小ホールシリーズ〈海のうえの音楽会〉Vol.9 邦楽器にのせて手塚治虫を詠む…デーモン閣下が!@横浜みなとみらいホール。
小ホールシリーズ〈海のうえの音楽会〉Vol.9 邦楽器にのせて手塚治虫を詠む…デーモン閣下が!@横浜みなとみらいホール。
小ホールシリーズ〈海のうえの音楽会〉Vol.9 邦楽器にのせて手塚治虫を詠む…デーモン閣下が!@横浜みなとみらいホール。
今日は閣下が出演される公演を観に横浜に行きました。ホールが
ある階に向かうエレベーターで『邦楽維新』@倉吉で御一緒した
信者さんと遭遇して御挨拶しました。座席に着き、程なくしてゆき
さんと合流。さとみちゃんとも閣下の出るイベントのチケットの件
でやりとりして御挨拶しました。お互いに御苦労様ですぅ!

みなとみらいホールでの公演は今回で2度目で、エレキ系の楽器を
使えない会場なので黒船バンドが出演出来ないから『邦楽維新』
とは違うアプローチを余儀なくされる公演なのです。

まずは薩摩琵琶の首藤久美子さんの演奏からスタート。薩摩琵琶と
言えば友吉さんのイメージが強いので女性の奏者というのは若干
違和感がありましたけど女性でも弾けることに感激しました。機会
があれば弾いてみたいかも…薩摩琵琶。

三橋先生の趣旨説明があったところで二十絃筝の外山香さんと十七
絃筝の久本桂子さんが加わっての♪カノンの演奏になりました。
で、閣下が登場され朗読が始まりました。今回は手塚先生の『カノン』でした。

お初の作品なので集中力が増して思わず聴き入ってしまいました。一瞬睡魔に襲わ
れましたが何とかセーフ。ライティングとかがめっちゃ効果的で楽しめました。
今作は漫画を文章に起こすという作業を閣下自らが行ったそうで、吹き出しの部分
以外の絵で表現された情景や擬音を文章で説明しないといけないから相当大変だっ
たらしいです。と同時にひとつの絵の中で深いメッセージを発信している漫画と
いうツールの凄さを感じたそうです。実際の漫画を読んだことはないけどストーリ
ーがちゃんと自分の中に入ってきて心が揺さ振られたんで作品の世界観は充分に
伝わったと思います。是非漫画の方を読んでみたくなりましたもの。閣下の飽く
なきサービス精神に今回も脱帽でございます。

朗読が終わり軽くトークがあったところで本編終了。アンコールになり邦楽奏者を
イジリ始めたのですが、楽器の話からすぐに脱線して首藤さんが運転免許を取った
ばかりなのに赤の左ハンドルのムスタングに乗ってて狭い駐車場には停められない
から広い駐車場に停めて稽古場まで15~20分掛けて楽器を背負って歩いてくると
いうどうでもいい話で盛り上がって、薩摩琵琶奏者はガンコで変わった人が多いと
いう結論に至っていました。

筝の生田流と山田流の爪の違いを解説していた久本さんが爪が尖っていることで
確実にツボを捉えて肩凝りに効くと持ちネタのようにスラスラと説明して笑いを
獲っていたのが面白かったです。やっぱり三橋先生は面白い人を集める天才です!
その三橋先生も御自分の楽器遍歴をつらつらと話出して、オチが読めない雰囲気が
し始めても閣下が敢えてスルーしてて動向が不安だったのですが普通のまとめ方を
して何とか最後までいってました。いい意味で期待を裏切る方です…。

♪ZUTTOの歌唱になり若干「また!?」という落胆の気持ちがあったのは否めません
でしたが好きな曲なので違った布陣での演奏を堪能させて頂きました。もう1曲
演って下さるとのことで邦楽器以外にチェンバロが入っていたので、そこからイン
スパイアされた楽曲ということで♪異邦人を歌われました。雰囲気があって凄く
良かったんだけど、どんどん寂しい感じになっていってラストの曲としては終わっ
た時に爽快感がなくて会場を出難い空気になっていました。閣下もその空気を察知
したみたいで出演者紹介を改めてしながら強引に帰宅を促してました。結局は盛り
上がったんでいちおう納得して帰る的なモヤモヤ感が前回同様あるんですが、来年
もまたあると思われるんで改善されてたら嬉しいかも!?

終演後、ゆきさんと「次に逢うのはミサ?」という恐ろしいシミュレーションの
挨拶をして別れました。閣下のことだから何かはあると思うけどね…来月のイベン
トにゆきさんは参加出来ないそうなので余計に先の話に飛んだんだと思うけど実際
の話、今年再々集結ミサがあるんだよね。は~マジでそろそろ準備しないと。って
いうかワールドツアーは果たして実現するのだろうか!?たぶんワールドツアーは
参加しないけど色んな意味で心配です。どうなりますやら…。


コメント

nophoto
Barani
2015年10月14日19:38

That’s more than senilbse! That’s a great post!

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