朝起きて新聞を開くと「岡村靖幸覚せい剤で逮捕」の文字が目に
飛び込んできた。これだったのか〜!数ヶ月前、岡村のF.C.が
突然解散になり既に振り込んでいた会費が返金され、吉本との
マネージメント契約も終了した旨のお知らせがあり、おかしいな
とは思っていた。でも「天才故のわがまま病だろう」位にしか
思ってなくて、すぐにまた別の形で活動するもんだと思ってた。

しかしクスリだったのね…そりゃ蜘蛛の子散らすように吉本も手
を引くわな。それも再犯だし、やっと復活したのにもう生きてる
うちに生・岡村を拝める機会は絶望的かと思われます。アイテム
自らが消えてくれるなんて有り難いのかガッカリなのか複雑な
心境ではありますが。

以前、仕事で某アーティストのレコード会社の担当者と話す機会
があって、そのアーティストは大学在学中にヒット曲を連発して
全然大学に通えない状況になってしまったんだけど学費はずっと
払い続けていたんだとか。アーティストとして認められれば認め
られる程、不安要素が増幅して戻れる場所をキープしておきたい
という切ない気持ちからだったそうだ。でも大学側から通えない
期間の長さから退学を命じられて戻れる場所はなくなってしまっ
たんですな。

それからしばらくしてクスリで捕まってしまいました、それも
かなりスキャンダラスな形で。再起不能か!?とも思われたけど
周りの人に恵まれたのとアーティスト自身の才能と人間性から今
は普通にTVにも出れるしライブも精力的にやれるし、全くスキャ
ンダラスなイメージは払拭されている。元々優しい歌を書く人
だったけど更に深みが増してホントに素晴らしいアーティストに
なった。何かにすがることなく自分に自信を持てたからこそ昨今
はステキな曲が書けてるんだと思う。

何もないところからモノを創るのって面白いけど、ひとつ創って
それが賛辞されると次に創るモノへのプレッシャーが自然と生ま
れてくるもので、繊細な人ほどドツボにハマってしまうんじゃな
いかな。幸い私は繊細でもないし、酒だけでトリップ出来る位の
プレッシャーしか感じてなかったから捕まることはなかったけど
世間に乞われてきたのにずっと表舞台に出なかった岡村が様々な
期待を受けて復活した時のプレッシャーはどれだけのモノだった
んだろうか?

だからってクスリに逃げていいとは思わないけど、才能がある人
だけに披露する場を失ったのは残念至極ですね。同じクスリでも
バックボーンや創る歌の内容で容認出来ることと出来ないことも
あるでしょうが、何より親友の尾崎豊氏の無念さを考えたらクス
リで簡単に周囲の期待を裏切ったのはありえないことでしょう。
太ったことも容認し掛けたけど、結局は欲望のままに過ごしてた
らクスリもヤッちゃいましたし太っちゃいましたってか!?

岡村の新曲が聴けない現実は寂しいけど、待ちたい気満々だから
某アーティストのように美しい心を取り戻して復活して欲しいと
切に願うばかりです。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索