『レ・ミゼラブル』@中日劇場・前楽。
2006年3月25日 演劇『レ・ミゼ』名古屋公演を観に昨夜から名古屋入りしておりま
す。だって12時開演なんですもの〜、当日入りは厳しいっす。
で、徒歩で中日劇場に向かいました。中日ビルの9階にあるとの
ことでエレベーターに乗る為の列に並ばないといけないという
鬱陶しい目に遭いながらもなんとか会場入り。程なくして開演と
なりました。
帝劇以来の『レ・ミゼ』だったんだけど、アンサンブルの時の
東山さんの立ち位置とかが顔が見えなくても身体つきだったり
仕草だったりで判別出来たのは複数回観てる賜物だと思いまし
た。その他大勢のシーンでも細かな表情や動きがとてもスムーズ
になってて、すっかり作品やキャストに慣れたんだな〜と実感。
更にゴイスと思ったのはアンジョルラスとして出てきた時に声が
確実に太くなってて台詞が実に明瞭で、声量が足らなくて語尾が
短めになってた箇所もちゃんと声が伸びててビブラートが感じら
れました。回を重ねる毎にちゃんと成長してたんだね…私の見る
目に狂いはなかったわ、東山さんったら。
砦の上で赤旗を振るシーンで、同じアンジョルラス役を演って
いる坂元健児さんとのトークショーで「上手く振らないと旗が
巻付いてつくねみたいになっちゃう時がある」って言ってたのを
彷彿とさせるような巻付き具合になって「大丈夫か!?」と一瞬
ヒヤっとしたけど、横に振って折り返す時に微妙に前方にも振っ
て巧く巻付きをほどいて最後は勇壮に旗を振った状態で撃たれて
崩れ落ちていき一安心。コツを覚えたようですね、きっと。
見せ場の逆さ吊りというか反り返るシーンも、空虚で切ないけど
神々しい感じがよく出ててちょっと鳥肌モノでした。客席からも
大きな拍手が湧いて素晴らしい瞬間でした。
結婚式のシーンのウエイター役では一転してコミカルな感じも
良くて、食器が無くなっているのに気付く時の二度見とか自然で
笑えたし、ブーケを受け取ってからのステキなキメポーズの数々
やメインで踊るキャストにマイケル風の「フォー!」という合の
手を入れてたのもポイントが高かったし、風貌はカッコいいん
だけど大阪人の根っこを持ってるギャップはたまらんですな。
無事に本編終了。カーテンコールは何回あったでしょうか!?明日
の楽を前にキリがなくなってきてる感じでしたね。何回目かで
山口祐一郎さんとか岡幸二郎さんが下手側に居て、東山さんが
センターに居た時に山口さん側から手を繋いでウエーブみたいに
流れてきてたのに全く気付かない東山さんは普通にお辞儀して
しまってグダグダになった為にカーテンコールが続いたんだよ
ね。集中力切れてるんだろうな、とりあえず手を振るかお辞儀
しとけって感じなんでしょうか。
結局、山口さんと岡さんがリトルコゼットとリトルエポニーヌを
引き連れて何度も何度もお辞儀してくれてほのぼのムードを醸し
出してその場を納めていました。子役を出されたら客も納得せざ
るを得ないですものね。
で、会場を後にしようとするとまたもやエレベーター待ちの長蛇
の列に辟易してしまって階段で降りることを選択しなんとか1階
まで辿り着いたものの、出口がわからずサマオバのグループの後
を着いて行ったら車寄せに出てしまった。車寄せには1列に並ぶ人
・人・人。サマオバ軍団の目的は出待ち〜!?気付けばサマオバ
軍団の隣りで出待ちしている私が居た。程なくして1台のタクシー
がゆっくりと走ってきて、中には満面の笑顔を湛えた山口さんが
出待ちをしている私達に手を振ってくれていた。「祐さ〜ん!」
とはしゃぐサマオバ軍団につられて「お疲れ様でした」と会釈
する私。条件反射だわ…全然ファンじゃないのにぃ。
山口さんが去った車寄せは蜘蛛の子を散らすように人が居なく
なった。冷静に考えたら東山さんクラスのキャストがタクシーで
車寄せを通過するはずはない。徒歩で出そうな所があるはずだ!
