昨日に引き続き本日も下北参りでございます。北沢タウンホールでの宮崎吐夢
さんの公演を観に来ました。以前演った『諦女Night』が予想以上にシュールで
面白かったのでプレオーダーでエントリーしといたら当ったので参戦することに
なったのでした。

開演するといきなり薬師丸ひろ子さんに扮した吐夢さんと三田佳子さんに扮した
河井克夫さんが登場し『Wの悲劇』の一場面を演じ始めてツカミはOKでしたね…
完全にツボだったわ。その後もそのままの姿で進行していったのがシュールで
良かったです。河井さんはエレキギターや三味線を弾いたりパーカッション的な
こともやってたんだけど三田佳子さんのままですからね。唯一まともな状態の
ピアノのユキユキロさんとの3SHOTが不思議な空間を作り上げていました。

落ち着いたトーンで思い付いたことを次々と喋っていくMCから一転して金切り声
に近いシャウトを織り交ぜながら下ネタ満載の歌詞をボサノバやシャンソン、
小唄などにのせて歌い上げる吐夢さんの独特な世界観がやっぱり今回も面白かっ
たです。歌詞は最低なんだけど音楽がオシャレなんでさらっと聴けてしまうのが
不思議でした。

途中でプレゼントコーナーがあって名目は‘吐夢さんの私物プレゼント’みたい
な感じだったんだけど、商品が披露されると要は吐夢さんが読み終わった要ら
ない本の処分場と化していて、笑えるタイトルの本が次々と発表されていきまし
た。1冊たりとも欲しいと思った本がなかったのが笑ったなあ。最後には瀬戸内
寂聴さんの単行本20冊セット+TENGA10本詰め合わせというのが出てきて、
思わず「TENGAって!?…っていうか未使用品じゃないとシャレにならないんです
けど~!」と冷静に心の中でツッコミ入れてました。結構客席の反応が薄かった
ので女子には意味が分からなかったのかも知れませんけど。

後半で衣装チェンジして出てきた吐夢さんはテーマが‘妄撮’ということで上半
身はボンデージ風で下半身はボリュームのあるロングスカートなんだけど股間の
辺りだけ丸見え状態で陰毛がワッサ~と盛られたタイツを穿かれていました。
結構お尻のラインもぷりんとしてて良席だったのでタイツだって分かったけど
後方の席からだったら勘違いしてしまいそうなクオリティだったので妙な拘りを
感じてニヤニヤしてしまいました。

落ち着いた雰囲気を醸し出しつつも若干流れから反れたりする吐夢さんを絶妙な
タイミングでフォローしてた河井さんも良かったです。イヤミとかスネオみたい
な印象がある河井さんなんだけど声とか淡々とした雰囲気とか嫌いじゃないなと
以前から思っていたので更に好印象になりました。楽器も操るし演技もする上に
漫画家さんですからね…才能のある人に弱い私としてはツボに入りますわな。
でも残念なことに新規アイテムに傾倒していく時間も余裕もないので今日思った
「河井さんはステキだったね!」という感想でとりあえず収めておきます。

そんなわけで別に固執してるわけではない吐夢さんなのに縁あって続けて公演に
参戦出来てるのは何か意味があるのでしょうかね!?次の公演もあるそうですが
果たして参戦してるんでしょうか?そんなことを考えながら首都高をぶっ飛ばし
て帰宅。ここ2日、肉巻きおにぎりを買う機会がなかったから来月こそ下北に
行った時に買わねば!…って何の宣言!?

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