劇団ガソリーナ『BLOG』@ザムザ阿佐ヶ谷。
2010年5月7日 演劇
今日は愛しのキ○ガイ役者・清水宏さんが日替わり出演される
朗読劇を観に行きました。この公演を知った時に正直乗り気が
しなくてパスする方向だったんだけど、チケットが座席指定
して購入出来るシステムで、どれだけ売れてるのかチェック
がてらHPを見てみたら公演1週間前で3席しか売れてなくて
「これは行ってあげなければ!」と思ってしまって即座にチケ
を購入したのでした。
あいにくの雨の中、地味に渋滞にハマったりして気付けば阿佐ヶ谷駅に着いた
のが開演13分前で、前回佐野大樹さんのイベントの時に利用した駐車場に愛車を
停めて記憶を辿りながらザムザ阿佐ヶ谷を目指したらあっさり到着。結構覚えて
るもんだね~!靴を脱ぐことは学習済みなので脱ぎやすい靴にして来ました。
お陰でスマートな感じで余裕で座席に滑り込むことが出来ましたよ。
パルコ劇場で上演されている『ラヴ・レターズ』のような方式で男性と女性が
着席して作品を朗読していく内容だとの説明が劇団のHPにも清水さんのHPにも
書いてあって、今日は清水さんと松下恵さんという女優さんとの組合せなのです
がスネ夫役の関智一さんなど声優さんが出演される日もあったりして中々バラエ
ティに富んだ出演陣のようです。
開演前に聞き覚えのあるBGMが流れてきて一瞬キョトン。何で閣下の♪地上の星
なの?すると後方の座席の男性が連れの女性に「デーモンの♪地上の星じゃん!」
と言い出して思わず耳がダンボになりました。「今時‘我輩’とか言ってるのっ
て猫とデーモンぐらいじゃねえ!?」「デーモンって聖飢魔Ⅱっていうグループ
だったんだよ…」など閣下の話題を出してくれるのは有難いんだけど情報が薄っ
ぺらいので逆に面白かったです。20代前半って感じに見えたから仕方ないけど
ね。でも閣下が♪魅せられてや♪赤いスイートピーをカバーしてる事を知ってたん
で若い子達に興味を持ってもらえてるなら嬉しいですけど。
まさかの閣下が歌う♪地上の星のBGMから本編に突入。前回の公演の写真で男性は
下手側に座っていたので下手側の席を獲っていて正解でした。清水さんが超近く
てドキっとしました。パーマをあてたのか湿気なのか判断に迷った位に髪が白井
晃さんみたいにウエーブしてて芸術家っぽくてカッコ良かったの。黒のTシャツ
に黒のジャケットにカーキ色のカーゴパンツというチョイおしゃれな感じも好感
が持てました。
始まってすぐは松下さんの台詞が続いたので清水さんだけを観てるのも限界が
あって視線をそらしてたんだけど、ようやく清水さんの台詞になって堂々と目を
やるとまだ一言も発してないのに汗ビッショリで思わずニヤニヤしてしまいまし
た。ホントに新陳代謝の良い人だぁ…。台本がファイルに挟んであって、その
ファイルを持つ手が大きくてキレイで手フェチの私としては大好物でした。
簡単に言っちゃうと清水さんは‘悪魔’の役なのです。だから閣下を引っ張り
出してきたのかと納得したんですけどね…聖飢魔Ⅱの曲だと一般的に認知されて
るのは♪蝋人形の館になっちゃうから変に意味が出てしまうけど、閣下のカバー
シリーズなら聞き覚えがある程度で流されて特別な意味は持たないけど実は悪魔
=閣下という図式が隠れているという遊びゴコロなんだと理解しました。まあ
どれだけの人が気付いたのかは定かではありませんが…(苦笑)
悪魔なので冷淡な台詞が続くわけですが清水さんのキャラに合ってるのでキュン
キュンしまくりでした。ラストは実は恋物語というか絶対に叶わない恋を女性に
強いておいて、何百年後に実は悪魔もずっとその女性に心を支配されていたこと
に気付くというオチで救いのある感じは嫌いじゃなかったです。冷淡な感じと
微妙に惹かれていく感じの演じ方がツボでして、目線の強弱・表情の緩急が絶妙
でした。伊達に長年演劇をやってきたわけではないなと実感させられましたね。
清水さんの朗読劇を観たのは今回で2回目だけど、初見の時も興味が湧かなかっ
