『Abr Summit in Kawasaki』@CLUB CITT’A’TTIC。
ようやくアブラサミットの会場に到着し「もうセッションが
始まってるかな?」と思いながら受付で料金を支払い、何気に
振り返ると目の前の階段にトオル氏が座っていた。ってことは
まだってことですね?一安心でございます。

フロアに行くとアブラライブでキーボードを担当しているライ
ダー飯野さんがDJをなさっていました。ビール片手に会場の
雰囲気に慣れようとあちこち見てみたんだけどステージが激狭
で縦に長いフロアに200人程の客が居て、フロアのサイドにDJ
ブースがあって吹き抜けの2階フロアにも30人程の客が居る感じ
で、これだけのキャパならなかなか抽選に当たらないのも頷け
ました。

程なくしてセッションが始まりました。いきなり目前に割り込む
人が居て軽くイラっとしているとKYのローディーだったんでコロ
ス…と思いました。どんだけアブラ好きやねん!わざと聞こえる
ように「ホントに空気読めないよね…」と呟きながら後ろから
蹴るマネをしたらその場から居なくなりました。それでよろしい
のよ。

トオル氏が促し、前の客から座り出してちょっとビックリ。クラ
ブイベントなのに客が体育座りって!?まあ観易くなったので有難
かったけど不思議な空間でございました。イイ感じでメンバーも
酒が入っているのかアドリブ満載のセッションはミュージシャン
のカッコ良さが出てて惚れ直しました。楽器が出来る男子って
エエなあ…って今更!?

セッションが終わるとまたDJタイムになり、尚が回し始めたん
だけど基本的にアナログな人なんで何度も何度もプレイヤーの
使い方をDJの人に確認してた姿が可愛かったです。選曲も自分の
好きな曲をただ掛けてるだけって感じで特に盛り上がる場面も
なく、まったりとした曲の連続で「寝かそうとしてんの?」と
ツッコミたくなりました。尚の姿を見れるから眠気を感じなかっ
たけど選曲は正直退屈だった。でもマイペースな俺様的な感じが
嫌いじゃないんで容認する方向で。

裕ちゃんのDJは手馴れた感じで良かったですね。起承転結を考え
た選曲もナイスでしたし隙がなかったです。さすがです、大土井
さん!裕ちゃんのDJの間に焼酎のロックで完全に出来上がった尚
がフロアにやって来てツイストしながら客に「イエ〜イ!」って
体当たりを始めたのに軽く引きました。客はもちろん喜んでいた
けど尚の記憶にはたぶん残ってないだろうから「ぬか喜びですよ
」って教えてあげたかった。もし私が体当たりされそうになった
ら間違いなく避けてたな…リンダ超えの気持ち悪さだったので
自分自身も相当飲んでないと受け入れられなかったと思う。久々
のオールってことで酒量をセーブしてたから露骨に迷惑顔をして
尚を苦笑させてやったに違いない。ホントに‘酒は飲んでも飲ま
れるな’って米子ママの言葉を思い出しやがれ!と思いました。

その後も尚はゴキゲンさんでフロアを行ったり来たりで客に愛想
を振りまいておりました。トオル氏も裕ちゃんもサポメンの飯野
さんも哲ちゃんも今回のツアーからパーカッションで参加して
いるバドギダさんも気さくに客と乾杯したりハグしたりお喋り
したりして楽しそうにしてました。これがサミットの醍醐味なん
でしょうね。まあスマートに交流出来てる客も居れば、明らかに
テンションが上がり過ぎてがっついてるだけの客も居て、2階
フロアから客観的に見てるといろんな歳の重ね方があるもんだな
〜と感じました。