完全に出待ちモードになってしまった私はエレベーターホールに
戻ってみた。出待ちの皆さんが沢山居た。よく見れば床にテープ
が貼ってあって何箇所かスペースが出来ていて、そのスペース内
で待てという暗黙の了解がなされているようだった。どうやら
一般客が利用するエレベーターでキャストも降りてくるらしい。
しばらく待っているとエレベーター前が騒がしくなった。私の
居た場所からはエレベーター前が見えないんだけど、向かいの客
が「東山さんよ!」と言っているのが見えて、後を追っ掛けて
いくのは忍びないので遠回りして正面に出てみた。ビル内で出待
ちのファンに捉まれば良かったのに、どうやらビルの外で捉まっ
たらしくたちまち人だかりが出来ていた。人通りの多い繁華街の
栄のビルの前です。通りすがりの人までも加わってちょっとした
プチパニックになってて、外国人の観光客が意味も解からずデジ
カメを回してたのに苦笑しました。
出待ちはするけど近寄らないのが信条の私としては「写真を撮っ
てくれ」と言われれば2SHOTだろうが写メだろうが素直に応じ、
挙句の果てには掛けたグラサンまで外して撮ってあげてて、「サ
インをしてくれ」と言われればパンフだろうがノートだろうが
手帳だろうが素直に応じてた東山さんの姿に感心したけど全く
無表情だったのが気の毒に思ったりもした。やっぱりファンサー
ビスが必要なポジションではあるのは確かだけど、数分前に見た
主役クラスの山口さんの満面の笑顔の後であの無表情を見たら
「嫌なら断ったら?」と思ってしまうのよね。
たぶん性格的に不器用な人なんだと思う。何でも応じるならせめ
て歯を見せるか笑顔じゃないと誠意は伝わらないし「実力で勝負
するんだ」と思えば余計なことをしなくても自然と支持を受ける
だけの資質はあると思うんだけど、そこまでの自信も実績もまだ
ないから中途半端な対応になっちゃうのかな。やっぱり認知度の
少ない名古屋という場所で今取り込むべきファンは舞台で颯爽と
してた東山さんが意外とフレンドリーに接してくれたっていう
インパクトだと思うの。地方公演が多い方じゃないから地方から
の集客率をUPさせるにはよほどの誠意を見せないと反映されない
と思うんだ。客観的に見て、あのファンサービスが効率の良い
ものとは思えなかったのでとても残念に感じてました。
ようやく集っている輩の要求をこなした東山さんは栄の街に消え
ていきました。さっきまで人だかりを起こしていた人が普通に
街並みに溶け込んでいったのも不思議な感じがしましたが。
その後、熱田神宮に行こうとしたんだけど間違って笠寺まで出て
しまってレインボーホールでNEWSのライブを演っていることを
知り、名古屋の宿が一杯だったことに合点がいきました。春休み
中だし、ラストツアーだし、名古屋までなら遠征する人も多いん
でしょう。あっぱれジャニファン。
熱田神宮になんとか辿り着き、お参りしておみくじを引くと初詣
の凶からひとつ上昇して小吉でした。その後、蓬莱軒に行きたか
ったんだけど詳細を調べてなかったので店を発見出来ず、結局
近くの店でひつまぶしを頂きました。またしても蓬莱軒を逃しま
したが、ひつまぶしはもう納得かも!?とり立ててうなぎ好きって
わけでもないんでね…って呼子のイカを思い出したわ、デジャ
ブ。
その後はホテルに戻ってお風呂に入って飲酒。明日は楽日です。
更なる東山さんの飛躍に期待して劇場に行って参ります。
す。だって12時開演なんですもの〜、当日入りは厳しいっす。
で、徒歩で中日劇場に向かいました。中日ビルの9階にあるとの
