今まではみなとみらいホールの小ホールで‘黒船バンド’を抜いた形式でイレギュ
ラー的に上演されていたデーモン閣下の『邦楽維新Collaboration』シリーズです
が、今回は大ホールで‘黒船バンド’も入れて、朗読には松田美由紀さんと人形舞
のホリ・ヒロシさんがゲスト出演されて、邦楽器の尺八も筝もアンサンブルで演奏
されるというスペシャル版でございます。
会場前で直江嬢と合流して客席に着くと老若男女入り混じった客層で若干いつも
とは違う空気を感じました。単純にいつもの倍以上のキャパだからそう感じたの
かも知れませんが…そんなこんなで開演。
閣下のいつもに増したサービス精神溢れる陰アナで一笑いあって、三橋貴風先生の
尺八の古典の演奏となりました。尺八の古典を生で聴く機会は滅多にないので今回
も有難く聴かせて頂きました。
その流れで‘黒船バンド’も含めた全員参加の朗読コーナーとなりました。今回の
作品は三島由紀夫作『午後の曳航』。横浜を舞台としたお話で内容自体は少年と
その母親(未亡人)と船員との間で起こる生々しい出来事だったり、禁断の行為
だったり横浜の情景が浮かぶ描写だったりと興味深かったです。松田美由紀さん
との朗読のパート分けも斬新だったし、厚みのある演奏陣のBGMも効果的でした
し、要所要所での突然の閣下の歌唱パートも面白かったです。ホントに演歌好き
だよな~。
途中まではドキドキわくわくしながら聴いてたんですが、段々と閣下の声の耳心地
の良さに慣れてくると余りの気持ち良さに徐々に睡魔に襲われ始めていました。
邦楽維新の朗読で何回も陥ってきた落とし穴だったけど最近は大分耐えてこれてた
んですけどね…聴き入ってるような顔をして何回か深く目を閉じてしまいました。
途中で客席の中をホリ・ヒロシさんが人形を手に舞って下さって「はっ!」として
からは1部終了まで気を確かに出来たので「ナイス、演出!」と思いました。
休憩時間になりロビーで直江嬢と感想を話すと同じように何度か目を閉じたそうで
「人形に救われた」と言っていて思わず苦笑してしまいました。人形が登場した
シーンは舞台上の大きなスクリーンに映し出されていて、通路側の席の客がまる
映りで奇しくも通路側の席だったもんだから爆睡してなくて良かったよ。
2部になり、閣下が『午後の曳航』の続きの朗読を始めた瞬間に二人で「えっ!?」
と思わず声を漏らしてしまった。まだ続くの~!?おもむろにバックの中からガムを
取り出して直江嬢に手渡した私でした。ガムでも噛まないとやってられんわ!その
後、ガムが奏効したのかストーリーがクライマックスに向っていたからか少年犯罪
的なサスペンス要素とかが入ってきて酷い睡魔に襲われることもなく最後まで朗読
を聴くことが出来ました。面白い作品だと思ったけど原文を読むことはないかも!?
