今日は『エル・集ひ・de・デモルク』に参加する為にShibuya O-
Eastに行った。簡単に言えばデーモン小暮閣下とルーク篁元参謀
のF.C.の集いで、各地を周ってきたこのイベントも今日の東京
公演が最終日。地方遠征も考えたんだけど、結局は今日の東京
公演の昼と夜の部のダブルヘッダーに落ち着いたんで初見であり
ます。

まず昼の部。なんなくルーク側の椅子席をGET。長丁場なんで立見
は避けたかったから一安心。そして開演。「平日の3時にこんなに
集まってくれるなんてアンタ達、何してる人!?」みたいなことを
言われて、アンタ達が平日の昼間に演ろうとしてんでしょ!と
ツッコミ入れたかったけど正直、私も「なんでこんなに集まって
きてるわけ?」と疑問に思ってたから不思議な集客率よね…ルー
クが♪無職!無職!とコールを起こして、それに合わせて客が
ノリノリだったのも怖かったけど。

ルークのアコギに合わせて閣下が♪太陽がいっぱいを披露。やっ
ぱり閣下は歌ってる時が一番カッコいい。♪Polaris〜♪SAKURA
と閣下のソロが続き、MCでは往年のオールナイトニッポンのジン
グルをサンプリングしたキーボードを駆使しながら客からの質問
に答えていくという形式で沢山の面白話が披露された。かなり
聖飢魔?時代の決まり事から解放されたみたいで実に本音に近い
形で答えていたのが嬉しくもあり「そこまで言っちゃうの!?」的
な衝撃もあって複雑な思いで聞いていた。閣下が生まれつき心臓
が弱いとか足の改造手術をしてから背骨を中心として歪みが出て
いるとか悪魔なのに…と思わせることが多々あったもんでね。

まあ世を忍ぶ仮の姿は40歳過ぎたオッサンですから身体にガタも
きてるでしょうし、サプリメントも飲むでしょう。筋肉も落ちて
きて太りやすくもなってるでしょう。そういう老いを共通項と
して分かち合う時期が来るなんて解散前には思いもしなかった。
ホントに解散したら閣下が居なくなっちゃうって真剣に飢餓感を
持ってたからあんなに情熱的におっかけてたんだと思うんだけど
結局は聖飢魔?っていう素晴らしいバンドはなくなって私の中の
閣下は悪魔教の教祖ではなくなったけど、思想的な指導者では
あり続けてるわけで、更にディープな老いの話が出来るという
のもまた閣下との関係の中でステップアップ出来たのかなという
気持ちにもなれました。

閣下との結びつきを強く実感することが逆にルークとの距離を感
じてしまったりもしたんだけどね。ルークは素晴らしいギタリス
トであることは変わらないんだけど人間になってしまったことで
オーラが消えた。戦闘服の時は気付かなかったけど、普通の服を
着ると体型がペラペラ。またMCも人の良さが前面に出ちゃって
カワイイんだけど深みがなくなった。ルークのユニット・CANTAの
曲も演ったんだけど歌詞に「いじめ」「殺人」「隠蔽」「犯罪者
も被害者も」「医療ミス」「絵本のラストやディズニーのパレー
ドで泣けた」とかあまりに直接的な言葉が出てきて引いた。それ
を歌いながら涙してるルークにも引いた。どうした、ルーク!?
本人曰く「自分が泣ける歌を演りたくてCANTAをやってます」。
あ〜ゴメン、たぶんCANTAのライブ参加は無理かも〜。これがエレ
キで演ってたら印象違うのかな…とりあえず今日のアコギは受付
ませんので。

途中で閣下がギターを抱えて登場。これが何故か似合わないんだ
よね。構えが上過ぎっていうのと体型的にバランスが悪いんだと
思うんだ。それでも本人は頑張ってコードを押さえてましたよ。
♪正義のためには聞かせたね〜。♪MASQUERADEもよかった。あま
りに楽しくてあっという魔に本編終了。で、御魔の手直触の儀
(握手会)に突入。過去の御魔の手直触の儀はステージに上がっ
た瞬間に緊張感で記憶が飛ぶということが多々あって、久々の御
魔の手直触の儀なのでどんな精神状態になるか不安だった。

係員に促されステージに上がると何故か冷静だった。MCの中で
今年は『シンデレラストーリー』の再演にソロベストアルバムの
リリースに数々の遠征があるらしいと言っていたので「チケット
代貢ぎますんで!」と閣下に言うと「ご苦労!」と言ってくれた
気がした。お恥ずかしい話、軽く記憶が飛びました…でも眼が
つぶらで実に可愛かったという深い記憶はあります。一般の方に
は理解し難いと思いますが閣下って意外にカワイイんですよね。
言動とのギャップもソソるんだな…すっかり閣下に舞い上がり
ルークにはないがしろに「ツアー頑張って下さい!」と言って
おきました。ツアーには行かないんですけどね。

終演後、外に出ると既に夜の部の開場時間になっていました。
休む魔もなく再び会場入り。閣下側を陣取り、いざ開演。曲は
変わりなくでそれなりに堪能。MCはよりヌルイ感じになり面白か
ったな〜。詳細を書きたい気もするけど、長年の信者としての
歴史をわかった上での面白さなんで上手く表現出来ないから
省略!

閣下のサービス精神旺盛なお陰でダラダラする箇所もあったけど
落とし処といいますか、アリスの♪冬の稲妻を熱唱して大盛り
上がりました。閣下は長く演りたいくせにわざとジラすところ
とか昔は「いや〜ん!」って思ってたけど、今は「はいはい…」
ってお約束的になってるのも反って面白いかもね。

そして本日2度目の御魔の手直触の儀に突入。さすがに気の利いた
ことも浮かばず「身体に気を付けて諸々のこと頑張って下さい」
とカミカミ状態で言うと「君もな!」と閣下が言って下さいまし
た。思わず「てへっ!」て感じになった私。閣下は私にとって
恐れ多い存在の方なんで、その方に君って言われたのは地獄にも
落ちる気分でございました。軽く調子に乗った私は次に握手した
ルークに「シャツがとてもステキでした!」と言うと「また
〜!」とすっかりお世辞だということがバレてたみたいでダンデ
ィ坂野並みのリアクションをされました。すみませ〜ん。たいし
たシャツじゃなかったけど褒めるところが浮かばなかったっす。

とにもかくも疲れたけど楽しい時間を過ごせて参加出来て良かっ
たです。改めて閣下のことが大好きだ〜!というピュアな部分を
思い起こさせてもくれましたしね。さて明日はお向かいのライブ
ハウス詣出です。明日もステキな時間が過ごせるといいですな。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索