ことでエレベーターに乗る為の列に並ばないといけないという
鬱陶しい目に遭いながらもなんとか会場入り。程なくして開演と
なりました。
帝劇以来の『レ・ミゼ』だったんだけど、アンサンブルの時の
東山さんの立ち位置とかが顔が見えなくても身体つきだったり
仕草だったりで判別出来たのは複数回観てる賜物だと思いまし
た。その他大勢のシーンでも細かな表情や動きがとてもスムーズ
になってて、すっかり作品やキャストに慣れたんだな〜と実感。
更にゴイスと思ったのはアンジョルラスとして出てきた時に声が
確実に太くなってて台詞が実に明瞭で、声量が足らなくて語尾が
短めになってた箇所もちゃんと声が伸びててビブラートが感じら
れました。回を重ねる毎にちゃんと成長してたんだね…私の見る
目に狂いはなかったわ、東山さんったら。
砦の上で赤旗を振るシーンで、同じアンジョルラス役を演って
いる坂元健児さんとのトークショーで「上手く振らないと旗が
巻付いてつくねみたいになっちゃう時がある」って言ってたのを
彷彿とさせるような巻付き具合になって「大丈夫か!?」と一瞬
ヒヤっとしたけど、横に振って折り返す時に微妙に前方にも振っ
て巧く巻付きをほどいて最後は勇壮に旗を振った状態で撃たれて
崩れ落ちていき一安心。コツを覚えたようですね、きっと。
見せ場の逆さ吊りというか反り返るシーンも、空虚で切ないけど
神々しい感じがよく出ててちょっと鳥肌モノでした。客席からも
大きな拍手が湧いて素晴らしい瞬間でした。
結婚式のシーンのウエイター役では一転してコミカルな感じも
良くて、食器が無くなっているのに気付く時の二度見とか自然で
笑えたし、ブーケを受け取ってからのステキなキメポーズの数々
やメインで踊るキャストにマイケル風の「フォー!」という合の
手を入れてたのもポイントが高かったし、風貌はカッコいいん
だけど大阪人の根っこを持ってるギャップはたまらんですな。
無事に本編終了。カーテンコールは何回あったでしょうか!?明日
の楽を前にキリがなくなってきてる感じでしたね。何回目かで
山口祐一郎さんとか岡幸二郎さんが下手側に居て、東山さんが
センターに居た時に山口さん側から手を繋いでウエーブみたいに
流れてきてたのに全く気付かない東山さんは普通にお辞儀して
しまってグダグダになった為にカーテンコールが続いたんだよ
ね。集中力切れてるんだろうな、とりあえず手を振るかお辞儀
しとけって感じなんでしょうか。
結局、山口さんと岡さんがリトルコゼットとリトルエポニーヌを
引き連れて何度も何度もお辞儀してくれてほのぼのムードを醸し
出してその場を納めていました。子役を出されたら客も納得せざ
るを得ないですものね。
で、会場を後にしようとするとまたもやエレベーター待ちの長蛇
の列に辟易してしまって階段で降りることを選択しなんとか1階
まで辿り着いたものの、出口がわからずサマオバのグループの後
を着いて行ったら車寄せに出てしまった。車寄せには1列に並ぶ人
・人・人。サマオバ軍団の目的は出待ち〜!?気付けばサマオバ
軍団の隣りで出待ちしている私が居た。程なくして1台のタクシー
がゆっくりと走ってきて、中には満面の笑顔を湛えた山口さんが
出待ちをしている私達に手を振ってくれていた。「祐さ〜ん!」
とはしゃぐサマオバ軍団につられて「お疲れ様でした」と会釈
する私。条件反射だわ…全然ファンじゃないのにぃ。
山口さんが去った車寄せは蜘蛛の子を散らすように人が居なく
なった。冷静に考えたら東山さんクラスのキャストがタクシーで
車寄せを通過するはずはない。徒歩で出そうな所があるはずだ!
