今日は『新春浅草歌舞伎』を観に浅草に行った。昨年の獅童くん
のデキ婚とその後の「獅童の会」の対応にアイテムから排除しよ
うと思ったんだけど、浅草歌舞伎だけは単純に試みが面白いんで
観続けることにしたのでした。チケ獲りの為だけに「獅童の会」
にも入り続けますよ。でもそれ以上は獅童くんにお金を落とす
ことはないでしょう。なんで好き好んで竹内結子と住む部屋の
家賃になるかも知れない金を貢ぐもんですか!

毎年、第1部の11時開演に間に合うように来るのは必死だったり
するんだけど、今年はなんとか余裕で到着しました。直江嬢と
合流し、座席に進むと程なくしてお年玉の年始ご挨拶が始まりま
した。今日のご挨拶は七之助くんでした。今年のローテーション
は変則的で全然読めなかったわけだけど、まあ七之助くんならOK
でしょう。とても丁寧な言葉で慎重に言葉を選んでのご挨拶は
ちょっと堅苦しさも感じたけど、昨年の大失態を考えたら少しは
オトナになったのをアピールしたかったのかもね…

一幕は『歌舞伎十八番の内〜鳴神』。獅童くん演ずる鳴神上人が
朝廷にうらみを抱き竜神を滝壺に閉じ込めたことから人々は干ば
つに苦しみ、朝廷から依頼を受けた亀治郎さん演ずる雲の絶間姫
が鳴神上人を誘惑して破滅させて雨を降らせるんだけど、騙され
たことに気付いた鳴神上人の怒りが大爆発するというストーリー
でとても解かりやすくて衣装も演出も華やかで見応えがありまし
た。ただ動きがしつこくて「パッパとやれないのかな…」と軽く
苛立つ場面もありましたが、まあ伝承されてるものなので何とも
文句のつけようもないんだけど。

高僧である鳴神上人を演ずる獅童くんは品の良さが出てて凛と
した感じがとても素晴らしかった。その凛とした感じが一変して
怒り爆発の時の荒々しさのギャップもよく表現されてて、悔しい
けど良い役者なのを改めて実感しました。獅童くんとは『HR』が
出逢いで、その後に歌舞伎役者だということを知って浅草歌舞伎
で生で観て、初めて観た歌舞伎だったのにすごく集中出来て感動
して歌舞伎の面白さにハマっていったわけだけど、ただそれには
舞台上に獅童くんが居るから歌舞伎に集中出来たんで獅童くんの
出ない歌舞伎は無理だと思ってたんだよね。

それがデキ婚から全く獅童くんに対して執着がなくなってTVも
映画も舞台も観る気さえ起きなくて、このまま歌舞伎と触れ合う
こともないと思ってたけど、やっぱり浅草歌舞伎は別腹だと思っ
て久々に歌舞伎及び獅童くんを観たんだけど歌舞伎における獅童
くんに対するワクワク感っていうのが変わらなかったの。何かを
期待させる役者なんだよね…でもまだ素直になれる程、獅童くん
に執着心は復活してないから「良い役者なんじゃないの…」と
しか言えませんけどね。

二幕は『仮名手本忠臣蔵〜五段目・六段目』。亀鶴さん演じる
定九郎が勘太郎くん演じるおかるの父を殺して大金を奪うんだけ
ど、その定九郎を七之助くん演ずる勘平がイノシシと間違って
撃ち殺してしまい、定九郎が持っていた大金を成り行きで持ち帰
ってしまうのです。実はおかるは勘平の妻で、おかるは勘平の為
に身売りされててその代金をおかるの父が預かっていて、その金
を定九郎に奪われて、更にそれを勘平が持ち帰ってしまったわけ
で、それは大雨の暗闇の中で行われた出来事でいくつかの勘違い
が重なって哀しい結末を迎えるのでした。

『鳴神』以上の動きのしつこさに話自体も長いので正直ダレて
しまいました。おかるの母は勘平を責め過ぎっ!おかるが売られ
た先の店のおかみさん役の門之助さんは嫌いじゃないんだけど。
お歯黒の白塗りなのに凄い鷲っ鼻というのが面白いのよね〜。
浅草歌舞伎は若手が多いので門之助さんクラスの役者さんが出る
だけでもピシっと締まる感じがしていいっすね。

三幕あると勘違いしていた為、二幕が終わって「まだあるんだ…
長いなあ」と思ってたけど、いきなり客出しされて拍子抜けでし
た。そっか、今回は二幕なんですね。私も早く帰宅しなくちゃ
ならない事情+直江嬢も用事があるようなのでそのまま浅草で
別れました。まだ2部の日もあるので楽しみは次回に取っておき
ますかね…2部は演目が変わるみたいなので楽しみですわ。歌舞伎
はアイテムから消去出来そうもないかも〜!?早く離婚しないかな
〜、獅童くんなあ。(←毒)

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