『ぱいかじ南海作戦/初日舞台挨拶』@新宿バルト9 シアター9。
完成披露試写会は仕事が抜けられなくて行けなかった阿部サダヲ
さん主演の『ぱいかじ南海作戦』が本日から公開でございます。
ということで初日舞台挨拶に行って来ました。いや~9:10上映
開始はキツイ!連休初日だからか土曜日の時間帯が悪かったのか
渋滞にハマって地元周辺から脱出出来ず、時間ばかりが過ぎて
いきました。何とか都心に入ってからはガンガン飛ばした結果、
駐車場に着いたのが9:06でシアター9は13Fにあるので必死で
エレベーターとエスカレーターを乗り継いで場内に入ると既に
暗くなってましたが予告編が流れているところでホッと胸を
撫で下ろしつつ座席に着きました。ふ~間に合ったぜぃ。

始まって数分で阿部さんの全裸姿がスクリーンに映し出されて「絶対にDVD買い
ま~す!」と心の中で絶叫してました。全裸姿以外にも全編ほぼ阿部さん出ずっ
ぱりなので当然買いますけどね。昨日の『ぴったんこカン・カン』に出てた時に
も「ほぼ出ずっぱりなので阿部サダヲが(生理的に)ダメな人には無理かも知れ
ない…」というようなことを阿部さん本人が言ってたんでホントに納得でした。
映画の中の阿部さんは髪がベリーショートで、私としては長い方が好きだけど
短くても十分堪能出来て、笑いのテイストもシュールから激しいものまで振り幅
が広くて実に楽しめましたし。

西表島が舞台なので青い海と広い空が印象的に描かれていて、そこで飲んでる
ビールがホントに旨そうで、次に観る機会があればビール片手に観たいなと思っ
てしまいました。暑いのも海風のベタベタも嫌いだから実際に海に行きたいと
思わないひねくれ者でスミマセ~ン。虫もダメだからサバイバル生活とかキャン
プとかも無理だしな…。同じ浜辺に居ながら阿部さんの自給自足のサバイバル的
な生活と佐々木希さんと貫地谷しほりさん演じるキャンプ慣れした大阪人の女子
の生活のクオリティの違いの面白さだったり、仲良くなってから両方の生活が
合わさって効率的になったり逞しくなったりという成長具合とかは楽しかった
けどね。

あとピエール瀧さんと斉木しげるさんが面白かったなあ。出てきただけで何か
やってくれそうな期待感で笑っちゃってました。永山絢斗くんも良かったです。
飄々として面白いことを言ってる感じがツボでした。雰囲気がやっぱり瑛太くん
に通じるものを感じましたね。

2時間全くダレることなく一気にラストシーンを迎えていました。現実的な話
からオチがファンタジーだったのは後から思い返せば「?」と思うけど、観てる
時は特に気にならずにエンドロールが流れてたから良しとしておきましょう。

程なくして阿部さん、永山くん、貫地谷さん、佐々木さん、細川徹監督が呼び
込まれて舞台挨拶が始まりました。短パンにジャケットでキレイキレイにしてる
阿部さんはそれはそれは可愛かったです。西表島での長期ロケで相当キャストが
仲良くなったようで裏話がたくさん聞けて爆笑の連続でした。のぞみーるのホテ
ルの部屋を阿部さんと永山くんがピンポンダッシュしてたとか撮影の順番の為に
日焼け出来ない阿部さんが撮影後にメイク部屋でパックしてたとか海中での
長回しの時に阿部さんのアドリブに永山くんが思わず笑ったまま演技を続けてた
とか興味深かったです。

最初の挨拶の時に「数ある作品の中でこの作品を選んで下さって有難うござい
ます」的な敢えて他の作品名を出さない気遣いをしてたのに最後の方になって
司会の人に質問を振られた阿部さんが「別に…」と『ヘルタースケルター』の
沢尻さんを意識した発言をしたり、細川監督が「森山未來に似てると言われて
ます」と『苦役列車』に絡めてみたりと調子に乗っちゃってる感じがとても心地
良かったです。やっぱりちゃんとしてる時間を長く続けられないのが小劇団出身
っぽいよな~。頑張って早起きした甲斐があったと思わせて頂けて有難かった
です。

とにかく笑えて、深く考えることなく観終わってほっこり出来る作品なので癒さ
れたい方は観てみては如何でしょうか?






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