『オペラ・ド・マランドロ』@東京芸術劇場・東京楽日。
2009年8月2日 演劇
本日は『オペラ・ド・マランドロ』の東京楽日でした。これで池袋
詣でも終わりなので、今度いつ来るんだろう?なんて思ったりして
ました。会場入りするとほぼ満席で一安心。楽日ならではのソワ
ソワ感が漂っていてイイ感じでした。
いざ開演。いや~今日はアドリブ大会でした。イケる隙間があれば
ガンガン挟んでいく姿勢に大いに笑わせて頂きました。ホントに
演者さん達が自由に遊んでましたね。初見が今日だった客には何のこっちゃ判らな
かったと思いますけど、たぶんほとんどがリピーターだったと思われ、皆さん大爆
笑されてました。
大盛り上がりのまま終演。カーテンコールが何度もあって、演者さん達の御挨拶も
あって、更にカーテンコールが続いてサービス精神旺盛な感じが嬉しかったです。
ホントにステキなカンパニーなんだなと思いました。この後の地方遠征がどんだけ
楽しいんだろうなあと思ったら付いていきたい衝動に駆られましたが無理っす。
その分、是非地方の皆様に楽しんでもらえるパフォーマンスをしてもらえることを
祈っておりますよ。
そうは言ってもやっぱり宮本亜門版の『三文オペラ』を観た後だったので、どう
しても比較して観てしまった『オペラ・ド・マランドロ』だったんだけど、初見の
時こそ「なんだこれ!?」と思ってしまいましたが回を重ねる毎に『オペラ・ド・
マランドロ』の方が楽しく感じていきましたね。「ブラジル版」=「明るくテキト
ーに!」みたいな開放感が細かいことを払拭させて結果的に心地良かったです。
亜門版の『三文オペラ』は究極までとことん追い詰めてラストのどんでん返しに
繋げる感じが怖かったんだけど、『オペラ・ド・マランドロ』はそこまで追い詰め
ないから全てがモヤモヤした感じなんだけどオチへの落差が少ないからサラッと
観れてしまったのかも知れませんね。
キャスト的には同じ役でモー娘対決のなっちと石川梨華は興味深くて、なっちは
ガンガン三上博史さんとの生チューシーンがあったけど、石川梨華とベッシーの
生々しいシーンは金庫を開ける場面で太ももをサワサワする位だったから事務所の
売り方の違いを感じました。演出的になっちは冒険出来るけど石川梨華は清純派を
守るイメージで進んだ話なのかなあ…まあ年齢的なこともあると思うけども。今後
も本格派のミュージカルで活動していくなら客寄せパンダ状態に甘んじることなく
精進していって欲しいものですが。
田口トモロヲさんが演じてたタイガーは石井一孝さんが演じていたんだけど、両者
甲乙付け難い感じでした。タイガーって器用な演技を求められる役なんだと思いま
したね。閣下の役は小林勝也さんが演じてたんだけど年齢的に小林さんの方が説得
力がある感じがしました。でも電動車椅子で縦横無尽に舞台を所狭しと移動出来る
体力があるのは閣下の方だから演出の違いでキャストも変わるんだということを
実感しました。
主役の三上博史さんとベッシーを比べても同じなわけで、第一印象としてはベッシ
ーは清潔感があり過ぎて違うなと思ったんだけど「ブラジル版」というのが乗っか
るとベッシーでもありかなと思い始めたよね。三上博史さんにはカラっとした清々
しいイメージはないから自然とダークな方向で落とし込みたくなるわけで演出の
仕方でどうにでもなる『三文オペラ』って改めてゴイス!と思いました。
D☆Dメンバーも結構出番が多くて個人的に楽しませて頂きましたが世間的には酷評
されてたりする現実を知って「頑張れ~!」と思いました。大きな舞台を踏むこと
によってメンバーが成長して底上げをしてくれるといいですよね。まあ先頭を突っ
走ってた東山さんがホントに頑張ってたんで、皆がお手本にして続いて欲しいもの
です。
とりあえず色々なアイテムの中から『三文オペラ』~『オペラ・ド・マランドロ』
と繋がったわけですが不思議な縁に感慨深いものを感じましたとさ。