MCコーナーでは原文の長さとそれを上演時間内に収める為にカットする苦労を切々
と語っておられた閣下でした。多大な労力を掛けた朗読中に眠くなった自分を少し
反省しましたけども。朗読の中で何曲か歌って下さったのでライブコーナーという
くくりはなかったのですが1曲だけ♪SOLAを歌って下さいました。最近ふと頭の中で
よく流れてた曲だったので嬉しかったです。
三橋先生から来年の未定の予定の電撃発表があったりして終演となりました。この
調子じゃ横浜公演も定例っぽくなりそうですな。結構好きな方の劇場なので来れる
のは楽しみですけど。会場前で直江嬢と別れ、高速道路をぶっ飛ばして帰宅。
やっぱり閣下の安定感は素晴らしいです。次の機会が実に楽しみです。
帰宅して『午後の曳航』についてネットでいろいろ調べてたら、すっかり原文を
読んだ気になりました。今回の邦楽維新のタイトルの意味も分かったし復習も大切
ですわね。
ラー的に上演されていたデーモン閣下の『邦楽維新Collaboration』シリーズです
が、今回は大ホールで‘黒船バンド’も入れて、朗読には松田美由紀さんと人形舞
のホリ・ヒロシさんがゲスト出演されて、邦楽器の尺八も筝もアンサンブルで演奏
されるというスペシャル版でございます。
会場前で直江嬢と合流して客席に着くと老若男女入り混じった客層で若干いつも
とは違う空気を感じました。単純にいつもの倍以上のキャパだからそう感じたの
かも知れませんが…そんなこんなで開演。
閣下のいつもに増したサービス精神溢れる陰アナで一笑いあって、三橋貴風先生の
尺八の古典の演奏となりました。尺八の古典を生で聴く機会は滅多にないので今回
も有難く聴かせて頂きました。
その流れで‘黒船バンド’も含めた全員参加の朗読コーナーとなりました。今回の
作品は三島由紀夫作『午後の曳航』。横浜を舞台としたお話で内容自体は少年と
その母親(未亡人)と船員との間で起こる生々しい出来事だったり、禁断の行為
だったり横浜の情景が浮かぶ描写だったりと興味深かったです。松田美由紀さん
との朗読のパート分けも斬新だったし、厚みのある演奏陣のBGMも効果的でした
し、要所要所での突然の閣下の歌唱パートも面白かったです。ホントに演歌好き
だよな~。
途中まではドキドキわくわくしながら聴いてたんですが、段々と閣下の声の耳心地
の良さに慣れてくると余りの気持ち良さに徐々に睡魔に襲われ始めていました。
邦楽維新の朗読で何回も陥ってきた落とし穴だったけど最近は大分耐えてこれてた
んですけどね…聴き入ってるような顔をして何回か深く目を閉じてしまいました。
途中で客席の中をホリ・ヒロシさんが人形を手に舞って下さって「はっ!」として
からは1部終了まで気を確かに出来たので「ナイス、演出!」と思いました。
休憩時間になりロビーで直江嬢と感想を話すと同じように何度か目を閉じたそうで
「人形に救われた」と言っていて思わず苦笑してしまいました。人形が登場した
シーンは舞台上の大きなスクリーンに映し出されていて、通路側の席の客がまる
映りで奇しくも通路側の席だったもんだから爆睡してなくて良かったよ。
2部になり、閣下が『午後の曳航』の続きの朗読を始めた瞬間に二人で「えっ!?」
と思わず声を漏らしてしまった。まだ続くの~!?おもむろにバックの中からガムを
取り出して直江嬢に手渡した私でした。ガムでも噛まないとやってられんわ!その
後、ガムが奏効したのかストーリーがクライマックスに向っていたからか少年犯罪
的なサスペンス要素とかが入ってきて酷い睡魔に襲われることもなく最後まで朗読
を聴くことが出来ました。面白い作品だと思ったけど原文を読むことはないかも!?
MCコーナーでは原文の長さとそれを上演時間内に収める為にカットする苦労を切々
と語っておられた閣下でした。多大な労力を掛けた朗読中に眠くなった自分を少し
反省しましたけども。朗読の中で何曲か歌って下さったのでライブコーナーという
くくりはなかったのですが1曲だけ♪SOLAを歌って下さいました。最近ふと頭の中で
よく流れてた曲だったので嬉しかったです。
三橋先生から来年の未定の予定の電撃発表があったりして終演となりました。この
調子じゃ横浜公演も定例っぽくなりそうですな。結構好きな方の劇場なので来れる
のは楽しみですけど。会場前で直江嬢と別れ、高速道路をぶっ飛ばして帰宅。
やっぱり閣下の安定感は素晴らしいです。次の機会が実に楽しみです。
帰宅して『午後の曳航』についてネットでいろいろ調べてたら、すっかり原文を
読んだ気になりました。今回の邦楽維新のタイトルの意味も分かったし復習も大切
ですわね。
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