劇団☆新感線2011年【夏】興行 いのうえ歌舞伎『髑髏城の七人』@青山劇場。
今日は新感線の公演を観に青山劇場に行きました。直江嬢と行く日
を交換してもらったので12時30分開演という結構個人的には必死で
向うような事になってしまいました。御一緒する直江嬢の元同僚の
お姉さんに「最悪、車で行くかも知れません」と告げた時に「終わ
ってから飲めないじゃないの!」と一喝されて電車で行く事になって
たんで余計に必死になりました。

何とか開演10分前に座席に滑り込み、客席に目をやると演出のいの
うえさんがいらっしゃって客と談笑していたので何気に相手を確認すると田中哲司
さんで何度もお辞儀をしていて腰の低さを感じました。いくら客席で芸能人オーラ
を消していても、いのうえさんの存在がブチ壊すもんだな~と思いました。

そうこうしているとお姉さんがいらして御挨拶していると開演となりました。既に
観ている直江嬢から「河野さんが良い役だったよ」と聞かされていたので興味深く
観ていたのですがホントにオイシイ役で楽しめました。確実に笑いを獲ってる場面
が多かったもんなあ…それに、ここ最近の河野さんは死なないのよね。最後まで
モチベーションが保てて有難いことです。あとウコリンの役も良かったな。あの
高音の台詞回しは素晴らしいです。ボブヘアーのヅラもよく似合ってて萌えまし
た。ちょっと痩せたのかな?とてもカッコ良かったです。これで1曲歌ってくれたら
文句なしだったんですけども。

高田さんの贋鉄斎は意外でしたけど、高田さんが居るだけでホッとするというか
鉄板の笑いが生まれる安定感はハンパなかったです。そんな中で感じたのは「じゅ
んの役は頑張れば誰でも出来るのかも!?」って事です。勝地涼くんは違和感なく
兵庫を演じてたな~。熱いけど軽薄な感じがよく出てたと思います。

逆に小栗旬くんの捨之介は若いから殺陣のキレはあったけど、軽薄さとかエロさが
足りなかったかな。カッコいいんだけどスマート過ぎる気がしたわ。どうしても
基本が新感線になってるから「古田さんならこう演じてた」とか「粟根さんなら
こう演じてた」とか比べちゃうんだよね。

そんな中で早乙女太一くんの蘭兵衛は粟根さんを超えてたかも!?正体が森蘭丸なら
中性的な感じを優先して太一くんっていうのはアリですよ。天魔王の森山未來くん
も良かったな~。笑いのツボを理解してるから狂気と緩和を自在に操ってたね。
他にも小池栄子さんや仲里依紗ちゃん、千葉哲也さんという客演の皆さんがアク
セントになってて、とても面白かったです。

初演から観ているので段々とストーリーが思い出されて結末は納得がいくものでし
たが、これだけの超豪華キャストですので当然の如く大盛り上がりでスタンディン
グオベーションのまま終演となりました。個人的に次は劇団員メインの作品を観た
いなとは思いましたけども。

その後は表参道の‘ギャラリーGYRE’に移動して『写真家・レスリーキー×松田
美由紀フォトセッション“SUPER Mastuda Miyuki”』を観ました。閣下がアフロ
のヅラで『探偵物語』の工藤ちゃん風な姿で美由紀さんとフレームに収まってたり
美由紀さんが撮影した個性的な車と閣下のコラボレーションとか見た事がない写真
があって地味にテンションが上がりました。でも閣下が要求してた要項が満たされ
てないのにガッカリしましたけどね。やった者勝ちなんでしょうか!?

微妙な感じのまま地元近くの駅に移動して明るい内から飲みました。正確に言えば
幕間で缶ビールを飲んだのでゴキゲンな1日でございました。9時過ぎまで飲んで
帰宅。なかなか面白い1日でした…こんな日もいいもんですな。



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