the TRAVELLERS＠JZ Brat。

今日は尚がゲスト出演するというthe TRAVELLERSさんのライブ
を観にJZ Bratに行った。JZ Bratは渋谷セルリアンタワー東急
ホテルの2階にある食事をしながらライブを楽しむというハコで
初めて訪れる未知の空間でございます。尚仲間の淑乃さんと
かっちゃんとホテルのロビーで落ち合い、会場入りしました。

最近の尚はちょいちょい客寄せパンダ的に扱われることがあって
今回もプンプンしていました。確実に固定の尚ファン（私を含む
）はどこでも参上するわけで、大きくないハコで集客に不安視
する場合に「コネで呼んどく、腕も確かだしさ」って感じで呼ば
れてるみたいになってるのかも!?

勉強不足でthe TRAVELLERSさんを存知てなくてHPを探したらメン
バーの中に‘SAX：武田真治’という名があって「えっ!?真治の
バンドなの？」と思ったんだけど、どう見ても写真が尚を慕う
健気な真治の姿とは程遠いので別人と判明。しかし同姓同名で
同じ楽器を操るっていうのは実に奇遇ですな。他のメンバーの方
もオトナな感じで若干の敷居の高さを感じておりました。彼らの
サウンドに馴染めるのか内心不安を抱えたまま入店してしまった
位だったけど軽い食事を頂きながら近況などを楽しくお喋りして
たらすっかり不安も忘れてました。

いざ開演。以前、尚が参加させて頂いた『HAKATA BEAT CLUB』と
いう福岡出身のミュージシャンが集結したイベントを主導なさっ
ていた浦田賢一さんがドラムで参加されてて、イメージ的に物凄
く強面だったという印象があったんだけど今日はピンク系の綿
シャツ姿が実に爽やかで「別人!?」って感じがして面食らって
しまいました。ただthe TRAVELLERSの皆さんも福岡の人達なので
博多弁でのやりとりは男らしくて確かに浦田さんなんだと実感
出来る場面が多々あって単純に博多弁っていいな〜と別なところ
で感動したりして始めから好印象でした。

心配してたサウンドも心地良くてオトナの雰囲気がプンプンして
て思わず「酒飲みた〜い！」と思ってしまいました。流石に22時
開演なもんですから電車で帰るのが鬱陶しいから車で来ちゃった
んでソフトドリンクを飲んでたもんだから、ほろ酔い気分で聴き
たい感じでございましたよ。オトナのサウンドに身を委ねている
と何気に通路を通る人が目に留まり「あっ尚だ…」と呟いていま
した。後ろにはジャーマネの研ちゃんが居て、普通に店内の通路
を歩いて会場入りしてる感じが新鮮でした。

程なくして尚が呼び込まれました。黒のハイネックにスーツと
いういでたちに最近専らのニット帽ではなく髪をちゃんとセット
してて目が見える色付きのグラサン姿が久々にツボに入りました
ね。めっちゃカッコいいんですけど〜！ちゃんとしたらホントに
デキる子なのに敢えてやらないところも尚に甘いから許してきた
けど久々にちゃんとされたら「やっぱりカッコいいっ！」て改め
てトキメキましたもんね。罪なヤツだぜ…後ろ髪がスッキリして
て前髪のトップはやや重い感じで赤影みたいだったけど雰囲気が
兄っぽくてとてもオシャレさんに見えました。

やっぱり先輩の方々に敬意を表してキッチリとキメてきたのかも
知れませんね、the TRAVELLERSの皆さんはスーツ姿でしたし。
終始無言だったけどニヤニヤと愛想しながら遠慮がちに演奏して
た姿はマジで可愛くて、どんなタイプの曲でも対応出来てた技術
力の高さには脱帽させられました。オトナの中で弟体質を活かし
て可愛く見せる術と尚本来が持つドSな要素の2パターンにずっと
引っ張られてきたけど、ようやく尚の技術の凄さを実感する域に
達してきたって感じの今日この頃ですわ。

2nd公演なんで時間を気にしないでいいからアンコールを2回演っ
て頂いてオイシイ思いをさせてもらいました。わざわざメンバー
の皆さんが座席近くまで挨拶に来てくれてテンション上がったし
来て良かったと切に思いました。尚がきっかけで新しいバンド
だったり新しいハコだったりに出逢えるのは財産だと思えるので
これからも投資させて頂きまっせ。

終演後、淑乃さんとかっちゃんと口々に「良かったね…」と言い
合いながら本日のライブの充足感を分かち合いました。そのまま
首都高をぶっ飛ばして帰宅。飲酒出来なかったフラストレーショ
ンを払拭すべくワインを飲みながら職人MDを聴きながら個人的に
ある意味3rdステージに突入して夜は更けていきましたとさ。