たのに実際に観たら感動して、今回も同じような結果になったわけで清水さんが
朗読劇を演る時は何か勝算があってのことだと理解して何があっても参上しない
といけないと思いました。
終演後、思わぬアフタートークショーの開催に「来て良かった!」と改めて実感
しました。脚本・演出のじんのひろあきさんが加わってのトークショーなのです
が、じんのさんをおぼろげにしか存じてなかったので実際のキャラにK.O.され
ました。めっちゃ面白そうな人ですやん!地下鉄サリン事件の被害者である話を
面白可笑しく話していて思わず笑っちゃったけど、その反面もっと悲惨な症状の
人のことを理解しつつ、どん底を救えるのは笑いだという信念を持ってるのが
ステキだと思いました。『なくもんか』でも不幸=笑いという話が出てくるけど
ホントにどん底、不幸の時にこそ笑いに繋げることが出来たら脱却出来ると信じ
てやまないけどね~。
じんのさんの独壇場に気を遣いながら軽いツッコミを入れる清水さんの姿が新鮮
でしたが、私が清水さんを知る前のお二人の古いエピソードを聞きながら妙に
懐かしく想っておりました。初めて『サタデーナイトライブ』に行った時に物凄
く面白かったので自分が観てない過去の作品に興味が湧いた気持ちが思い出され
たんだけど、形になるまで紆余曲折があったことを知って感慨深く思いました。
シンバル漫談のルーツの話はマジで興味深かったです。
予定の時間を相当オーバーしたことがバレバレのじんのさんのシメコメントで
無事終演。いや~面白かったです。明日からの違うキャストでの公演も頑張って
下さい!で、一般道をぶっ飛ばして帰宅。阿佐ヶ谷って行くのは遠いけど帰るの
は意外と近いのが不思議ね!?
帰宅するとミサのチケ獲りの詳細が告知されてました。ようやく本格的に動ける
わけですな…頑張ってみせるよ~!今日の後方の席の薄っぺらい若造に負ける
わけいかないし…って何故、清水さんを観に行ってこの覚悟を持つんだか。また
アイテムが繋がっちゃったよ。お~怖っ!
朗読劇を観に行きました。この公演を知った時に正直乗り気が
しなくてパスする方向だったんだけど、チケットが座席指定
して購入出来るシステムで、どれだけ売れてるのかチェック
がてらHPを見てみたら公演1週間前で3席しか売れてなくて
「これは行ってあげなければ!」と思ってしまって即座にチケ
を購入したのでした。
あいにくの雨の中、地味に渋滞にハマったりして気付けば阿佐ヶ谷駅に着いた
のが開演13分前で、前回佐野大樹さんのイベントの時に利用した駐車場に愛車を
停めて記憶を辿りながらザムザ阿佐ヶ谷を目指したらあっさり到着。結構覚えて
るもんだね~!靴を脱ぐことは学習済みなので脱ぎやすい靴にして来ました。
お陰でスマートな感じで余裕で座席に滑り込むことが出来ましたよ。
パルコ劇場で上演されている『ラヴ・レターズ』のような方式で男性と女性が
着席して作品を朗読していく内容だとの説明が劇団のHPにも清水さんのHPにも
書いてあって、今日は清水さんと松下恵さんという女優さんとの組合せなのです
がスネ夫役の関智一さんなど声優さんが出演される日もあったりして中々バラエ
ティに富んだ出演陣のようです。
開演前に聞き覚えのあるBGMが流れてきて一瞬キョトン。何で閣下の♪地上の星
なの?すると後方の座席の男性が連れの女性に「デーモンの♪地上の星じゃん!」
と言い出して思わず耳がダンボになりました。「今時‘我輩’とか言ってるのっ
て猫とデーモンぐらいじゃねえ!?」「デーモンって聖飢魔Ⅱっていうグループ
だったんだよ…」など閣下の話題を出してくれるのは有難いんだけど情報が薄っ
ぺらいので逆に面白かったです。20代前半って感じに見えたから仕方ないけど
ね。でも閣下が♪魅せられてや♪赤いスイートピーをカバーしてる事を知ってたん
で若い子達に興味を持ってもらえてるなら嬉しいですけど。
まさかの閣下が歌う♪地上の星のBGMから本編に突入。前回の公演の写真で男性は
下手側に座っていたので下手側の席を獲っていて正解でした。清水さんが超近く