2回目のセッションになり、尚が吹くSAXのフレーズがとても雑に
なってきて「?」と思ったり、SAXの銜えるところを湿らすのに
焼酎のロックに漬けたりと泥酔モード全開であることが実感出来
て一抹の不安を感じたのも束の間、ある一瞬を境に尚の体内スイ
ッチが切れたようでそれまでのニヤニヤ顔から全く表情がなく
なりそのまま楽屋裏に消えていきました。その後の姿は楽器を
バラす時に開くステージ後方の扉の裏の階段にうなだれる後姿
だけでした。あんなにはしゃいでいたのにギャップあり過ぎなん
ですけど…でもそんな姿は大好物でしたけどね。

泥酔尚をよそにDJタイムは続き、トオル氏の懐メロのオンパレー
ドは盛り上がりました。やっぱり最近の洋楽よりも懐メロの方が
盛り上がるのは客の年齢層故でしょうか。でもライブの時に尚が
言ってたけど、昔の曲は力があるというか曲の構成が単純なのに
歌詞にインパクトのある言葉が使われてるから耳馴染みが良くて
記憶に残るのかも知れませんね。懐かしかったけど、どこか新鮮
な時間でした。

トオル氏から引き継いだDJの人がチェのレコードを回しててホン
トにチェが好きなのはわかったけど合間に♪ホタテのR&Rとかを
挟んで客を更にあおってたのが微妙でした。力也さん…っつうか
ホタテって!?もっと微妙なのが『みなさんのおかげでした』の
任侠コントの映像を会場で流してて、映像に気を取られつつ曲は
懐メロで脈絡のない感じがなんとも不思議でした。途中で関係の
ないドリカムの昔の番組とか流れたりしてたから言ってくれれば
CMをカットした選りすぐりのチェの映像集を作って差し上げたの
にと思いました。

まあ興味深かったのは福岡時代だと思われるリーゼント姿のチェ
のメンバーの映像でした。たぶん見たことがない映像だったので
時代を感じましたね…ずいぶんと洗練されたこと。あんなにウブ
だった尚も今は泥酔中ですから映像を見ながら使用前・使用後
だな〜と軽く毒を吐いておりました。特筆すべきは若い頃の兄は
やっぱりカッコいいなってこと。やっぱりチェと言えば兄だって
ことを改めて思い知らされたというか、この人に世間が夢中に
なるのもわかるなと思いました。もちろん私は昔から尚に夢中
なので気付きもしませんでしたが、イイ感じの色気があって男前
でした。

5時前にお開きということになりトオル氏と裕ちゃんとサポメン
から挨拶がありました。尚は楽屋から出る気がなくベンチに座っ
てうなだれていました。完全な職場放棄っぷりがたまらなく可愛
く感じました。裕ちゃんが「また遊びに来てね」と言っていたん
だけど当ててくれないと来れないので是非また当てて欲しいと
思ったと同時に尚仲間さん達にも是非この雰囲気を体感してもら
いたいと思いました。ツボに入る箇所が似てるからツッコミ所
満載のサミットで一緒に毒吐きたいもんな〜。良い行いをして
お互いの運気を上げていきたいもんです。

終演後、それまで全くメンバーに絡むことをしなかった私とスミ
ノさんは折角なんで…ってことで楽屋に戻る通路に並びハイタッ
チをして頂きました。メンバー(尚以外)がとてもステキな笑顔
をなさっていたのでとても癒されました。有難う、アブラメン&
サポメン。

三々五々帰り支度を始める中で相変わらず尚は楽屋のベンチで
うなだれていましたが最後は横になってしまいました。日曜の
昼下がりのお父さんか!って感じでうたた寝してる姿は地味に
私の妄想を駆り立てて内心ニヤニヤしちゃいました。無防備な
感じがたまらんかったです。好きな芸能人のうたた寝姿(それも
横寝)をそうそう見ることはないと思うので貴重な体験をさせて
頂きました。

アブラメン&サポメンを十分に堪能し、会場を後にしました。
Wヘッダーのオールだったけど意外と眠たくなかったし心地良い
疲労感で帰路に着きました。次はコーストのツアー楽日です。
思い残すことなく2008年のツアーを締め括りたいと思います。
いや〜楽しかった!

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