詣でも終わりなので、今度いつ来るんだろう?なんて思ったりして
ました。会場入りするとほぼ満席で一安心。楽日ならではのソワ
ソワ感が漂っていてイイ感じでした。
いざ開演。いや~今日はアドリブ大会でした。イケる隙間があれば
ガンガン挟んでいく姿勢に大いに笑わせて頂きました。ホントに
演者さん達が自由に遊んでましたね。初見が今日だった客には何のこっちゃ判らな
かったと思いますけど、たぶんほとんどがリピーターだったと思われ、皆さん大爆
笑されてました。
大盛り上がりのまま終演。カーテンコールが何度もあって、演者さん達の御挨拶も
あって、更にカーテンコールが続いてサービス精神旺盛な感じが嬉しかったです。
ホントにステキなカンパニーなんだなと思いました。この後の地方遠征がどんだけ
楽しいんだろうなあと思ったら付いていきたい衝動に駆られましたが無理っす。
その分、是非地方の皆様に楽しんでもらえるパフォーマンスをしてもらえることを
祈っておりますよ。
そうは言ってもやっぱり宮本亜門版の『三文オペラ』を観た後だったので、どう
しても比較して観てしまった『オペラ・ド・マランドロ』だったんだけど、初見の
時こそ「なんだこれ!?」と思ってしまいましたが回を重ねる毎に『オペラ・ド・
マランドロ』の方が楽しく感じていきましたね。「ブラジル版」=「明るくテキト
ーに!」みたいな開放感が細かいことを払拭させて結果的に心地良かったです。
亜門版の『三文オペラ』は究極までとことん追い詰めてラストのどんでん返しに
繋げる感じが怖かったんだけど、『オペラ・ド・マランドロ』はそこまで追い詰め
ないから全てがモヤモヤした感じなんだけどオチへの落差が少ないからサラッと
観れてしまったのかも知れませんね。
キャスト的には同じ役でモー娘対決のなっちと石川梨華は興味深くて、なっちは
ガンガン三上博史さんとの生チューシーンがあったけど、石川梨華とベッシーの
生々しいシーンは金庫を開ける場面で太ももをサワサワする位だったから事務所の
売り方の違いを感じました。演出的になっちは冒険出来るけど石川梨華は清純派を
守るイメージで進んだ話なのかなあ…まあ年齢的なこともあると思うけども。今後
も本格派のミュージカルで活動していくなら客寄せパンダ状態に甘んじることなく
精進していって欲しいものですが。
田口トモロヲさんが演じてたタイガーは石井一孝さんが演じていたんだけど、両者
甲乙付け難い感じでした。タイガーって器用な演技を求められる役なんだと思いま
したね。閣下の役は小林勝也さんが演じてたんだけど年齢的に小林さんの方が説得
力がある感じがしました。でも電動車椅子で縦横無尽に舞台を所狭しと移動出来る
体力があるのは閣下の方だから演出の違いでキャストも変わるんだということを
実感しました。
主役の三上博史さんとベッシーを比べても同じなわけで、第一印象としてはベッシ
ーは清潔感があり過ぎて違うなと思ったんだけど「ブラジル版」というのが乗っか
るとベッシーでもありかなと思い始めたよね。三上博史さんにはカラっとした清々
しいイメージはないから自然とダークな方向で落とし込みたくなるわけで演出の
仕方でどうにでもなる『三文オペラ』って改めてゴイス!と思いました。
D☆Dメンバーも結構出番が多くて個人的に楽しませて頂きましたが世間的には酷評
されてたりする現実を知って「頑張れ~!」と思いました。大きな舞台を踏むこと
によってメンバーが成長して底上げをしてくれるといいですよね。まあ先頭を突っ
走ってた東山さんがホントに頑張ってたんで、皆がお手本にして続いて欲しいもの
です。
とりあえず色々なアイテムの中から『三文オペラ』~『オペラ・ド・マランドロ』
と繋がったわけですが不思議な縁に感慨深いものを感じましたとさ。
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