今日は『レ・ミゼ』の日生劇場公演を観に行った。観る回を重ね
ても基本、東山さんしか観てないからドキドキ感が安心感に変わ
っていく醍醐味を楽しんでいるだけだったことに今日気付いた。
今日はバルジャン役が石井一孝さんでジャベールが鈴木綜馬さん
だったんだけど、名古屋2Daysは山口祐一郎さんのバルジャン、岡
幸二郎さんのジャベールだったからモードというか自分の中で
『レ・ミゼ』はこのお二人で馴染んでたんだね、たぶん。

だから「こんなにあっさり歌が終わっちゃうんだ…」とか「ここ
で台詞尻を伸ばすんだ…」「その声域で歌うんだ…」とか新鮮味
というよりは違和感で一杯だった。逆にファンテーヌ役のマルシ
アさんとかテナルディエの妻役のモリクミさんとかは馴染む程
観てないけど出てきた時の期待感っていうのはメジャーどころに
反応するミーハー心故なのかしら!?まあ惰性で観てしまうスキが
なかったのは結果オーライってことで。

東山さんのアンジョルラスに対してはもう安心して観てられると
いうかすっかり自分の中で馴染んでしまってウットリするだけ
だったんだけど、ふと砦のシーンでの時の衣装のパンツの裾に
ゴムが付いていて靴のかかとに通しているのが気になった。そっ
か…パンツがビシっと伸びてるから見栄えもいいし、砦を昇った
り降りたりしてもパンツの裾がセットに引っ掛かるのを防いでい
るのでは!?他のキャストの人も見てみたらゴムが付いてない人も
いらっしゃって、動きの激しいキャストには付いてるのかも!?と
思い始めたりしました。そこまで気を遣ってる衣装さんならブラ
ボー!と思いますが、ただの私の思い過ごしだったら笑ってやっ
て下さいな。

今日もそれはそれは素晴らしい死に様のアンジョルラスに感心し
結婚式のシーンのウエイター役に大注目してました。マイケル並
みの「フォー!」って感じまでには弾けてなかったけど、自分の
足を自分の足で踏んで「痛っ!」て新喜劇を彷彿とさせる演技を
してたのに心の中で大爆笑!さすがは関西人でおますな…

無事に終演を迎え、カーテンコールになりました。私の席の何列
か前に東山さんの知り合いの方がいらっしゃったようで、激しく
舞台上の東山さんにアピールしてたら気付いた東山さんが驚いた
後で照れ臭そうな顔をしてて、それがかなりのツボで自分に向け
られた表情であるかのように妄想して昇天…

そのままの浮かれたテンションのまま愛車で帰宅。なんだかんだ
言ってもそろそろ作品自体に飽きてきてるんですけど…とか言っ
たら『レ・ミゼ』オタクに総スカンですわね。でも後ろの席の
サマオバが東山さんのファンだったみたいで「いずれはバルジャ
ンかジャベールを東山くんが演る時が来るかも知れないんだから
…」って喋ってて、東山さんはミュージカルスターを目指してる
わけではないと思ったんだよね。方向性としてはベッシーまたは
ハムの人あたりでしょう。厳密に言えばそこも目指さないとは
思いますけど。

やっぱり踊ってる時が一番なんだもん。ネズミの着ぐるみで顔も
体型もわからないのにその動きに惚れたわけだからね。どうせ
目指すなら♪マツケンサンバ?でお馴染みのマジーあたりでよろ
しく頼みたいと思ったとさ。とは言え、残りの『レ・ミゼ』公演
も頑張ってもらいですわ。

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