今日は志村けんさんの『志村魂』を観に池袋に行った。志村さん
と言ってもドリフは観てたけど印象に残っているのはひょうきん
族だし、バカ殿には興味がなかったので全くノスタルジーを感じ
てないんだけど観劇することを決意させたのは愛しのキ○ガイ・
清水さんが出るからなのでした。同じ歳である信者仲魔のちゅん
たろーさんも愛しの池田なるし〜が出るからチケ獲りに翻弄され
たと思われ、本日の良席をキープされたとのことで御一緒させて
頂くこととなりました。

劇場のエントランスで落ち合い、座席に進みました。土曜日の昼
公演ということで客層はお子ちゃまに学生さん、20代〜30代に
年配の方々まで幅広い感じでした。で、いざ開演。

いきなりダチョウ倶楽部さんの客イジリからスタート。城内で
居なくなった殿様を探すシーンは『シンスト』でチャールズ王子
を探すシーンとダブって演出手法のひとつなんだなと感心しまし
た。客層がバラバラな場合に効果的に舞台へ集中させられるのは
観客を巻き込んだ客イジリですものね。

程よきところでバカ殿登場。腰元であるもえちゃんとかくまきり
よりも一番興味があったのが及川奈央だったんだけど、ホントに
妖艶ですぐに引き込まれてしまった。案の定、お色気担当だった
んだけどギリギリO.A.に乗せられる謙虚さを持ち合わせている
雰囲気が素晴らしかった。AV出身で作家にまで成り上がっている
飯島姉さんに続く活躍が出来る女優さんだわ。凄く賢くて良い
意味でしたたかな女性だからこそ志村さん及びブレーンが使って
るんだとは思いますが。

殿の命を狙う忍者の頭がなるし〜でその手下が清水さんと猫の
ホテルの池田鉄洋さんでコテコテなお笑い担当って感じをよく
こなしておられました。

忍者とバカ殿及び家来や腰元達のドタバタ劇が繰り広げられて
そのまま特にオチらしいオチもなく終わったんだけど、バカ殿を
熟知してないのでこれで成立してるのか多少疑問が残った。

その後はコントが続き、背景のかきわりが次々と変わって雰囲気
を作っていく手法に感心した。ホントにTVを見ているようで、TV
の収録ならひとつのコントが終わればカットが掛かるけど、それ
を舞台でやってるわけで、ノンストップで場面は変わるわ、役も
変わるわで舞台裏の苦労が想像出来たのよね。ほとんどのコント
に志村さんが絡んでて着替えとかメイクとかバタバタ状態だった
ことは想像出来て、この舞台に賭ける意気込みが感じ取れました
よ。

一連のコントに清水さんの出番がかなり多かったので嬉しかった
です。演出のラサールさんとしては使い勝手が良かったんでしょ
う。逆になるし〜は扱いのわりには出番が少なくて、公演間際
まで他の公演に出演中でお稽古に参加出来る日数が少なかった
からなのかも!?というちゅんたろーさんの分析でした。とは言え
なるし〜目当てで来てる客も居るんだからなんとかならなかった
もんなんですかね…

休憩を挟み、志村さんの津軽三味線の演奏から二幕がスタート。
ホントに盛り沢山な公演ですこと。その後は喜劇『一姫二太郎
三かぼちゃ』という演目でした。これは藤山寛美さんが主役を
務めていた演目だそうで、志村さんが主役を演じたんだけど声色
とか仕草とか寛美さんを意識して演技なさっている感じでした。

6人兄弟という設定で清水さんは三郎役の志村さんをバカにしてる
兄弟のうちの五郎役だったんだけど、ネチネチと三郎を責める
場面が多くて志村さんと絡んでいる姿に思わず目を細めてしまい
ました。清水さんの方が年上なんですけど、一瞬母の気持ちに
なってしまいましたね。同じ事務所のラサールさんのバーターに
過ぎないけど、こんな大きな公演で大舞台で大御所と堂々と絡ん
でる姿を観られるなんてファン冥利に尽きますわ。

笑って泣かせる内容の演目の後に変なオジサンまで登場して志村
けんワールドを存分に堪能出来る公演でした。かなりチケ代より
贅沢な気分を味わうことが出来たんではないでしょうか!?
カーテンコールで「頑張り過ぎて声が変になっちゃってスミマセ
ン」と志村さんが言うようにかなり声がかすれてて、この先の
公演が若干心配になりましたが…

終演後、ちゅんたろーさんと別れて東武で父の誕生日ケーキを
購入し帰宅。行きつけのステーキ屋さんで父の誕生日&快気祝い
の食事会を兄貴の家族としました。久々の外食だったのでワイン
を飲み過ぎました。でも楽しかったからいいっか…

食後に帰宅し、ケーキを前に♪ハッピーバースデートューユーの
合唱をし、ロウソクを父に吹き消してもらいケーキを食しました
とさ。は〜長い1日だった…疲れた。

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