完全に出待ちモードになってしまった私はエレベーターホールに
戻ってみた。出待ちの皆さんが沢山居た。よく見れば床にテープ
が貼ってあって何箇所かスペースが出来ていて、そのスペース内
で待てという暗黙の了解がなされているようだった。どうやら
一般客が利用するエレベーターでキャストも降りてくるらしい。
しばらく待っているとエレベーター前が騒がしくなった。私の
居た場所からはエレベーター前が見えないんだけど、向かいの客
が「東山さんよ!」と言っているのが見えて、後を追っ掛けて
いくのは忍びないので遠回りして正面に出てみた。ビル内で出待
ちのファンに捉まれば良かったのに、どうやらビルの外で捉まっ
たらしくたちまち人だかりが出来ていた。人通りの多い繁華街の
栄のビルの前です。通りすがりの人までも加わってちょっとした
プチパニックになってて、外国人の観光客が意味も解からずデジ
カメを回してたのに苦笑しました。
出待ちはするけど近寄らないのが信条の私としては「写真を撮っ
てくれ」と言われれば2SHOTだろうが写メだろうが素直に応じ、
挙句の果てには掛けたグラサンまで外して撮ってあげてて、「サ
インをしてくれ」と言われればパンフだろうがノートだろうが
手帳だろうが素直に応じてた東山さんの姿に感心したけど全く
無表情だったのが気の毒に思ったりもした。やっぱりファンサー
ビスが必要なポジションではあるのは確かだけど、数分前に見た
主役クラスの山口さんの満面の笑顔の後であの無表情を見たら
「嫌なら断ったら?」と思ってしまうのよね。
たぶん性格的に不器用な人なんだと思う。何でも応じるならせめ
て歯を見せるか笑顔じゃないと誠意は伝わらないし「実力で勝負
するんだ」と思えば余計なことをしなくても自然と支持を受ける
だけの資質はあると思うんだけど、そこまでの自信も実績もまだ
ないから中途半端な対応になっちゃうのかな。やっぱり認知度の
少ない名古屋という場所で今取り込むべきファンは舞台で颯爽と
してた東山さんが意外とフレンドリーに接してくれたっていう
インパクトだと思うの。地方公演が多い方じゃないから地方から
の集客率をUPさせるにはよほどの誠意を見せないと反映されない
と思うんだ。客観的に見て、あのファンサービスが効率の良い
ものとは思えなかったのでとても残念に感じてました。
ようやく集っている輩の要求をこなした東山さんは栄の街に消え
ていきました。さっきまで人だかりを起こしていた人が普通に
街並みに溶け込んでいったのも不思議な感じがしましたが。
その後、熱田神宮に行こうとしたんだけど間違って笠寺まで出て
しまってレインボーホールでNEWSのライブを演っていることを
知り、名古屋の宿が一杯だったことに合点がいきました。春休み
中だし、ラストツアーだし、名古屋までなら遠征する人も多いん
でしょう。あっぱれジャニファン。
熱田神宮になんとか辿り着き、お参りしておみくじを引くと初詣
の凶からひとつ上昇して小吉でした。その後、蓬莱軒に行きたか
ったんだけど詳細を調べてなかったので店を発見出来ず、結局
近くの店でひつまぶしを頂きました。またしても蓬莱軒を逃しま
したが、ひつまぶしはもう納得かも!?とり立ててうなぎ好きって
わけでもないんでね…って呼子のイカを思い出したわ、デジャ
ブ。
その後はホテルに戻ってお風呂に入って飲酒。明日は楽日です。
更なる東山さんの飛躍に期待して劇場に行って参ります。
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