ホテルをチェックアウトし、荷物を劇場のクロークに預けようと
昨日より少し早めに劇場に行くとスムーズにエレベーターに乗れ
た。気分いいじゃな〜い!劇場入りするとクロークがなくコイン
ロッカーが設置されていた。効率重視でいいじゃな〜い!!その
まま座席に進むと3列目の通路側という良席にテンションもいい
じゃな〜い!!!いざ開演でございます。

始めに東山さんが囚人役で出てくるんだけど、鍬で耕すような
動きがあまりにもシャープだったので被っていたニット帽という
かヘアバンドみたいなのが勢いで下がって目が完全に隠れてしま
ったのにニヤニヤしてしまった。何気なくズリ上げてたけどね…
ってバルジャンを見てろって話ですが。

やはり楽日ということで1曲終わる毎に大拍手が起こって舞台と
客席が一体となってる感じがあってワクワクしながら観てました
。これだから楽日はやめられまへんな。大阪か名古屋の楽日は
どうしても観たいと思ってて、『レ・ミゼ』に関しては東京公演
もあるからわざわざ遠征に行かなくてもいいわけなんだけど
お芝居を観るって非日常な世界に身を委ねるみたいなところが
あって、そこに旅が加わる遠征ってより非日常が増す感じがした
んだよね。ライブでの遠征はあっても芝居での遠征は初だった
から予想通りの展開に大満足でしたわ。

アンジョルラスの逆さ吊りというか反り返って死んでいる場面で
足を閉じた状態で反ってるのかと思ってたんだけど、よく観たら
足を広げた状態で流行りだから言うわけではないけどイナヴァウ
ワーみたいになってました。確かにいくら身体が柔らかいとは
いえ、足を広げた方が腰への負担は少ないわな。砦が回転する時
の振動とか凄く心配だったからなるほどね…と思いました。

あとちょっと気になったのがマリウス役の泉見洋平さんの発声が
オペラ歌手みたいになってて声量があって伸びがあったんだよね
。彼の成長を観て、東山さんも成長してたからこの年代の役者
さんが『レ・ミゼ』に出ることで力をつけるチャンスを与えられ
てるんだなって思ってキャスティングの担当者に感謝したい気持
ちになりました。元々勝負出来る資質を持っている人に更なる
要素をもたらせてくれたんだものね…ホントにいい作品に出られ
て羨ましく思いました。

無事に本編を終え、カーテンコールになりました。テナルディエ
役の駒田一さんが地元・名古屋出身ということで進行を務められ
ました。確かにリトルコゼットをバルジャンが迎えに来た時に
お金欲しさに引き留めるシーンで「ホントだがね…」とアドリブ
を言って笑いを取っていらしたのは自然だったもんね。

その駒田さんが各キャストから挨拶をと促して、いきなり東山
さんを指名した時には「ちょっと大丈夫!?」と不安に思ったけど
成長してましたよ、彼は。たぶん事前にコメントを考えていたと
思われましたがスラスラと「アンジョルラス役を務めさせて頂き
ました東山です。本日は千秋楽にお越し下さりホントに有難うご
ざいました。この『レ・ミゼラブル』8年振りの名古屋公演と
いう記念すべき日にアンジョルラスという大役を務めさせて頂き
ましてホントに不安と緊張の毎日でしたが今日こうして無事に
千秋楽を迎えることが出来ました。これもホントにスタッフの
皆様、キャストの皆様、観客の皆様のお陰だと思っております。
ホントに有難うございました。この名古屋の地で学んだことを
日生劇場で活かしたいと思います。本日は有難うございまし
た。」ってなことを言っていました、まあ若干噛んだけどね。
まあD☆D公演の時のような支離滅裂ではなかったことが救いでし
たけども。

挨拶後にキャストが♪The People’s Songを歌ってくれて花を
客席に投げてくれたんだけど、東山さんしか見て居なかった為に
アンサンブルの方が投げてくれた花が至近距離に来たのに気付か
ずに何本か身体をかすめましたが結局手にすることは出来ません
でした。基本、東山さんの投げた花しか興味がないんもんで…
スミマセ〜ン!

その後もカーテンコールは続きましたが、最後はやはり山口さん
お一人が舞台に残って何度も何度も絶妙な間でお辞儀をされて、
笑いを取りつつ拍手も受けて客席も納得でカーテンコールは終了
しました。しかし昨日のように階段で1階まで降りると出待ちゾー
ンは凄いことになっていました。また今日も東山さんはもみくち
ゃにされるんだろうか!?そんなことを心配しつつも、今日は出待
ちをせずにそのまま名古屋駅に出ました。だって矢場とんに行き
たかったんだもの〜。最後は食欲優先です!(きっぱり)

エスカ内の店に行くとやっぱり列が出来てました。列に並んで
から程なくして「カウンターが1席だけ空いてますので…」と前の
人達を飛び越して入店出来ました。お一人様はこういう時に都合
が宜しいですわね。で、お目当ての‘鉄板ひれかつ定食’をオー
ダー。出来るまで手持ち無沙汰なので生ビールもオーダーして
しば漬けをツマミにグビグビ飲んでやりましたよ、オヤジのよう
にね。気付けば右隣りの4人組も左隣りの2人組もNEWSのライブ
帰りのお嬢さん達でホントに名古屋をNEWSファンが侵食している
んだなってことを実感しました。

で、以前食べて感動した‘鉄板ひれかつ定食’が運ばれてきて、
甘ったるい味噌カツがカラシや七味やすりゴマで変化して飽きる
ことなく完食することが出来ました。キャベツも相当な量なのに
しんなりして食べやすくてよかでした。それからお土産を買って
指定を入れていた新幹線に乗り込むと、同じ車両に見覚えのある
顔があった。さっきまで『レ・ミゼ』に出てませんでした?

名古屋駅を出発して、すぐに公演チラシで確認するとアンサン
ブルで出ていらした上條コウさんでした。内容に関係なく東山
さんしか観てない私でもアンサンブルの方が判ったことにビッ
クリ…職業柄身に付いたと思われた芸能人オーラを察知出来る
センサーはまだ働いているみたいね。

なんとなく気分が良かった上に缶ビールを飲んでたんでゴキゲン
さんのまま新幹線の旅は終わり、帰宅しました。家に着いてD☆D
F.C.から届いた封筒を開けると『レ・ミゼ』の日生劇場公演の
チケットが入ってました。まだ東山さんのアンジョルラスに逢え
るのね…嬉しいぜぃ!

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