てドキっとしました。パーマをあてたのか湿気なのか判断に迷った位に髪が白井
晃さんみたいにウエーブしてて芸術家っぽくてカッコ良かったの。黒のTシャツ
に黒のジャケットにカーキ色のカーゴパンツというチョイおしゃれな感じも好感
が持てました。
始まってすぐは松下さんの台詞が続いたので清水さんだけを観てるのも限界が
あって視線をそらしてたんだけど、ようやく清水さんの台詞になって堂々と目を
やるとまだ一言も発してないのに汗ビッショリで思わずニヤニヤしてしまいまし
た。ホントに新陳代謝の良い人だぁ…。台本がファイルに挟んであって、その
ファイルを持つ手が大きくてキレイで手フェチの私としては大好物でした。
簡単に言っちゃうと清水さんは‘悪魔’の役なのです。だから閣下を引っ張り
出してきたのかと納得したんですけどね…聖飢魔Ⅱの曲だと一般的に認知されて
るのは♪蝋人形の館になっちゃうから変に意味が出てしまうけど、閣下のカバー
シリーズなら聞き覚えがある程度で流されて特別な意味は持たないけど実は悪魔
=閣下という図式が隠れているという遊びゴコロなんだと理解しました。まあ
どれだけの人が気付いたのかは定かではありませんが…(苦笑)
悪魔なので冷淡な台詞が続くわけですが清水さんのキャラに合ってるのでキュン
キュンしまくりでした。ラストは実は恋物語というか絶対に叶わない恋を女性に
強いておいて、何百年後に実は悪魔もずっとその女性に心を支配されていたこと
に気付くというオチで救いのある感じは嫌いじゃなかったです。冷淡な感じと
微妙に惹かれていく感じの演じ方がツボでして、目線の強弱・表情の緩急が絶妙
でした。伊達に長年演劇をやってきたわけではないなと実感させられましたね。
清水さんの朗読劇を観たのは今回で2回目だけど、初見の時も興味が湧かなかっ
たのに実際に観たら感動して、今回も同じような結果になったわけで清水さんが
朗読劇を演る時は何か勝算があってのことだと理解して何があっても参上しない
といけないと思いました。
終演後、思わぬアフタートークショーの開催に「来て良かった!」と改めて実感
しました。脚本・演出のじんのひろあきさんが加わってのトークショーなのです
が、じんのさんをおぼろげにしか存じてなかったので実際のキャラにK.O.され
ました。めっちゃ面白そうな人ですやん!地下鉄サリン事件の被害者である話を
面白可笑しく話していて思わず笑っちゃったけど、その反面もっと悲惨な症状の
人のことを理解しつつ、どん底を救えるのは笑いだという信念を持ってるのが
ステキだと思いました。『なくもんか』でも不幸=笑いという話が出てくるけど
ホントにどん底、不幸の時にこそ笑いに繋げることが出来たら脱却出来ると信じ
てやまないけどね~。
じんのさんの独壇場に気を遣いながら軽いツッコミを入れる清水さんの姿が新鮮
でしたが、私が清水さんを知る前のお二人の古いエピソードを聞きながら妙に
懐かしく想っておりました。初めて『サタデーナイトライブ』に行った時に物凄
く面白かったので自分が観てない過去の作品に興味が湧いた気持ちが思い出され
たんだけど、形になるまで紆余曲折があったことを知って感慨深く思いました。
シンバル漫談のルーツの話はマジで興味深かったです。
予定の時間を相当オーバーしたことがバレバレのじんのさんのシメコメントで
無事終演。いや~面白かったです。明日からの違うキャストでの公演も頑張って
下さい!で、一般道をぶっ飛ばして帰宅。阿佐ヶ谷って行くのは遠いけど帰るの
は意外と近いのが不思議ね!?
帰宅するとミサのチケ獲りの詳細が告知されてました。ようやく本格的に動ける
わけですな…頑張ってみせるよ~!今日の後方の席の薄っぺらい若造に負ける
わけいかないし…って何故、清水さんを観に行ってこの覚悟を持つんだか。また
アイテムが繋がっちゃったよ。お~怖っ!
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