5日が初見で、自分へのプレゼントとして誕生日だった8日に観て、本日の楽日で
3回目の『THE SHINSENGUMI』でございます。DIAMOND ☆DOGSのメンバー
総出演の上にデヴィ夫人からお花が届いていた花園直道さんや早乙女太一さんの
弟の早乙女友貴さんなど男性だけの出演者でいわゆる‘新撰組’のお話を演じた
り歌ったり踊ったり殺陣だったりと盛り沢山で表現していくというものでした。

一時期、中村獅童くんにハマっていた時があって唯一NHKの大河ドラマをちゃん
と観たのが三谷幸喜さん作品の『新撰組』だったので登場人物の名前を聞くだけ
で関係性がすんなり頭の中に入ってきて結構楽しめました。お目当ての東山義久
さんは土方歳三を演じていて自分の中では山本耕史さんでイメージが出来上がっ
ていたんだけど、そんなに違和感はなかったかな。そんな感じで観てるから近藤
勇が出てくると「慎吾ちゃんね…」とか芹沢鴨が出てくると「佐藤浩市さん
ね…」とかいちいち大河の出演者と照らし合わせてました。山南敬助がD☆Dの
類くんだったのに大河では堺雅人さんだったから絶妙な感じがして秘かにほくそ
笑んだものでしたよ。

今回、坂本龍馬を演じた新吾センセイは荻田浩一さんと一緒に演出も手掛けてる
んだけど演者さんの得意分野を知ってるから上手に見せ場を作ってるな~と思う
シーンが多々ありました。植木豪さんのブレイクダンスだったり、小寺さんの
タップだったり、TAKAくんのギタープレイだったり、一見時代劇にそぐわない
シーンが沢山あるのにモヤモヤ感がないのね。若干、TAKAくんのギタープレイ
は「どうにかして生音を使えないもんかね!?」と思ったけど芝居メインの人には
気にならない範囲だと思うので巧く入れ込んだなって感じはしました。

演じる方でも新吾センセイは成長してるわ~。『コードギアス』の時に通ずる
ストーリーテラー的な役だったんだけど説明台詞はちゃんと聴き取れるし、歌も
音程が安定してて安心して聴けて良かったよ。東山さんの背中を見て若人達が
着実に変化していく様を見れるのは有難いです。

新しい発見を頂けるのも有難くて、早乙女友貴さんの殺陣のゴイスさや花園さん
の所作の美しさや清水順二さんのコミカルさは値千金でしたね。獅童くんみたい
に今後の何かに絡んできてもらってヒントになってもらえたら嬉しいですけど。

登場人物の多い時代モノの作品は背景が分からないと理解し難いと思うけど、
分からない人でも楽しめるような盛り沢山の演出がキーポイントなのかも知れ
ないなと思いました。ホントに演者さん達が仲良しな感じがアフタートークショ
ーで垣間見れたので大阪公演でもよりパワーアップした内容になることを期待
したいと思います。

まあ今日の楽日でのアドリブ合戦はめっちゃ面白かったので大阪では拍車が掛か
ることでしょうね。お近くの方は是非観に行って頂ければ幸いです。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索