今日は直江嬢と麻里嬢と『レ・ミゼラブル』を帝劇に観に行った。
劇場前で最初に麻里嬢と合流し、携帯の待受け画面の東山さんの
写真を見せ「今日はこの人が目当てなんだよね〜」と説明すると
「まにあさんにしてはカッコいいじゃない!?」と言われた。いか
に私の好みの容姿に幅があるかということを表しているリアクシ
ョンですこと。そのうち直江嬢も合流して会場入り。今日の主役
のジャン・バルジャンはベッシー(またはハムの人)こと別所
哲也さんでアンジョルラスが東山さんでございます。他にファン
テーヌ役でマルシアも出てました。いざ開演。

最初の方のその他大勢役で東山さんが出てるらしいとの情報を
得ていたので、ウォーリーを探せの如くその他大勢の方に気を
取られてました。今日は4列目の良席(東山F.C.に感謝!)とあっ
てよく見えるんだけど、髪形と口元が似てる人が3人居て「どれが
東山さんだよ〜!?」と困惑していると、仕草とか肩幅とか手首の
曲がり方とかが「間違いないっ!」って思える人が炙り出されて
きて集中して見てみるとホントに間違いなかったのにビックリ!
いつも視姦の如くお姿の隅々を見まくってるから自然と気配が
わかるみたい。動きにキレがあって身体のラインがキレイなのが
ポイントかもね…その他大勢の一人でもちゃんと表情や細かい
仕草を演じてたのにウットリ。お陰でストーリー展開をしている
ベッシーをチラ見しかしてなかったのでお話は全くは把握出来な
かった。ごめんよ、ベッシー。でも流れは勉強してきてるから
なんとか展開には着いていけました。

その他大勢の中から一転、アンジョルラスとして登場した東山
さんはそれはそれは凛々しくてキュンとなりました。で、不安視
してた歌台詞でございます。祈るような気持ちで観てたけどちゃ
んとお腹から声が出てるし、ちゃんと台詞が聞き取れてるよ〜!
もう母親になったような気持ちで「義久ちゃん頑張ったわね…」
と涙腺を刺激する程の感動だった。ダンサーだった東山さんが
ミュージカルアクターとして通用出来るという新境地を開拓した
わけで、そこに至るまでの本来の資質はもちろんのこと、彼の
努力の賜物だから尊敬しちゃうよな〜。容姿というよりは芸とか
才能に惚れる性質だから、東山さんに惚れた意義がこれで証明
された気がしたし、これからもワクワクさせてくれることに違い
ないという確固たる自信を得ましたね。

私にとっての『レ・ミゼ』の予備知識の最大なものは昨年12月の
『アンジョルラスと新しい仲間たち』というイベントで聴いた
♪ABCカフェ〜♪People’s Songで、その時は全く意味もわからな
った曲が、観ているうちにパズルのピースがはまっていくが如く
「なるほど、ここであの歌だったのね…」と判明出来ていく爽快
感が心地良かった。しつこいようだけど、イベントで聴いた時
よりは数倍も良くなってました、東山さんの歌は。成長が手に
取れるように観れるってホントに素敵なことよね…(完全にK.O.
されとります)

休憩時間になり、直江嬢が開口一番「東山さんカッコいいじゃ
ない!」と言ってくれました。直江嬢は『シンデレラストーリー
』を観てますが全く黒ネズミさんの印象が残ってなかったらしく
初めて着ぐるみでもない鼻ヒゲもない東山さんを観てくれたん
だけど、私が東山さんにメロってる要因を理解してもらえたみた
いです、「お腹から声も出てたし…」と芸の方も褒めてもらえま
したしね。ちょっとだけ鼻高々でございました。

休憩を終え、いよいよクライマックスに向かっていきます。革命
を起こそうと頑張ってたアンジョルラスですが、志半ばで死んで
しまいます。その死に様は身体の柔軟さを活かした反り具合に
哀愁が漂っていて、美しくも哀しくもありました。ってか呆気
ねえ〜というのが正直なところでしたが。見せ場を持たせておい
て呆気なく死ぬっていう展開のてんこ盛りなお話なのね…『レ・
ミゼ』って。

死んでからもその他大勢的な感じで東山さんの登場場面があって
パーティーのシーンでのウエイター(?)みたいな役の時に皆と
一緒に踊りたそうにうずうずしてる感じの動きをしてたのが実に
可愛かった。一番活き活きしてるダンスを封印されてるわけで
ホントの俺様を観てくれ!的な感じがあって思わずクスっとなっ
ちゃった。そのうちアドリブで踊りだしそうな気もするな〜。
それはそれで楽しみだけどね。

あれよあれよという魔にストーリーは展開していき、終演。何度
も何度もカーテンコールが起き、客席はスタンディングオべー
ション。こんなにも『レ・ミゼ』好きな人が多いのに驚いた。
こういう本格ミュージカルというのを観たことがなかったので
台詞がほぼ全編歌になってるというのに軽く引いた部分はあった
んだ。よくタモさんがミュージカル嫌いの理由として「不自然
だから」と言ってるけどホントに不自然だったもん。たぶん好き
か嫌いかと問われたら嫌いな分野だと思った。とりあえず今の
ところはね。東山さんが出てるから観に来てるけど、タイトルを
読む限り、何回観に行くねん!って感じだから回数を重ねること
で好きになるのかな…!?この違和感をどう打破してくれるのか
楽しみにしつつ帝劇通いを致しますわ。

終演後は愛車でお二人をお送りがてら、東山さんの素晴らしさを
切々と唱えたり、お互いの近況を報告し合ったりして盛り上がっ
た。頻繁に連絡を取り合う3人ではないんだけど、逢った時の距離
感がいつも心地良いのはなんなんでしょうね…東山さんの素晴ら
しさも良かったけど、久々の3ショットも楽しかったっす!お二人
を送り届け、首都高をぶっ飛ばして帰宅。細かい感想はおいおい
書いていきますわ。とりあえず事故や怪我のないように東山さん
には『レ・ミゼ』を全うして頂きたいと思いました。次に観に
行く日が楽しみ、楽しみ〜!

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