閣下のライフワークでもある邦楽維新シリーズを観に横浜に
行って来ました。プロデューサーの尺八奏者・三橋貴風先生
絡みでみなとみらいホールでは何回か公演を行っているので
慣れた道のりでございました。いつ来ても若干緊張してしまう
格式の高さを感じられるいいホールなのです。
今回は谷崎潤一郎の『白日夢』と『柳湯の事件』を閣下が
朗読するのにBGMとして尺八や筝、薩摩琵琶にパーカッショ
ンに黒船バンドが演奏をして、更にそこにフラメンコダンサーが加わるという
全く想像もつかない状況で緊張感がある中で開演となりました。
谷崎作品は以前にも『春琴抄』を扱ったことがあったんだけど、今回の作品は
変態要素が満載で何度も「はっ?」と思うことがあってストーリーに着いていけ
なくなる場面が多々ありました。学校の授業で名前は知ってるけど作品を読んだ
りしたしたことがないから振り幅の大きさに愕然としました。でも朗読の合間に
入る閣下の歌唱シーンでの選曲が面白かったので楽しめちゃいましたけどね。
『白日夢』の中で歯科医院での場面が出てくるんだけど、閣下の♪In Bondogeの
歌唱は久々に聴けて嬉しかったな。『柳湯の事件』の中で刑務所で面会する場面
で♪私祈ってますとか♪さそり座の女とかムード歌謡を聴けたのもニヤっとしまし
たね。アレンジに♪鬼のフレーズが使われていてヘドバンする客に閣下が反応
して一緒にヘドバンしてた姿も可愛かったし信者冥利に尽きましたが一般のお客
さんにはどう映っていたんでしょうね!?
でも前の列の60代位の御夫婦の旦那さんが「デ~モ~ン!」と叫んでいたので心意
気は伝わったのかも!?全くリズム感がない手拍子にイラっとしたけど閣下の素晴
らしさを実感して頂けたのなら結果オーライってことで。
休憩時間を入れて3時間弱の公演は無事に終演。楽しくてクタクタだったんで
寄り道せずに首都高をぶっ飛ばして帰宅。
谷崎を改めて調べたら相当に灰汁の強い作家だったってことに愕然とする。今の
世の中だったら受け入られる趣向を受け入れられない時代に作品として発表して
現代で作品を読まれているってゴイスじゃない!?
またしても閣下に新しい世界を教えてもらえた。これがある限り着いていく
しかないよね。次のシリーズも楽しみにしています。
行って来ました。プロデューサーの尺八奏者・三橋貴風先生
絡みでみなとみらいホールでは何回か公演を行っているので
慣れた道のりでございました。いつ来ても若干緊張してしまう
格式の高さを感じられるいいホールなのです。
今回は谷崎潤一郎の『白日夢』と『柳湯の事件』を閣下が
朗読するのにBGMとして尺八や筝、薩摩琵琶にパーカッショ
ンに黒船バンドが演奏をして、更にそこにフラメンコダンサーが加わるという
全く想像もつかない状況で緊張感がある中で開演となりました。
谷崎作品は以前にも『春琴抄』を扱ったことがあったんだけど、今回の作品は
変態要素が満載で何度も「はっ?」と思うことがあってストーリーに着いていけ
なくなる場面が多々ありました。学校の授業で名前は知ってるけど作品を読んだ
りしたしたことがないから振り幅の大きさに愕然としました。でも朗読の合間に
入る閣下の歌唱シーンでの選曲が面白かったので楽しめちゃいましたけどね。
『白日夢』の中で歯科医院での場面が出てくるんだけど、閣下の♪In Bondogeの
歌唱は久々に聴けて嬉しかったな。『柳湯の事件』の中で刑務所で面会する場面
で♪私祈ってますとか♪さそり座の女とかムード歌謡を聴けたのもニヤっとしまし
たね。アレンジに♪鬼のフレーズが使われていてヘドバンする客に閣下が反応
して一緒にヘドバンしてた姿も可愛かったし信者冥利に尽きましたが一般のお客
さんにはどう映っていたんでしょうね!?
でも前の列の60代位の御夫婦の旦那さんが「デ~モ~ン!」と叫んでいたので心意
気は伝わったのかも!?全くリズム感がない手拍子にイラっとしたけど閣下の素晴
らしさを実感して頂けたのなら結果オーライってことで。
休憩時間を入れて3時間弱の公演は無事に終演。楽しくてクタクタだったんで
寄り道せずに首都高をぶっ飛ばして帰宅。
谷崎を改めて調べたら相当に灰汁の強い作家だったってことに愕然とする。今の
世の中だったら受け入られる趣向を受け入れられない時代に作品として発表して
現代で作品を読まれているってゴイスじゃない!?
またしても閣下に新しい世界を教えてもらえた。これがある限り着いていく
しかないよね。次のシリーズも楽しみにしています。
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