マルハンクラブ『My blue heaven?』@THEATER/TOPS。
2005年5月12日 演劇今日はマルハンクラブの『My blue heaven?』を観に新宿に行っ
た。マルハンクラブとは『タイガー&ドラゴン』におでん屋の
半蔵役で出演されている半海一晃さんが作・演出をしているユニ
ットで、愛すべきキ○ガイ・清水宏さんが出演するので観ようと
思い立ったのでした。
先月の清水さんのソロライブの時にこの公演のチラシを頂いて、
既に2週間前にチケットは発売になっていたので慌てて平日狙いで
チケットを探すとB列があったので即買い。2列目ならOKラインで
しょう…なんてノンキな気持ちで会場入りしてチケットの半券を
もぎってもらうと係員の人から「B列は最前列ですので…」とにこ
やかに告げられた。マジですか〜!?座席に進むとホントに最前で
TOPS自体も狭いから舞台までが近い、近い。変な緊張感を抱き
つつ開演。
舞台は東京オリンピックのあった昭和39年。東京は築地にある
食堂(レストラン?)裏の軒先でお話が展開していきます。食堂
の店主が半海さんで清水さんは魚屋さんの役。魚屋さんだけあっ
てゴム長にハチマキに茶色のポロシャツみたいな格好で登場した
時は「どこのオッサンだよ〜!」と軽いめまいがしました。役に
入ってるから仕方ないんだけど、全くキ○ガイオーラがなくて
ただのオッサンだった。清水さんの舞台を観に行ってガッついて
開演前から劇場の周りをウロウロしてる時にバッタリ清水さんに
逢っちゃってガッカリする感じと一緒かな!?まあ、この後にこの
オッサンが狂気に満ちるかも知れないし…と淡い期待を抱きなが
ら観ておりました。
お話的にはオリンピックの為に立ち退きを余儀なくされることに
なって街の様相が変わるとかオリンピックの為にカラーTVを買う
とか高度成長によって変わりゆく人々の気持ちを軸にして展開
されてて、とても穏やかな感じで進んでいきました。このゆる〜
い感じが眠気を誘って何度も失神し掛けましたが最前なので寝る
わけもいかず、必死で目を開けてました。この展開で魚屋さんが
狂気に満ちるわけがないことはすぐに理解出来ましたが、清水
さんの長患いしてたお父さんが危篤になって奥さん役の人が呼び
に来て、現実を受け止められない清水さんがどうしたらいいのか
わからなくなって奇行を繰り返すシーンにちょっとだけドキドキ
して集中力が戻ってきたのは有り難かったですが。やっぱり清水
さんを起用する場合はエキセントリックなシーンを入れて頂かな
いと良さは出ませんのでよろしく頼みたいもんですな。
段々と清水さんがカッコよく見えてきて、いつものように汗を
ダラダラかいてるところとか、台詞がないところでも細かい演技
をしてるところとかまにあゴコロをくすぐりましたね〜。半海
さんの息子が聖火ランナーに選ばれて、応援の為に♪軍艦マーチ
を皆で演奏しようと練習するシーンが何回かあって、清水さんは
チンドン屋さんが使う太鼓と鐘みたいなのが縦に並んで付いてる
のを身体の前で担いでるんだけど、口を真一文字にして集中して
リズムを刻んでる姿が可愛くてね…って完全に清水さんに夢中で
ございました。
チラシに書かれた堤幸彦さんの半海さん評の中に「クラリネット
は上手いし…」と書かれてたんだけど、劇中では練習しても上達
しないって感じで進んでて、でも最後の聖火リレーの本番の時
にはちゃんとした演奏になってたって流れで、とても上手に半海
さんがクラリネットを吹いてらして若干邪魔するような清水さん
のリズムにクスっとしてしまいました。あれだけ上手な人が下手
な感じを出すのも難しいかも知れませんが、上手な人に合わせる
素人も大変だったと思いますよ。頑張ってましたよ、清水さん。
いつもは自分のリズムでシンバル叩いてるだけの人ですからね…
普段好んで観てるようなドキドキ、ワクワク感がないオトナの
芝居で、こんな機会でもなければ観ないであろう芝居だったので
いい経験になりましたよ。やっぱり仲間内で観に来てる人が多い
のか終演後、係員が「間もなく役者が出て参りますのでご面会の
方はこちらでお待ち下さい」と階段脇に案内されたけど「結構
です…」と言ってエレベーターに乗った。舞台を降りるとオーラ
がないのは百も承知なので敢えて見ない方向で…
しかし頂いたチラシにいくつかの公演に出演する情報の他、年末
にソロライブがあるとの情報にテンションは上がっております!
