銀河劇場とシアターコクーンのWヘッダー。
今日は『夏の夜のロミオとジュリエット』の楽日を観に天王洲
に行った。若干の空席がありつつも平日の昼公演にしては上々
の客の入りで一安心。いざ開演。

楽日ということでアドリブ満載だし、タップの途中で軽く東山
さんが滑ったり、パク・トンハさんが扉にぶつかったりとプチ
ハプニングもあって盛り上がりました。東山さんが新吾センセイ
をだっこしてハケていったのは可愛かったな〜。蘭香レアさんに
蹴られて「ドSか!?」ってツッコミ入れたら「嫌いじゃないくせ
に」と返されてププッてなってた東山さんも可愛かったな〜。
とにかくカワイイ&カッコいい東山さんをお腹一杯堪能出来まし
た。

作品自体は正直、単純で気恥ずかしい感じがするテーマなんだけ
ど再演でパク・トンハさんと風花舞さんに変わったことでより
リアリティが出て深い部分が理解出来た気がしたし、玉野和紀
さんと平澤智さんが初演以上にリラックスして笑いの部分を増幅
してくれていたのが良かったのかなと思いました。

スタンディングオベーションでカーテンコールを向え、大盛り
上がりのまま終演。暑い中、ホントにお疲れ様でした。次にディ
ナーショーが控えてますが打上げで発散して鋭気を養って下さい
ませ。

そんな想いに浸りつつ天王洲を後にし渋谷に向った。この後、
シアターコクーンで『女教師は二度抱かれた』を観るのです。
1日でこの振り幅の広い芝居を観るのは如何なもんなんでしょう
ね。

爽やかな純愛から一変、まあ色んなチューが見れました。かなり
心が洗われていたんですけど、すぐに元に戻りましたね。だって
松尾さんの描く世界の方がど真ん中なんですもの〜。細かく細か
くツボに入る台詞が散りばめられていて完全に集中して観ながら
クスクス笑いが止まりませんでした。

阿部さんが歌舞伎役者の役で染五郎さんが新進気鋭の小劇団の
演出家役なので出てくる歌舞伎の台詞とか小劇団の実情とかが何
となく理解出来るからホントに面白かった。オチも松尾さんの
作品にしては明確なのでモヤモヤ感がなく終われたのも良かった
です。

『蛇よ!』の時を引き続き演じてるような大竹しのぶさんも最高
だったし、意外な場面が満載な浅野和之さんも良かったし、松尾
さんのオイシイ役の数々には脱帽でございました。

阿部さんのインパクトは凄かったけど結構温存してる感じもあっ
て若干物足りない気もしたけど生・阿部さんは単純にいいっす。
オカマという設定なので白の革のパンツとベストに蛇柄のタンク
トップ(若干スケスケ)という衣装もかなりイケてまして、ふと
「東山さんの私服っぽいかも!?」と思ったりもしましたが、ピチ
ピチな感じが実は嫌いじゃない自分の趣味にビックリでした。

いや〜久々に面白い芝居でした。これは何回でも観たいですよ。
ちょっと今後の予定の展開が変わってくるかも!?ということで
長い1日でしたが大満足でしたとさ。お尻が若干痛いけど…。

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