〝ねずみの三銃士″第3回企画公演『万獣こわい』@PARCO劇場。
2014年4月5日 演劇生瀬勝久さん・池田成志さん・古田新太さんが出演されて、脚本をクドカンが、
演出を河原雅彦さんが担当される〝ねずみの三銃士″の第3回目の公演である
『万獣こわい』を観に行きました。第1回目の『鈍獣』を観てるんだけど、
お三人さんの安定感のある演技と独特な間合いの笑いがホントに面白かったので
期待をしながらの観劇となりました。
客席には岡本健一さんや元ヤクルトの古田さん、第2回目公演の『印獣』に客演
された三田佳子さんなどがいらしていました。最初の方で『印獣』の時の三田
さんの映像が流れるシーンがあって、ご本人はどんな思いで観ていらしていた
のかがちょっと気になりましたけど。
とある1軒の喫茶店内で落語の『饅頭こわい』をモチーフにしつつ、どこぞで
聞いたことのあるような監禁事件や、その事件の法廷シーンなどを盛り込みなが
展開していく物語で、支配される側だった人間がいつしか支配する側に変わって
いく恐ろしさみたいなものを笑いを交えて良く描かれていて面白かったです。
まあ観終わった後に爽快感は全くなくて後味が悪~い感じが何とも言えなかった
んですけども…まあそれが〝ねずみの三銃士″の醍醐味なんでしょうけどね。
クドカン作品にはちょいちょいチェのネタが盛り込まれているんだけど今回は
「高杢」というセリフが出てきてニヤっとしてしまいました。若い人がいきなり
「高杢」って言われても誰か分かんないと思うけどな~。
あとモノマネをするというシーンで客演の小池栄子さんに長州さんのモノマネを
させてたのはツボったわあ。旦那さんがプロレスラーっていうバックボーンが
あるから余計に面白かったです。
更に生瀬さんの佐村河内氏には撃沈しました。やっぱり扱いたい題材だよなあ。
セリフなのかアドリブなのか分かりませんが「私より小保方さんに注目してあげ
て下さい」みたいなことを言っていて大爆笑でした。
長丁場ということもあってアドリブとか自由に出来る場面があるみたいで、意味
の分からないタイミングで原監督のグータッチみたいなのを無言でやってたり、
出演者3人で同じセリフを早口で言う場面で噛んだり、言うのを途中から諦めた
りと変な空気が流れて笑いを誘ったりとトラップが沢山仕掛けられていて緊張感
があって楽しかったですよ。
客演の小松和重さんは何度か観させて頂いてますがホントに芸達者な方でお三人
さんとは互角に渡り合っていらしたし小池さんも堂々たるもので、その中で若手
の夏帆さんの頑張りは素晴らしかったです。2面性のある役をある意味、わざ
とらしくみせる感じが良かったのよね。ダーティなイメージが全くない女優さん
だから余計に光って見えました。ホントにキャスティングの妙ですな。
苦~い結末を受けて、カーテンコールでの古田さんの不敵な笑みに魅了されて
会場を後にしました。アキバに移動して一緒に観劇した信者仲魔のちゅんさんと
雰囲気良さ気なお店で打上げました。芝居の昼公演を観て、終演後に飲むって
贅沢な時間ですなあ。イイ感じに酔って帰宅。
この後『万獣こわい』は主要都市を周るので、好き嫌いがはっきりする内容では
ありますが怖いもの見たさで是非観て頂きたいと思いました。
演出を河原雅彦さんが担当される〝ねずみの三銃士″の第3回目の公演である
『万獣こわい』を観に行きました。第1回目の『鈍獣』を観てるんだけど、
お三人さんの安定感のある演技と独特な間合いの笑いがホントに面白かったので
期待をしながらの観劇となりました。
客席には岡本健一さんや元ヤクルトの古田さん、第2回目公演の『印獣』に客演
された三田佳子さんなどがいらしていました。最初の方で『印獣』の時の三田
さんの映像が流れるシーンがあって、ご本人はどんな思いで観ていらしていた
のかがちょっと気になりましたけど。
とある1軒の喫茶店内で落語の『饅頭こわい』をモチーフにしつつ、どこぞで
聞いたことのあるような監禁事件や、その事件の法廷シーンなどを盛り込みなが
展開していく物語で、支配される側だった人間がいつしか支配する側に変わって
いく恐ろしさみたいなものを笑いを交えて良く描かれていて面白かったです。
まあ観終わった後に爽快感は全くなくて後味が悪~い感じが何とも言えなかった
んですけども…まあそれが〝ねずみの三銃士″の醍醐味なんでしょうけどね。
クドカン作品にはちょいちょいチェのネタが盛り込まれているんだけど今回は
「高杢」というセリフが出てきてニヤっとしてしまいました。若い人がいきなり
「高杢」って言われても誰か分かんないと思うけどな~。
あとモノマネをするというシーンで客演の小池栄子さんに長州さんのモノマネを
させてたのはツボったわあ。旦那さんがプロレスラーっていうバックボーンが
あるから余計に面白かったです。
更に生瀬さんの佐村河内氏には撃沈しました。やっぱり扱いたい題材だよなあ。
セリフなのかアドリブなのか分かりませんが「私より小保方さんに注目してあげ
て下さい」みたいなことを言っていて大爆笑でした。
長丁場ということもあってアドリブとか自由に出来る場面があるみたいで、意味
の分からないタイミングで原監督のグータッチみたいなのを無言でやってたり、
出演者3人で同じセリフを早口で言う場面で噛んだり、言うのを途中から諦めた
りと変な空気が流れて笑いを誘ったりとトラップが沢山仕掛けられていて緊張感
があって楽しかったですよ。
客演の小松和重さんは何度か観させて頂いてますがホントに芸達者な方でお三人
さんとは互角に渡り合っていらしたし小池さんも堂々たるもので、その中で若手
の夏帆さんの頑張りは素晴らしかったです。2面性のある役をある意味、わざ
とらしくみせる感じが良かったのよね。ダーティなイメージが全くない女優さん
だから余計に光って見えました。ホントにキャスティングの妙ですな。
苦~い結末を受けて、カーテンコールでの古田さんの不敵な笑みに魅了されて
会場を後にしました。アキバに移動して一緒に観劇した信者仲魔のちゅんさんと
雰囲気良さ気なお店で打上げました。芝居の昼公演を観て、終演後に飲むって
贅沢な時間ですなあ。イイ感じに酔って帰宅。
この後『万獣こわい』は主要都市を周るので、好き嫌いがはっきりする内容では
ありますが怖いもの見たさで是非観て頂きたいと思いました。
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