’06 a-bra:z Tour“CLOVER”@宮崎WEATHER KING。
多美さんのメールで目覚め、おもむろに身支度を始めた。多美
さんが調達してくれたレンタカーで宮崎まで移動するんだけど
10時のチェックアウトでさえ嫌がって金にモノを言わせて11時
まで延長してきた私達が頑張って10時にチェックアウトしようと
していたのです。ホントはもっと早くに出発したかった多美さん
を半ば強引に言いくるめたわけなんですけどね。

とりあえず10時にはチェックアウトが出来、ホテル前で多美さん
と合流し運転を交代していざ宮崎を目指しました。九州道に入り
途中のSAで買い食いする余裕がある位に順調に進み、目的だった
高千穂峡に到着。兄貴の奥さんが宮崎出身なので何度か宮崎には
来たことがあるんだけど高千穂峡には行ったことがなくて一度は
来たかった場所だったのです。

降り続いてた雨が小降りになりボートに乗ることにしました。し
かし非力な女子が思い通りにボートを操ることが出来るわけも
なく、周囲のボートと接触したり滝に一直線に突っ込みそうに
なったりとモタモタしてるうちに制限時間が近くなり、あまり奥
の方に行けないまま引き返すことになりました。非力でもコツが
わかればグングン進むんだろうけど、かなりの苦戦でございまし
た…アネがね。私はノンキに同乗してただけでアネが頑張って
くれておりましたよ。多美さんも苦戦してたようで大幅に時間を
超えて戻って来ました。大変だったけど見る価値ありの壮大さは
圧巻でした。

その後は周辺を散策。紅葉が綺麗だし岩の何とも言えない迫力に
魅了されました。日向夏ソフトに舌鼓を打ち、調子に乗った私達
は高千穂神社や天岩戸まで足を延ばして観光を満喫し始めたとこ
ろでふと我に返りました。「そろそろ市内に戻らないとライブに
間に合わないんじゃないか!?」と。本来の目的に立ち返った私達
は一路市内を目指しナビを設定すると到着予定時間が21時を示し
た…ライブ終わってんじゃん!軽く血の気が引きました。

でもストレートに福岡から宮崎まで4時間で行くと検索済みだった
から県内に入っていて6時間も掛かるはずはないと確信した私は
絶対に間に合うと思ってハンドルを握っていた。その後、誤作動
だったようで19時に変わったんだけどそれでもライブは始まって
るわけで何とかしなければ!という責任感が私の中のワルまにあ
を呼び起こしてしまったのでした。

自分以外に人を同乗させている時はセーフティドライバーを心掛
けていてアクセルやブレーキの踏み込みに気を遣っているんだけ
ど今回ばかりは完全無視。人の好い宮崎の人にケンカを売ってる
かの如くアオリまくり、登坂車線でのごぼう抜きを繰り広げ、都
内だったら白バイに検挙されかねないワルワル走行で確実に予想
到着時間を減らしていきました。

助手席では多美さんが先に到着しているめぐっちさんとSAKUちゃ
んに連絡を取り、イベンターと交渉して当日券を買って後で清算
する方法を伝えていました。最悪なことにお二人のチケットは
私達が持っていたのです。多美さんは良番をお持ちでして、開場
時間には絶対に間に合わないからその良番でお二人に入ってもら
えるように指南なさっていました。さすがに車内には嫌な空気が
流れていて申し訳なかったです。とにかく1分でも早く会場に着く
ことが私の使命になってました。

市内に入り、到着予定時間が開演時間+10分を行ったり来たり
するようになるとやっと車内の緊張感がほぐれ出してジョークを
言ったりして笑いが出てきました。その笑いに気を取られて待た
なくていい信号にハマったりするツメの甘さも露呈しましたが
会場横の駐車場に滑り込んだのは開演1分前。そのまま会場入り
するとエリクリちゃんの前説が始まりました。間に合った〜!

ってか客少なっ!フロアの半分しか客が居なくて、あとは後方の
段差の所に居るだけでフロアの後ろは快適空間でした。テキトー
に移動してウロウロしてみたけど結局は疲労感から壁に寄り掛か
って観ることにしました。楽はガッついて観る気満々だったけど
狭いハコで後方から客観的に観てみるのも趣があって良かった。
楽しかったこととかイラついたこととかビックリしたこととか
様々な思いが蘇ってきて、最後の最後にこんなオチがついたこと
も楽しめたかな。

ライブは相変わらず楽しくて…
って実際開演に間に合ったことでホッとし過ぎて詳細はあんまり
覚えてないんです。ボソッ…MDも録れなかったし。ただアドリブ
のキメ台詞は♪一番街で待ってるぜ!だったのは覚えてる。あと
アンコールの最後の最後にメンバーが出てきてくれて乾杯したの
が救われた気がしました。この瞬間の為に楽に拘ったってことで
結果オーライでしょう!

終演後、出待ちしてみましたが気配がありつつも結局は動きが
なくなったのでそのまま打上げに流れたのでは!?という結論に
達し、会場を後にしました。めぐっちさんとSAKUちゃんと別れ、
ホテルにチェックインしてから打上げに出掛けました。多美さん
が探してくれた地鶏の店に行くと地鶏切れで支店を案内してもら
い移動すると誰も居ない…しばらく待ってみたけど客も店員も
居ない…無用心だこと。

途方に暮れているとようやくお兄さんが走ってきて店内に案内
してくれた。食べ飲み放題2時間のコースにしてみたんだけど
かなりの空腹の私達は料理が運ばれたそばから一気食いなので
ペースも何もあったもんじゃなかった。ツマミのキャベツの皿も
食べつくし、お代わりする程だった。ウサギかよ!ようやくお腹
が満たされた頃にベーコン系やチーズ系、餃子系の応酬にさすが
に辟易したけど何とか完食。2時間の時間制限を待たずして1時間
強で店を出た。お店のお兄さんにとっては嵐のような客だったに
違いない。若干メニューの出し方が間違ってる気はしたけどウマ
ウマの地鶏を堪能出来て良かったです。有難う、お兄さん。そし
てこの店を探してくれた多美さん、有難う。

その多美さんと別れ、ホテルに戻り更に飲酒。あ〜これで旅も
終わるんだ。また次の旅、そしてあぶらに期待して希望を繋げた
いと思いま〜す。次はどんなドタバタ劇になりますやら…

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索