また新たな清水さんの魅力に出逢えると嬉しいなっ。
た。マルハンクラブとは『タイガー&ドラゴン』におでん屋の
半蔵役で出演されている半海一晃さんが作・演出をしているユニ
ットで、愛すべきキ○ガイ・清水宏さんが出演するので観ようと
思い立ったのでした。
先月の清水さんのソロライブの時にこの公演のチラシを頂いて、
既に2週間前にチケットは発売になっていたので慌てて平日狙いで
チケットを探すとB列があったので即買い。2列目ならOKラインで
しょう…なんてノンキな気持ちで会場入りしてチケットの半券を
もぎってもらうと係員の人から「B列は最前列ですので…」とにこ
やかに告げられた。マジですか〜!?座席に進むとホントに最前で
TOPS自体も狭いから舞台までが近い、近い。変な緊張感を抱き
つつ開演。
舞台は東京オリンピックのあった昭和39年。東京は築地にある
食堂(レストラン?)裏の軒先でお話が展開していきます。食堂
の店主が半海さんで清水さんは魚屋さんの役。魚屋さんだけあっ
てゴム長にハチマキに茶色のポロシャツみたいな格好で登場した
時は「どこのオッサンだよ〜!」と軽いめまいがしました。役に
入ってるから仕方ないんだけど、全くキ○ガイオーラがなくて
ただのオッサンだった。清水さんの舞台を観に行ってガッついて
開演前から劇場の周りをウロウロしてる時にバッタリ清水さんに
逢っちゃってガッカリする感じと一緒かな!?まあ、この後にこの
オッサンが狂気に満ちるかも知れないし…と淡い期待を抱きなが
ら観ておりました。
お話的にはオリンピックの為に立ち退きを余儀なくされることに
なって街の様相が変わるとかオリンピックの為にカラーTVを買う
とか高度成長によって変わりゆく人々の気持ちを軸にして展開
されてて、とても穏やかな感じで進んでいきました。このゆる〜
い感じが眠気を誘って何度も失神し掛けましたが最前なので寝る
わけもいかず、必死で目を開けてました。この展開で魚屋さんが
狂気に満ちるわけがないことはすぐに理解出来ましたが、清水
さんの長患いしてたお父さんが危篤になって奥さん役の人が呼び
に来て、現実を受け止められない清水さんがどうしたらいいのか
わからなくなって奇行を繰り返すシーンにちょっとだけドキドキ
して集中力が戻ってきたのは有り難かったですが。やっぱり清水
さんを起用する場合はエキセントリックなシーンを入れて頂かな
いと良さは出ませんのでよろしく頼みたいもんですな。
段々と清水さんがカッコよく見えてきて、いつものように汗を
ダラダラかいてるところとか、台詞がないところでも細かい演技
をしてるところとかまにあゴコロをくすぐりましたね〜。半海
さんの息子が聖火ランナーに選ばれて、応援の為に♪軍艦マーチ
を皆で演奏しようと練習するシーンが何回かあって、清水さんは
チンドン屋さんが使う太鼓と鐘みたいなのが縦に並んで付いてる
のを身体の前で担いでるんだけど、口を真一文字にして集中して
リズムを刻んでる姿が可愛くてね…って完全に清水さんに夢中で
ございました。
チラシに書かれた堤幸彦さんの半海さん評の中に「クラリネット
は上手いし…」と書かれてたんだけど、劇中では練習しても上達
しないって感じで進んでて、でも最後の聖火リレーの本番の時
にはちゃんとした演奏になってたって流れで、とても上手に半海
さんがクラリネットを吹いてらして若干邪魔するような清水さん
のリズムにクスっとしてしまいました。あれだけ上手な人が下手
な感じを出すのも難しいかも知れませんが、上手な人に合わせる
素人も大変だったと思いますよ。頑張ってましたよ、清水さん。
いつもは自分のリズムでシンバル叩いてるだけの人ですからね…
普段好んで観てるようなドキドキ、ワクワク感がないオトナの
芝居で、こんな機会でもなければ観ないであろう芝居だったので
いい経験になりましたよ。やっぱり仲間内で観に来てる人が多い
のか終演後、係員が「間もなく役者が出て参りますのでご面会の
方はこちらでお待ち下さい」と階段脇に案内されたけど「結構
です…」と言ってエレベーターに乗った。舞台を降りるとオーラ
がないのは百も承知なので敢えて見ない方向で…
しかし頂いたチラシにいくつかの公演に出演する情報の他、年末
にソロライブがあるとの情報にテンションは上がっております!
また新たな清水さんの魅力に出逢えると嬉しいなっ。
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