま近くの店を
物色してみた。15時少し前に公会堂に戻ると第1部の客出しがよう
やく終わるところで、そのまま会場入りした。程なくして、まだ
完全に客入りしてないのに強引ご挨拶が始まった。今日のご挨拶
は七之助くん。いつ観ても思うけど品がありますこと。
そして一幕の『御所五郎蔵〜仲之町出逢いの場』が始まった。
御所五郎蔵役が獅童くんで星影土右衛門役が愛之助さん、甲屋
女房郁役が亀治郎さんという配役。なんせ一幕しか獅童くんは
出ないから視線は釘付けでございました。ホントに凛々しくて
綺麗だった。第1部の時の御所五郎蔵は七之助くんだったんで
イメージが七之助くんで出来てたけど、獅童くんの方がしっくり
きた。何かの劇評で「獅童は御所五郎蔵より星影土右衛門の方が
良かったのでは?」と書かれてたのを見たけど、一般的な人の
獅童くんのイメージは土右衛門っぽいのかも知れないけど、まに
あは真逆を好むのですのよ。
それにしても後ろの席のババアがうるさい。何か喰ってるらしく
ビニール袋の擦れ合う音がカサカサしてると思えば感想を普通に
口にし、挙句の果てに携帯の留守電メッセージを聞き出してた。
舞台に何故集中出来ないの!?役者に興味を持てっちゅうの。
獅童くんにウットリしつつもババアのせいで中途半端な感じの
まま一幕終了。幕間に直江嬢と感想やら近況やらを話した。尚の
結婚話にもなり、私が「なんか吹っ切れた」と言うと「今、もし
吉川が天海祐希と結婚したら凹むと思う!」と力説してた直江
嬢。彼女は吉川晃司フリークなのです。年齢的に状況的にヤバイ
ですよね、吉川は。間もなく充電期間に入るし、大物独身ミュー
ジシャン危うし!って感じだな。敢えて触れなかったけど、妙な
空気を察したのか「石鹸(三宅弘城さんのこと)が結婚したら
凹むでしょ?」と聞かれて逆襲のように思えた。あ〜!2004年の
好きな男ランキングの1位を忘れてた。三宅さんが結婚したら確実
に落ちるね。ってか彼女が出来ただけでも凹むと思う。だって次
の三宅さんの彼女は私なんだもの〜!(←キ○ガイ)
更に「ってか獅童くんが結婚しても凹むと思う」という私に対し
「大倉さん(ナイロンの役者)の結婚も凹む…」という直江嬢と
実にくだらない話題で地味に盛り上がった。結婚話に上がった人
と全く個人的な接点はないわけで、ただの妄想族の暴走に過ぎな
かったんですけどね。
そんな話をしてる魔に二幕の『春興鏡獅子』になった。ここは
七之助くんの独壇場って感じでしたね。女形は綺麗だし、踊りも
若いからキレがあってウットリした。ウットリし過ぎて眠くなっ
たけど、中村橋之助・三田寛子夫妻のご子息である国生くんと
宗生くんが登場した途端に「おっ!」と思った。客席の空気も
和んだ感じだったんだけど、個人的には国生くんのブ〜ちゃん
ぶりに軽く引いた。見る度にブ〜ちゃんになってる気がするな。
宗生くんが子供子供してるだけに、国生くんがオッサンに見えた
のは何故!?でも普通の子供とは確実に違うのはあんな子供なのに
長々とした踊りを完璧にマスターしてること。育ちが違うんです
よ、基本的に。ガキんちょだけどサラブレッドっていうのがヒシ
ヒシと伝わってきて、大変だろうけど立派な長いレールが敷かれ
てるのは歌舞伎役者として幸せなことだと思いました。
休憩を挟み三幕の『恋飛脚大和往来〜封印切』に突入。昨年の
三越歌舞伎の『双蝶々曲輪日記〜角力場』で与五郎役を演った
愛之助さんを初見した時の如く、忠兵衛役は個人的にはハマって
ました。ちょっとヌケた感じの金持ちのボンボンっていうのが
愛之助さんのイメージになってるもんでストーリーのままという
か、にわかボンボンが堕ちていくリアルな感じがしましたね。
ナイスキャスティングです!愛之助さんの器用さを実感しました
わ。
それにしても1部で獅童くんが演った治右衛門の役を身内でウワサ
の亀鶴さんが演ったんだけど、パンフで見る限りはそこそこ男前
なのに役に入ったら玉袋筋太郎さんにしか見えなかったのがツボ
だった。基本的なストーリーの流れがしつこいんで途中で飽き
そうになったけど亀鶴さんを観ながら「いつ政治の話をするの
かしら!?」とか「ちょっと面白いアドリブ言ってくれないかな」
と別の期待でワクワクした。まあ歌舞伎なんで浅草キッド的な
アドリブがあるわけではないんですがね…
で、終演。カーテンコールで役者さん達が再び登場。その中に
獅童くんの姿はなかった。とりあえず声だけのメッセージはあっ
たけど「なんだかな〜」という気持ちは晴れなかった。楽日に
挨拶しないなんて何様っ〜!浅草歌舞伎って獅童くんにとって
大切な公演だと勝手に思ってたから、小さな違和感を持ったのは
確かです。代わりに獅童くんママがロビーで挨拶されてたけど
さ。獅童くんが歌舞伎界に居る年月と私が獅童くん及び歌舞伎に
興味を持った年月とは遥かに差があるから生意気な発言かも知れ
ませんけど、楽日のご挨拶を楽しみにしてただけに残念でした。
まあ、すっきりといかないまでも今年も浅草歌舞伎を観られて
よかったですけどね。帰りにまた大学芋屋さんに行ってお土産の
スイートポテトを購入し、駅近くで直江嬢と別れました。で、
愛車で帰宅。軽く調べたらどうやら獅童くんはベストジュエリー
ドレッサー賞の授賞式に行ってたみたいですわ。授賞式好っきや
な〜。(←ちょっと嫌味)
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