デーモン小暮の邦楽維新 Collaboration 青山本場所・『羅城の巻」。
2007年2月16日 音楽
今日は閣下の邦楽維新『羅城の巻』を観に青山円形劇場に参り
ました。邦楽維新は3度目となるオルケスタ・デ・ミヤビヤーナ
こと篳篥の稲葉明徳さん+笙の高原聰子さん+横笛、琵琶の
太田豊さんとのコラボレーションなんで『守禮の巻』の時よりは
安心した心持で観れました。
まずはミヤビヤーナの古典♪陪臚から。ホントに雅楽って聴いて
て気持ちいいな〜。空気を揺す振って奏でてるというか神聖な
雰囲気に満ち溢れて脱力してしまうわけです。いきなり睡魔に
襲われました…ってダメじゃん!2曲目の♪平調調子で舞いながら
閣下が登場して我に返りましたけども。閣下が登場してから気付
いたんだけど隣りの席のオンナがとてもオーバーリアクションで
ウザかった。笑い声が大きい上に前後に身体を動かすもんだから
繋がった椅子に座ってる私にも衝撃が伝わって軽くイラっとし出
したのでした。
今回の朗読は芥川龍之介の『藪の中』。導入部分は現代のニュー
ス番組調になってたのに感心しました。いろんなパターンを考え
るもんですな…興味深くストーリーに身を委ねることが出来まし
た。サスペンス好きな私としては面白い題材でしたね。盗賊が
夫妻を襲って夫を殺し妻を陵辱するんだけど、盗賊と夫と妻が
自らに起きた事件のそれぞれの心情を吐露するという短編小説
みたいな感じで展開が速かったんで気を失う暇もなく非常に楽し
めました。
休憩を挟み『2時っチャオ!』繋がりで恵さんや山田美保子さんが
いらしていたことに「二ヤッ…」としたり、輪島さんを発見し
「デカっ!」と思ったりとそれなりに楽しめました。輪島さんの
話を直江嬢としていると隣りのオンナが話にカットインしてきて
「あれって輪島さんなんですの?」と関西弁で聞いてきたので
「そうじゃないっすか…」と背中越しに吐き捨てるように言うと
テンションが上がったみたいで輪島ネタを言い出してきたんだけ
ど軽く無視しておきました。なんで空気を読めないのかね…!?
2部になり黒船バンドも加わりました。1部とは別人のように洋装
になったミヤビヤーナの皆様方もステキでした。邦楽器の特徴
とかこの演目に参加される奏者の方々がチャレンジしている新し
い試みの楽器などの説明とかが興味深かったです。要はこの演目
に選ばれる邦楽奏者は只者ではないということでしょうね。
♪越殿楽のジャズVer.とか単純に面白かったもんな。♪越殿楽の
にジャズとかロックの解釈を入れたのは稲葉さんが初なんだそう
ですし、大河ドラマ『義経』の時にタッキーが笛を吹くシーンの
実際の笛の音は稲葉さんが吹いてたとか逸話も披露されて納得、
納得。
中国の通りをテーマにした稲葉さんのオリジナル曲♪ファイハイ
シールーでアジアな風に浸り、そのまま♪My Favorite Things
への流れは癒されたな〜。湯澤さんの「そうだ…京都に行こう」
という台詞も笑えたし。個人的にどっちが好きかと聞かれれば、
ノリ重視のご陽気な南国テイストの『守禮』は楽しかったけど
派手さはなくともクオリティの高さと独特の世界観の『羅城』は
違った意味で素晴らしいと思いました。
再度、閣下が登場。稲葉さんと閣下がこの舞台の為に作り上げた
という仮タイトル♪藪の奥の披露となりました。閣下曰く「中村
雅俊が歌いそうな曲…」というように実に爽やかな曲でした。
耳馴染みが良かったのでCDになるのはそう遠くはないのでは!?
