Musical Show『“D”~永遠という名の神話~』@博品館劇場。
7日に初見を済ませておりますが予備知識がなかったので作品への
印象より主役の東山さんのステキさにメロって観終わった後に何も
具体的な感想が浮かばなかったのでございます。で、早くも本日が
楽日でして何とか冷静に作品を体感しようと心に決めて会場入り
しました。

今作はジェームス・ディーンをモチーフにした物語で主役のジェーム
ス・ディーンを東山さんが演じています。ほとんど出ずっぱりでダンスや歌唱
のシーンもあるけど台詞が膨大で髪もバッサリいっちゃってて新境地を
開拓してるな~って感じがビンビン伝わってくるのです。かなりのプレッ
シャーが掛かっているのは容易に想像出来てホントに頑張ってたと思います。

正直、ダンスシーンは安心して観てられるけど演技はダンスに比べたらやはり
クオリティが下がる感じが否めなかったし、歌唱シーンも歌詞はちゃんと理解
出来るけど発声的に共演の戸井勝海さんや良知真次くんに比べたらミュージカル的
ではなかった気がしたけど、主役としての華は充分にあったし伸びシロがあった方
が今後の楽しみが増えるわけだから今の東山さんの力を存分に魅せつけてもらえて
感謝、感謝って感じです。ホントに初めて観た時から考えれば一歩一歩確実に
スキルを身に付けてフィールドを広げていってくれているから観ててワクワクする
存在なので楽しいですよ。でもその分、どんどん遠い存在になってしまうのよね…
ちと寂しいぜぃ。

まあとにかく舞台上に長く東山さんが居てくれるので集中して作品に没頭出来まし
た。私自身、ジェームス・ディーンの作品を観たことがないんだけど自然と『理由
なき反抗』と『エデンの東』というタイトルが頭に浮かぶ位だからスゴイことだな
と思ってましたが、実際にジェームス・ディーンが出演している映画が『ジャイアン
ツ』を含む3本だけということを今作で知って改めて驚きました。もうちょっと
実績を残してたんだろうと思ってたから、どれだけこの3本の印象が強くて伝説に
なったんだか…と思うと無性にDVDが観たくなりました。実際の映画の場面とそれ
を撮影している時のジェームス・ディーンの気持ちに伝記的な要素という3つのシー
ンが程よく絡み合う構成になっていたので、映画の場面を知ってたらより楽しめた
気がしたから余計に観たくなったんですけどね。

とは言え、後の祭りなので今日申し込んだ今作のDVDが届いた頃に改めてジェーム
ス・ディーン作品をGETして復習したいと思います。

無事に本編終了。ステンディングオベーションのカーテンコールで重責から開放
されて若干緊張感がなくなった東山さんが支離滅裂な挨拶をされてたのが逆に微笑
ましかったです。こういうスキの甘さが好きだな~。感極まるってことはなかった
ので明るく爽快な感じで終演を迎えました。これを機に主役も出来るってことを
アピール出来たと思うので、また主役をやらせてもらえる作品に出会えることを
願うばかりです。




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