本編ラスト曲は♪惑星…というか♪ジュピター。転調具合が面白
くて松崎様のアレンジ力に今回も脱帽です。途中で♪宇宙戦艦
ヤマトのテーマが入ってきて面白かった。そっちの星ですか…
アンコールになり、恒例の「駐車場が10時に閉まる」話があり
(既にこの時10時過ぎてました)ミヤビヤーナの各奏者の公演
告知から黒船バンドの告知に流れて恒例の♪Blue Mountainの演奏
となりました。客席に今演目のプロデューサー・三橋貴風氏が
座っていらしているのは確認してたけど最後に尺八を持って舞台
に登場なさるとは…どんだけ出たがりなんですか。まあ面白かっ
たんでいいですけどね。「飛び入り」と紹介しつつ予定されて
いたかのように三橋氏の名を閣下が呼んでたのは流石でした。
終始隣りのオンナにイラっとさせられましたが、とりあえずは
楽しい気分で終演を向かえました。直江嬢と幸さんと別れて駐車
場に行くと営業中に流れているBGMが普通に流れてて全然閉まる
気配がなかったのにニヤっとしちゃいました。いつになったら
この事実を閣下が知るのかしらね。って教えてやれよ!という話
ですが面白いので敢えてお知らせしない方向で。
いやあ〜今回も感心するばかりの邦楽維新でした。次は閣下が
ROCKを唄うソロツアーです。こちらも楽しみ、楽しみ。
ました。邦楽維新は3度目となるオルケスタ・デ・ミヤビヤーナ
こと篳篥の稲葉明徳さん+笙の高原聰子さん+横笛、琵琶の
太田豊さんとのコラボレーションなんで『守禮の巻』の時よりは
安心した心持で観れました。
まずはミヤビヤーナの古典♪陪臚から。ホントに雅楽って聴いて
て気持ちいいな〜。空気を揺す振って奏でてるというか神聖な
雰囲気に満ち溢れて脱力してしまうわけです。いきなり睡魔に
襲われました…ってダメじゃん!2曲目の♪平調調子で舞いながら
閣下が登場して我に返りましたけども。閣下が登場してから気付
いたんだけど隣りの席のオンナがとてもオーバーリアクションで
ウザかった。笑い声が大きい上に前後に身体を動かすもんだから
繋がった椅子に座ってる私にも衝撃が伝わって軽くイラっとし出
したのでした。
今回の朗読は芥川龍之介の『藪の中』。導入部分は現代のニュー
ス番組調になってたのに感心しました。いろんなパターンを考え
るもんですな…興味深くストーリーに身を委ねることが出来まし
た。サスペンス好きな私としては面白い題材でしたね。盗賊が
夫妻を襲って夫を殺し妻を陵辱するんだけど、盗賊と夫と妻が
自らに起きた事件のそれぞれの心情を吐露するという短編小説
みたいな感じで展開が速かったんで気を失う暇もなく非常に楽し
めました。
休憩を挟み『2時っチャオ!』繋がりで恵さんや山田美保子さんが
いらしていたことに「二ヤッ…」としたり、輪島さんを発見し
「デカっ!」と思ったりとそれなりに楽しめました。輪島さんの
話を直江嬢としていると隣りのオンナが話にカットインしてきて
「あれって輪島さんなんですの?」と関西弁で聞いてきたので
「そうじゃないっすか…」と背中越しに吐き捨てるように言うと
テンションが上がったみたいで輪島ネタを言い出してきたんだけ
ど軽く無視しておきました。なんで空気を読めないのかね…!?
2部になり黒船バンドも加わりました。1部とは別人のように洋装
になったミヤビヤーナの皆様方もステキでした。邦楽器の特徴
とかこの演目に参加される奏者の方々がチャレンジしている新し
い試みの楽器などの説明とかが興味深かったです。要はこの演目
に選ばれる邦楽奏者は只者ではないということでしょうね。
♪越殿楽のジャズVer.とか単純に面白かったもんな。♪越殿楽の
にジャズとかロックの解釈を入れたのは稲葉さんが初なんだそう
ですし、大河ドラマ『義経』の時にタッキーが笛を吹くシーンの
実際の笛の音は稲葉さんが吹いてたとか逸話も披露されて納得、
納得。
中国の通りをテーマにした稲葉さんのオリジナル曲♪ファイハイ
シールーでアジアな風に浸り、そのまま♪My Favorite Things
への流れは癒されたな〜。湯澤さんの「そうだ…京都に行こう」
という台詞も笑えたし。個人的にどっちが好きかと聞かれれば、
ノリ重視のご陽気な南国テイストの『守禮』は楽しかったけど
派手さはなくともクオリティの高さと独特の世界観の『羅城』は
違った意味で素晴らしいと思いました。
再度、閣下が登場。稲葉さんと閣下がこの舞台の為に作り上げた
という仮タイトル♪藪の奥の披露となりました。閣下曰く「中村
雅俊が歌いそうな曲…」というように実に爽やかな曲でした。
耳馴染みが良かったのでCDになるのはそう遠くはないのでは!?
本編ラスト曲は♪惑星…というか♪ジュピター。転調具合が面白
くて松崎様のアレンジ力に今回も脱帽です。途中で♪宇宙戦艦
ヤマトのテーマが入ってきて面白かった。そっちの星ですか…
アンコールになり、恒例の「駐車場が10時に閉まる」話があり
(既にこの時10時過ぎてました)ミヤビヤーナの各奏者の公演
告知から黒船バンドの告知に流れて恒例の♪Blue Mountainの演奏
となりました。客席に今演目のプロデューサー・三橋貴風氏が
座っていらしているのは確認してたけど最後に尺八を持って舞台
に登場なさるとは…どんだけ出たがりなんですか。まあ面白かっ
たんでいいですけどね。「飛び入り」と紹介しつつ予定されて
いたかのように三橋氏の名を閣下が呼んでたのは流石でした。
終始隣りのオンナにイラっとさせられましたが、とりあえずは
楽しい気分で終演を向かえました。直江嬢と幸さんと別れて駐車
場に行くと営業中に流れているBGMが普通に流れてて全然閉まる
気配がなかったのにニヤっとしちゃいました。いつになったら
この事実を閣下が知るのかしらね。って教えてやれよ!という話
ですが面白いので敢えてお知らせしない方向で。
いやあ〜今回も感心するばかりの邦楽維新でした。次は閣下が
ROCKを唄うソロツアーです。こちらも楽しみ、楽しみ。
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